ラモス醜態、モラタ輝く

ラモス

最近流行のアンカーで起用されたセルヒオ・ラモスでしたが、トリノでは醜態を晒すこととなりました。そしてモラタ・・・。マドリーのカンテラ出身のストライカーが見事なプレゼンスを発揮。素晴らしかったですね。

2014-2015・チャンピオンズリーグ・セミファイナル・ファーストレグ、ユヴェントスVSレアル・マドリード@ユヴェントス・スタジアム。

マドリー、ミスが多すぎました。バランスを欠いていました。ユーヴェの2トップ(テヴェスとモラタ)にかなり縦パスを通されて、前を向かれました。マルセロも目を覆うばかり。サイドをけっこう突破されて危ないシーンを演出してしまいました。

 

モラタ

モラタ

モラタ&テベス

ゲームは、8分。テヴェス(何故か左サイドでフリーでした)のシュートをカシージャスがセーブしましたが、その溢れ球をオンサイドからペペの裏を取ったモラタが押し込みユーヴェが先制しました。

モラタ、ポストプレイも上手くなってますね。ボールがよく収まってましたし、縦への突破力もあってスリリングな9番になる階段を登っていますかね。最終的には、レヴァンドフスキくらいにはなるんじゃないでしょうか。

この1点で落ち着いたユーヴェ。しかし、落ち着き過ぎでした。アウェイゴールが即致命傷になるノックアウト・ラウンドで、一瞬の隙からロナウドにネットを揺らされました。

 

ハメス・ロドリゲス

ロナウド

ロナウド

ロナウド

ハメス・ロドリゲスが一瞬右エリア内でフリーとなって中へクロスを放り込み(ユーヴェにとっては寄せが甘かった)CR7がフリーでヘッドを叩き込みました。それにしても、CR7はイイところにいますね。横にピルロがいましたが、ピルロが捕まえるのは無理がありました。

前半終了間際にマルセロからイスコと渡ってイスコのクロスに飛び込んだハメス・ロドリゲスのヘッドがバーを叩くシーンがありましたが、前半は1-1で折り返し。マドリーにとっては貴重過ぎるアウェイゴール。ユーヴェはもう1点とは言わず2点取る必要がありましたが、後半57分にカウンターからテヴェスがエリア内で倒されペナルティをゲットしました。

 

テベス

テベス

マルセロのシュートをブロックで跳ね返してからのカウンター。モラタも後ろを並走した(マルセロが引っ掛けた)カウンター。勢いがありました。カルバハルの応対がちょっと拙かったです。

テヴェスがど真ん中に蹴り込んで2-1となりました。

 

ユベントス

ユーヴェは最低限の勝利でベルナベウへ。

 

ロナウド

アンチェロッティ

『もっと良いパフォーマンスが出来たはずというのは事実だ。我々は効果的ではなかった。だが、コントロールしようと努めたよ。少し不運もあった。1-1のときに(ハメス・ロドリゲスのシュートがクロスバーを叩き)追加点に迫ったからね』

『だが、1−2というスコアには満足している。逆転できるという自信があるからだ。良い結果ではない。だが、悪い結果でもないよ。我々は忍耐強くなかった。ライン間で少し明確さを欠いたんだ。だから序盤に少し苦しんだんだ』

(酷すぎた)セルヒオ・ラモスについて

『悪かったのはセルヒオだけじゃない。全体的に、我々はいつもよりミスが多かった。いつもより後方で苦しんだ。ユーヴェはとても高い位置からプレスをかけてきた。セカンドレグでは、最初の15分のようなプレーをしてはいけない』

憎き古巣に勝利することは叶わなかったミステル。

ラモスのデキが全てでした。まぁベルナベウで得点するでしょうし、問題はないか。

 

モラタ

『勝てたことはうれしいけど、マドリーを倒すのは難しいことだ。セカンドレグに向けてしっかり準備をしなければいけない。マドリッドでは多くのことをしなければいけないだろう。僕らのモットーは全力を尽くすことだ。今日はそれをして、勝つことができたよ』

