1億ユーロの“明”と“暗”

ベイル

ネイマール

2013-2014・コパ・デル・レイ・ファイナル、『クラシコ』@メスタージャ。

笑うペレスと暗黒時代の幕開けか。

消えた『神』メッシと共に沈むバルサ。11年ぶりに公式戦3連敗と6年ぶりの無冠がほぼ確定した酷い一日となってしまった。“システム・メッシ”が機能しない時のオプションとして、曰く付きで獲得したブラジルの“若き至宝”も球運に見放されたファイナルだった。

 

バルサ

11分。

カウンターからディ・マリアの1発で簡単に失点してしまったバルサ。“ロヒ・ブランコ”との一戦からの流れは変わらない。

アウヴェスが簡単にボールロストしてしまい、最終ラインがカバー出来ず、ポルテーロは神懸かっていない。

この日は左サイドのジョルディ・アルバが果敢にリスクを取って、イニエスタと絡みエリア内に侵入していたがゴールの香りは漂わなかった。

 

バルトラ

68分のマルク・バルトラの僥倖まで、否、このゴールで1-1に追い付くことさえ酷く虚しい。しかし、この日は90分のホイッスルが吹かれる5分前に、素晴らしくも残酷なシーンがスペインを、世界を代表する偉大な2チームに訪れることとなった。

 

ベイル

ベイル

ベイル

85分。

センターライン付近左サイドでボールを受けたベイル。前には広大なスペースがありボールを持ち出して駆け上がり始め、寄せてきたバルトラに一旦サイドライン外へ弾き出されたが、バランスを崩すことなくボールを追い掛けバルトラを置き去りにした(バルトラはハムストリングを負傷し追い付けなかった)。

そのままピントとの一対一を冷静にトゥキックで股を抜いてマドリニスモに祝祭を齎した。

58メートルを時速27㌔で駆け抜けたらしいが、圧巻のゴールだった。そして、その数分後に訪れたネイマールのビッグチャンスは残酷にも右ポストに跳ね返され『聖』イケルの胸に力なく収まり、ゲームは終えることとなった。

『メスタージャにウェールズ人の足を持ったウサイン・ボルトが現れ、レアル・マドリーに王冠を齎した』と紙面を飾ったみたいだが、驚愕のスプリントと冷静な決定力には脱帽だ。

『試合をコントロールしていたが、決定機は少なかった。最も得点に近かったチャンスは、おそらく(ネイマールが放った)ポスト直撃のシュートだった』と語った敗軍の将。

全くの失敗に終わった今シーズン。

やはりレジェンド・クライフの言葉が正しかったのだろう。フットボールは結果が全てとは思わないが、ネットを揺らせないないのは言い訳できない。

『結果は少し詐欺的だ。バルサはディテールの差、チームのミスによって勝利を逃した。僕たちの責任だ』と語ったのはマエストロ・シャビだが、ボールを持つだけで効果的なプレイを、イマジネーション溢れるファンタスティックなプレイを、踊り方を忘れてしまったブラウ・グラナ。

マルティーノの次は誰だろう。

ユルゲン・クロップ?。ルイス・エンリケ?。フランク・デ・ブール?。

『バルサにとって一番はグアルディオラが復帰することだろう。グアルディオラより優れたマネージャーはいない』と至極当然に述べたクライフの言葉が胸に突き刺さる。

もう彼はいない。

移籍獲得禁止処分でポルテーロもセントラルの獲得も出来ない来シーズンも厳しいシーズンとなるだろう。

今こそ『賢人』の教えを思い出せ。

 

ネイマール

シャビのスルーパスに反応したまでは良かったが、トゥーキックは無情にも右ポストを叩いてしまったネイマール。

何故なんだ???。

 

メッシ

どうしちゃったんだ。

 

メッシ&ロナウド

こんなシーン・・・。

 

バルサ

今こそ『バルサ、バルサ、バァァァァルサ』。

暫くは我慢だな。

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