グランデ・ミランに並ぶ

バルサ

92-93シーズンにミランが記録した、93-94シーズンにチャンピオンズのファイナルで屈辱の0-4で敗れた、あの偉大だったミランの記録、連続無敗記録36に到達。

2015-2016・リーガ・エスパニョーラ第28節、エイバルVSバルセロナ@イプルア。

狭いピッチも酷い芝も問題なし。8分にメッシのノーステップでの浮きパスを受けたスアレスが右サイド深部から速いグラウンダーのクロスを中央に入れて、そのボールにファー・サイドから入ってきたムニルが詰めて難なくネットを揺らした。圧倒的にボールを持つバルサ。バジェカスもそうだったが、ピッチが狭くけっこう簡単に寄せられていたがワンタッチ、ツータッチでボールを回しエイバルに何もさせない。相手ボールになっても圧倒的人数で囲み奪い返す。危ない雰囲気はほとんど無かった。

それでもあと1点は必要だ。右サイドからのクロスがブスケツに当たってオウンゴールになりかけたシーンが前半終了間際に訪れたりしてしまうことを見ても、試合を殺す必要がある。そんなことを思っていたら直後の41分に『違いを作ることを常とする男、レオ・メッシ』がやってくれた。

相手ボールをムニルが引っ掛けてからのカウンター。右にスアレス、左にムニルを引き連れてのメッシのドリブル。そのままエリア内に入ろうかとするところで左に持ち出し、細かいステップからディフェンダーが足を上げるのを見計らって鋭く左足を振り抜きネットを揺らしてくれた。前半のうちに2点リードとなったことで、記録継続が確定した。

後半はアクセルを緩め決定機を作れないでいたが、それも残り20分となったところでレオ・メッシが右サイド深部で相手ペナルティ(スライディングからのハンドだった)をゲットし(今回は失敗せず)PKを中央に柔らかく蹴り込んで完全に完璧に試合を殺した。あとはスアレスだけだったが、81分にそのスアレスが強靭なボディバランスとお決まりの股抜きからの一発を沈め、MSMコンプリート。累積イエローでサスペンションだったネイマール不在も丁度いいローテーションとなり、完璧な週末となった。

 

ムニル

スアレスの裏への飛び出し、メッシの浮きパス、ムニルの詰めが生んだ1点目。

エイバルの守備も良くはなかったが、アッサリと先制。

 

メッシ

メッシ

メッシ

この日2得点のレオ・メッシ。

PKを沈めてくれて、ホッ。

 

スアレス

久しぶりにネットを揺らしたスアレス。

ここから股抜きをやるだろうなぁと、分かっていても止められない。

 

ピケ

ブスケツ

少し心配なのが、ピケ(ヒゲを何とかしろ)とブスケツのフィジカル・コンディションか(かなり重そうだった)。まぁ、それでも今週は(かなり久しぶりに)ミッドウィークにゲームがないので回復できるだろう。

 

バルサ

ユーヴェが持つ記録(43試合)の更新を狙おうゼ!

After the “Final”

メッシ

マイ・ディオス、レオ・メッシ。

この日はゴールこそありませんでしたが、リーガ43得点・コパ5得点・チャンピオンズ10得点。5度目のバロンドール当確です。このままピザを減らして、更なる高みへ辿り着くのみです。

 

ネイマール

この日のゴールで、今シーズンのチャンピオンズでのゴールを10としメッシとCR7に並んで得点王タイとなったネイマール。

来シーズンは何処まで行けるでしょう?。

 

スアレス

お子さんが超可愛いルイス・スアレス(笑)。

重要なゲームで重要なゴールを上げて結果を残し、世界最高のNo9となりましたかね。来シーズンはもっと良くなるハズです。

 

シュテーゲン

キックの精度と足元のスキルが半端ないテア・シュテーゲンと闘将マスチェラーノ。

このゲームではそれほどでもなかったけど、パントキックが上手すぎるシュテーゲンは、ミスを減らせばブラヴォからリーガでも定位置を奪う日も遠くないかもしれませんね。

それにしても、ホント上手い。

 

ピケ

安定感抜群だったピケとミランくん。

シーズン前半の不調は何処へやら(笑)。このゲームでは何回オーバーラップしたことでしょう。来シーズンは一対一のスキルの改善を望みます(無理か)。

 

アウヴェス

行き先不明のクロスが減って存在感が増したダニ・アウヴェスの行き先はミラン?。

貴方は、近代サイドバックの一つのメルクマークで世界最高のライト・バックでした。史上最もアルゼンチン人にアシストしたブラジル人として、僕の記憶に永遠に刻まれます。

アディオス、ダニ。

 

ブスケツ

世界最高のセントラルMF、セルヒオ・ブスケツは横顔のみ(笑)。ジョルディ・アルバもほんのちょっとだけ(苦笑)。

先日、マエストロ・シャビに後継指名を受けていたブスケツ無くしてこの成功は有り得ませんでした。

 

