マドリーが持つ記録に並ぶ

メッシ

公式戦34試合連続無敗(28勝6分)達成。

2015-2016・リーガ・エスパニョーラ第26節、バルセロナVSセビージャ@カンプ・ノウ。

マドリーがベルナベウで沈みリーガにアディオスした今節で、愛しのバルサがマドリーの持つ1988-1989シーズンに記録した連続無敗記録に並んだ。キックオフ前は、ガナーズ戦後ということもあってかなり心配していたがカンプ・ノウ開催で良かった。

レオ・メッシの右CKが直接右ポストを叩いたり、その流れからのスアレスの一撃がクロスバーを叩くなどチャンスはあったが、基本的にツー・ラインを敷くセビージャの壁に苦戦していた。案の定、惜しいチャンスを逃していたら程なくアレイシュ・ビダルの裏のスペースを突かれるカウンター(ビダルが入れ替わられてしまった)を喰らい、前半20分に失点してしまった。

サンチェス・ピスファンだったらヤバかっただろう。しかし、31分にギガ・クラック、レオ・メッシが強烈なFKを沈め振り出しに戻す。リーガ通算15発目のレオ・メッシのFKは、CR7に唯一劣っていると思われた弱点ももはや存在しないことを証明する強烈なゴラッソだった。

前半にイーブンに戻せた効果は大きく、後半開始早々にメッシとスアレスの美しい崩しからコーナーキックの流れでエリア内最前線に残っていたピケがダイレクトでネットを揺らし逆転とした。これ以降、セビージャもカウンターを窺いビッグチャンスも演出したが、クラウディオ・ブラヴォのいつものブラヴォーなセーブで難を逃れ、ルイス・エンリケはイマイチ乗り切れてなかったアルダやビダル、セルジ・ロベルトをイニエスタ、アウヴェス、ラキティッチと交代させゲームを締めて偉大な記録に並ぶこととなった。

最後に敗れた昨年の@サンチェス・ピスファンでの借りを返すとともに、無敗記録の進撃を続けるバルセロナ。このまま4月のクラシコまで無敗を維持して欲しいものである。

 

メッシ

メッシ

メッシ

ネイマールが蹴ったほうがいい角度だったが、強烈なスピードでサイドネットを突き刺したレオ・メッシの一発。

もはや右足しか弱点(それも問題ないレヴェルだが)が残されていない。

 

ピケ

スアレスのパスに(シュートだった?)ダイレクトで合わせたジェラール・ピケの貴重な勝ち越し弾。それにしてもヒゲが似合ってない。

 

ブラヴォ

クリーン・シートはならなかったが、鬼神に相応しいセーブを披露してくれたクラウディオ・ブラヴォ。

 

バルサ

マン・ユナイテッドとアーセナルのゲームを観てから一眠りしてのライブ視聴だったが、満足。ミッド・ウィークはラージョだし、連続無敗の新記録樹立は確定かな。

 

ルイス・エンリケ

『記録の価値?、ゼロだ。我々がタイトルを獲得できればOKだが、そうじゃなければ何でもない』

『マドリーと勝ち点12差?、アトレティコとは勝ち点8差だ。言い換えれば、近くにいるということだ。我々は最初から連覇できると信じてきた。それが優先目標であり、我々は良い位置にいる。だが、王者になるには必要な勝ち点を稼がなければいけない』

勝って兜の緒を締めたルイス・エンリケ。

チャンピオンズ連覇も信じているゼ。

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2つの赤とブラヴォ

ロハ1

ブラヴォ

ロハ2

40分過ぎと50分過ぎと60分過ぎ、「ゲームの行方」を決めた3つの要因。

2015-2016・リーガ・エスパニョーラ第22節、バルセロナVSアトレティコ・マドリード@カンプ・ノウ。

最近、簡単に失点してしまうバルサですが、この日も10分にアルバが左サイドを抉られコケに沈められ目が醒める。30分、ネイマールを追い越しエリア内に入ってきたアルバが、一瞬溜めて中央のメッシへ。速すぎる左足を振り抜いたレオ・メッシがニアを破って追いついたバルサ。ほとんどシュートを打てませんでしたが、前半で追いつけたのが大きかったですね。38分には、よく見るアウヴェスのロングパスがオフサイドラインを掻い潜ったスアレスに通り、エリア内に侵入したスアレスが2つの股を抜いて逆転に成功。スアレスは身体の寄せと股抜きが秀逸過ぎますね。

そして、この「ゲームの行方」を左右する1つ目の要因が前半終了間際に発生しました。

解説していた都並さんが、『アウヴェスのメッシへの頭越しのパスにフェリペ・ルイスが苛立った』と言ってましたが、足裏を見せてメッシの膝にアタックしてしまい妥当な一発レッド。ニュートラルなフットボール・ラバーは11人対11人が観たかったことと思いますが、退場は致し方なしだったと思います。

