ネクストラウンド進出への可能性は50%

バルサ&アトレティ

2013-2014・チャンピオンズリーグ・クォーターファイナル・ファーストレグ、バルセロナVSアトレテイコ・マドリード@カンプ・ノウ。

やっぱフットボールって面白い。

バルサのポゼッションに対してアトレティコのカウンター。組み合わせが決まった時に少し注目(コチラ)を書いてみましたが、ポイントが色々あったゲームとなりました。

いつも思うのですが、アウェイ・ゴールを手にした方が圧倒的に有利となるホーム&アウェイ方式のノックアウト・ラウンド。故にアトレティコはカウンター時には人数を掛けて1発を狙い、バルサは不用意なボールロストは避けなければなりません。ゲーム開始直後はアトレティコがグイグイとバルサにプレスを掛けてきました。

ピントがボールを持った時の半端ないプレス。

なかなか搔い潜れないバルサは、何度かピンチを招きました。加えて、12分にジエゴ・コスタと競り合ったピケが負傷でピッチをあとにすることとなってしまいました。

暗雲立ち込める感じでしたが、交代したバルトラはピッチに立ってからホイッスルが吹かれる最後の瞬間まで完璧だったと思います。

一方のアトレティコの方も27分にジエゴ・コスタがハムストリングを痛めて交代を余儀なくされて、バルサにとっては頭痛の種が一つ減ることとなって有利な状況に立ったと思いましたが、分からないものです。

お互い攻めて守って、どちらかというとアトレティコペースで前半はスコアレスで折り返し。そして後半ゲームが動きました。

 

ジエゴ

56分。

ジエゴ・コスタに代ってピッチに立ったジエゴが、今シーズンのチャンピオンズで最も美しいミドルシュートをゴール右隅上に突き刺しました。

貴重過ぎるアウェイ・ゴール。マエストロ・シャビが寄せ切れずってことはあったかと思いますが、豪快に振り抜いた右足。まさにゴラッソ中のゴラッソでした。

ここから亀のように閉じ篭るアトレティコ。リーガの下位チームよりソリッドでタフなディフェンス。サイドをある程度捨てて中央を固く閉じるディフェンスに、バルサはブスケツが強烈なミドルのボレーを放ちますがクルトゥワのファインセーブでネットを揺らすことができません。

なかなか動かないマルティーノですが、このゲームでは70分辺りでセスクに代えてアレクシス・サンチェスを投入し、右エストレーモで先発したネイマールを左に回してイニエスタをインテリオールへとトランスフォームしました。

コレが結果、功を奏すこととなりました。

 

ネイマール

ネイマール

71分。

エリア手前でボールを持ったイニエスタから左サイドに居たネイマールへの美しいスルーパスが放たれ、ネイマールは身体を開きながらダイレクトで右足を振り抜きゴール右隅に突き刺しました。

いつものバルサならメッシがこのようなスルーパスを出すのですが、今回はドン・アンドレス。

アトレティコはこの失点の直前にビジャを下げてより守備的に臨んだ直後の失点。フットボールは何が起きるかわかりませんね。

この後も攻勢に出たバルサ。ホームを勝利で終わりたいところでしたが、結局はこのまま1-1で前半が終わったという感じです。

この日マン・オブ・ザ・マッチのドン・アンドレスは、『とても激しい一戦となった。キックオフから試合終了まで、凄まじいプレーリズムだったね。準々決勝にふさわしい試合だったし、アトレティコはとても強かった。ただ、この対戦はまだ開かれたままだ』

『バルサが突破する可能性が何%なのかは分からない。だけど次戦は完璧な試合だ。このような競争、挑戦に臨むことは素晴らしいね』

と語り、完璧なセーブを披露したクルトゥワやアトレティコを『クルトゥワがいなければ、僕たちが勝利を収めていただろう。同点弾は僕たちの士気を上げるものだったね。アトレティコ相手にライン間にパスを通すことは難しい。彼らはカバーリングが素晴らしく、見事な堅守を見せる』と讃えました。

この試合では左エストレーモで先発し、いつものようなプレイを出せず苦しんで(アトレティコのファウル覚悟のインテンシティに)いましたが結果を出しました。

アウェイ・ゴールを決められアトレティコが若干有利というのがファーストレグ後の予想だと思いますが、バルサは結局は攻めるしか出来ないハズです。1週間後の要塞カルデロンでもゴールを抉じ開けるのみです。

 

ネイマール

ネイマール

ネイマール

強烈な同点弾を決めたネイマール。

慣れ親しんだ左エストレーモに戻って水を得た魚のようでした。多くの方がネイマールは左がベストだと言うと思いますが、僕は今日の先発の布陣(左からイニエスタ・メッシ・ネイマール)がベストだと思います。

セカンドレグはどうなるでしょうか?。セカンドレグでもネットを揺らせば獲得に見合ったお金だったと言えるかもしれませんね。

 

ピケ

競り合いの中、背中(腰)からピッチに落ちてしまったピケ。

打撲程度では済まず、腰骨にヒビが入って1ヶ月程度の離脱となりました。カピタン・プジョルが居ないなか、リーガもありますし、セントラルがやはりエマージェンシーです。

マスチェラーノとバルトラで最後までは無理だろうなぁ〜。ブスケツかソングを使うことになるのかな。この夏は絶対にセントラルの補強がマストですね。

 

ジエゴ・コスタ

もともとこのゲームに出場するのはクエッショナブルと言われていた“野獣”。

先発メンバーに名を列ね、シメオネの会見はマインドゲームだったのかと思いましたが、やはり痛めていたようです。セカンドレグの出場はどうなるか分かりませんが(難しい?)、ソリッドに門に鍵を掛けるのは目に見えています。

バルサはゴールへの“解”を見つけなければなりませんね。

 

メッシ

このゲームではプレゼンスを発揮できなかった『神』メッシ。セカンドレグはやはりメッシがゴールを抉じ開けるしかないかもしれません。

『この結果は我々を彼らの下に位置させるものだ。しかしながら、チームのパフォーマンスは私に落ち着きを与えてくれる。今日のようなプレーを繰り返すことができれば、セカンドレグで突破の可能性を手にできる』

『これまでで最も勝利の可能性があったアトレティコ戦(この試合を入れて今シーズンは4戦全てドロー)だ。チームの継続的なインテンシティー、攻撃の展開は私の好むものだった。ドローはセカンドレグでの得点を義務づけたが、我々の士気を下げるものではない。あちらで1点を決めればいいんだよ』と語ったマルティーノ。

刮目あるのみです。

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