女神、微笑む

カンプ・ノウ

messi

メッシ

メッシ②

チャンピオンズリーグ・ベスト・オブ・16セカンドレグ、バルセロナVS ACミラン@カンプ・ノウ。

『神』メッシの覚醒と一つの運がバルセロナをネクストラウンドへ導きました。

サンシーロで成す術なく0-2で敗れたバルセロナ。チャンピオンズリーグ史上、ファーストレグを0-2で敗れセカンドレグをホームで迎えるケースが過去17度あったそうですが、0勝17敗と全て敗れていたそうです。データからも、現実的にもかなりタフなミッションを遂行しなければなりません。

まずは早い時間帯での得点と90分間無失点でゲームを終えるタスク。

まずは開始5分。

メッシがシャビとエリア中央手前でワン・ツーで突破し(メッシはエリアで4人位に囲まれていたと思いますが・・・)素早い振り抜きでゴール左上に鮮やかにネットを揺らし先制に成功しました。ここ数試合はエリアに入る前に引っ掛かっていたメッシですが、ダイレクトプレイでディフェンスを掻い潜りエリア内に侵入し、ブロックされる前にシュートを決めきりました。

俄かに活気づくバルセロナ。キックオフから丁寧にボールを回し、右サイドではアウヴェスがかなり高い位置を取って、早い段階でクロスを供給していました。中央にビジャが入りミランディフェンスを引き付け、メッシは自由に右ではアウヴェスと絡み、中央でシャビやイニエスタとパス交換を行っていました。

あと2点(無失点が前提ですが・・・)。

ペドロがダイアゴナルでエリア内に入ってきたり(アバーテに倒されましたが・・・)、イニエスタのミドルがバー叩いたりして2点目の雰囲気が徐々に漂いはじめましたが、決めきれず一息付いたところ、一つの綻びからミランが最初で最後となったビッグチャンスを迎えます。

ミラン陣エリア内からのクリア(確かモントリーボが大きく蹴り出したと思いますが)をセンターサークルを越えたあたりでマスチェラーノがヘッドでの処理を誤り、裏に18歳のニアンが抜け出し単騎ドリブルで、ヴァルデスと一対一になりました。やや右に持ち出してドリブルしシュートを放ちますが、ポスト左を叩いてゴールとはなりませんでした。

決まっていれば終わっていたバルセロナ・・・。

その3分後の40分。

バルサに待望の追加点がメッシによって齎されました。中盤でボールを奪ったイニエスタが右アウトでメッシにパスを出し、メッシはいつものように左へドリブルしメクセスの股を抜いてゴール右に決めました。『クラシコ』でもラモスの股を抜いて決めましたが、貴重なトータルで追い付く2点目を、見事得意の形で決めたメッシ。135分を終えてアグリゲートスコア2-2。そしてラスト45分です。

ふう~。

後半もメンバーチェンジはなくバルセロナがボールを持って始まりました。そして、美しい瞬間がまたも5分に訪れました。

55分。

エリア手前右でシャビがボールを持って、更に右に居たビジャに絶妙なスルーパスが通り(スライディングしたコンスタンは届かず・・・)フリーで裏に抜けたビジャは秀逸過ぎるトラップで前を向き、アッビアーティの位置を冷静に確認し、左足で美しく巻いたシュートをゴール左に決めきりました。

2年前のユナイテッドとのファイナルで決めた3点目にも勝るとも劣らない美しいゴール。センターフォワードらしい完璧な1発でした。

アグリゲートスコア3-2。これで延長戦はなくなりました。まだ40分も時間が残されています。守備に不安を抱えるバルセロナはもう1点を取らなければ安心出来ません。

1点取ればまだ分からないミランはムンタリとロビーニョを入れて活性化を図り、3人目はここカンプ・ノウで育ったボージャンを投入。そのボージャンがチャンスを一度(左サイドをピケを抜いてクロスを入れました)演出しましたが、中央に居たロビーニョのシュートをアルバが体でブロックし何とか凌ぎ切りました。

そして、アディショナルタイム。

ボージャンがミスしたボールを中央でメッシが奪い、ゆっくりボールをキープし前へうががい、右サイドを猛然と駆け上がったアレクシス・サンチェスに出して、そのサンチェスはダイレクトで逆サイドのキーパーが届かない絶妙なところへ放りこみ、左サイドをこちらも自陣から駆け上がってきたアルバが受けて冷静にアッビアーティの逆を取って右サイドに流し込み、試合の幕を引きました。
4-0(トータルスコアは4-2)で美しく勝利したバルセロナ。

正直、守備はまだ危ういですが絶好調時のような、失ったボールをすぐに囲み再度マイボールにする攻撃的守備は見せていました。

中央に居座ったビジャが効いていて、メッシのドリブルするスペースを作り、アウヴェスが上がりっぱなしで右サイドを攻略。ダイレクトパスやドリブル突破、エリア内の人数が豊富でゴールする、ゴール出来る雰囲気に溢れていたカンプ・ノウ。戦術的修正とメッシ以外のゴールも生まれ、少しは良い方向へ進んで行きそうです。

ウェンブリーへの航海がまだ続くことに歓喜した極東の朝。本当に幸せな朝となりました。

 

シャビ

間に合って良かった。

ビジャへのスルーパスは今シーズン最高のひとつでした。

 

イニエスタ

この試合でもウマ過ぎるプレイで輝いたイニエスタ。

ゴールこそなりませんでしたが、ミドルも放ち、『セカンドレグはまた別のものだ』をチーム全体で有言実行しました。

 

メッシ

メッシ

イタリア勢に対して、流れからの初ゴール(それも2つ)を決めたメッシ。

まだ少し遅い!って思うシーンもありますが、兎に角試合を振り出し戻し、そしてゲームを支配していました。

ネクストラウンドももっとお願いします。

 

ビジャ

ビジャ①

ビジャ②

ビジャ③

最高の1発でした。

ザ・リアル・ストライカー。おめでとう、そして貴方が居て良かったです。

 

アルバ

前半は右サイドの攻めが多く攻撃での見せ場はありませんでしたが、最後に美味しいところをキッチリ決めきったジョルディ・アルバ。

EUROでもカウンターを成就させましたが、速いです。

 

ピケ

もう少し頑張らないと・・・。

ネクストラウンドがマドリーだとまたやられるかもしれません。

 

メッシ

こんなメッシめったに観れませんね。

!Enhorabuena!

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