Boxing Dayまとめ

Boxing Day(ボクシングデー)・・・クリスマスの翌日で、元々は、教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱(box)を開ける日であったことからBoxing Dayと呼ばれる。この日はプレミア・リーグでは全10試合が同時開催される。

なんて偉大なんだろう。

クロップ流に言えばクレイジーだが、フットボール・ラバーには堪らない12月26日。そんな素敵な一日に、お腹一杯にフットボールを堪能した極東の片隅の備忘録。

 

ベンテケ

クロップ

2015-2016・プレミアリーグ第18節、リヴァプールVSレスター・シティ@アンフィールド。

上位に強いクロップ・リヴァプールだが、この日まで連敗を喫していてどうなるかと思われた首位レスターとの一戦。

プレスが効いていた。ここまでアメイジングな進撃を続けるレスターにほぼ何もさせなかった。ワンダフルなアンフィールドで奮闘するレッズにフットボールの女神も微笑んだ。63分に左サイドに持ち込んだフィルミーノの折り返しをベンテケが押し込んで虎の子の1ゴールを守りきる。首位レスターに今シーズン初めてゴールを許さず、9月のガナーズ戦以来の黒星を付けたクロップ・リヴァプール。5試合ぶりの白星を手に巻き返しを図る。

 

岡崎くん

69分までピッチに立っていたオカちゃん。

まったく何も出来なかった(泣)。

 

ファン・ハール

2015-2016・プレミアリーグ第18節、ストークVSマン・ユナイテッド@ブリタニア・スタジアム。

ご苦労さまでした。

これ程酷いマン・ユナイテッドはあっただろうか。メンフィス・デパイのヘッドのバックパスを奪われボージャンに先制点を許す。そのボージャンのFKから、壁に当たって跳ね返ったボールを豪快に蹴り込まれ2失点。ここまで26分。その後、ゴールに迫るシーンが2度あったがもちろんネットを揺らせず、要塞ブルタニアに難なく沈んだ。

ファン・ハールは年内で更迭となるだろう。

モイーズよりお金を使ってモイーズより酷い(順位はまだ上だが・・・)。ベンチにずっと置物のように座っていてはさもありなんだ。

 

ボージャン

ボージャン

バルサを出てから流転のボージャンだが・・・。

元気そうで何より(笑)。

 

モウリーニョ

ここは是非ともジョゼの招聘を。

 

マン・シティ

デ・ブライネ

2015-2016・プレミアリーグ第18節、マン・シティVSサンダーランド@エティハド・スタジアム。

ガナーズ戦での敗北を払拭するゴール・ラッシュ(4-1で勝利)。まぁなんてことないフットボールでしたが、ネットを揺らせば問題ない。上位との勝ち点差を詰めることが出来て良かった。

このまま中一日で首位レスターとの年内最後のシックス・ポインター。勝てば定位置へ返り咲くことも可能だ。チェルシーやマン・ユナイテッドの騒がしいマネージャー人事を他所に、プレミアを制して『賢人』へバトンを渡すのか。ペジェグリーニの胸中やいかに?(そもそもそういう契約なの?)。

 

グアルディオラ

『賢人』ペップ・グアルディオラ獲得レースのポール・ポジションにいるといわれるマン・シティ。

プレミアでもポディウムの真ん中に立つことができるか。目が離せない。

 

アーセナル

ヴェンゲル

2015-2016・プレミアリーグ第18節、サウサンプトンVSアーセナル@セント・メリーズ・スタジアム。

レスターが敗れたため勝てば首位だったが・・・。こちらも難所セント・メリーズで派手に敗れたガナーズ(4失点)。

『サウサンプトンは非常にフィジカルな試合をした。我々は多くの勝負で敗れた。それが敗因だ。だがそれは一つの側面でしかない。その点は彼らがうまくやった。2つ目の側面は、我々にとって最初の3ゴールがジャッジに関して非常にアンラッキーだったということだ』

『1点目はオフサイドだった。2点目は(ゴールが決まる前に)ファウルがあった。(CKから生まれた)3点目はゴールキックになるはずだった。平均を下回るプレーでそこに判定も加わっては、さらに難しい。その上で、サウサンプトンは上手くやったと言っておく』

言い訳は見苦しいぞ、Mrヴェンゲル。

『4点目については?』とクーマンに皮肉られたのも頷ける。

ここまで無風のガナーズ。時折見せる素晴らしいフットボールも継続出来ない。今シーズンは天敵モウリーニョが去って、2003-2004シーズン以来のトロフィーを掲げるビッグ・チャンスだと思うのだが・・・。

