カウンター一閃

ドルトムント

ドルトムント

2013ー2014・チャンピオンズルーグ・グループF・グループステージ第2節、ドルトムントVSマルセイユ@ジグナル・イドゥナ・パルク。

今シーズン一の美しいカウンターでした。

完璧。

19分。自陣からシャヒンがセンターサークル手前で左サイドを駆け上がっていたロイスにボールを出して、ロイスがドリブルしながらタメを作ってエリア手前で右サイドを猛然と駆け上がってきた(中央にはシャヒンが走り込んできていた)ムヒタリャンにパスを出し、エリア内でムヒタリャンが出したクロスが右サイドを駆け上がってきていたドゥルムへ渡り、ドゥルムは冷静にディフェンダーの股間を抜くパスを最後に上がってきたレヴァンドフスキに通してネットを揺らした。

マルセイユのセットプレイを防いでの逆襲。

中央にはオーバメヤンも居たし、ゴキゲン過ぎます。

マルセイユは最終ラインに3人居ましたが、最終的にエリア内に6人も居たドルトムント。一番最後に右サイドを駆け上がってきたレヴァンドフスキのフィニッシュ。

初戦を落としていたドルトムントですが、このゴールで落ち着きましたかね。マルセイユのデキも酷かったですが、それ以上のカウンターでした。

世界一のカウンターはもうマドリーではなくドルトムントです。スイッチの入り方がハンパなく、全盛期のバルサのような通称『ゲーゲン・プレッシング』も破壊力抜群です。バルサのプレスとマドリーのカウンターを取り入れたユルゲン・クロップ。今シーズンもゴキゲンです。

ゲームは後半早々の52分にラッキーなロイスのフリーキックがゴールに吸い込まれ、80分にペナルティを得て難なく勝利。

次節の対アーセナル@エミレーツ戦がこのグループ最大の山場となります。アーセナルは繋いで攻めるはずなので、強力なカウンターが猛威を振るうことを切に願います。

 

ドルトムント

首位アーセナルを薙ぎ倒して欲しいものですね。

辛勝

セスク

セスク

2013-2014・チャンピオンズリーグ・グループH・グループステージ第2節、セルティックVSバルセロナ@セルティック・パーク。

美しいトライアングルはどうして損なわれてしまったのだろう。

シャビはパスミスを繰り返し、右サイドでアウヴェスとペドロが孤立する。メッシが居ないと機能しないバルセロナ。

意識したワンタッチパスは良かったと思うが、繋げど繋げどフィニッシュには届かない。

イニエスタとネイマールは果敢にドリブルで仕掛けたが、自陣に引き蘢ったセルティックを脅かすシーンは前半は皆無だった。横パスでラインを広げようと何度も何度も試みたが、最早ヨーロッパでは折り込み済みなのだ。

効果的な攻めには至らなかった。

何本か縦パスも入ってはいたが、連動性に欠けた。

“システム・メッシ”からの脱却は遥か彼方。

後半も前半と同じ。

セルティックの方が2つゴールを脅かせた。

ネットを揺らすことは叶わないかなと思い始めた矢先、今シーズン何度か見せているカウンターからセスクがヘッドでゴールを割った。自陣でファウルを得て、そこから中央へ走り出していたネイマールへロングフィードが通り、ネイマールがキープしている間に右サイドを駆け上がってきた途中出場のサンチェスへスルーパスを通し、逆サイドに遅れて上がってきたセスクがサンチェスのクロスを苦しい体勢ながら何とかゴール右へボールを押し込んだ。

一人少なくなった相手にアップ・アップながら何とか勝ち点3を手に入れた。試合を決めるシーンはネイマールにもサンチェスにもあったが、辛くも1ー0での勝利で終わった。

何が足りないのか?

エリア内でのコレクティブな連動性ってとこだろうか。何にせよ、貴重なアウェイでの勝ち点3はものにしたが、このままではリスボンへは辿り着けないだろう。

メッシ頼みからの脱却は可能だろうか?

難しいと言わざるをえないグラスゴーの夜となった。