要塞カルデロン

カルデロン

シメオネ

とシメオネ・アトレティ、ミュンヘンを呑み込む。

2015-2016・チャンピオンズリーグ・セミファイナル・ファーストレグ、アトレティコ・マドリードVSバイエルン・ミュンヘン@ビセンテ・カルデロン。

乾いたピッチ、ノイジーなスタジアム、エモーショナルなマネージャーにインテンシティ溢れるイレブン。これだけの要素が揃えば世界のトップ3にも勝つことが可能だと再び証明したシメオネ・アトレティ。

お見事と言うしかあるまい。

アラバのミドルがバーを叩き、マルティネスのヘッドは正面で、ビダルの豪快な一発はオブラクが弾き出した。ミュンヘンがゴールしてもおかしくないシーンも3つあったが、要塞カルデロンはそれを許さなかった。

相方はアトレティコを応援していたが、僕はパス・フットボールに殉じているのでもちろんミュンヘンだ。しかし、バルサに続いてミュンヘンを下し2シーズンぶりのファイナルに大きく前進したアトレティコにネガティブな感情は湧いてこなかった。サウールがメッシばりのドリブルからディフェンダーを躱してゴール左隅に蹴りこんだ一発にはただただ驚くばかりだった。

虎の子の1点を悠々と守りきって(少なくとも僕にはそう見えた)、残り90分。このまま簡単にはいかないとは思うが、シメオネ・アトレティはまた大きなことを成し遂げるように思えてならない。そんな90分だった。

 

サウール

サウール

サウール

サウール

サウール

11分にサウールが沈めたレオ・メッシばりの一発。鬼神マヌエル・ノイアーも届かなかった秀逸な一発。でも、ミュンヘンの守備も緩かったけどね(言い訳)。

 

グアルディオラ

マドリー、バルサに続いてアトレティコにも敗れ、スペインの地を離れてからスペインの地で勝てない『賢人』ペップ・グアルディオラの反撃は見られるだろうか。

リベリーとミュラーをスタメンで使わなかったことを疑問視され、カルデロンの重すぎる乾いたピッチに手を焼いて、3シーズン連続でセミファイナルでゴー・ホームすることは許されない。パス・フットボールが何より優れていることを、パス・フットボールが勝利に一番近いことを、パス・フットボールの矜持を見せてもらいたいとパス・フットボール殉教者の僕は心から願う。

『我々のボール回しは遅かった。ピッチが助けとならなかったからだ。芝は非常に乾いた状態だった。そういう状態にされることは分かっていたけれどね』と言い訳をしている場合ではないぜ。

残り90分。マン・シティ含め『ペップ・ダービー』のファイナルにならんことを祈念して(たぶんマドリード・ダービーだろうけど)。

広告

マン・シティを救う2つのビッグ・セーブ

ハート

ハート

2015-2016・チャンピオンズリーグ・セミファイナル・ファーストレグ、マンチェスター・シティVSレアル・マドリード@エティハド。

ハイライトはこの2つのセーブ。

特に終了間際のペペのシュートを止めたのは大きかった。

ボール・ポゼッション、アテンプト、ショット・オン・ターゲット等がほぼ同じだった退屈なゲーム。マン・シティはシルバが怪我でピッチを後にしてからボールが収まらず、CR7が居ないマドリーは流れのなかでネットを揺らす雰囲気が全くありませんでした。

そんな中、マドリーのセットプレイからのチャンスでジョー・ハートが見せた2つのビッグ・セーブはマン・シティにとっては値千金でした。結局両チーム最後までネットを揺らぜずスコアレスでセカンドレグへ。アウェイゴールを許さなかったマン・シティはベルナベウでネットを揺らすことができるでしょうか。マドリーは勝たなければなりません。やっぱりCR7頼み?。間に合うの?。答えは1週間後@ベルナベウ。

リスクを取った面白いゲームを観たいものです。

 

ハート

『このセーブが重要なものになったら良いね。これはファーストレグで、僕たちはそのために準備をしてきた。この結果(0-0)に失望することはない。ベルナベウで戦う準備はできているよ』と語ったジョー・ハート。

