進む世界と取り敢えずの日本

日本

2014・インターナショナル・フレンドリーマッチ、日本VSオーストラリア@ヤンマー・スタジアム長居。

ホームで押し込まれる。

『4-3-3』でスタートした日本。アンカーに入った長谷部くんの両脇のスペースをこれでもかと付かれ、プレスが効かずボールが持てない。右に入った酒井(高)くんと左の太田くんの両サイドバックとの連携がイマイチで、前半半ばを過ぎて慣れ親しんだ『4-2-3-1』にトランスフォームし、ようやく落ち着きを取り戻した。

アギーレは、取り敢えず最低限の仕事はした。

後半、右コーナーキックから今野くんが頭でゴール上に押し込み先制。その前に乾くんに決定機があって、枠を捉えられず頭を抱えていたのだけれど、セットプレイから貴重な得点を得た。その7分後。右エリア内に森重くんが仕掛けて侵入し、グラウンダーのクロスを岡崎くんがヒール(正確にはふくらはぎあたりで)でオシャレ崩れに流し込み、何とか勝利を手繰り寄せた。

アディショナルタイムにケイヒルにヘッドを叩き込まれクリーンシートは逃すも、後半は危なげなかった。

 

アギーレ

『前半はオーストラリアが前からプレッシャーをかけてきて、良いプレーをしていた。しかし、我々もそれに対応し、良いプレーが出来ていた。最終的な2-1という結果は妥当だと思う』

『チームのベースづくりをしているところだ。前回はジャマイカに勝利したものの、ブラジルに負けた。今回は2試合とも勝たなければいけないと思っていたので、素直に喜びたい』

『こういうふうに前からプレッシャーをかけて、プッシュしてくるオーストラリアがホスト国だ。楽ではないが、我々の目標はアジアのタイトルを守ることだ』

と語った指揮官。

『4-3-3』で行くなら両サイドバックのディフェンスと攻め上がりをもっとブラッシュアップしなければならない。アンカーの両サイドをあれだけいいように攻められては、ザック時代に先祖帰りも止むを得ない。

『前半の途中からシステムを変えて、自分たちもはまるようになった。自分たちのリズムでサッカーが出来るようになった』

『試合を通しての評価がしづらい試合になったが、勝ったことは良かった』

と長谷部キャプテンは語ってくれたが、アジアカップが終わるまでは、取り敢えずこのままか。負けると分かりやすくなるが、連覇したときはどうするのか。

この日も先発した武藤くん。出番が無かった柴崎くん。武藤くんは、惜しいチャンス(太田くんのクロスをピンポイントで合わせクロスバーを叩いたがオフサイドだった)があったが、現状は乾くんの方がフィットしている。柴崎くんは、ヤットさんに惨敗が今の立ち位置だ。

世界と戦うために、ブラジルでの蹉跌を払拭するために、新しい日本が必要なんじゃ?。日本の政治と同じでは寂し過ぎる。

 

カガワくん

贔屓のカガワくん。

前半に本田くんとのパス交換で右エリア内深部に侵入し、惜しい場面を作ったが・・・。『4-3-3』ではエアーだった。

『4-2-3-1』のトップ下でようやくプレゼンスを発揮したが、ゴールは遠い。遥か彼方だ。代表戦6試合連続ノーゴール。

『個人的にはチャンスがあったけど、決め切れなかった』

『4-3-3に対して守備のところで後手を踏むというか、プレスの掛け方がうまくいかなかった。そこからシステムを変えて、プレスもハマるようになったし、ボールを繋ぐ時間も出てきた』

『前線の中でどこでボールが欲しいか。コンビネーションの部分でもっともっと連係を高める必要がある。集まれる時間が少ない代表の難しさでもあるけど、質をもっと上げていかないといけない』

『(オーストラリアが)思った以上にボールを繋いできて、今までとまったく違ったチームだった』

『今日やってビックリした。今まで対戦してきたオーストラリアとはまったく変わっていた。アジア杯でも脅威になると思う』

世界は、確実に進んでいる。

何となく勝って、曖昧な感じが僕を苛立たせる。緩い空気の、空調の効いたスポーツ・バーでのライブ観戦がそうするのかもしれない。

隣で後輩が、『アジアカップが終わるまではしょうがないッスよ』と呟いた。

僕はやれやれと首を振るしかなかった。

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