ノイズ

オマエは何のために働いているのか?。

クダラナイ仕事に、クソのような上司とゴミのような同僚。気の利かない後輩といけ好かないクライアント。毎日毎日決まった時間に吐き溜め輸送車に乗り込み、携帯端末を弄る目の死んだ他人たちと共にオフィスへ向かう。

始業時間の5分前に着席し、ラップトップを開いてコーヒーを飲み干す。数台のデスクで鳴り響く受話器に殺意を覚え、ものの5分もしないうちに紫煙のために席を立つ。

寿命を削る安息の地に、アホ面を下げた部下が『部長が探しておられます』と死刑宣告を告げにやってくる。二度目の殺意を胸に仕舞い、無菌室のようなカンファレンスルームの扉をノックして、僕は席に着くことだろう。

吐く息がこの世のものとは思えない体制側の奴隷にいいように言われ続け、僕はカンファレンスルームの片隅に置かれたパキラを眺め、冷静さを保つ努力を実行することだろう。

無駄なコストの垂れ流しを罵倒し続け、コミットメント、コミットメントと覚えたての横文字をオウムのように言い続けるクソヤロウ。延々と続くミーティング。空虚な目標設定と無意味な対策。折りたたみテーブルを蹴り上げ、『死ね』と言えればどれほど爽快なことだろう。

『アンタの吐く息は生ゴミ以下だ』

 

モニカ・ベルッチ

頭の中のノイズと共に『一服して落ち着けよ』ともう一人の自分が囁き掛けてくる。

良くない・・・、全くもって良くない。

まもなく、ラグビーのワールドカップ(初戦で優勝候補の南アフリカ相手にスポーツの歴史上で最も凄いジャイアント・キリングを起こした我らが日本)の第二戦が始まる。未明には、バルサのゲームからマドリーと連続ライブ視聴が待っている。スポーツを観て気持ちを切り替えよう。仕事は、お金のためだけなんだ。仕事は、遊ぶためにやっているんだ。

まぁ、仕方ないよな。僕は、何処にも行けない哀れな社畜なんだから・・・。

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