サヴァイブ2

モウリーニョ

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。

2015-2016・チャンピオンズリーグ・グループステージ・グループG最終節、チェルシーVSポルト@スタンフォード・ブリッジ。

『これから(カシージャス)彼は、まだ手に入れていなかった唯一のタイトルを勝ち取るチャンスを得ることができるね。ヨーロッパリーグだ』

ゲーム後にシニカル過ぎる一発を見舞ったスペシャル・ワン。

ジエゴ・コスタとの一対一には勝った『聖』イケルだったが、跳ね返ったボールがそのままゴールに吸い込まれて行き、チェルシーは貴重な先制点をモノにした。

後半早々には、アザールの優しいパスを右サイドで受けたウィリアンが豪快過ぎる一発をニアにブチ込み勝利を決定付けた。

リードしてからのお得意のカウンター。ポルトはブラヒミだけが可能性があって奮闘していたが、ネクスト・ラウンドへ進むだけのクオリティは無かった。カシージャスも神掛かってはいなかった(ハイボール処理がやはりバタバタしていた)。

ブルーズはサヴァイブし、ファン・ハールとの違いは見せたスペシャル・ワン。正直、このレヴェルでは今後は相手によっては早々にゴー・ホームとなるだろう。

相手に恵まれ、運がないと・・・ね。

 

アブラモヴィッチ

『残り3年半の契約を全うする』ことは叶うだろうか。お得意の『ディテールが勝敗を決める』的なシーンが見られるだろうか。アブラモヴィッチ・オーナーの眠気を吹き飛ばすパフォーマンスを披露できるだろうか。

答えはまずは来年2月。

待ち切れない。

 

ウィリアン

抜かれてはいけないニアを破られた『聖』イケル。

この失点の前の同じようなシーンではセーブしていたのだけれど・・・。ウィリアンの一発が強烈過ぎた。

『モウリーニョの話題は十分か? 、本当だ。僕は飽き飽きしている。周りの人たちには退廃的な魅力があるのかもしれないけど、もう蒸し返さなくていい。彼には彼のキャリアがあり、僕には僕のキャリアがある』

『僕はセニョール・モウリーニョと戦うためにロンドンに行ったわけじゃないし、彼も僕と戦いたかったわけじゃないだろう。僕たちは違うチームにいて、異なる目標に向かってチャレンジしている。僕は周りが関心を払うことよりも自分のことに集中している』

『聖』イケルらしい優等生的発言。モウのオヤジほどでなくていいので、もう少し毒が欲しいところだ。

 

モウリーニョ

笑えるが、マン・シティ、アーセナルに続いてノックアウト・ラウンドへ駒を進めたモウリーニョ・チェルシー。連続視聴で少々お腹一杯だったミッドウィークが終わり、またすぐに週末がやってきた。

バルサを心配し、リヴァプールでドキドキし、チェルシーを酷評する。

果たして、この週末はどんな結末が待っているだろう?。

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魅せたビッグセーブと大人の対応

カシージャス

モウリーニョ

スペシャル・ワン、何を思う?。

2015-2016・チャンピオンズリーグ・グループステージ・グループG第2節、ポルトVSチェルシー@エスタディオ・ド・ドラゴン。

三匹の黒い羊(のうちの一匹と言われた)とその羊飼いの邂逅。『聖』イケルは昔のままの『聖』イケルだった。セスクのミドルシュートを難なく弾き出し、ペドロに訪れたビッグチャンスもパーフェクトにセーブ。ハイボールの処理と足元のスキルがプアと酷評されマドリーで干されたカシージャスだったが、健在の超人的なシュート対応力をまざまざと見せつけモウリーニョに強烈なカウンター・パンチをお見舞いした。

前半のラストプレイでウィリアンにFK(カシージャスは一歩も動けなかった)を沈められ追いつかれたが、52分にカウンターから決勝点を上げて2-1で勝利を手にしたポルトとカシージャス。チェルシーを怖れることなく攻めて勝ち点3をモノにした。

 

カシージャス

自身の、チャンピオンズ・リーグ歴代最多出場記録(152試合出場)を祝うカタチとなったこのゲーム。

『モウリーニョとは挨拶を交わしたよ。お互い紳士的に手を差し出した。もう長い時間が過ぎたし、彼と会うことがあれば挨拶を交わすよ。過去に生きるものではないからね』

『彼とは3年間を一緒に過ごして素晴らしい時間もあったし、困難な時間もあった。再会することに特別な意味はなかったよ。喜んだのはモウリーニョに勝ったからではなく、チームが勝ったからさ』

