観ました。
正直な感想は、『う〜〜ん・・・』。
悪くはないのですが、全体に希薄です。二郎と菜緒子のエピソードしかり、二郎の戦闘機に対する思いしかり。二郎に感情移入しづらく、共感が得られないのです。
結核を患っている菜穂子と二郎が結婚するシーンはとても『じ〜〜ん』と来ましたが、ラストは『ぽか〜〜ん』としてしまいます。
『夢』で始まり『夢』で終わる。
『生きて』って言葉も良く分からなかった(泣)。二郎、悲観に暮れるシーンなんてなかったし、唐突過ぎます。
潮時ですかね。
押井監督の感想をネットで見ましたが、押井さんの相棒が喝破した『老人の睦言』が、まさに言い得て妙。この作品に共感出来るのかなり年配の方だけだろうと思います。
コレが宮崎監督最後の作品?残念でなりません。
最後に、庵野カントクの声優ぶりは全然オッケーでしたよ(笑)。カントク、「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の制作もよろしくお願いしますよ〜。
恋愛映画にもなっていなかったですね。
残念。
ユーミンの名曲はバッチリでしたね。