炸裂したゲルマン魂

プレイヤー達

チャンピオンズリーグ・クォーターファイナル・セカンドレグ、ドルトムントVSマラガ@ジグナル・イドゥナ・パルク(スタディオン・ドルトムント)。

ファーストレグで逃し続けた決定機のツケを支払うところでしたが、ドラマはアディショナル・タイムに待っていました。

失点は避けなければならないホームのドルトムントでしたが、25分。カウンターからホアキンにキツい一発を見舞われます。痛過ぎるアウェイゴール。肝心の攻撃は縦への楔、ワンタッチで前へ、いつものゴキゲンさは見る影を潜めます。引いて守られる相手を苦手とするドルトムント。しかし、前半終了間際にゴールデントライアングルが魅せました。

40分。右サイドで奪ったボールをゲッツェから中央に居たロイスへ渡し、ロイスは絶妙なヒールでダイレクトへ前へ。スペースに走り込んだエース、レヴァンドフスキが絶妙なタッチで浮かしてキーパーを躱してゴール左隅に蹴り込み1ー1としました。

ポジティブに同点で前半を終えたドルトムント。しかし、あと1点が必要です。

後半は前半よりも前へ進めたドルトムント。しかし、ロイスとゲッツェに1度ずつ決定機が訪れましたがネットを揺らすことが出来ません。

そして、82分。カウンターからエリゼウにゴールに流し込まれ(オフサイドでしたが)万事休す・・・かと思われましたが、奇跡はアディショナルタイムに待っていました。

中盤でのダイレクトプレイを棄て、途中出場のシャヒンやフンメルスがダイレクトにエリア内に放り込むパワープレイ。センターバックのサンタナを上げっぱなしにして高さを活かし、溢れたところを狙うクロップの最後の指示が見事に結実しました。

91分。フンメルスの放り込みから、右の裏に抜けてきたスポピッチが中央へ折り返し、中央の混戦の中を最後はロイスが押し込み2-2、93分には左スルーインからレヴァンドフスキが中央へ放り込み(これもオフサイドでした)、ヘッドで競り勝ちエリア左で受けたロイスが中央へ速いクロスを入れて、最後はこれも混戦をゴールへ捩じ込み激戦の幕を引きました。

マラガは2点目を決めて油断したのでしょうか?最後は足が止まり、エリア内でボールウォッチャーとなってしまいました。

美しいゴールではありませんでしたが、泥臭く、粘り強く諦めなかったドルトムントにネクストラウンドへのチケットが手渡され、マラガの素晴らしい“処女航海”が@ドルトムントで終わることとなりました。

昨シーズンのプレミアリーグ最終節のマンチェスターシティと同じくアディショナルタイムでの奇跡。凄い試合でした。

楽しかった〜。

 

ホアキン

ホアキン2

スポティッチの股を抜くメッシのようなシュートで先制点を叩きだしたホアキン。

右サイドを主戦場に往年のように輝きました。

 

レヴァンドフスキー

レヴァンドフスキー②

秀逸なタッチでキーパーを躱すレヴァンドフスキ。

貴重な同点ゴールでチームを落ち着かせ、後半へ。

 

ゲッツエ

今日も決定機を逃しネットを揺らすことが出来なかった若きドイツ代表。

更に上のステージではより致命的です。何かのハズみでゴール出来れば変わるかもしれませんが・・・。

 

エリゼウ

ドルトムントの息を止める一発となったハズが、ドラマを演出するワンシーンに成り下がってしまいました。

 

サンタナ

アディショナルタイム、まずはロイスがゴールへ流し込んで追い付き、最後はサンタナがゴールを割ってゲルマン魂を体現しました。追い付いてからは逆転しそうな雰囲気でしたが、まさかね・・・。

 

クロップ

名将へのステップを登るユルゲン・クロップ。

ヌリ・シャヒンを投入し中盤の底でボールを落ち着かせ、フンメルスを入れてサンタナを前へ残すプランBでネットを抉じ開けましたが、敗退でもおかしくなかったです。

ここまで無敗のドルトムント。セミファイナルでは世界が賞賛するショートカウンターに期待したいものです。

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