とコメントした大人なカシージャス。

『キャリア・ダウンだろ』という声が大方の意見だったと思うが、『新しい挑戦』としてポルトガルの地へ渡ったイケル・カシージャスの矜持が窺えた一戦、バルサのゲームの後に連続視聴したがナイスゲームでとても良かった。

大きな蹉跌

カシージャス

ロナウド

ロナウド

撃てど撃てどもネットは揺らせず。

2014-2015・リーガ・エスパニョーラ第36節、レアル・マドリードVSバレンシア@サンティアゴ・ベルナベウ。

バルサのゲームの後に連続でライブ視聴しましたが、バルサにとっては大いなる躓き、マドリーにとっては痛恨のエンパテ(2-2)。負けることが許されないマドリーは、前半からシュートの雨を降らせましたましたが、ゴール右上角、左ポスト、クロスバーに阻まれ、最後は鬼神ジエゴ・アウヴェスがロナウドのペナルティをファインストップ。いつ入ってもおかしくない状況でしたけれど・・・。そんな中、売り出し中のガジャの美しいクロスをパコ・アルカセルが粘ってゴールに流し込み先制に成功したバレンシア。フットボールってホント面白いですね。またセットプレイからバックベッドで追加点も決めて、マドリーの躓きを期待していたバルサクレの僕は思わずガッツポーズ(笑)。ゲームの焦点は、後半マドリーがどういうフットボールを見せるのかに移っていきました。そして見せたインテンシティ。やはりソレは世界一のソレでした。ゲームは結局、2-2で終えてバルサが戴冠に一歩近づき、素晴らしい朝を迎えることが出来ました。

ピース。

 

マドリー

イスコ

後半のアタックはさすがの世界一でしたね(余裕)。

84分のイスコのブラヴォなミドルは凄かったです。とにかくナイスなエンパテ。あとはユーヴェに勝てるかどうか(個人的には『ユーロ・クラシコ』を切望していますので・・・)。ミッドウィークを見届けてましょう。

どん底

カシージャス

カシージャス

それでもネクストラウンドへ。

アグリゲート・スコアは5-4。アウェイゴール2発がモノ言いました。

2014-2015・チャンピオンズリーグ・ベスト16・セカンドレグ、レアル・マドリードVSシャルケ@サンティアゴ・ベルナベウ。

取られては取って、取られては取って、取っては取られ、そしてまた取られ・・・。

それでもファーストレグの貯金(2-0)を活かし、ネクストラウンドへ進んだのは流石というべきか。この日、自身も最低だった『聖』イケルは、

『僕らがどん底に沈んだのは事実だ。でも幸いなのは、この10日間を忘れるために、金曜にすぐ次の試合があるということ。この10日間はひどかった』

『僕らは団結し、批判とマドリーファンのことは理解しなければいけない。マドリーに、そしてCL決勝トーナメントに値しなかったからだ。僕らは恵まれた立場にある。今は明日のことを考えているよ。後ろを向いたり、22連勝のことや、自分たちが成し遂げたことを振り返っていてはいけない』

『GKには常に責められるところがあると思う。今日は僕にとってベストゲームの一つではなかった。でも、今は自分のことを考えるときじゃない。今日の僕らはふさわしいところを見せられなかった』

とコメントしましたが、簡単に失点し過ぎです。セルヒオ・ラモス不在が重く伸し掛かっていますかね。

このまま『クラシコ』まで死んでいて欲しいものです。

ヨーロッパのコンペティションで、2000年以来の、ホーム、ベルナベウで4失点。ほんの10ヶ月前にデシマを達成し、昨年は公式戦22連勝を記録するなど絶好調だったマドリー。

フットボールってホント難しいなぁ。

 

ロナウド

『なんという恥だ』

この日2ゴールで結果を出したCR7もベルナベウに木霊する大ブーイングに苛立ちを隠せませんでした。

そして、今日はチェルシー。パリを難なく去なすでしょうかね。

久しぶりにマドリー

ロナウド

ロナウド

ロナウド

を観ました。

2014-2015・リーガ・エスパニョーラ第7節、レアル・マドリードVSアスレティック・ビルバオ@サンティアゴ・ベルナベウ。

ヤバいです、BBC。

キックオフ2分でネットを揺らしたCR7。好調です。

世界一のカウンターを持つマドリー相手に早々に失点しては・・・。ビルバオ、元気がありません。バルサ戦(コチラ)はもう少し粘れてましたが・・・。

前半終了間際にセットプレイからベンゼマにネットを揺らされジ・エンド。

後半は更にマドリーがイイように攻めて、CR7が7節にして3度目のハットトリック(3点目はハンドでしたが)を達成するオマケ付き。

恐ろしく速いカウンターから美しくベンゼマがこの日2ゴール目も上げて、ベイルはアシストで結果を残しました(ゴールするチャンスも2度はありました)。

BBC+J(ハメス)が躍動でしたかね。

シーズン当初は躓き失点が多かったマドリーですが、この日はマニータでクリーンシート。インターナショナル・マッチ・ウィークに入って調子を落としてくれないかと思わずにはいられません。月末の『クラシコ』どうなるでしょうか。