ファイナルへのチケットを手にするには更なるビッグ・セーブが必要でしょうかね。

残り3ゲーム

バルサ

ピケは否定したが、与えられた勝利だった。

2015-2016・リーガ・エスパニョーラ第35節、バルセロナVSスポルティング・ヒホン@カンプ・ノウ。

相変わらず簡単に喰らうカウンター。失点しなかったのは相手のスキルがプアだからだ。12分に相手キーパーの中途半端なパンチングをレオ・メッシがヘッドで押し込みラッキーに先制。その後、2度3度決定機があったと思うが決めきれず折り返し。前半終了間際にピケがゴールライン上でハンドを見逃してもらう僥倖。やれやれだ。63分に中央のメッシから左サイドのイニエスタと繋ぎ、最後はファーサイドのスアレスが蹴り込み2-0としたがイニエスタからスアレスへのラスト・パスはオフサイドだった。追いつかれていてもおかしくなかった展開からラッキーにも2点差としゲームの行方は決まったと言えた。その後3つのPK(スアレスが2回、ネイマールが1回)とスアレスの豪快な一撃で6-0。形の上では大勝だが、内容は決して良くはなかった。残り3ゲーム。いつまでもラッキーは続かない。相手のカウンターを敵陣で止めなければ勝ち点3は心許ない。何とももどかしい勝利に不満の日曜日。愛しのバルサの連覇は叶うだろうか。もうどんな内容でもOKだ。無冠はゴメンだ。

『ポジティブな部分を捉えるようにしたい。残りはホームで1試合とアウェーで2試合だ。もうアドバンテージはないが、我々は3試合とも落とすことはないと思う。そう願っている。そうすればチャンピオンになれるからね』

と語ったルイス・エンリケ。

ここまでくればどんな形でも勝利あるのみだ(泣)。

 

メッシ

ラッキーだったレオ・メッシの先制点。

 

スアレス

オフサイドだったスアレスのゴール・・・。

 

スアレス1

PK2発とニアをブチ抜いた一撃で、2試合連続4ゴールのスアレスは好調だ。

 

ネイマール

問題はネイマール。

このゲームでも全くイイところが無かった。迷い過ぎだ。加えてキレも無さ過ぎる。もう最後までこのままだろう。そしてオリンピックでもダメと思う。

 

MSN

CLが無いのでリフレッシュして週末に臨んでもらいたい。

残り4ゲーム

バルサ

0-8でリアソールから帰還。

2015-2016・リーガ・エスパニョーラ第34節、デポルティーボ・ラ・コルーニャVSバルセロナ@リアソール。

『我々に残された唯一の選択肢は勝利のみである』とはシメオネの言葉だが、バルサももちろん同様だ。

打っても打っても入らなかった前節とはうって変わって11分にCKからスアレスが押し込み楽になった。しかし、守備が安定しない。あわや失点のシーンを作られ肝を冷やすが、ピケの代わりに入ったバルトラが身体を投げ出し失点せずに済んだ。ふう。ここで失点していれば駄目だったかもしれないが、何とか難を逃れるとまたまたスアレスが決定力を見せてくれた。オフサイドラインを掻い潜ってメッシのワンタッチパスをクールに沈め、この日2点目。これでようやく一息付けた。ライブ視聴していたが、これで次節に繋がったと安堵した。それから後半はスアレス×2、メッシ、ラキティッチ、バルトラ、ネイマールと怒涛のゴールラッシュ。終わってみればデポルを虐殺し、残り4節を迎えることとなった。

しかし、残りの相手が全てこうとは限らない。以前も書いたがエスパニョールとのダービーは死闘となるだろう。今シーズンを意味のあるシーズンと出来るかは、全て勝つことが条件となっている。次節はカンプ・ノウでのヒホン戦。クレに熱いゲームを披露してくれることを願うのみだ。

 

スアレス

ファウル気味だったが、貴重な先制ゴールを決めてくれたNo9スアレス。

 

スアレス

スアレス

デポルがショボかったと言えばそれまでだが、4G3Aのスアレスは讃えよう。

 

