という痛烈なアイロニー。
2013-2014・プレミアリーグ第30節、マンチェスター・ユナイテッドVSリヴァプール@オールド・トラッフォード。
ヤング・レッズが躍動!!・・・っていうか、モイーズは度し難い。
“ナショナル・ダービー”でその天才ぶり如何なく発揮した。
前半から押し込まれ、ラファエルのハンドでペナルティを献上。ジェラードにコレを難なく決められてリードを許す。
まぁ〜いいだろう、こういう事もある。
後半開始1分にはフィル・ジョーンズが後ろからアレンを押し倒し本日2本目のペナルティを献上し、あっけなく2点のビハインド。
・・・。
百歩譲って、これも仕方ない。
そして、ここからだ。
解説のイッペイさんもおしゃっていたが、3点取りに行って欲しいのだが、置物のように全く動かないモイーズ。ファン・ペルシーは機能せず、右サイドのヤヌザイはドリブルを仕掛けてはロストを繰り返し、アフロはポジショニングが悪過ぎてパスが上手く回らない状況で、ピッチサイド虚しい指示を出すのみだった。
選手交代が出来る時間が決められているとでも思っているのだろうか。
ヤヌザイに代えてカガワくん、ファン・ペルシーに代えてウェルベックだろうが!!。『シンジは今より多くの出場機会を得るだろう』ってなんだったんだ、ったく。
70分を過ぎてようやくヤヌザイに代えてウェルベック、アフロに代えてクレバリーをピッチに入れた。
クレバリー?。どんだけクレバリーが好きなんだ。開いた口が塞がらない。
この何がイイか全く理解出来ない中盤に何を期待していいるのだろう。そして、投入した途端にヴィデッチがこの日3本目のペナルティを献上(コレはスタリッジのダイヴだったけれど)し2枚目のイエローカードで退場となった。
このペナルティはジェラードが失敗したけれど、結局ファーディナンドを投入する羽目になって攻める機会はとうとう訪れなかった。
ゲームは84分にスアレスにネットを揺らされ0-3で終了した。ブレンダン・ロジャースによって進化しているリヴァプールに全く歯が立たなかったモイ・ユナイテッド。
『監督の仕事はいつだって厳しいものだった。考えていたよりも厳しいかって? そうだ。その通りだと言えるだろう』
真性のアホだ。
『みんなが失望している。結果を残せなかったことに、ユナイテッドのサポーター全員が失望しているんだ。失点もそうだが、失点に至った過程にも失望している。ペナルティについては、正しい判定とそうでない判定があった。十分な良いプレーはできていなかったが、ゴールを許すような内容ではなかった』
『後半は良いスタートを切って流れを取り戻せると思ったが、再びペナルティを与えてしまった。すべてがうまくいかなかった。0-2となってからは良いプレーもあって、いくつかのチャンスをつくり、試合を取り戻そうとしたが、十分ではなかった』
良いプレイ???。
『ファンは素晴らしかった。彼らのチームへのサポートは称賛されるものだったよ。もし水曜日に行われる試合でも同様のサポートをしてくれれば、我々がチャンピオンズリーグで勝ち上がるチャンスはあるだろう』
『選手たちも水曜日の試合が何を意味するか理解している。我々には、やるべきことがあるんだ。それができることを願っている』
願うことしか出来ないのか?。
ユナイテッド・サポータは、“ripping the heart”されたというのに。切り裂かれた心を取り戻すには、オリンピアコス相手に逆転するしかない。出来なければ更迭だ。
チャンピオンズもライブ視聴してやろうと思います。
『僕たちは勝つためにきた。それは難しいことだけど、それぞれが自分たちのフットボールをする必要があった。今夜はこの勝利を楽しむよ。でも、早く次に進まなければいけない。僕たちは真の競争相手であることを示した。リヴァプールは(タイトルを獲得できると)信じているよ』
『ただ、何度も言ってきたけど、話すだけなら簡単だ。僕たちは(次節)カーディフ戦でもユナイテッド戦のように戦わないといけない』と語ったキャプテン・ジェラード。3本のペナルティを決める珍しいチャンスがありましたが、ご愛嬌かな。
勝利に相応しかったレッズ。フットボール内容も良く、来シーズンは久しぶりにチャンピオンズでも観ることが出来そうですね。