バルサ的にはかなり脅威、マテュー&マスチェラーノの真価が問われます。

 

ロナウド

ヤバ過ぎるシザースを披露したCR7。

キレキレ。

 

ロナウド

ロナウド

偉大な、故ディ・ステファノに並ぶリーガ22回目のハットトリックを達成したクリスティアーノ・ロナウド。今シーズン中にリーガ単独トップとなるハットトリック記録を作るでしょう。

 

ロナウド

ゲーム後、ハットトリックのお祝いをしたCR7。イリーナ・シェイクももちろん同席したそうです。何より(笑)。

指揮官アンチェロッティが、『今年のバロンドールについて、疑いは存在しないよ。金だって賭ける必要がない。現時点で迷う必要はないだろう(ロナウドで確定)』とコメントしたように、2年連続受賞もほぼ当確でしょうか。

そして最後は、(2度ほどクリーン・セーブを披露し)見事な掌返しの『イケル』コールで賞讃を受けた『聖』イケルについて。

 

カシージャス

『人々がチームとともにあるのは重要だ。選手は愛されているときにこそ、自信を持ってプレーできる。またプレッシャーを与えられるときには、それに応えようともするんだ』

『人々が僕の顔を見ることに飽きているのは理解できる。もう15年間もここにいるからね。だけど、それは自分の手で生み出した功績だ。僕はマドリーの歴史の中で、わずかなスペースを確保している』

カシージャス△(笑)。

過去のモウのオヤジとの確執、暗黒時代について、

『おそらく、モウリーニョに言い返さなければならなかった。だけどクラブのために口を閉ざすことを選択したんだ。火に油を注ぎたくなかったからね。何もしゃべらなかったことに非難もあったよ。思うに、彼の方が憤りを感じていただろうね。僕たちは良い関係にはなかった。それだけだよ。僕は黙ることを決めた。自分は誰のことも非難していないし、バツの悪い思いをさせようともしていない。普通であれば、話していただろうけどね』

『モウリーニョが率いていた頃のマドリーは、僕たちにとって素晴らしいものだった。僕はこれからも、そう考え続けるだろう。バルサとの差を縮めることができたしね。最初の頃はとても素晴らしく、最後はそうでもなかった。だけど自分からは、監督に対して最大限の敬意を払うよ。ただ自分の納得のいかないことがあったら、それについて話し合わなければならない。その上司に敬意を持ちながらね』

『負傷していた頃にはバルセロナ戦やマンチェスター(ユナイテッド)戦の遠征に帯同できるよう頼んだよ。チームと共にいたかったからね。負傷から復帰したとき、アイトール・カランカから、自分には競争に臨むだけの力がないと話され、そこでモウリーニョとの間に問題があると感じた。フロレンティーノ・ペレスの自分の扱い?。見捨てられたとは感じていなかった。そうではなく孤立感があったんだ』

モウのオヤジに3匹の黒い羊(実際に名指しはされてませんが、明らかにソレと分かる)と言われ、クレからスパイと称された件や退団について、

『“トポ”(スパイ)と呼ばれるのは少し不当だと思う。人々がそのような動きを見せるのは理解できるし、受け入れなくてはならない。監督や会長が、僕が“トポ”であるとは考えていなかったと思いたい。自分が多くの記者と良好な関係にあることは、みんなが知っている。記者たちのことは、16歳から見知っているんだからね。ただ、それが記者との関係、友人との関係を、切り分けられていないことを意味するわけじゃない』

『確かに、ここを後にすることを考えた。誰の邪魔もしたくなかったし、悪い雰囲気を生み出しくなかった。マドリーにはいつだって勝ち続けてほしいからね。だけど、その後に「競争し、戦わなくてはならない」と考え直したんだ。退団に向けて、何かしらの動きを見せたわけじゃない。それは人々が話していたことで、具体的なオファーなどなかった。あの頃も今も、自分の考えはここでキャリアを終えることにある』

モウリーニョ・シンパのアルベロアについて、

『チーム内におけるアルベロアと僕のものの見方には相違がある。僕たちの関係は5~7年前のようなものではないが、礼儀にかなったものだ。昔のようなものではないけど、何でもないことだよ』