 

チェルシー

チェルシー

チェルシー?、お腹一杯で観てません。

ボクシングデー、バンザーイ!。

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ハットトリックに隠れた不安な船出

メッシ

バルサ

2013-2014・チャンピオンズリーグ・グループH・グループステージ第1節、バルセロナVSアヤックス@カンプ・ノウ。

意外にも初対決の両者。

レジェンド、クライフを源流とする『本家』と『分家』の決戦!っていうにはあまりにも牧歌的な『カンプ・ノウ』。

解説の金子氏も言っていたが、もはや『アミューズメントパーク』と化してしまった『カンプ・ノウ』。フットボールをエンターテイメントの域まで昇華させてしまった『ペップ』バルサ、『神』メッシの存在と壊滅したスペイン経済がこの事態を招いてしまったのだろう。

オノボリさんを許さないプレミアや熱狂的なサポーターで埋め尽くされるブンデスのような、負けることは『死』、敵を叩き潰せ!みたいな雰囲気は微塵も感じられないなか始まったポゼッション対決は、世界が模倣を試みた至高のポゼッションとはほど遠い陳腐な内容で進行していった。

そんな中、ゲームを動かしたのはやはりメッシだった。

22分。

自ら得たファウルを直接ネットに突き刺したのだ。美しい弧を描いたキックは左ポストに当たりゴールに吸い込まれていった。これも解説の金子氏が言っていたが、まさにポストに当てるように蹴ったと思われる一撃で難なく先制したバルサ。しかし、ここからエンジン全開とはならなかった。

メッシのチャンピオンズリーグ通算60ゴール目で先制したが、緩いフットボールは変わらず、逆に『本家』にゴールに迫られる始末。取り戻すべくチャレンジを掲げた『前からのプレス』は、『本家』のディフェンスラインでのボール回しに嫌気があったのか、全く影を潜めた。

まぁ〜あえて実行しなかったかもしれないが。

しかし凋落した『本家』では、ゴールを上げることは叶わず、ハーフタイムを迎えることとなる。

そして後半も静かに始まった。

バルサが追加点を上げたのは、カウンターからだった。55分。敵陣中央でブスケツがボールを引っ掛け、左にネイマール、右にアレクシス、遅れてメッシが中央へ駆け上がったアレクシスと入れ替わるように右を駆け上がり、ブスケツは当然のようにメッシにボールを出した。左で受けたメッシは中央へ切り込み、溜めてディフェンダーを難なく躱してゴール右へ蹴り込んだ。

2ー0。

『本家』に2点差を詰める意欲も技術も無かった。

69分にはショートコーナーからネイマールが右サイドから単純に中央へ放り込み、中央に居たピケが難なく頭で合わせネットを揺らし、75分にはエリアを少し出たところでボールを奪ったシャビがメッシに預け、メッシはゴールへパスをして試合の幕を閉じた。

アヤックスは矜持を棄てた。

バルサは目標を果たすことなく勝利した。

『カンプ・ノウ』はフットボールスタジアムの体をなしていなかった。幸福に包まれたのは、『神』メッシのハットトリックを目撃した世界のオノボリさんだけだったかもしれない。

このまま、バルサはチャンピオンズを駆け上がりリスボンの地に立つことができるだろうか?

不安を感じるグループステージ第1節だったと思わざるをえない。次節は昨シーズン、ジャイアントキリングを喫したセルティック。ミランが初戦をものにしただけに、取りこぼしは許されないだろう。

10月はまたすぐにやってくる。

 

イニエスタ

最近少し元気がなかったドン・イニエスタだが、この試合は良かった。

もっとコンディションを上げて行ってもらいたいものだ。

 

メッシ

メッシ

メッシ

メッシ

壁を観た瞬間に入る感じがした先制点。

今シーズンはメッシ頼みは避けたいのだが・・・。

 

メッシ

メッシ

メッシ

緩過ぎるアヤックスを蹂躙したメッシ。

ハットトリックでチャンピオンズリーグ通算62ゴールとし、歴代1位のラウールまであと9ゴールとなった。今シーズン中に達成するかもしれない。

そして、最後に少しコイツに触れない訳にはいかないだろう。

 

ボージャン

ボージャン

昨シーズンはミランで愛憎ある古巣とマッチアップした元『9』のボージャン。

今シーズンはアヤックスで『カンプ・ノウ』のピッチに立った。惜しいクロスを上げたり、アウヴェスを抜いたり孤軍奮闘。

なんだかもの凄く寂しくなったミッドウィークの朝。ボージャン、頑張ってくれ!