一人少なくなったアトレティコですが、全く油断なりません。引いて守りカウンター。コーナーやフリーキックのセットプレイから一発を狙う。前線でカラスコがファイトしまくり、バルサにとっては危険な存在でした。

そして55分、この「ゲームの行方」に左右した2つ目の要因が訪れました。

右サイドでボールを持ったカラスコが(マスチェラーノだったと思いますが)ディフェンスを躱してアーリーにクロスを上げたその先に、どフリーのグリーズマンが合わせたボレーをクラウディオ・ブラヴォが左足を残してスーパー・セーブ。最初はグリーズマンが枠に飛ばせなかったように見えましたが、ブラヴォのブラボー過ぎるセーブでした。ここで追いつかれていたら、勝ち点2を落としていたかも知れませんでした。

そして65分、この「ゲームの行方」を決めた最後の要因、ゴディンの深いスライディング・タックルがスアレスを抉って自身この日2枚目のイエロー・カードでゲームの幕が降りました。

愛しのバルサ的には相手が9人となってよかったのですが、頂上決戦、シックス・ポイント・ゲームとしては何とも言えない微妙なゲームとなってしまいましたかね。

コケのゴールもメッシのゴールもスアレスのゴールも美しかっただけに、ね。

それでも、贅沢は言いっこなし。1試合消化ゲームが少ない中で2位アトレティコに勝ち点3差を付けたのは大きい。

重要なゲームが目白押しとなる2月に向けて、大きい勝利となった1月最後の一戦でした。

 

メッシ

メッシ

公式戦ここ7試合で7ゴール目を上げたレオ・メッシ。

(怪我が心配なんですが)トップ・フォームに近づきつつあるかな。

 

スアレス

2つの股を抜いたスアレスの一発。

スアレスは、身体を預けるプレイとシュートが上手すぎますね。

 

ブラヴォ

今日はこのビッグ・セーブに尽きるでしょう。

このあと、(ソシエダ時代のチームメイトだった)グリーズマンと何やら会話してましたが、ブラヴォのブラボー過ぎたセーブで勝利をモノにすることができました。

 

バルサ

次はミッド・ウィークのコパ・セミファイナル対バレンシア。その後は、レバンテ、バレンシア、セルタ、ヒホン、ラス・パルマス、アーセナル。3日置きにゲームが続きます。

タフだなぁ。

重い、遅い、守れない

バルサ

バルサ

おまけに運もない。

2015-2016・リーガ・エスパニョーラ第7節、セビージャVSバルセロナ@サンチェス・ピスファン。

酷い、拙い、攻めれない。

前半、ネイマールのFKがポスト右に当たってキーパーの背中からゴールライン上を転がりましたがゴールならずのシーンがありましたが、それだけ。身体が重そうで、ピッチ状態も酷く重い。プレイスピードと判断が恐ろしく遅くゴールできる雰囲気は皆無でした。そんな中では絶対に失点してはいけないのですが、今シーズンはまったく守れません。52分にマテューの緩すぎるプレイから右サイドを難なく突破されグラウンダーのクロスから溢れたところをクロンデーリに蹴り込まれ失点。その後の58分にはクロンデーリの左サイドからのクロスをこれも難なく頭で沈めらて0-2に。

今のバルサに2失点は重すぎます。でもここからギアが上がったように攻めるバルサ。遅い、遅過ぎる。サンドロの無理なシュートがハンドを誘いネイマールが危なっかしく決めて1-2となって更なる勢いが出ました。ホント遅い。ネイマールがこれでもかとシュートしますが跳ね返され、セーブされ固く閉じられた門。それでも、ネイマールのスルーパスを受けたスアレスが左サイドを抉って中央に飛び込んできたサンドロが交錯しながらシュートしたボールは左ポストを直撃しゴールならず。

運もない。

 

ネイマール

セビージャ

ピケが詰めてきたんですが・・・、遅い(泣)。

繰り返しますが、運も無い。

 

マテュー

マテューのディフェンス、酷すぎました。

 

バルサ

使える、使えない(マテューとアウヴェス)がはっきりしてきましたが、圧倒的にコマが足りません。ブラヴォでも2失点が物語る酷すぎる守備。(この日外された)テア・シュテーゲンが心から気の毒に思いました。

インターナショナル・マッチ・ウィークに突入して、FIFAウィルスに感染してくる人数も多いと思いますが、幸いにてスアレスとネイマールは出場停止。でも2人で抉じ開けるにはあまりにも渋滞しているエリア内。さて、どうしたもんか。イエロー・シグナルから早くもレッド・シグナル?。『スーパー・サンデー』前日に贔屓のバルサの失速は悲しい限りです。勝ってたらバイエルン対ドルトムント、アーセナル対マン・ユナイテッドにマドリード・ダービーを心ゆくまで楽しめたのになぁ。