やっぱあるんだ(笑)。最後に、

『ここが僕のホームだ。ずっとそう感じてきたんだよ。時間を守ることから、すべてをここで学んできた。マドリーなしの人生など考えられない』

と語ってくれました。

 

カシージャス

繰り返します、カシージャス△。

ブラジル・ワールドカップ、大会バッドイレブン

ベストゴール3選、大会ベストイレブンに続いて最後は、個人的海外残念選手備忘録。

ワーストイレブンとしたいところでしたが、ここに記録する以上に酷いプレイヤーが数多く居るであろう事実は拭い去れず(特に日本含めアジア勢。故に日本勢等は含めませんでした)、(期待はずれ、残念、不運等の意味も込めて)バッドイレブンとしました。

では、コチラはFWから行ってみましょう。

 

スアレス

ルイス・スアレス(ウルグアイ/リヴァプール→バルセロナ)。

もうね、何なんでしょうね。

イタリア戦でキエッリーニに自身三度目の噛み付き行為を敢行したスアレスは、ワーストと言っても過言ではありません。幼少期の“何か”がそうさせて、また必ずヤル的な精神鑑定を勝手にされてましたが、ホント何処かオカシイのかもしれません。

そんな噛み付き王を、法外なプライス(8,100万ユーロ)で獲得したバルサも病気かもしれませんが・・・。遅々として進まないセントラルの補強は・・・ってバルサの愚痴は別でしましょう。

 

フレッジ

フレッジ(ブラジル/フルミネセン)。

本名が面倒くさい、とても残念なFW。

クロアチア戦での大袈裟喜劇アピール(西村さんがホント馬鹿だった)から、倒れることしか能が無いセレソン史上最も駄目なFW(っと言ったら言い過ぎかな)。ネイマールの替わりに汚れ仕事をしていたんだろうけど・・・。どうでもいいカメルーン戦でのゴールが、個人的にカンに障りました。

 

ロナウド

クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/レアル・マドリード)。

初戦のドイツにスペースを消され、自身も消えてしまい、結局は5失点で大会からも消えてしまったCR7。チャンピオンズリーグはファイナルまで戦い、加えて怪我もあってコンディションも良くなかったのかもしれません。

でも、これだったらズラタン王が観たかったですね。残念過ぎました。

続いてはMF。

 

ジェラード

ジェラード&スアレス

スティーブン・ジェラード(イングランド/リヴァプール)。

ウルグアイ戦で、スアレスの決勝ゴールをアシストしてしまう、まさにハードラック。リヴァプールでの致命的なスリップ(コチラ)といい、呪われているとしか思えません。ルーニーのワールドカップ初ゴールを祝うことなくグループ・ステージでのゴーホームに、キャプテンの責任は小さくありません。代表はコレで引退かな。

 

ソング

アレクサンドル・ソング(カメルーン/バルセロナ)

何故?。

後ろから追い掛けて振り下ろす常軌を逸したエルボーは、もちろん1発退場。スアレスと共に、メンタルコントロール、カウンセリングが必要です・・・ってどっちもバルサじゃん(泣)。母国のゴタゴタに自身のイライラ。カメルーンはいつからお騒がせ大国となってしまったのでしょうか。

それにしても酷かった。

 

ブスケツ

セルジ・ブスケツ(スペイン/バルセロナ)。

またバルサ。

好守に全く精彩を欠いていた(消えていたといった方が正しいか)ブスケツ。ゴールに流し込むだけだったチリ戦が忘れられずノミネート。いつもの小憎たらしいボール裁きも陰を潜め、チームと共に沈んでしまった無敵艦隊のアンカーは、モデルチェンジを果たすであろう来たるシーズンのバルサで復活できるだろうか。

心配です。

続いてDF。

 

アウヴェス

ダニエウ・アウヴェス(ブラジル/バルセロナ)。

 

ペペ

ペペ(ポルトガル/レアル・マドリード)。

 

ピケ

ジェラール・ピケ(スペイン/バルセロナ)。

 

スニガ

ファン・スニガ(コロンビア/ナポリ)。

アウヴェスはノックアウト・ラウンドのチリ戦以降(好守にキレがなく老体のマイコンにポジションを奪われる)、ピケはグループ・ステージ第2戦のチリ戦から外されてしまいました。バルサ・・・、勝てない訳だ。

そしてペペ、ホント病気です。不必要な威嚇行為で1発レッド。スニガは、ネイマールへのこの飛び膝で命の危険に・・・。ただただ無事にシーズンを迎えることを祈るばかりです。

スアレス、ソング、ペペが度し難い、愚か者トップ・スリーでしたね。

そして、最後はゴール・キーパー。

 

