若き2人の10番の夏が終わった

ハメス・ロドリゲス

ネイマール

ホロ苦くも美しい敗北と、チームが取ったアグレッシブさが招いた受ける必要のないファウルとともに。

2014・ブラジルワールドカップ・ベスト8、ブラジルVSコロンビア@カステロン・スタジアム。

22歳と同じ年齢で、早くから将来を嘱望された至宝と今大会ブレイクした金の卵、プレイスタイルは違うが、同じNo10と母国の期待と夢を背負う若者の対決が注目された一戦は、敗者も勝者もワールドカップを去ることとなってしまった何とも言えないゲームとなった。

勝てると信じて疑わなかったコロンビア。どんな内容でも畢竟するに勝てば良いブラジル。

ナイーブだったと言わざるを得ない、前半早々のコーナーキックからの失点が痛すぎたコロンビア。どんどんファウル覚悟(意図していたと思う)でゲームの流れを止めて、何がなんでも勝ちに行くブラジル。

結果、ブラジルは『君の振る舞いは、リーダーとして問題があるのではないか』と責められた、泣き虫キャプテンと恐ろしいブレ球を豪快に蹴り込んだダビド・ルイスの両セントラルのゴールのリードを守り、辛くも何とか逃げ切った。

ハメス・ロドリゲスは、ブラジルに削られながらも美しい一瞬の煌めきを存分に見せて、“本物”という爪痕を残し大会を去る。

ネイマールは、腰椎骨折(それほど激しい接触には思えなかったが)という事態に見舞われ、残りのゲームの出場は叶わなくなった。

ゲームを観終えたあと、僕は何とも言えない気分に見舞われた。

“戦争”とも比喩される代表戦、それも最高峰のワールドカップならではの結果に、世界中のニュートラルなフットボール・ラバーはどう思っただろう?。美しいゲームを披露していたコロンビアを、もっと観たいと思ったのは僕だけではないハズだ。しかし、ピッチに、ブラジルに、センチメンタリズムは存在しない。

オンリー・ウィン、マスト・ウィン。

カナリア軍団は、結果のみを追い求め、ドイツとの決戦のチケットを手に入れた。このゲームで、エースが離脱しキャプテンはサスペンデットになる代償を払った。汗を掻き、土に塗れながらも行軍するホスト・カントリー。

ワールドカップの凄まじい一面を、王国ブラジルならではの厳し過ぎる現実を痛感させられ、また若い両クラックをもう観ることが出来ないのだと、時間が経って改めて寂しく思うこととなった。

これもフットボールだと言わざるを得ないのかもしれない。

 

チアゴ・シウバ

チアゴ・シウバ

チアゴ・シウバの横のディフェンダーが痛すぎるボール・ウォッチャーとなってしまったコロンビア。

これで歯車が狂ってしまった。

 

ダビド・ルイス

ダビド・ルイス

強烈なゴラッソを沈めたダビド・ルイス。

このフリーキックとなったファウルはファウルで無かったけれど・・・。2本のセットプレイでの失点は予想外だったであろうコロンビア。

マラドーナや多くの識者が、『このゲームの主審は最低だった』的なことを述べているが、やはり何の慰めにもならない。

 

ハメス・ロドリゲス

ハメス・ロドリゲス

フェルナンジーニョに削られまくりだったハメス・ロドリゲス。

しかし、自身のスルーパスから得たペナルティを沈め、今大会5試合全てでゴールを上げた。あと5分、時間があれば追い付いていたかもしれない。フットボールにイフは無いのだけれども・・・。

素晴らしいパフォーマンスで、今大会を盛り上げてくれた若者に惜しみない拍手を贈りたいと思う。

 

ネイマール

ネイマール

ネイマール・ハニー

ネイマールの夏も終わった。

昨年のコンフェデのような、ネイマールの大会とはならず残念だが、早く回復してバルサに戻ってきてもらいたいと切に願う。

そして、アルゼンチン・メッシがいよいよキックオフ。ホント、寝不足だ。

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