あの世でヨハンも嘆いている

カンプ・ノウ

ベンゼマ

ロナウド

酷い。酷すぎた。間違えたルイス・エンリケ。不用意すぎたレオ・メッシ。消えたネイマール。バランスを欠いた中盤。やられた両ラテラル。美しく敗れることも叶わず惨敗。マドリーが良かったというよりバルサの自滅。なんでこうなった?。メッシの中央配置が最大の失態だろうか。

2015-2016・リーガ・エスパニョーラ第31節、バルセロナVSレアル・マドリード@カンプ・ノウ。

開始1分間、完璧にボールを回してイイ感じだと思ったが・・・。マドリーはベンゼマだけ残しロナウドとベイルも下がる4-5-1。早々にスアレスにビッグチャンスが訪れた(ファウルを見逃してもらった)がキックはほぼ空振り(泣)。メッシのFKは枠に飛ばず。中央を固めるマドリーを崩せず前半は0-0。後半11分、立て続けに得たCKから最後にピケが頭で沈めたにもかかわらず、その6分後にカウンターからベンゼマにボレーを叩き込まれ追い付かれる。落ち着かずバランスを欠きすぎた。終始中央に位置したメッシが危険な地域でボールを失いカウンターを喰らう。取り戻そうとし前掛かりになってスペースを与えてしまう悪循環。中央からの崩しに固執しすぎたか。美しく勝利しようとしすぎたか。しかし連携の取れないMSN。ネイマールはまったく見せ場がなかった。再度勝ち越すために攻めようとするのはいいが、ボールロストからボールを奪い返せずカウンターを喰らう。ベイルのヘッドでネットを揺らされたがそれも審判が何故か取り消してくれたにもかかわらず、セルヒオ・ラモスが2枚目のイエローで退場したにもかかわらずその直後にカウンターからCR7にネットを揺らされ、あの世のクライフを嘆かせることとなった。

始まる前から心配していたが、案の定の結果に落胆。

何故メッシは右サイドに張り出さなかったのか。右サイドに居ないからトイメンのマルセロに此処ぞとばかりにカウンターから攻め上がるチャンスを与えてしまい、何度もカウンターを喰らって最終的に失点。マルセロを無力化できなかったこと、メッシの中央でのボールロスト、前掛かりでスペースを与えすぎたこと(スペースを消せなかったことか)、敗因は多数あるがこのままではミッドウィークのアトレティコとのチャンピオンズも相当危ない。早急な立て直しが必要だ。

 

ルイス・エンリケ

重要なので繰り返すが、ルイス・エンリケは間違えた。それもかなり酷く。MSNが機能しない中で、そのMSNがアンタチャッブになっているのが問題をややこしくする。交代カードが切れない。このゲームではネイマールを下げるべきだったが、ラキティッチを下げてアルダを入れるしか出来なかった。

 

ピケ

気合のヘッドを見せたピケは頑張ってはいたが・・・。得点がCKのみではクライフもあの世で嘆くしかないだろう。

 

ラモス

ラモス

完全にファウルだったが見逃してもらったラモスも結局は2枚目をもらい退場。レオ・メッシは得意のドリブルを発動し攻め込むシーンもあったが、それ以上に中央で不用意にボールを失いすぎた。主審のジャッジも(双方にとって)酷かったし、久しぶりにクソな『クラシコ』となってしまった。

 

マルセロ

攻めることにかけてやはり世界でトップクラスのマルセロ。メッシが右サイドに居ないので自由に攻めがることが出来た。

 

CR7

CR7

4シーズンぶりにカンプ・ノウでマドリーに敗れたバルサ。無敗記録も39でストップ。2位アトレティコとの差が6、マドリーとの差が7になって、リーガも安泰ではなくなった。兎に角早急に立て直さなければ全てを失ってしまう。

不満と不安の日曜となった。

“James Night” with manita

ハメス・ロドリゲス

ハメス・ロドリゲス

ハメス・ロドリゲス

何故かエントリーが消えてしまったので再エントリー(コピペ)。

アシストに豪快すぎるFKと美しいオーバーヘッド。バルサのゲームから連続ライブ視聴しましたが、開幕戦を外された鬱憤を晴らすかのようなハメス・ロドリゲスのスペシャルな活躍。マニータのおまけ。

2015-2016・リーガ・エスパニョーラ第2節、レアル・マドリードVSベティス@サンティアゴ・ベルナベウ。

(決まらなかったけど)セルヒオ・ラモスが見せたオーバーヘッドの方が強烈でしたが、それでもスーパーなプレイでネットを揺らしたハメス・ロドリゲス。ベンゼマのヘッドやベイルの豪快なミドル等、開幕戦のスコアレス・ドローの失態を払拭するマドリーの攻撃陣が爆発した一戦でした。

