一触即発

モウリーニョ

2015-2016・プレミアリーグ第14節、トットナムVSチェルシー@ホワイト・ハート・レーン。

更迭、解任報道もひと段落した感がある(僕はステージ4だと思っていたのだけれど)チェルシーとそのボス、ジョゼ・モウリーニョ。週末のスパーズとの一戦を観たのですが、なかなかにしてスリリングなシーンがダイレクトに写しだされて、ゲーム自体の退屈さを忘れさせてくれる一戦となりましたね。

その問題のシーンは、終了間際に起こりました。

 

ジエゴ・コスタ

まったくコンディションが上がってこない「太りすぎた野獣」ジエゴ・コスタですが、この日はベンチ・スタート。アザールのゼロトップで臨んだモウリーニョ。ゲームは、どちらも退屈なまでに決め手を欠いてズルズルとスコアレスのまま時間だけが過ぎていきました。

なかなか交代カードを切らないモウリーニョは、結局ジエゴ・コスタを使わずゲームを終えるのですが、それに不満しかない「野獣」がベンチに戻るや否やピンクのビブスを脱ぎ捨てモウリーニョに投げ付けたのでした。

恐ぇぇぇ(笑)。

まぁ、『使わねぇならアップさせんじゃねーよ』ってことなのですが、なかなかできることではありません。

ジエゴ・コスタ、恐るベシ。

 

モウリーニョ

当然の如くゲーム後に質問が飛びましたが、

『(コスタ)彼が私を傷つけたかったのなら、(投げるのは)ビブスではなかっただろう。私は彼と良い関係にある。問題はないよ』

とジョークで記者たちに乾いた笑いを提供したモウリーニョでした。

しかし、ロッカー・ルームではどうだったのだろう?、また腹の底ではどうだったのだろう?と思わずにはいられません。決定力のある9番が居たなら、今後一切プレイすることはないんじゃないかなぁ・・・と思わずにはいられません。

『(コスタは特権を手にしていると語ったモウリーニョ)ベンチに座ったのは最後だったからだ。キャプテンもイバノビッチもイングランド代表副主将のケイヒルも、セスクも、ペドロも、昨季の最優秀選手であるアザールも、オスカルも、全員がベンチに座った』

『だから、ジエゴは特権を手にしていたと思う。これまで彼をチームにとどめてきた(試合に出場していた)からね。そして今日は、こういう形でプレーするのがベストの戦略だと考えた。我々はその選択に満足している』

このゲームについては、

『こういうプレー(失点をしない?)をしていれば、これからの10試合を無敗で乗り切っても私は驚かないだろう。我々にとって望んだ結果ではない。だが、パフォーマンスは良かった』

と語り、

『我々は熱意をもって12月に臨めると思う。私は、12月末には我々が今と違う順位におり、近いうちにトップチームたちとの差を縮められると確信しているよ』

と強弁もしてくれました。

昨シーズンのトラウマがあったかどうかわかりませんが、退屈すぎるチェルシーはトップ4に辿り着くことはあるのでしょうか(無理にベットしています)。

リーグ戦は、残り3分の2を切ったところです。

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Stage 4

モウリーニョ

年末まで持つだろうか?。

2015-2016・プレミアリーグ第11節、チェルシーVSリヴァプール@スタンフォード・ブリッジ。

開始早々の4分に先制したにもかかわらず・・・。前半アディショナル・タイムに緩すぎる守備からコウチーニョにゴラッソを沈められ1-1で折り返し。笛吹けど踊らずか。

60分を過ぎたあたりでベンテケが入って高さと強さを得たレッズ。この采配が完璧に機能し、ブルーズはベンテケに手を焼いていた。そして74分、ベンテケの落としからボールを受けたコウチーニョがこの日2発目を今度は右足で沈め(テリーのお腹に当たってコースが変わったけれど)完全に意気消沈してしまった。

ジエゴ・コスタは豚のようにノロマで、アザール(後半早々に替えられた)は孤立しオスカル(後半は盛り返したが)は消えていた。ウィリアン一人奮闘していたが、一人では不可能だ。ラミレスは先制点を上げただけで、ミケルは論外。替わって入ったセスクもほとんど流れを変えられず。そして最も悲惨だったのが2枚のセントラル。テリーとケイヒルにスピードもパワーもガッツも見られなかった。

82分には、さして速くもないカウンターもどきから簡単にベンテケにゴールを許してしまいジ・エンド。リヴァプールが良かったとは到底思えないこの試合で、いとも簡単に失点してしまう。自信を失い、ズルズル後退し、脆くも決壊する。

