30 33 43 69

モウリーニョ

場外戦の王が、新しいスタイルを生み出す。

プレミアを視聴するにあたっては、やはり避けては通れない男ジョゼ・モウリーニョが、またまた物議を醸しピッチ外での新しい基準を提示してくれました(笑)。

2014-2015・プレミアリーグ第23節、チェルシーVSバーンリー@スタンフォード・ブリッジ。

キレキレの男エデン・アザールのエリア内右サイドの突破から、イバノビッチがゴールに流し込んで難なく先制したチェルシー。しかし、そこは世界一のフットボール・リーグであるプレミア。ただでは済みません。削っては倒し、倒しては削る、蹴っては走り、走っては蹴る、世界一のタフなリーグで、徐々に漂う不穏な空気。チェルシーが2点目を奪って試合を殺していれば問題は表面化しなかったかもしれませんが、それは起ってしまいました。

この日、結構際どいプレイでチェルシーを苛つかせていたバーンリーのバーンズが、オープン・ボールを競った際に足を出して来たマティッチの脛をスパイクの裏で踏み付けて、怒り狂ったマティッチが後ろか突き倒し(よくこれで留まったというような勢い)レッド・カードで退場となり、81分にコーナーキックからネットを揺らされ試合は1-1のドローとなりました。

件のゲームを“スペシャル・ワン”は、

『試合について書くために、4つの場面があったと思う。30分、33分、43分、69分だ。だが、これ以上質問はしないでくれ。私は答えない。処分されたくないからだ。これら4つの場面について言うことはできない。使えない言葉を使わなければならないからだ。だから、これで終わりにしよう』

だが、終わらない。

『(インタヴュアー)君は好きなことをして、好きなように話す。それで処分されることはない。私は(処分)される。繰り返す。30、33、43、69だ。これ以上言うことはない。私は、我々が勝ち点3を失わなかったことに驚いている』

繰り返すが秀逸です。

『選手、彼のことを選手と呼べるならだが、その選手は69分にも30分にもかかわっている。普通なら31分にはシャワーを浴びているべきだった。だが、これで終わりにしたい。30、33、43、69とだけ言っておく。それが試合のストーリーだ』

更にもう一度念を押して締めてくれました。用意周到に舌を巻きます。

確かにファウルではあったが、悪質とまでは言い切れないプレイだったように思う(もちろん危険ではあったが)。マティッチのフラストレーションが限界を超えるもの分からなくはないのですが、あの蛮行(愚行)はいただけませんかね。

バーンリーのマネージャーは、

『私はありのままに見ただけだ。おかしな角度で同時に入って、そしてマティッチがああいうリアクションをした。また見直すが、もっとほかに話すことがあるはずだ。素晴らしいパフォーマンスだったからね』

と穏当な意見を述べて、モウリーニョを、チェルシーをリスペクトしていると被せました。

勝ち点を失い、勝ち点1を失わなかったことを大袈裟に驚いてみせたジョゼ・モウリーニョ。

次は、美しく勝った時に新しい何かを披露して欲しいものですね。

 

マティッチ

マティッチ

ゲーム全体を通して主審も拙すぎましたが、このレッドは妥当です。武闘派の急先鋒なジョン・テリーが必死にマティッチを宥めていたのが印象に残りました(笑)。

マン・シティとは勝ち点差5。チェルシーが優勝するとは思いますが、プレミアもやはり面白いなぁ。

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痛恨

バルサ

バルサ

アウヴェスの軽卒なバックパスのミス。

痛過ぎる失点とホーム、カンプ・ノウでの勝ち点ロスト。

ルイス・エンリケの言うところのトラップか。

2014-2015・リーガ・エスパニョーラ第24節、バルセロナVSマラガ@カンプ・ノウ。

見苦しい遅延行為に苛立ちながら、バルサもバランスを欠いて、トリデンテも不発。後半終了間際にネイマールからペドロへのビッグチャンスも枠へ飛ばすことが出来ずにジ・エンド。

『まだ多くのゲームが残されている』?。いやいやそれはプレミアでのみ通用する慣用句だろう。

『11人で固められた中央の壁を崩すことが出来なかった。スペースが全くない中で、我々はプレイ精度とバランスを少し欠いていたかもしれないが、選手は懸命にゴールに掛けられた鍵を開けようとしていたよ』

『ドローが妥当だったハズだ』

『(ジャッジも酷いものだった)』

『切り替えてマンチェスターでは勝利を目指す。マンチェスターではもっと多くのスペースがあるだろうしね。互いに美しく攻めてスペクタクルなゲームになるだろう』

マドリーに復活する隙を与える痛過ぎる敗戦となった日曜日。うん、アウヴェスの契約更新は100%無くなったなぁ。

やれやれでした・・・。