ベティスがヘボ過ぎて致し方なしですが、これでマドリーが上昇気流に乗るのが鬱陶しい。CR7は二戦不発ですが、BBC揃い踏みとなれば(当たり前だけど)かなり脅威です。

MSN対BBC。ここまで波乱含みのリーガですが、やっぱり2強かなぁ。インターナショナル・マッチ・ウィークが開けると、何かが見えてくるかもしれません。

ベニテスには死んで欲しかったんだけどなぁ。

 

ベンゼマ

マドリーの真ん中はやはりベンゼマですね。

フリーのロナウドにパスを出さずシュートをセーブされたシーンがありましたけど、やっぱりしっくりきます。

 

ベイル

ベイル

開始2分にハメスの絶妙なクロスに飛び込んで、ヘッドを沈めたベイル。それで気を良くしたのか、後半にドリブル・ミドルを豪快に捩じ込みました。

 

マドリー

あとはロナウドだけとなった白い巨人。

このままロナウドには眠っていて欲しいけど・・・、覚醒は時間の問題でしょう。

バルサも早く目を覚まさないとね。

厄介ですな。

クラシコを振り返る

賛否両論?。

あの煌びやかだったペップ・バルサとは違う今シーズンのバルサ。その最たるものが先日の『クラシコ』だったと思いますが、縦に速い、手数を掛けないでゴールまで向かうバルサ。今シーズンがどうなるかはまだ分かりませんが、『クラシコ』がターニングポイントだったとなることを期して、備忘録。

 

カンプ・ノウ

9万人を超すクレで埋まった満員の『カンプ・ノウ』。アカペラの『イムノ』がエモーショナルで、スタジアムは美しいモザイクで彩られました。

公式戦230回目、リーガでは通算170回目の『エル・クラシコ』。やはり世界一のテンションがあります。

 

バルサ

先発イレブン。

ブスケツの負傷(間に合ったけど)もあったと思いますが、アンカーにマスチェラーノの起用し守備にも気を配った布陣。

開始3分。スアレスとのワンツーでイニエスタがエリア内左に侵入。マイナスの折り返しはスアレスには合いませんでしたが、いい感じでスタートしたと思います。メッシは左サイドでボールを持って中央を窺い、いつもの浮きパスを狙ったりしていました。

一方のマドリーは、ベイルが必ずディフェンスに戻って、マスチェラーノがボールを持った時には突っ掛けるという展開。マドリーも丁寧にボールを持つ。そして12分。マルセロが上がって中にドリブル突破を図り、左のベンゼマヘパスを通し、ベンゼマのクロスをフリーのロナウドが合わせてクロスバーを叩く。全体的にはマドリーのペースだったでしょうか。

 

マテュー

マテュー

カシージャス

そんな中、17分14秒のカタルーニャ独立コールを聞いた2分後、ネイマールが得たFKをメッシが蹴ってマテューがドンピシャのヘッドを沈めバルサが先制しました。

バルサにとっては僥倖。セットプレイからの得点でゲームを有利に運べるかたちとなりました。

ゴール後には動きが良くなり、前へプッシュしていました。が、しかしそれも長くは続きません。モドリッチを起点にイスコがドリブルを仕掛けたりと徐々にイニシアティブを取り戻すマドリー。畳み掛けれないバルサ。このあたりがペップ・バルサと違うところか案の定失点してしまう。スアレスのシュートがネイマールに溢れてきたチャンスの後のエアポケット。

 

ベンゼマ

ロナウド

ロナウド

ロナウド

ロナウド

31分。モドリッチのパスを受けたベンゼマの秀逸なヒールパスをロナウドが詰めて追い付かれたバルサ。お決まりの、ゴール後のカーム・ダウンに大ブーイングのカンプ・ノウでしたが、攻めてた後だけに中央の人数が足りてませんでしたかね。

 

ベイル

ベイル

ブラヴォ

ロナウドがフリックしたボールをベイルが詰めてネットを揺らしましたが、これはオフサイド。助かったバルサ。ロナウドの強烈な1発をクラウディオ・ブラヴォがセーブしたりと押されていたバルサでしたが、なんとか1-1で折り返し。

 

スアレス

スアレス

スアレス

後半開始早々はまだマドリーのペースでしたが、56分。アウヴェスの1発のロングボールをスアレスが秀逸過ぎるトラップから『聖』イケルの壁を難なく突破したブラヴォな1発でバルサがリードを奪いました。

