ラージョは賞讃に値したが

ヴァルデス

ヴァルデスも褒めるべきだろう!?

2013ー2014・リーガ・エスパニョーラ第5節、ラージョ・バジェカーノVSバルセロナ@バジェカス

ポゼッションを棄てたバルサ。敢えてかどうかは素人には分からない。ホームのラージョは、スタジアムの特性も活かし躍動した。

この試合、317試合ぶりにポゼッション率が相手を下回った(49%)バルサ。

ラージョは果敢に前からプレスを掛けてボールを奪い、奪ったボールは時にはカウンターを、時には丁寧に繋ぎ、バルサを苦しめた。

ペドロのダイレクトシュートで先制された後のペナルティを決めていればゲームはもっと盛り上がっただろう。

バルサは自陣で何とか凌ぐのがやっとだった。そこから繋いで前へいくことは叶わず、ペップが仕上げた華麗なまでのトライアングルはとうとう観られず、大きく蹴り出すシーンが頻繁に映し出された。

『ティキ・タカの奴隷だった』と先日コメントしたのは、この世に生まれた瞬間からバルサのクレのセントラルだったが、少なくともこの試合は『ティキ・タカ』から解放されていた。

世界の頂点に立って5年。

世界はバルサを目指し、バルサ打倒を掲げ対策を講じてきた。ミュンヘンで無惨に散った昨シーズンからの立て直しが急務だが、まずは無意味に繋ぐ、安全に繋ぐことを放棄するのかもしれない。

縦へ速く。

ネイマールという弾丸を手にし、よりその意識を持つのかもしれない。開幕から好調なバルサの4番は、縦への飛び出しとタメが抜群に上手い。パスも1級品だ。マルティネスの掲げる『ニューバルサ』に恐ろしくマッチしているのだろう。試合を決める4点目も決めた。

メッシとネイマールもショートカウンターは母国では十八番だ。優秀なアタッカーもいる。ドルトムントのような、マドリーのカウンターとバルサのプレスを融合させたスタイルでヨーロッパをアッと言わせた例もある。

リベリーとロッベンの両翼を抱えるペップもバルサのようなトライアングルではなく、どちらかというとオランダ的ウインガー『4ー3ー3』で新しいモダン・フットボールを構築していくのだろう。

フットボールの最前線は、新しいパラダイムを生み出そうとしている変革期なのかもしれない。

そして、バルサの変化はこのゲームだけだろうか?

シャビとイニエスタはどう思っているだろう?

クライフはきっと噛み付くだろう。それが老害というものだ。

エレガントかつ史上最強だった時代を振り払うことは出来るのだろうか?アルゼンチンから来た指揮官と共に、バルサはまた黄金期を築けるだろうか?

懐疑的なカタルーニャの人達のように、僕もまた懐疑的だ。

バルサは美しく繋いでネットを揺らす。

それがハンドボールのように退屈であろうと批判されても。これだけは忘れないでもらいたいと、極東の片隅から祈らずにはいられない日曜の未明だった。

 

ペドロ

メッシからのアシストを受けた1点目。

 

ペドロ

ペドロ

セスクの左からのグラウンダーのクロスを合わせた2点目。

 

ペドロ

ネイマールの優しいラスト・パスをゴールへパスしハットトリック完成。

前線の3枚は速くて上手い。

暫くはショートカウンターが多くなるのかな?

 

セスク

アシストと得点で絶好調!!っていうか、今のシステムにハマり過ぎだ。

『ドン・アンドレスよりファブレガスか?』って。

もちろんどちらも必要だ。

 

ヴァルデス

今日はこのオコト。

今シーズン限りでフリーでカタルーニャを去るのは惜し過ぎるが、自らの不断の努力で己の価値を上げまくり。

もういい加減、度し難いミスを忘れてあげようかな。

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