カガワくんの活躍を、Mrヴェンゲルの苦虫顔を、マドリーが負けるのを願うばかりです。

勝ち点3のみが収穫

メッシ

スアレス

開始1分。

3本のパスで先制。

 

メッシ

メッシ

終了間際の93分。

誰も居なくなったバレンシアサイドへのメッシの単騎アタックで止め。

2014-2015・リーガ・エスパニョーラ第32節、バルセロナVSバレンシア@カンプ・ノウ。

チャンピオンズの後のビッグマッチ。いつもあまり良くないランチ・タイム・キックオフ。相手は難敵バレンシア。これらの要素で、またまた勝ち点3を取り零すのではないかとかなり心配していましたが、なんとか勝ち切りました。

開始早々にスアレスが決定力(素晴らしいトゥキックでした)を見せ付けホッとしたのですが、しかしその後はやはり駄目でしたね。

ピケがイージーにペナルティを献上し(クラウディオ・ブラヴォがブラヴォなセーブを披露)セビージャ戦に続く失態、その後にはパコ・アルカセルに左ポストを叩かれもうどうにもこうにも。1-0のまま前半を終えることが出来たのが僥倖でした。

後半に立て直しを図るルイス・エンリケ。まずはアドリアーノをラキティッチに代えて(マスチェラーノがセントラルに戻って、マテューが左サイドバックへトランスフォーム)打開を試みましたが、攻撃の停滞は続き(ボールは持てどアタッキングサードに侵入出来ず)。セビージャ戦との違いは、ゲームを概ねコントロールしカウンターをあまり許さなかったことでしょうか。ボールを散し、相手を走らせた効果で足が止まったバレンシアに助けられ、アディショナル・タイムに自陣からネイマールが逆サイドに一人前に残っていたメッシに大きくパスを出して(バレンシアは全員バルサ陣に入っていた)、メッシが単騎ドリブル(相当足にきていましたが)で何とか決めきり2-0でゲームを締めました。

 

メッシ

『バルセロナと共に400得点だ。もっと多くのゴールを決められることを願っているよ。だけど重要なのは、とても難しい試合で勝ち点3を獲得したことだ』

バルサでのオフィシャル・マッチ通算400ゴール目となったメッシの1発は、中途半端なバセリーナを一旦止めれてのゴールでした。(471試合目での400ゴールは凄まじい限り)サクッと躱して決めて欲しかったですかね。

400ゴールの内訳は、リーガ278、チャンピオンズリーグが75、コパ・デル・レイが32、スペイン・スーパーカップが10、クラブ・ワールドカップが4、UEFAスーパーカップが1だそうです。

 

ブラヴォ

ブラヴォ

『ああいった重要な瞬間に、僕らGKは自分の仕事をできるようにしなければならない。とにかく止めるしかなかったんだ』

ピケの失態を無かったことにしたクラウディオ・ブラヴォのブラヴォなセーブがバルサを救いましたかね。

 

ルイス・エンリケ

ルイス・エンリケ

『これまでカンプ・ノウでプレーしてきた試合とは異なる一戦となったね。開始直後に得点を決め、素晴らしい形で試合を始めたが、その後にプレッシャーから逃れられずに問題を抱えた。我々は普段はしないミスを犯し、一方で彼らは多くの決定機を手にして、もう少し何かを得るに値した。だが後半は1枚イエローカードを提示されたアドリアーノの交代などによって、上手くいくようになった。後半からは、望むような展開となったんだ』

そこまで上手くはいってませんでしたよね?。

『素晴らしい結果であり、すべてを出し尽くした選手たち、無償の応援をしてくれたファンが称賛されるべき日だ。バルサはこの試合から大きな後押しを受けたんだよ。私にとって、この勝利は正当過ぎるものだ。サッカーにおいて重要視されるべきことの一つには、プレーの効果が挙げられ、決定機を決め切れなければ勝利は難しい。バレンシアはPKを得たがブラヴォが見事に止め、その後は決定機を逸し続けた』

まぁ確かに。

ラキティッチ、ペドロ、セルジ・ロベルトと交代枠を使ったルイス・エンリケでしたが、今回はアホさ加減が見えなくて良かったです。

それにしても、(見切れてますが)スーツにスニーカーはないゼ(笑)。

 

スアレス

9万人のクレからスタンディング・オベーションで讃えられたルイス・スアレス。

勝ち点3のみが収穫のゲームで、この御仁が好調なのはポジティブです。(アウェイゴール3発があって、まさかの敗退はないと思いますが)ミッドウィークのセカンドレグでもゴールが観たいものです。

それにしても・・・勝てて良かったです。この勝利がリーガ戴冠のターニング・ポイントであらんことを。三冠への道はまだ続く。