ラキティッチ

スアレスの浮きパスを後ろから走ってきて決めたラキティッチ。

 

メッシ

前節で『もっと走れ』と野次られたと言われるレオ・メッシはゴールにパスし2試合連続。

 

ネイマール

ネイマール

ジョルディ・アルバと口論したと報じられていたネイマールが最後を締めてMSNコンプリート。しかし、パフォーマンスは低調。プライヴェートは切り離して、何とかあと4節戦ってもらいたい。

 

スアレス

スアレス

『僕らがこれまで以上に団結していることを見せられたと思うし、自分たち次第だということも分かっている。僕らはやるべき仕事をやっている。結果は出てくるだろうし勝ち点を獲得できるはずだ』と語ったルイス・スアレス。

8発でも1発でも構わない。マドリーがベルナベウで難敵ビジャレアルを沈め、アトレティコが要塞サン・マメス・バリアから帰還した今節を見ても、絶対に負ける訳にはいかないのだ。

兎に角あと勝ち点12を捥ぎ取るのみだ。

甲鉄城のカバネリ

甲鉄城のカバネリ

甲鉄城のカバネリ

今クールのアニメはコレですね、『甲鉄城のカバネリ』。

圧倒的なクオリティ。

戦国時代と現代テイストをミックスさせた意欲作。蒸気機関が発達した極東の島国・日ノ本(ヒノモト)を舞台に、不死の怪物カバネ(ゾンビ)との戦いを描いているそうです。OPのエゴイストも鉄板でしょうか。

 

甲鉄城のカバネリ

本作の主人公生駒(イコマ)くん。

第2話まで観ましたが、カバネの謎を探求し、カバネを倒そうと戦います。しかし、カバネに噛まれてしまいカバネ化(ゾンビ化)・・・というところで自身の仮説を試しカバネ化しないことに成功しました。ウイルスが脳に達しなければカバネ化しないのですね。

 

甲鉄城のカバネリ

本作のヒロインの無明(ムメイ)ちゃん。

第2話で、自身と生駒が人でもカバネでもないカバネリと明かしてくれました。

 

甲鉄城のカバネリ

圧倒的な戦闘力。

 

甲鉄城のカバネリ

作画クオリティも大満足。世界観もイイし、何より大好物のゾンビもの。ノイタミナ、グッジョブです。

今クールはコレと『ジョーカーゲーム』でかなり楽しめそうで、良かった良かった。

落ち着けよ、時間はたっぷりあっただろ?

ピケ

メッシ

リーガにもアディオスか。

2015-2016・リーガ・エスパニョーラ第33節、バルセロナVSバレンシア@カンプ・ノウ。

焦りすぎだ。苛立ち過ぎだ。カンプ・ノウで復活するハズだった。それに見合う内容を見せていた。だが肝心のボールがゴールに入っていかない。たぶん、何かが噛み合っていないのだ。いつもなら揺らせるはずのネットを揺らせないでいると、球運にも見放される。26分。右サイドを破られラキティッチのオウンゴールで決壊。ピケが必死で鼓舞するシーンが映し出されていたが、失点の瞬間に今日もダメかという空気がピッチを支配した。まだ1点だったのに。ホーム、カンプ・ノウだったのに。ネイマールが止めらる、メッシが止められる。もうゴール出来ないと思わされた。世界一のトリデンテにもかかわらず。前掛かりになり再びバランスを欠く。アディショナル・タイムにまたまた右サイドを破られ、今度は美しく失点してしまう。悲惨だ。最大の問題点は、右サイド。レオ・メッシが中央にポジションを取ってからおかしくなった。そう、クラシコから。多少マシになったゲームでもやはり中央に位置し出すと突然問題を抱える。メッシは右サイドから攻めて欲しい。そうすることによって相手のカウンターの抑止にもなるのだから。何故メッシは突然中央でプレイばかりするのだろう。ルイス・エンリケもその問題は把握しているハズだが、アンタッチャブルの弊害か適切なポジションの配置を出来ない状況が続く。セルジ・ロベルトやラキティッチが変わりに位置しても問題は解決しないのだ。スアレスが変わりに右に張り出してきても、スアレスはリアルFWなのだから、当然主戦場は中央だ。