カシージャス

イケル・カシージャス(スペイン/レアル・マドリード)。

どうしちゃったんだろう。

4年前にシャットアウトしたオランダ(ロッベン)に5発沈められて、どうしようもなくなりました。苦手と言われるハイボール処理でのミスやスリップ。ノイアーに、世界一のガーディアンの座を自ら譲ってしまうこととなりました。

こちらもデ・ヘアと世代交代、引退でしょうか。

以上、バッドイレブンでした。

図らずもフレッジを除いて、欧州トップリーグのリーガとプレミアとセリエAのプレイヤー。特に贔屓のバルサは・・・。リフレッシュして奮起を期待するのみですね。

終焉の地、マラカナン

スペイン

ブスケツ

スペイン

2014・ブラジルワールドカップ・グループB・第2戦、スペインVSチリ@マラカナン・スタジアム。

勝てる感じが全くしなかった。ネットを揺らす雰囲気は皆無だった。悲壮感のみが漂い、焦り、浮き足立ち、失点し、栄華を極めた無敵艦隊の航海はブラジル・マラカナンの地(今大会のファイナルの地でもある)で終焉を迎えた。

ジエゴ・コスタは素晴らしいタレントだと思うが、このバルサをベースとした“ラ・ロハ”には全く合っていなかった。その後釜のフェルナンド・トーレスは更に酷く、何故彼を投入するのか首を傾げざるを得なかった。

この試合では、第1戦で目も当てられなかったラモスとピケのコンビをラモスとハビ・マルティネスに変えて臨んだデル・ボスケ。しかし、20分にバルガスに蹴り込まれ敢えなく失点してしまう。無失点が前提だったが、この時点でグループ・ステージ突破は事実上不可能となってしまったと言わざるを得ない。

まだ1失点だったのに目も当てられず慌てて、焦って、前半終了間際にアレクシス・サンチェスのFKの溢れ球をアランギスに押し込まれ終わってしまった。

EUROを連覇し、ワールドカップの連覇をも目指した王者だったが、2002年のフランス、2010年のイタリアに続いての前回大会のチャンピオンがグループ・ステージでゴー・ホームとなった事実は何かの証左だろうか。

バルサのサイクルが終わり、代表も一新されるだろう。

フットボールの世界に於いて勝ち続けるのは不可能なことだ。ワールドカップでは単純に4年分歳を取ればクオリティを維持するのは至難の技なのだろう。

寂しいが現実に向き合わなければならない。

今大会は“個”の力に依存したカウンターが威力を発揮している。これからのスペインはどのようなチームを目指すのだろうか。若くて才能溢れるタレントの宝庫だ。まずはEURO。これからも注目していきたいと思う。

 

デルボスケ

采配ミスは明白だろう。

プレイヤーのコンディションも万全ではなかったかもしれないが、名前に固執しすぎたかもしれない。

『ここまでの2試合では、どちらも優位に立てなかった。我々は痛みに打ちひしがれている。今日の前半は消極的なプレーに終始し、後半にはアクションこそ見せたがゴールには至らなかった』

『何が足りなかったか?すぐに考えることは望まない。確実な返答をするためには、ある程度の時間を置かなければね。我々は24~25日間をともに過ごしたが、良いコンディションを維持しており、スタメンの選択も悩ましいものだと思っていた。しかし、現実はそうではなかった』とゲーム後に総括したデルボスケ。

お疲れ様でした。

 

イニエスタ&カシージャス

『何が起こったかを説明するのは難しい。人々に謝罪をしたい。このグループは、こんな終わり方に値しない。最初に責任を負うのはこのチームであり、また最も心を痛めているのも僕たちだ。できるだけ良い形で大会を終えることを考えなくてはならない』と語った全くイイところがなかったカシージャス。

代表のゴールマウスはデ・ヘアに。

一方のドン・アンドレスは

『僕たちにとって大きな失望だ。誰も考えていなかった打撃で、重くのしかかっている。僕たちが抱える期待は大きいものだった』

『このチームは最も高い場所に位置し、現在は最も下にいる。野心が欠けていたわけではない。それは僕たちが抱える問題ではない。大きな失望で、実際難しいことだ。本当に残酷な結末だ。少ししか言葉を発することができないよ』と語ったが、細かいミスが多かった。

 

サンチェス&ブスケツ

絶好調のアレクシスとゴールへ流し込むだけだったシーンを外してしまったブスケツ。

バルサの僚友、明暗がくっきりと。

 

スペイン

沈没した無敵艦隊のスタメン備忘録。

新生“ラ・ロハ”に何人残るだろうか。