ゲーム中、何度も『ジョゼ・モウリーニョ』チャントが響き渡っていたが、モウリーニョを擁護するよりはチームを鼓舞した方がイイと思うのだれど・・・。プレイするのはプレイヤーだ。モウリーニョを擁護しても始まらない。

11試合で6敗目を喫したモウリーニョ・チェルシー。解任されないのが不思議な惨状となってきたが、果たしてハッピー・ワンのセカンド・シーズンはどのような結末を迎えるだろうか。

冒頭のクラッテンバーグのジャッジを嘲笑するかのようなパフォーマンス画。2枚目のイエローを要求するより、自軍のパフォーマンスを省みた方がイイと思うのだけれど・・・。

 

ラミレス

左サイド深部を突破してきたアスピリクエタの丁寧なクロスを頭で沈めたまでは良かったが・・・。

如何せん4分の出来事だ、残り90分以上を完璧に熟すメンタルとフィジカルが今のチェルシーにはない。

 

モウリーニョ

自己顕示欲の塊がここに。

 

コウチーニョ

指揮官がこのまま1-0で折り返せるだろうと、ロッカールームに引き上げるところを嘲笑うコウチーニョのゴラッソ。一人躱されたあと、誰も詰めていかず難なく左足を振り抜かれあえなく失点。

うん、指揮官のあの態度はやはり問題だ。まだホイッスルは吹かれてなかったのだから。

 

コウチーニョ

無情にもゴールに吸い込まれていった2失点目。

解説の川勝さんが、あと一歩が・・・とおっしゃっていたが、まさにその通りだった。

 

チェルシー

手の施しようがないか。

自信喪失、疑心暗鬼、右往左往、迷走失意。今後のチェルシーの復活はあるだろうか。自らは絶対に辞めないモウリーニョ。どうなるか注目だ。

 

クロップ

プレミア初勝利を手にしたクロップ・リヴァプール。

チェルシー・サポとの口論をカメラに抜かれてたが、やっぱりアツいゼ、ユルゲン・クロップ(笑)。

まだまだだアクセル全開、ヘヴィ・メタル・フットボールにはほど遠いが、ベンテケはイイ。ドルトムント時代のレヴァンドフスキのような収めることができるワン・トップの可能性が見えた。

このまま流れに乗って、上位にも勝てればもしかするのだけれど。こちらは期待して見守って行きたいと思う。

魅せたビッグセーブと大人の対応

カシージャス

モウリーニョ

スペシャル・ワン、何を思う?。

2015-2016・チャンピオンズリーグ・グループステージ・グループG第2節、ポルトVSチェルシー@エスタディオ・ド・ドラゴン。

三匹の黒い羊(のうちの一匹と言われた)とその羊飼いの邂逅。『聖』イケルは昔のままの『聖』イケルだった。セスクのミドルシュートを難なく弾き出し、ペドロに訪れたビッグチャンスもパーフェクトにセーブ。ハイボールの処理と足元のスキルがプアと酷評されマドリーで干されたカシージャスだったが、健在の超人的なシュート対応力をまざまざと見せつけモウリーニョに強烈なカウンター・パンチをお見舞いした。

前半のラストプレイでウィリアンにFK(カシージャスは一歩も動けなかった)を沈められ追いつかれたが、52分にカウンターから決勝点を上げて2-1で勝利を手にしたポルトとカシージャス。チェルシーを怖れることなく攻めて勝ち点3をモノにした。

 

カシージャス

自身の、チャンピオンズ・リーグ歴代最多出場記録(152試合出場)を祝うカタチとなったこのゲーム。

『モウリーニョとは挨拶を交わしたよ。お互い紳士的に手を差し出した。もう長い時間が過ぎたし、彼と会うことがあれば挨拶を交わすよ。過去に生きるものではないからね』

『彼とは3年間を一緒に過ごして素晴らしい時間もあったし、困難な時間もあった。再会することに特別な意味はなかったよ。喜んだのはモウリーニョに勝ったからではなく、チームが勝ったからさ』

とコメントした大人なカシージャス。

『キャリア・ダウンだろ』という声が大方の意見だったと思うが、『新しい挑戦』としてポルトガルの地へ渡ったイケル・カシージャスの矜持が窺えた一戦、バルサのゲームの後に連続視聴したがナイスゲームでとても良かった。

退屈、ここに極まる

ヴェンゲル

期待した自分に腹が立つ。

2015-2016・プレミアリーグ第6節、チェルシーVSアーセナル@スタンフォード・ブリッジ。

前半終了間際までは良かったと思ったが・・・、自滅したガナーズ。

主審が目に余るクソだったが、どうして報復する必要があったのか。コスタ一人がエキサイトしていて、クレバーな誰かがいればコスタを退場に出来たハズだったが、ガブリエウがとんでもない愚行を犯し(かる〜い後ろ足キックで退場)Mrヴェンゲルのプレミアでの対モウリーニョ初勝利は露と消えた。