素晴らしいゴールでした。

『現時点ではバルサで決めた最も重要なゴールだ。決めた相手もあって最上級の意味を持つものだね。最終ラインのスペースを生かした後、センターバックに時間を与えないようにできるだけ早くシュートまで持ち込んだ。幸運にもうまくいったね』

と語ったスアレス。このゲームでは何度もラモスとペペの間を仕掛けていましたし、バルサの真ん中として機能してきました。

『バルサが自分を引っ張ってきたのは、ゴールを決めるためにほかならない』

8,100万ユーロの価値を見せはじめ、このままシーズンのクライマックスまで好調を維持して欲しいですね。

 

メッシ

ネイマール

60分以降、足が止まってしまったマドリー。最終ラインのイエローカードもあって、メッシやネイマールがどんどんドリブルを仕掛けチャンスを作っていきました。特にネイマールにはカウンターから2回ほどビッグチャンスがありましたが決め切れず・・・。ゲームを落ち着かせるべく、ラフィーニャと交代となりました。

『ネイマールが仕掛けたプレーは、自分にボールを回すのではなく、彼自身でフィニッシュしなければならなかった。ストライカーはエゴイストなものなんだよ。彼は決定的な選手であり、いつの日かバロンドールを獲得すると確信している』

とスアレスが庇ってくれましたが、間違いなくスアレスにパスを出さなければ・・・。

ブスケツとシャビが入ってゲームを締めにかかってたバルサでしたが、カウンター・マインドの前線とのギャップがまだまだあって、強引にフィニッシュまで行ってました。マスチェラーノが怒ってましたね(笑)。しかし、このままスコアは変わらず貴重な勝ち点3を『クラシコ』で勝ち取りました。

さて、このバルサ。昔ながらのバルサを愛するものとしてはどう評価すればいいのでしょう?。

『悪いプレーを見せて勝利を手にすることはファンタスティックだ。試合の内容は好きじゃなかったよ。バルサは何度ボールを失い、マドリーのポゼッション率は何%だった?。観戦者としては楽しめなかったが、結果に関しては喜べた』

とはレジェンド・クライフのコメント。

『僕たちは良い感じで試合に入り、相手をコントロールしてゴールも決められた。だけど同点とされてしまったんだ。その後はマドリーにスペースを与えてしまい、僕たちはボールを何度も失った。彼らの方が良い形でフィニッシュまで持ち込んでいたね。でもその後にチームは再び規律を持ち、追加点を決めることができた。ただ望んでいたような試合展開じゃなかったのは事実だ』

『フットボールはポゼッションだけじゃない。このチームには一つのプレーモデルがあり、僕たちはそれに敬意を表している。だけどフットボールは多くの面があるものだ。プレッシングを仕掛けたり、苦しむときには苦しんだり、最近に力となっているセットプレー戦術に頼ったりね。現在のようにすべてのことができるチームでなくてはならない』

とはアンカーのマスチェラーノの言葉。

う〜〜ん・・・。

『リーガの優勝争いは決着がついたわけではない。マドリーは偉大なチームで、偉大な選手たちが在籍している。それにクラシコで、彼らは前半にバルサに情けをかけた。さらに2点を決められる可能性があったんだ』

そう、そのとおり。

『マドリー相手に困難な試合を強いられたが、我々は勝利へと到達する術を知っていた。試合前に言ったことだが、優勝争いにおいて決定的な一戦になるわけではない。しかし我々のファンにとっては素晴らしい勝利だね』

『本当に高いレベルにある、世界最高ランクの2チームが見られたはずだ。両チームには決定力があり、だからこそ多くの枠内シュートが生まれた。この結果には満足感を得ているよ。現欧州王者であり、我々と似たようなポテンシャル持ちながら同じ目標を目指すチームに勝利できた』

『フットボールには多くの局面が存在する。我々のゲームプランは前半、後半ともに同じだった。しかしライバルが困難な試合を強いてきたために、我々の状況を解釈してそれに適応した』

『前半はプレッシングを仕掛けることが難しく、どのようなタイミングでそうすれば良いのかが理解できなかった。ただ後半には我々の方が良い形で入れたし、2-1とした後には落ち着きと無数の決定機を手にすることができた。終盤には確かにもっと得点できる可能性もあったが、失点するリスクだってあった。マドリーにもさらなる得点のチャンスがあったからね』

年明け早々には更迭騒ぎもあったルイス・エンリケ。

最終ジャッジはトロフィーを掲げることが出来るかどうか。そこで、再度議論されることになる。僕自身は、結局はトロフィーを、ビッグイヤーを掲げることが出来れば納得せざるを得ないかなと思いはじめてます。

 

バルサ

バルサ

バルサ

3冠を目指して。

 

メッシ

全てはレオ・メッシ。

このまま楽しくプレイして欲しいですね。