『僕ら全員が良い試合をしたね。でも、まだこれからだ。0-0のつもりでセカンドレグに臨まなければいけない。勝利を目指す。引いて守ったら彼らが得点を挙げ、僕らが敗退することになるのは間違いないね。ベルナベウでの彼らがより危険なのは分かっている。マドリーとの対戦だから、アドバンテージなんてない。本当に大変な相手なんだ』

モラタ、良かったなぁ。

強い意思がゲートを開く

チチャリート

チチャリート

チチャリート

その瞬間は、アディショナルタイムに突入しようかという88分にやってきました。

2014-2015・チャンピオンズリーグ・クォーターファイナル・セカンドレグ、レアル・マドリードVSアトレティコ・マドリード@サンティアゴ・ベルナベウ。

チチャリートことハビエル・エルナンデス。カガワくんと同様に、ファン・ハールに必要とされずマドリーへローンで出された(マドリーへ行けること自体が彼の凄さを現していると思うのだけれど)苦労人が、ベンゼマもベイルもモドリッチも居ないマドリーを救う値千金のゴールを沈め、ネクスト・ラウンド進出のチケットをマドリーへ齎しました。

エリア手前右サイドで仕掛けたハメス・ロドリゲスが、そのエリア内前に入ってきたCR7にパスを通し、CR7がドリブルでディフェンダーとキーパーを引き付け、中央でフリーで待っていたチチャリートが無人のゴールにボールを蹴り込み試合を決めました。

互いに良いところを潰しあい、リスクを冒さない退屈なゲームでしたが、それでも4〜5度はチャンスがあったと思います。なかなか決めきれないなか最後の最後で大仕事をやってのけた可愛い顔をしたメキシコ人ストライカー。BBCが君臨するマドリー(MSNが君臨するバルサにおけるペドロのよう)で、ただただ訪れるかどうかも分からない出番に備え日々黙々と準備をしてきたであろうと思うと、(憎きマドリーではありますが)ゴールの瞬間はなんとも言えない思いが去来しました。

マドリーがサヴァイブすることとなった貴重なゴールは、とにかくゴールするという、どれだけ外しても最後は決めるという強い意思が結実した美しいシーンだったと思います。

この結果、バルサ・ミュンヘン・マドリー・ユベントス(アウェイのモナコで0-0で勝ち抜けた)と戦前の予想通りとなったセミ・ファイナル。明後日の抽選会で決まるマッチ・アップは、どのようなマッチ・アップとなっても楽しめるビッグ・マッチとなりますね。

個人的にはバルサVSユベントス、ミュンヘンVSマドリーとなって、6月のファイナルは、ユーロ『クラシコ』となることを期待したいと思います。

 

アンチェロッティ

戦術と戦術のチェス・マッチを(怪我人だらけの中で)何とか凌いだMrアンチェロッティ。

『我々は(チチャリート)彼を祝福しなければいけないね。あまりプレーできず、難しい1年を過ごしていた。それでも、彼はいつだって一生懸命練習に励み、戦い、そして苦しんだ。今日のゴールは彼に相応しい。我々にとって重要な選手だ。難しい時期を過ごしてもくさることなく、今日のゴールはその褒賞になった』

昨シーズンの『クラシコ』で失策と共に批判されたセルヒオ・ラモスのアンカー起用については、

『モドリッチが負傷した数分後に決めたことだ。セルヒオは私に自信を与えてくれるし、チームの高さを引き上げる。セットプレーの守備でそこまで苦しまずに済む保証となってくれた。彼をボランチで起用するという決定は、今日の試合のためだけだ。セットプレー時の問題を避けるために必要な決定だと彼は理解し、チームのために尽くしてくれた』

『あの「クラシコ」の後、非難されまくったね。ただ、もう一度非難されまくることも考えながら彼をボランチで起用するために取り組み、今日の私はまだ生きている。ラモスがいれば、セットプレーやCKでやりやすい。彼にはそこでプレーするためのクオリティーがあり、チームのために身を削ってくれた。このポジションでもチームを引っ張ってくれるという確信があったんだ』

と語りました。

 

