クラシコを振り返る

賛否両論?。

あの煌びやかだったペップ・バルサとは違う今シーズンのバルサ。その最たるものが先日の『クラシコ』だったと思いますが、縦に速い、手数を掛けないでゴールまで向かうバルサ。今シーズンがどうなるかはまだ分かりませんが、『クラシコ』がターニングポイントだったとなることを期して、備忘録。

 

カンプ・ノウ

9万人を超すクレで埋まった満員の『カンプ・ノウ』。アカペラの『イムノ』がエモーショナルで、スタジアムは美しいモザイクで彩られました。

公式戦230回目、リーガでは通算170回目の『エル・クラシコ』。やはり世界一のテンションがあります。

 

バルサ

先発イレブン。

ブスケツの負傷(間に合ったけど)もあったと思いますが、アンカーにマスチェラーノの起用し守備にも気を配った布陣。

開始3分。スアレスとのワンツーでイニエスタがエリア内左に侵入。マイナスの折り返しはスアレスには合いませんでしたが、いい感じでスタートしたと思います。メッシは左サイドでボールを持って中央を窺い、いつもの浮きパスを狙ったりしていました。

一方のマドリーは、ベイルが必ずディフェンスに戻って、マスチェラーノがボールを持った時には突っ掛けるという展開。マドリーも丁寧にボールを持つ。そして12分。マルセロが上がって中にドリブル突破を図り、左のベンゼマヘパスを通し、ベンゼマのクロスをフリーのロナウドが合わせてクロスバーを叩く。全体的にはマドリーのペースだったでしょうか。

 

マテュー

マテュー

カシージャス

そんな中、17分14秒のカタルーニャ独立コールを聞いた2分後、ネイマールが得たFKをメッシが蹴ってマテューがドンピシャのヘッドを沈めバルサが先制しました。

バルサにとっては僥倖。セットプレイからの得点でゲームを有利に運べるかたちとなりました。

ゴール後には動きが良くなり、前へプッシュしていました。が、しかしそれも長くは続きません。モドリッチを起点にイスコがドリブルを仕掛けたりと徐々にイニシアティブを取り戻すマドリー。畳み掛けれないバルサ。このあたりがペップ・バルサと違うところか案の定失点してしまう。スアレスのシュートがネイマールに溢れてきたチャンスの後のエアポケット。

 

ベンゼマ

ロナウド

ロナウド

ロナウド

ロナウド

31分。モドリッチのパスを受けたベンゼマの秀逸なヒールパスをロナウドが詰めて追い付かれたバルサ。お決まりの、ゴール後のカーム・ダウンに大ブーイングのカンプ・ノウでしたが、攻めてた後だけに中央の人数が足りてませんでしたかね。

 

ベイル

ベイル

ブラヴォ

ロナウドがフリックしたボールをベイルが詰めてネットを揺らしましたが、これはオフサイド。助かったバルサ。ロナウドの強烈な1発をクラウディオ・ブラヴォがセーブしたりと押されていたバルサでしたが、なんとか1-1で折り返し。

 

スアレス

スアレス

スアレス

後半開始早々はまだマドリーのペースでしたが、56分。アウヴェスの1発のロングボールをスアレスが秀逸過ぎるトラップから『聖』イケルの壁を難なく突破したブラヴォな1発でバルサがリードを奪いました。

素晴らしいゴールでした。

『現時点ではバルサで決めた最も重要なゴールだ。決めた相手もあって最上級の意味を持つものだね。最終ラインのスペースを生かした後、センターバックに時間を与えないようにできるだけ早くシュートまで持ち込んだ。幸運にもうまくいったね』

と語ったスアレス。このゲームでは何度もラモスとペペの間を仕掛けていましたし、バルサの真ん中として機能してきました。

『バルサが自分を引っ張ってきたのは、ゴールを決めるためにほかならない』

8,100万ユーロの価値を見せはじめ、このままシーズンのクライマックスまで好調を維持して欲しいですね。

 