アホだ。

前半終了間際にはカウンターの打ち合いで面白くなっていたのに。

 

モウリーニョ

やはり最後に嗤ったジョゼ。

それでも、ブルーズも褒められたものではない。決定機も多くなく、ペドロは目を覆いたくなるようなデキだったし、コスタはゴールが欲し過ぎてイラつきカラ回り。セスクはFKでのアシストのみだった。良かったのはオスカルぐらいだ。効果的な崩しは少なく、10人になってからのセットプレイで何とか得点を上げただけ。さらにカソルラが2枚のイエローカードで9人になって何とか勝ち切った程度だ。ソリッドでタフなプレミアと言ってしまえばそれまでだが、まだまだ改善の余地がありすぎる。

そんなチェルシーに勝てないヴェンゲル・アーセナル。

やはり今シーズンも4位が関の山。チャンピオンズはベスト16止まりだろう。もうずっと言い続けてるのだが、Mrヴェンゲルには早くグッバイしたほうが良いと改めて確信した土曜の夜。スゲェー退屈な土曜の夜となった(泣)。

もう絶対観ないゼ、ったく。

 

ヴェンゲル

ヴェンゲル

awkward handshakesとデイリーミラー・オンラインに出てましたが(笑)、まさにこれほどぎこちない握手というか気不味い握手はありませんでした。

『来んじゃねーよ』って思うよね、普通(笑)。

 

レッド

カソルラ

主審がゲームを壊したので同情の余地もありますが・・・。前半にイエローを一枚貰っていたカソルラを残して、結構効いていたと思うコクランを下げてチェンバースを投入したヴェンゲルの交代策に疑問も残りました。

 

ズウマ

でもセットプレイでやられてはね(泣)。

 

ヴェンゲル

「蛙」だったとは言わないけれど、結果「蛙」になったアーセン・ヴェンゲル。

それにしても勝てませんなぁ。

 

エヴァ

エヴァ・カルネイロ女史がピッチに戻ってくるまで、チェルシーのゲームは観ないと誓った土曜の夜。モウリーニョはこのゲームについて何てコメントするだろう?。

『退場者が出る前から我々が完全に勝っていた。ラフプレイは見てないが、(カソルラに対する2枚目のイエロー)主審のジャッジは妥当だっただろう。まだ改善の余地があるが、今日の我々は、勝ち点3を得るのに相応しかった』ってところかな。

千載一遇のチャンスを活かせるか?

ヴェンゲル

「ビッグ・ロンドン・ダービー」と言うのは止めようと言ってどれくらい経つだろう?。

蛇に睨まれた蛙のように何も出来ないMrヴェンゲルの無能を嘆き、勝ち点1を取ることでヨシと嘯くモウのオヤジに苛立つニュートラルなフットボール・ラバーの僕にとって、今シーズンもやってきたロンドン・ダービー。

5節を終えた時点で、昨シーズンと同じ数だけ負けている(3敗の)ブルーズ。『私のクオリティー、私のステータスには適さない結果だ』と強弁するオヤジは流石だが、リーグ戦ではまだ一度も勝ったことがないMrヴェンゲルにとっては、ミッドウィークのチャンピオンズでディナモ・ザグレブに遅れをとった(1-2で敗れた)といえどもこの一戦は千載一遇のチャンスに違いあるまい。スタメンを大幅に入れ替えてこの日に備えたMrにとって、勝ち点1では到底許されないゲームなのである。

最終ラインが全くもって精彩を欠いているブルーズと前線の得点力不足が顕著なガナーズのマッチアップに些か不安を覚えるニュートラルな僕ではあるが、それでも、それだからこそ、どちらかに複数のゴールが生まれることになるだろうと思っている。クルトゥワを負傷で欠くブルーズとチェフがゴールマウスに立ちはだかるガナーズの構図もとても興味深い。

Mrヴェンゲルに訪れた千載一遇のチャンス。

これで勝てなければ、本当に永遠にモウリーニョには勝てないかもしれない。プレッシャーは計り知れないが、それだけのサラリーを得ているのだ。

明日のランチタイム・キックオフがとても待ち遠しい。絶妙なタイミングで訪れるロンドン・ダービーを、どちらかというとほんとんど興味を無くしていたロンドン・ダービーだが、結構楽しみにしている自分に驚きながら結末を目撃したいと思う。

モウリーニョ王国の反転攻勢のきっかけになる一戦となるのか、Mrヴェンゲルはやはり蛙なのかが白日の下に晒されることとなるのか。

舞台はスタンフォード・ブリッジ。

今週はコレでお腹一杯になりたいなと願う。

 

モウリーニョ

『プレッシャー?。(そんなものは)ない。大きなプレッシャーにさらされているのは、難民たちだと思う。チェルシーの監督であることは、喜びだ。名誉だ。毎日幸せだ』

やはり嗤うのはモウのオヤジ・・・のような気がするなぁ。

It’s over !?

