完全にやってますね

秀岳館

元高校球児だった僕の後輩は、確信を持ってそう言った。

第88回センバツ高校野球一回戦、花咲徳栄VS秀岳館。

僕と後輩は、仕事もせずこのゲームを観ていた(オイオイ)。今大会注目の花咲徳栄(埼玉)の左腕高橋君対九州王者秀岳館(熊本)。秀岳館打線が高橋君を攻略できるかがポイントのゲームだったが、(問題行為)それは4回の裏に起こった。2塁走者がバッターにピッチャーが投げるコースまたは球種を教える。3回から怪しかったが、明確な行為が見てとれたのか球審がセカンドランナーとベンチの監督に注意を与えた。

このゲームを観ていて、この出来事が起こる前から僕と後輩は

徳栄、サインを盗まれてんじゃね?』

『そうですね。その可能性が高いですね』と話していた。

その理由は、花咲徳栄のキャッチャーが最初は外角に構えていて高橋君が投げると同時に内角に動く(その逆も多数)という行為をずっとやっていたからだ。また、(単に秀岳館のバッターのスキルが高いだけかもだが)ゲーム序盤から高橋君が投げるフォークや低めのスライダーを完璧に見極めていて『球種もバレてますね(伝達してますね)』と後輩は確信を持って語っていた。

3回に1点を先制した花咲徳栄。その裏に長単打を集め一挙5得点で逆転した秀岳館。昨夏、花咲徳栄の甲子園ベスト8進出の立役者だった高橋君を打ち砕いた秀岳館の打撃は見事だったと思う。ゲーム自体は、中盤に1点づつ取り合い終盤8回に花咲徳栄が3点を返し1点差まで追い縋す好ゲームとなったが、最後は秀岳館が1点差を守り逃げ切った。

件の伝達行為はクロだったと思う。高校野球では禁止されている行為なのでやってはダメだ。ゲーム後、伝達行為をしていた(と思う)選手は『ユニホームの上着が出ないようベルトに手をやっていた』とスッとぼけ、鍛治舎監督は『馬鹿らしいことをやってしまった。非常に残念です』と他人事のようなコメントを発し『そういうことをしないように指導してきた。教育の一環ですから』と選手に責任転嫁した。

高校球児も監督も大変だ(心底そう思う)。

センバツの組み合せ抽選会後に後輩と飲んだ席での予想は、東邦(愛知)と大阪桐蔭(大阪)の決勝っていう誰もが予想する予想とは言えない予想で意見の一致を見たが、秀岳館には是非ともベスト8で大阪桐蔭(今日の第一試合で土佐に9-0で快勝し順当にいけば対戦する)を破って、決勝で東邦に勝ってもらいたいと思う。対戦相手の分析とそれを活かすスキルにかけては素晴らしいものを持っているし、オール枚方ボーイズ出身者で固めたレギュラー陣の団結には期待できる。

春はセンバツから。

秀岳館が花巻東に続いてヒールとして甲子園に認定された第88回センバツ。めげずに頑張ってもらいたいものである。

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