レオ、気付いてくれ。

キレキレのイニエスタやダメなネイマールのサイドチェンジにメッシがいる必要がある。噛み合わない歯車に苛立つバルサ・イレブン。少しの時間稼ぎに尋常ないほどイラつく。イラつけばプレイ精度が下がる。決め切れるシーンで精度が狂う。63分に、ようやく美しく左サイドから崩してメッシがネットを揺らしたが、あと1点が遠い。バレンシアがミスを犯したにも関わらず、またまたバルサが苛立ち、自滅した。少なくとも追いつけたゲームで、結局は勝ち点を得ることができなかった。

2位アトレティコに勝ち点で並ばれ、3位のマドリーはそこから僅か1差となった。残り5ゲーム、一つも負けることができなくなった。正直、今のバルサではそれは不可能だろう。残りは全て格下ばかりだが、すぐにやってくるミッドウィークのカサでのデポル戦で完全にリーガにアディオスするかもしれない。37節にはエスパニョールとのダービーもある。削られまくってゲームのテンポを失い、ズルズルと時間も失うシーンが頭から離れない。

繰り返すがレオ、気付いてくれ。奇跡的にサヴァイブするには、レオ・メッシが右サイドでプレイするしかないと思う。

あの世でヨハンはどう見ているだろう。辛辣かつ適切な言葉はもう聞けない。アンタッチャブルなメッシが、自身でそうプレイするしか修正できないのだ。ネイマールとブスケツのコンディションはもう上がって来ないだろう。女装してSNSでふざけている場合ではないのだ。

3冠に視界良好な位置からのナイアガラ。今シーズンはダメだと思うが、最後まで諦めずに戦って欲しいと願うのみだ。もう一つも負けることは許されないのだから・・・。

 

ネイマール

スアレス

揺らせるハズのネットが揺らせないSN。

 

ピケ

終了間際に訪れたどフリーを外してしまったジェラール・ピケ。

 

メッシ

メッシ

6試合ぶりにネットを揺らし公式戦通算500ゴールを達成したレオ・メッシだが、勝たなければ祝うこともできない。

重要なのでみたび繰り返す。右サイドでプレイしてくれ。

 

ルイス・エンリケ

90分間11人で戦わざるを得なかったルイス・エンリケに打てる策はないのか。

『これは素晴らしい挑戦だ。残り5試合に勝てば我々が王者となるんだ』

『すべてが我々次第ではあるが、貯金がなくなったのは事実だ。しかし我々は頭を上げて挑戦に臨んでいく。バルサの選手がまさしくそうするようにね』

『ここ最近はプランを立てること、プレーすることが困難な試合が続いたがチームは今日の一戦で素晴らしいリアクションを見せてくれた。前半は完璧な内容で決定機を手にしたが、試合を手繰り寄せる運がなかった。また後半、選手たちはハートでもってプレーしてくれた』

『我々は先制点を必要としていたが、違うゴールに決めてしまった。プレーの効果性を得られないとき、決定機を決める運を持ち得ないときはより難しくなる。そしてフットボールは気まぐれで、今回のようにわずかの攻撃で勝つことも許してしまうんだ。とにかく今日は選手たちを批判する日ではなく、称賛する日にほかならない』

ルーチョ、毒にも薬にもならないコメントではチームを立ち直らすことはできないぞ。もう一つも負けることはできないが、まだ終わっちゃいない。

ミッドウィークはすぐにやってくる。

“draw of semi finals”(2015-2016)

組み合わせ

組み合わせ

愛しのバルサがいないセミファイナルは、とても寂しい。しかし、no football no life。

もちろんライブ視聴です。

【日程】

マンチェスター・シティ vs レアル・マドリー:4月26日/5月4日

アトレチコ・マドリー vs バイエルン・ミュンヘン:4月27日/5月3日

左側がファーストレグでホームです。正直、マドリード・ダービーのファイナルはもうイイです。ペップ・ダービーでファイナルを迎えて欲しいと切に願います。

どうなるかなぁ。