LAMY studio物語

Lamy ステュディオ

『綺麗な字だね』

『そうかしら?』と少し間をおいて彼女はクールに言った。 本当は少し癖のある特徴的な文字を書く。5ヶ国語を自在に操り、国際的な資格を持ってタフなネゴシエーションを熟す僕のエージェント。面倒なオーダーを涼しい顔で的確にまとめ文字にしていた。

プロフェッショナルなのだ。

『そのペンもとても素敵だ』

『ありがとう』と今度は目を三日月にして言ってくれた。凄くチャーミングだ。

『父から譲り受けたものなの。ドイツ製よ』

やや大振りのシンプルで傷ひとつないステンレスの躯体が、手入れの行き届いた滲みひとつない色白の細くて長い指にとてもよく似合っていた。

『クリップのフォルムが特徴的でしょ。そしてとても書きやすいの。文字を書くことなんか随分減ったけれど』と言って暫く愛しそうにペンを眺めていた。

『貴方くらいよ、色々書いて欲しいってオーダーを出すのは』

『君の書く文字が好きなんだ。揺るぎない決意みたいなものが感じられ、僕を奮い立たせる』

彼女はそれには応えようとはせず、仕事の続きをしようとしていた。静かに躯体を回してペン先を仕舞い、新しい契約内容の要点を記した紙を僕に向けた。傍らに静かに佇むその美しいペンが、早くしろと言っているように見えた。

オーケー、くだらない仕事はさっさと終わらせよう。たとえどのような内容であれ、新天地へ行くのに変わりはないのだ。リタイアは出来ない。まだ一度も、彼女をディナーに誘ってさえいないのだから。

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躍動したカンテラーノ

チアゴ&テージョ

リーガ・エスパニョーラ第31節、サラゴサVSバルセロナ@ラ・ロマレダ。

ドアマットチームが相手でしたが、カンテラーノ達が見事に結果を出しました。

チャンピオンズリーグ・セミファイナルに備え、怪我のメッシは勿論のこと、イニエスタやペドロ、ビジャやブスケツ、ピケ、アルバがお休みのリーガ、けっこう苦戦するかな?と思ってましたが、20分にチアゴがゴールを割って落ち着きました。さらに前半終了間際、テージョがキーパーの逆を取って2ー0とし勝負を決めて覇権奪還は8合目まで来た感じでしょうか。

後半開始早々にサンチェスがバーを叩いて3点目を貪欲に目指し、53分、テージョがこの日2点目を決めて勝ち点3を確実なものとしました。

テージョ、良いです。ヨーロッパのトップクラスになれる逸材だと思います。ロナウドまで到達できるかは分かりませんが、リアルレフトウイング。好きです。

経験を積んで、ストロングポイントを磨きピッチに立ち続ければ来シーズンは開幕スタメンを狙えるのではないでしょうかね。

 

テージョ

得意のパターンで2得点。1991年生まれの22歳。

イイね。