シメオネ

一方、昨シーズンのファイナルのリベンジが叶わなかったシメオネは、

『私はこのチームを率いることができて幸せだ。インテンシティーとしっかりと仕事に取り組む姿勢を有し、90分にわたって努力を振り絞ったこのチームをね。このチームの仕事ぶりは、私のアイデンティティーと完全に一致するものだ。ネガティブな感覚など一切ない』

『アトレティコはクラブとして力をつけているし、再び欧州最高の8チームに入った。我々は最大限のレベルで競争に励み少しずつ成長してきたんだ。子供の頃、広場で遊んでいた私は、もしフットボールで負けても、全力を尽くしていれば満足することができた。アトレティコのファンは、このチームの選手たちに誇りを感じている』

勝負の綾となったアルダ・トゥランのドブレ・アマリージャについては、

『それまでは良い形で試合に取り組めていた。私からはそれだけ言わせてもらう』

と語ってくれました。

ビッグ・マッチで一人少なくなってはミッション・インポッシブル。いつものように、ディテールが勝敗を分けたヨーロッパのホーム&アウェイ。余計なお世話ですが、シメオネがクロップのようにならないことを願わずにはいられません。

 

チチャリート

マドリー

『全員の勝利だ。ゴールを決めたのは僕だったけど、みんなでつかんだゴールだね。チーム、そしてファンのゴールだった』

『出場機会が少なくても、僕は落ち着いていた。チームメートや家族は僕のことを信じてくれた。だから、このゴールは彼らのものなんだ。監督には準備しておけと言われていた。これまでのようなプレーを見せろ、とね』

あの時、あのポジションにいることで訪れた美しい歓喜の瞬間に拍手。そしてまた、フットボールの週末がやってきます。

スコアレスドロー

ベイル

オブラク

『(マドリーにとって)最低の中では最高の結果』

『アトレティコ・マドリーの守備は、世界最高レベルだ。オブラクは偉大な仕事をしたね』

2014-2015・チャンピオンズリーグ・クォーターファイナル・ファーストレグ、アトレティコVSマドリー@ビセンテ・カルデロン。

眠い目を擦りつつライブ視聴。前半はマドリーペースだったと思いますが、ベイル・・・あの決定機(一対一)は決めないとまた叩かれるかな。アトレティコはゴール出来る感じは皆無でした。セルヒオ・ラモスの不用意なパスを引っ掛けてからのグリーズマンのチャンス一度だったでしょうか。

マドリーにとっては、

『0-0以上のスコアに値したと思う。特に前半はね。前半のレアル・マドリーはファンタスティックで、意思の強さとともに素晴らしいプレーを見せた』

『後半は異なる内容になった。相手のプレッシャーがきつくなり、ボールを保持することが難しくなったからだ。この結果は良いものではない。だが、チームが示したプレーに対して自信も得ている』

勝敗はディテールに左右される。

『本当に些細なことだ。我々はチャンスを掴んで、全員が攻撃面で素晴らしい働きをした。だが、フィニッシュがうまくいかなかったんだ。次の水曜日のベルナベウでは、今日のような試合を繰り返さなければいけない』

アンチェロッティの思い描くようなセカンドレグとなるでしょうか。

 

シメオネ

『選手たちは素晴らしいリアクションを見せた。後半にはとても満足しているよ。通常であれば、前半に優位に立たれれば、後半にも相手に譲歩してしまうものだ。だが、この試合ではそうならなかった。我々は球際の争いでインテンシティーを持ち、ゴールを決める状況を生み出した。オブラクの出番は少なくなったね』

『(望んでいた結果か?の問いに)このような結果を手にしたというだけだ。我々は強大なライバルと対峙し、私は後半に見せたチームの変化を評価している』

『本命?。我々は期待と落ち着きでもって、重要な一戦に臨む。すべてがオープンなままだ。今日のような前半を過ごさないためには、もっとインテンシティーを高めなくてはならない』