ラキティッチ

セスク・ファブレガスよりも上であることを証明したイヴァン・ラキティッチ。秀逸なバランスとポジショニング。メッシサイドで守備にも奮闘する玄人好みのクロアチアン。

個人的には、100%この日のマン・オブ・ザ・マッチだった。

 

シャビ&イニエスタ

共に4度ヨーロッパを制したカンテラの最高傑作デュオ、マエストロ・シャビとドン・アンドレス。

この日のイニエスタは、心配された怪我の影響を微塵も感じさせずエレガントにキレてました。3回のファイナルでアシストを記録した初めてのプレイヤーとなったドン・アンドレス。

『最初の3冠は、誰も達成できないものだと思っていた。だけど僕たちは、もう一度それを成し遂げたんだ。3冠という偉業が達成されることは、これから先も数えるくらいしかないだろう。スペクタクルだね。バルサに誇りを感じるべき日だ』

ブラヴォ!!。

 

メッシ&シャビ

『神』とマエストロ。

FKの時に口元を隠して相談するシーンがもう観れないのはホント残念です。

 

トリデンテ

間違いなくフットボール史上最高のトリデンテ、MSN。

3人で上げたゴールの数122、プライスレス。

 

メッシ&エンリケ

確執を乗り越えて・・・。

 

ルイス・エンリケ

ルイス・エンリケ

『賢人』ペップ・グアルディオラを上回る数字で3冠を達成したルイス・エンリケ。救い難いアホって言ってゴメンナサイ。来シーズンも指揮を執ることになるのでしょうか?。

それにしても、3冠を達成しても去就が決まってないって・・・どんなマネージャーだよ(苦笑)。

 

バルサ

ホント、エクセレントなシーズンでした。

来シーズンは、史上初のチャンピオンズ連覇しかありません。そして、願わくばファイナルで『ユーロ・クラシコ』とならんことを。

 

ポグバ&ピルロ

最後に残酷な明と暗の一枚を。

涙のアンドレア・ピルロと次なる『1億ユーロの男』ポール・ポグバ。ポグバは果たしてバルサにやって来るのでしょうか?。個人的は是非とも来て欲しいですが・・・。

コパ・アメリカ、ユーロの予選等みんな怪我無く終えて、ヴァカンスでリフレッシュして、また次のシーズンで拝見できることを祈念いたします。

全てのフォットボーラーに愛を込めて。

93分に訪れた歓喜

ブスケツ

ブスケツ

ブスケツ

2014-2015・リーガ・エスパニョーラ第13節、バレンシアVSバルセロナ@メスタージャ。

ドローが妥当だったかもしれない。

後半、スアレスがネットを揺らしたがオフサイドで取り消された(オンサイドだったけれど)シーン以外はほとんど決定機は無かった。

『素晴らしいプレーを見せた時間帯があり、明確な決定機も手にした。一方、前半のバルサのチャンスは一度だけだった。疑いようなく、勝てた試合だった。敗戦に悲しみを感じながら、スタジアムを去ることになる。勝利できたという感覚とともにね』と相手のヌノが語ったとおり、カウンターから2度バレンシアに決定機はあった。

しかし、ドラマはATに訪れた。

93分。

コーナーキックの流れから、エリア右サイドからメッシがクロスを放り込み、この柔らかいボールがネイマールにヒットしたがキーパーに弾き出され、しかし、そのボールを詰めていたブスケツが左脚でボレーを叩き込み貴重な勝ち点3をモノにした。

 

ルイス・エンリケ

『このチームを誇り高く思うよ。我々は盛大に勝利を祝った。93分に勝利することは美しく、メスタージャのような難しいピッチを舞台に、試合を通して苦しんだからね。この結果は我々を大きく後押しするものだ』

『ブスケツをインサイドハーフで起用したのは、バレンシアの攻守におけるトランジションを阻止するためだった。選手たちは良い試合を演じてくれたよ。プレーの明確性を欠いた時間帯もあったが、主導権を握ってバレンシアを普段よりも後方に押し込めた』

とゲーム後に語ったルイス・エンリケ。

引いたバレンシアにほぼ何も出来なかったけれど、難敵のセビージャとバレンシア相手に勝ち点3を上積み出来たことはポジティブだ。

『改善すべきメカニズムはまだある。が、チームからは素晴らしい意志の強さが伝わってくるし、今日の試合でもそれは見られた。我々は最後まで自信を失わず、自分たちのスタイルを信じ続けて勝利を収めた』

メッシが楽しくフットボールするしかない。メッシが楽しければバルサは楽しいし、クレも楽しい。

コパ・デル・レイも始まり、来週はパリとのビッグマッチもある。

『システム・メッシ』に懐疑的だけど、やっぱソレしかないんだよなぁ(泣)。

 

メッシ

ブスケツのゴールを皆で喜んでいた時にペットボトルを頭にぶつけられたメッシ。

痛がって、時間稼ぎでイエローを貰ったが・・・、とにかく楽しんで欲しい。それを願うのみだ。