メッシ

ネイマール

60分以降、足が止まってしまったマドリー。最終ラインのイエローカードもあって、メッシやネイマールがどんどんドリブルを仕掛けチャンスを作っていきました。特にネイマールにはカウンターから2回ほどビッグチャンスがありましたが決め切れず・・・。ゲームを落ち着かせるべく、ラフィーニャと交代となりました。

『ネイマールが仕掛けたプレーは、自分にボールを回すのではなく、彼自身でフィニッシュしなければならなかった。ストライカーはエゴイストなものなんだよ。彼は決定的な選手であり、いつの日かバロンドールを獲得すると確信している』

とスアレスが庇ってくれましたが、間違いなくスアレスにパスを出さなければ・・・。

ブスケツとシャビが入ってゲームを締めにかかってたバルサでしたが、カウンター・マインドの前線とのギャップがまだまだあって、強引にフィニッシュまで行ってました。マスチェラーノが怒ってましたね(笑)。しかし、このままスコアは変わらず貴重な勝ち点3を『クラシコ』で勝ち取りました。

さて、このバルサ。昔ながらのバルサを愛するものとしてはどう評価すればいいのでしょう?。

『悪いプレーを見せて勝利を手にすることはファンタスティックだ。試合の内容は好きじゃなかったよ。バルサは何度ボールを失い、マドリーのポゼッション率は何%だった?。観戦者としては楽しめなかったが、結果に関しては喜べた』

とはレジェンド・クライフのコメント。

『僕たちは良い感じで試合に入り、相手をコントロールしてゴールも決められた。だけど同点とされてしまったんだ。その後はマドリーにスペースを与えてしまい、僕たちはボールを何度も失った。彼らの方が良い形でフィニッシュまで持ち込んでいたね。でもその後にチームは再び規律を持ち、追加点を決めることができた。ただ望んでいたような試合展開じゃなかったのは事実だ』

『フットボールはポゼッションだけじゃない。このチームには一つのプレーモデルがあり、僕たちはそれに敬意を表している。だけどフットボールは多くの面があるものだ。プレッシングを仕掛けたり、苦しむときには苦しんだり、最近に力となっているセットプレー戦術に頼ったりね。現在のようにすべてのことができるチームでなくてはならない』

とはアンカーのマスチェラーノの言葉。

う〜〜ん・・・。

『リーガの優勝争いは決着がついたわけではない。マドリーは偉大なチームで、偉大な選手たちが在籍している。それにクラシコで、彼らは前半にバルサに情けをかけた。さらに2点を決められる可能性があったんだ』

そう、そのとおり。

『マドリー相手に困難な試合を強いられたが、我々は勝利へと到達する術を知っていた。試合前に言ったことだが、優勝争いにおいて決定的な一戦になるわけではない。しかし我々のファンにとっては素晴らしい勝利だね』

『本当に高いレベルにある、世界最高ランクの2チームが見られたはずだ。両チームには決定力があり、だからこそ多くの枠内シュートが生まれた。この結果には満足感を得ているよ。現欧州王者であり、我々と似たようなポテンシャル持ちながら同じ目標を目指すチームに勝利できた』

『フットボールには多くの局面が存在する。我々のゲームプランは前半、後半ともに同じだった。しかしライバルが困難な試合を強いてきたために、我々の状況を解釈してそれに適応した』

『前半はプレッシングを仕掛けることが難しく、どのようなタイミングでそうすれば良いのかが理解できなかった。ただ後半には我々の方が良い形で入れたし、2-1とした後には落ち着きと無数の決定機を手にすることができた。終盤には確かにもっと得点できる可能性もあったが、失点するリスクだってあった。マドリーにもさらなる得点のチャンスがあったからね』

年明け早々には更迭騒ぎもあったルイス・エンリケ。

最終ジャッジはトロフィーを掲げることが出来るかどうか。そこで、再度議論されることになる。僕自身は、結局はトロフィーを、ビッグイヤーを掲げることが出来れば納得せざるを得ないかなと思いはじめてます。

 

バルサ

バルサ

バルサ

3冠を目指して。

 

メッシ

全てはレオ・メッシ。

このまま楽しくプレイして欲しいですね。

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