とコメントしたシメオネ。

オープンなままでセカンドレグへ。突破の可能性は50%。だが、アトレティコにとって1ゴールがネクストラウンドへのチケットを手繰り寄せることとなる。マドリーはどんどん攻めてくるだろう。『聖』イケルの壁を破れるかは自分たち次第。

僕は、その可能性は少なからずあると思っています。

ここまでとは・・・予想外でした

マドリー

2014-2015・リーガ・エスパニョーラ第22節、マドリード・ダービー@ビセンテ・カルデロン。

全く動けず、全く繋げず、全くフィニッシュまで行けなかったエル・ブランコ。若い2人のセントラル(ヴァランとナチョ)は強烈な課題を突き付けられ、(個人的にはどうでもイイけど)猛省が必要となったゲームだった。

 

カシージャス

14分。

右サイドをフアンフランに崩され、そのクロスをフリーのマンジュキッチがエリア中央手前にパスを出し、そのボールをチアゴ・メンデスが低く抑えたシュートを放った。ディフェンス(ヴァランだったかな?)の股を抜けたボールはカシージャスの右手下をコロコロと抜けて先制ゴールを許した。

カシージャスは『ミスではない』と語ったが、鬼神であれば難なく防げた1発だった。

 

サウール

サウール

その4分後の18分。

左サイドをシケイラに突破され、ゴールラインギリギリまで侵入を許し、フワりとしたクロスをサウールにアクロバティックにバイシクル・シュートを沈められ2-0とされた。

沸き上がる要塞カルデロン。

4-4-2を選択した(ベンゼマとロナウドの2トップ)アンチェロッティだったが、チームは全く機能せず(シメオネの準備が勝ったか?)無駄に時間が過ぎていくばかりだった。ベイルも含めほとんどボールを持てず(4-3-3にトランスフォームしてからやっとベイルが突破をしたりしたが・・・)、特にフアンフランがCR7をシャットアウトした。

 

グリーズマン

2点のリードでシメオネ・アトレティは余裕の展開。カウンターの人数も3人とかできっちり守って逃げ切り図るのみ。そんなアトレティコがマドリー陣内へ押し込み、試合を殺した。

67分。エリア手前右サイドからアルダがクロスを上げて、左サイドから上がってきたこの日大活躍(ハムストリングを痛めたコケに代って途中出場した)のサウールがヘッドで折り返したボールをグリーズマンが押し込み3-0に。

ヴァランはまったくもって何をやっているのか・・・という拙い対応だった。

 

マンジュキッチ

締めは終了間際の89分。

右サイドを突破したフェルナンド・トーレスの折り返しを、マンジュキッチにいとも簡単に頭で合わされ4-0となった。

 

シメオネ

半世紀位前に記録した屈辱の4失点。

アンチェロッティは間違え呆然と立ち尽くし、シメオネはカルデロンを煽り痛快に嗤った。

『この結果、この一戦もリーガにおけるただの1試合であると考えている。我々は同じことを言い続けるよ。このチームの哲学は“試合から試合へ”と進むことであり、それ以上先を考えるべきではない。そうすれば、自分たちの仕事への集中を欠くことになる』

お決まりのパルティード・ア・パルティード。

『選手たちこそ、この勝利の重要な要因であるという至極単純な理解がある。ピッチ上のチームは望んでいたように試合を展開した。選手たちによる素晴らしい試合の解釈と、それを実践するキャパシティーによってね』

『今日は、連係、スピード、試合の巧みな運び方などが求められた。選手たちはそれを完璧に理解していたよ。我々は、何にも満足することなく、日々厳しい練習に励む素晴らしいグループに恵まれた。だからこそ、練習の段階で後に実践するパフォーマンスを見せられるんだ』

『私の立場からは、今日のような午後を過ごさせてくれた選手たちに感謝をするだけだ。彼らはとても明確かつ真剣なプレーを見せた』

『すべての監督が数え切れない程のアイデアを有しており、力量差などほんのわずかだ。重要なのは指示を実践するのが誰かということであり、我々には伝えられることを素晴らしい形で解釈する選手たちがいてくれる』

