あぁぁぁ〜、エジル

エジル

2013-2014・チャンピオンズリーグ・ベスト16・ファーストレグ、アーセナルVSバイエルン・ミュンヘン@エミレーツ(アーセナル・スタジアム)。

素晴らしい立ち上がりだった。

前への推進力、インテンシティに溢れていた。

王者相手に真っ向勝負。故に8分のエジルのペナルティ失敗は痛過ぎた。『僕に対するテスト』と最近の不調に対して答えていた『天才』がこの試合で答えをだそうとしたゲーム序盤。エリア内で秀逸な切り返しからボアテングを翻弄し得たビッグチャンス。自ら得たペナルティを自ら蹴ったが、ドイツ代表守護神にあっさり止められてしまった。

それ以降、徐々にプレゼンスを失った『天才』。ゲーム自体もミュンヘンに支配されていく。

挙げ句の果てには、ロッベンの飛び出しをシュチェスニーが引っ掛けてしまい1発レッド。アラバが蹴ったペナルティは左ポストに当たってゴールとはならなかったが、ボールを持つことにかけては右に出る者がいないバルサの『賢人』に率いられたミュンヘン帝国が相手。10人ではミッション・インポッシブルとなった。

後半耐え凌げばアリアンツでチャンスもあっただろうが、素晴らしく容赦ないパス・フットボールを披露したミュンヘンに為す術なく、54分にクロースのダイレクト・ゴラッソを浴びて決壊。それでも1失点で耐え凌いでいたのだが、終了間際に途中出場の曲者トーマス・ミュラーにヘッドを捩じ込まれ昨シーズン同様、痛いアウェイ・ゴール(今シーズンは2発)を献上しエミレーツでの前半を終えた。

後半、全く消えてしまったエジル。

一人少ない状況で、守備にプライオリティを置く展開では如何ともし難いだろうが、世界が魅せられたそのスキル、イマジネーションの復活はまだ時間がかかるのだろう。

 

ヴェンゲル

『今日はすべてが我々にとって良くない方へ行った。動き出す前に、3点リードするべきだった。大きなミスをしてしまった。ただ、メンタルは素晴らしかったよ』

ペナルティを失敗したエジルに対しては、『良いプレーを見せようとしていただけに、PK失敗は彼のパフォーマンスに大きな影響を与えてしまったと思う。5分から10分が経過しても、彼はまだ首を横に振っていた』とプロフェッサー・ヴェンゲルは試合後に語ったが、素晴らしいキックオフ直後だっただけに、90分間11人対11人のゲームを見たかったと思う。

 

クロース

素晴らしい1発を披露したトニ・クロース。

この試合、モイーズが視察に訪れていたらしいが(迷惑な)アピールとなったかもしれない(笑)。

 

グアルディオラ

『いいプレーをするにはボールが必要だ。ボールを支配できなければうまく戦えなくなる。最初の15分間がまさにそうだった。あまりにも簡単にボールを失ってしまったが、アーセナルのような強豪相手にそれは許されない。エジルがPKを失敗してからは、ボールを支配して試合をコントロールできるようになった。うちのほうが一人多くなって、アーセナルは当然ながら苦しくなった。我々は辛抱強くプレーし、その後はいい戦いを見せた』

『今夜は、ポゼッションが勝負を決めることがまたしても証明された。我々は最初の10分間、もっとハードに戦うべきだった。これは気迫の問題であり、ボールへの執念を見せなければならない。うちはフィジカル面でカウンターに強いチームではないので、常にボールを持っていることが必要になる。とにかくその点が重要だ』と語った『賢人』グアルディオラ。

10人相手に容赦ないパス・フットボールでネクストラウンド進出へ1歩前進したロンドンの夜となった。

マン・シティに対するバルサもそうだったが、一人少ないと、いつまでもボールを持つことが出来るんだろうなぁ〜。

容赦なし。

 

エジルサポーター

頑張れエジル!!

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