『シケイラは攻守両面において、ここに到着してから最も素晴らしいプレーを見せた。彼はとても忠実な選手であり、今日のようなプレーを見せることを意識して仕事に励んでいる。彼はグリーズマンがそうであったように、時間の経過とともに良くなっている』

『サウールはアトレティコの将来のために重要な選手だ。彼自身にも何度もそう言い聞かせたよ。だからこそ私は残留することを望んだが、彼は同時に落ち着きも保たなければならない』

一方の敗軍の将は、

『すべてにおいてミスを犯した。良いプレーをした選手など一人もいなかった。試合に臨む姿勢を変えなければならない』

『頭を冷やさなければならないね。責任は自分が背負うよ。私がここに到着してから、最も酷い試合となった』

『この試合を解読するのは、とても簡単だ。アトレティコが勝利を収めたのは、すべての面で勝っていたからだ。競争心、プレーのクオリティー、規律とね。我々は良質なパス回しもプレッシングも持ち得なかった。ボール際の争いに勝てず、カウンターを仕掛ける可能性も得られなかったんだ。今日のチームには何もなかった。プレーに臨む姿勢を変える必要があるし、何より二度と今日のようなことが起こってはならない』

『我々の動きは遅く、ボール際や空中戦とすべての争いに敗れている。誰一人として、良いプレーはしていなかった。一方、アトレティコは値する勝利を手にしている。彼らはすべてにおいてレアル・マドリーより優れ、我々はすべてで劣っていた』

と語り捲土重来を期した。

対アトレティコ戦で勝ち点を得ることなく2分4敗のエル・ブランコ。チャンピオンズで対戦することが無ければ屈辱のままシーズンを終えることとなる。

未明のバルサにとっては勝ち点差を詰める絶好のチャンス。刮目して難敵アスレティックに勝つのみだ。

それにしても・・・マドリーは酷すぎた。

ここにもある、危機?

ロナウド

ロナウド

2014-2015・コパ・デル・レイ・ベスト16・ファーストレグ、マドリード・ダービー@ビセンテ・カルデロン。

『危機と話すのは大袈裟だよ。アトレティコとの対戦はまだ90分残されている。次戦進出の可能性は高くはないが、我々は全力でそれを試みる』

冬のチャンピオン、マドリーですが、リーガに続きダービーでも0-2で敗れ失速。メッシ同様ロナウドも先発せず。ゲーム開始当初はインテンシティに溢れ、ボールを持ってまずまずだったと思いましたが・・・。

『チームは彼らの(ラモスが不用意だった)PKまで試合をコントロールしていた。だが、我々には奥行きのあるプレーが欠けていたんだ。アトレティとの対戦はとても難しい。我々はもっと縦に早いプレーを必要としている』

ポゼッションはやっぱ向いてないか。ベイルはセルフィッシュに空回りし、ベンゼマとハメス・ロドリゲスはエアーだった。クロースは疲労感満載で(この日先発した)ケディラは右往左往するのみ。マルセロとイスコは奮闘していたが、右サイドバックのアルベロアは(いつもの如く)無視された。

ネットを揺らす感じが皆無だった(アトレティコがソリッドだったが)。

セルヒオ・ラモスは、

『僕たちはプレミアリーグから多くを学ぶべきだ。PKの際に、ファウルとされるアクションがあったとは思わない。プレミアはたくさんのファンが見て楽しんでいる。だから、そう言っているんだ。負けた時にジャッジについて話すのは簡単だ。だから、強調することはしないよ』

と語りましたが、苦しい言い訳だ(完全にペナルティだった)。

ハメス・ロドリゲスは、

『プレーは彼がジャッジするのだけれど、常に疑いを持っていた。彼は疑い、疑い続け、いつもアトレティコのために笛を吹いていた』

負けがこむとやはりこうなるね。

 

アトレティコ

シメオネ

シメオネ、勝つことに際しては素晴らしいの一言だ。

『マドリーの方が良い形で試合をスタートさせた。だが選手たちは良いリアクションを見せたね。前半に少しずつリズムを手にして、時間とともに競争的なチームとなっていた。後半はとても素晴らしく、規律が取れ、懸命に働いていたよ』

『争いに臨むという以外のプレー方法は理解できない。そして外部との競争に臨むためには、内部での競争が必要不可欠なんだよ。3つのコンペティションに臨むためには、20~21選手が必要となる。このチームは競争的であり、どのようなコンペティションも争っていく』

ゴールが決まった時のボールボーイを務めた息子さんとのセレブレーションが強烈に良かったですね。

 

フェルナンド・トーレス

スウィート・ホームに帰還したエル・ニーニョ、トーレス。

まだまだですけれど、このゲームで見せていたインテンシティとシメオネがいれば復活するかもです。

それにしても・・・大したフットボールじゃないんだけどなぁ(負け惜しみ)。さぁ、次は未明なバルサ。どうなるか。もちろんライブ視聴です。

おやすみなさい。

La Decima!! Campion of “2014”

マドリー

マドリー

2013-2014・チャンピオンズリーグ・ファイナル、マドリード・ダービー@エスタディオ・ダ・ルス/リスボン。

“個”対“集団”。

それも圧倒的な“個”に対峙する闘う“集団”と形容されたファイナル。ここまで素晴らしいシーズンを送っているロヒ・ブランコ。このゲームも開始から激しく、バランス良く白い巨人に何もさせなかった。

36分に『聖』イケルのミスからゴディンの力ないヘッドがゴールラインを越えてもそれは変わらず、ほぼ完璧だった(ゲームとしてはけっこう退屈だったが)と思う。

そしてそれは90分間続いた(65分過ぎから徐々に足が止まってきてはいた)が、あと5分で栄光のビッグイヤーを手にするところだったのに、『愛すべきクソったれ』の起死回生のヘッド(それは一昨シーズンのドログバのソレのように劇的だった)でテンションが切れてしまった。

この日キレ過ぎていたディ・マリアのシュートの溢れ球を1億ユーロの男が頭で押し込み、後半途中出場した攻撃には秀でるセレソンの左サイドバックが豪快に蹴り込み、最後はこの日ほぼ見せ場が無かったCR7がペナルティを決めてフィナーレを迎えることとなった。

アトレティコは“賞讃されるべき敗者”となり、昨シーズンのドルトムントと同様の結果に、ニュートラルな立場の僕は寂しさを禁じ得なかった。

93分までリードしていたのに。

5分のアディショナルタイムは長ぇーよ。

フットボールではよくあることだが、今シーズンはロヒ・ブランコのシーズンで良かったじゃん!!と思えて仕方なかった。

フットボールの女神は余程お金持ちが好きらしい。

最後はマドリーが、投資資金に見合う果実を手にし偉大なデシマで幕が降りた。

 

シメオネ

『悲しさは感じない。自分の目標を達することができなかったことに対するビターな気持ちが残っている。レアル・マドリーは後半、より良くなった。我々は全員疲れていたが、相手は少し良くなった』と語ったシメオネ。長過ぎるアディショナルタイムに対しては、『レフェリーが望むときに試合は終わる。私が言うことはない』と相変わらず渋過ぎるコメントを残しました。

クロップのようなユーモアはないけれど、カッコいいですね。

 

ゴディン

運もあったが・・・。

早すぎた先制点だったのかなぁ〜。

 

カシージャス

カシージャス

不用意な飛び出しで頭を越されてしまった『聖』イケル。

ラ・ロハの僚友に救われました。ペナルティキック合戦となって、クルトゥワとのマッチアップが観たくもありました。

 

セルヒオ・ラモス

まさに起死回生。

ヤンチャなアンチャンが大きな仕事を成し遂げました。

『僕のキャリアで一番重要なゴールだ。最後まで戦い抜き、ファンに信じられないほどの喜びを与えることができた。これは僕のゴールではなく、最後まで僕たちを後押ししてくれたマドリディスタ、家族、みんなのものだ。長い間待ち続けた。僕たちは優勝にふさわしい』

『ゴールについては、どんな感覚か説明できないよ。すさまじいスピードで、理解できなかった。僕たちは偉大すぎるライバルを相手に、歴史をつくった。フットボールを愛するすべての人とこのチャンピオンズリーグを祝いたい』

 

ラモス&カシージャス

そして、僚友カシージャスに対してはこう言ったみたいです。

『今日の抱擁は、数年前に交わさなければいけなかった。ゴールを決めたときは『君は愛すべきクソったれだ』って言ったよ』

 

ベイル

ベイル

3度あった決定機は逃しましたが、最後に美味しいところを持っていきました。

信じて走っていたかいがありましたね。

『今シーズン、ここまでアトレティコと4回対戦したけど、どれも厳しい接戦だった。彼らに先制されると、守備を崩すのは困難になる。幸運なことに、アディショナルタイムで追いつくことができた』

『僕は逃したチャンスのことを忘れて行き続ける。それを過去の経験から学んだ。そうすれば、また機会がくることがある。うれしいことに、僕は決定的なゴールを決めることができた。それがラスト10分の勢いになった。チャンピオンズリーグ優勝は全てのフットボーラーの夢だ』

『(トロフィーを掲げることは)信じがたい感覚だった。説明できないね。ずっと記憶に残るよ』

 

マルセロ

マルセロ

容赦ないシュートを放ち3点目を奪ったマルセロ。

攻めなくてもいいのに(笑)。

 

ロナウド

足が縺れてましたがね。

17ゴールは見事という他ありません。

 

アンチェロッティ

モウのオヤジやペップよりも凄い成績を残す名将のアンチェロッティ。

調整型の中間管理職。

3度のチャンピオンズ制覇には脱帽です。

 

マドリー

くっそーーーー。

おめでとうございました。

 

ジエゴ・コスタ

わずか9分での交代。

前線でボールが収まらず、この怪我がやっぱり痛すぎましたね。しかし、素晴らしいシーズンでした。

お疲れさまでした。

『クラシコ』はポゼッション対決となる!?

アンチェロッティ&ジダン

いよいよ開幕するリーガですが、宿敵マドリーの情報を少々。

2013-2014シーズンに向けて、“ラ・ロヒータ”のイスコ(マラガから)やイジャラメンディ(ソシエダから)を獲得した“エル・ブランコ”ですが、プレシーズン・マッチでの興味深いスタッツがネットに出ていました。

計7試合のプレシーズン・マッチを行ったマドリーですが、これらの試合で試みたパスの総本数が4,032本(1試合あたり570本を越える数字)にも上ったそうです。

ベンゼマのワントップに、ロナウドをより中央に近いところに並べ(ツートップか、4-4-1-1かな?)、中盤にイスコやエジル、モドリッチ等(カカやディ・マリアも含まれるのかな?)テクニシャンを配した布陣。シャビ・アロンソやイジャラメンディが戻ってくればまた違う布陣なのだろうけど、兎に角ボールを持って繋いでいくフットボールですね。

コレはバルサに取って良いことなのでは?

世界一速い、6発の弾丸の脅威がどうなるかは分かりませんが、図らずもバルサはよりダイレクトな、速い攻撃にシフトチェンジの様子なのでかなり興味深いです。

鍵を握るのは定説の前線からのプレッシング。

バルサが失ってしまった“それ”を取り戻すのに主眼を置いて、より速くシンプルにゴールへ向かい、プレスを掻い潜らんと丁寧に繋ぐマドリー。

ジョゼ・モウリーニョがプレミアへ帰還した今シーズンの“クラシコ”は、リーガはどうなるでしょうか?ポゼッションでもバルサを上回るのか(無理だと思いますが・・・)?

興味が尽きませんが、10月27日の第10節@カンプ・ノウで一つの答えが出ます。

開幕が待ちきれませんね。

 

イスコ

早くもフィットしている模様の次世代の“クラック”候補。

ポゼッションの、スペクタクルへの鍵はこの男に託された?

 

ベイル

そして、もう一人のキーマン。

あまりにも天文学的に高額な“その男、第四につき”。ガレス・ベイルはドーバー海峡を渡ることとなるのでしょうか?

 

アンチェロッティ

マドリーの方が話題が多いなァ~。