モウリーニョ

美人すぎる女医、(モウリーニョに干された)エヴァ・カルネイロ女史の呪いなのだろうか(笑)。

グティソン・パークにこだました『降格』のチャント。今シーズン最初のプレミア視聴は、ディフェンディング・チャンピオンが早くもタイトル・レースから脱落することとなったゲームかもしれない一戦となった。

2015-2016・プレミアリーグ第5節、エヴァートンVSチェルシー@グティソン・パーク。

敵地の乗り込んで守備的戦術で臨んだにもかかわらず、前半に負傷交代でピッチに入ったネイスミスにネットを揺らされ、最終的にはハットトリックを許すお粗末。コスタもアザールも沈黙し、マティッチの豪快なミドルで一時は1点差に迫るも、まったくイイところがなかった。

5節を終えて勝ち点4の、1988年以来の最悪なシーズン・スタートとなったブルーズ。モウのオヤジが、プレミアで初めて喫したハットトリック。5節で12失点は、老朽化した最終ラインの弊害か。守備的戦術の達人の蹉跌。まだ5節だが、首位を無敗で快走するシティに早くも勝ち点差11を付けられ16位に沈んだブルーズ&ハッピー・ワン。

来週からは、チャンピオンズも始まるヨーロッパ・フットボール。長期政権を望むモウリーニョの最初の正念場が早くも訪れることとなった。

 

ネイスミス

ネイスミス

ネイスミス

屈辱の3失点。

 

banner

『オマエらの失敗はオマエらの遺産だ』

どういう意味を込めて、どちら側の人間が飛ばしたバナーか分かりませんが、ブルーズに(モウリーニョに)なんともアイロニカルに響きます。

どう巻き返すだろうか。

カルデロンでの決戦をライブ視聴する前に目の当たりにしたモウのオヤジの歴史的敗北。CR7がエスパニョール相手にマニータで覚醒した土曜の夜。間も無くキックオフを迎えるバルサとアトレティコとのビッグ・マッチに、バルサの勝利を祈るばかりです。

合掌。

連覇への旅路

バルサ

バルサ

2015-2016・チャンピオンズリーグ・グループステージの組み合わせが決まりました。チャンピオンズもいよいよ来月からですねぇ。

組み合わせは以下のとおり。

◆グループA
パリ・サンジェルマン(フランス)
レアル・マドリー(スペイン)
シャフタール・ドネツク(ウクライナ)
マルメ(スウェーデン)

◆グループB
PSV(オランダ)
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
CSKAモスクワ(ロシア)
ヴォルフスブルク(ドイツ)

◆グループC
ベンフィカ(ポルトガル)
アトレティコ・マドリー(スペイン)
ガラタサライ(トルコ)
アスタナ(カザフスタン)

◆グループD
ユヴェントス(イタリア)
マンチェスター・シティ(イングランド)
セビージャ(スペイン)
ボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ドイツ)

◆グループE
バルセロナ(スペイン)
レヴァークーゼン(ドイツ)
ローマ(イタリア)
BATEボリソフ(ベラルーシ)

◆グループF
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
アーセナル(イングランド)
オリンピアコス(ギリシャ)
ディナモ・ザグレブ(クロアチア)

◆グループG
チェルシー(イングランド)
ポルト(ポルトガル)
ディナモ・キエフ(ウクライナ)
マッカビ・テルアビブ(イスラエル)

◆グループH
ゼニト(ロシア)
バレンシア(スペイン)
リヨン(フランス)
ゲント(ベルギー)

 

日程

メッシ

愛しのバルサはグループE。ローマがポイントかなぁ。簡単ではないですね。この舞台に戻ってきたマン・ユナイテッドはイージーモード。アトレティコもそうかな。古巣と同組となったモウのオヤジとカシージャスの邂逅が胸アツです。『死のグループ』はグループD。毎年厳しいドローのマン・シティは今シーズンも『死のグループ』です。

ジャイアント・キリングは起こるのか。バルサの連覇は果たして。ロード・トゥ・『サン・シーロ』

今シーズンも存分に楽しみたいと思います。

【グループステージ日程】

第1節:9月15、16日

第2節:9月29、30日

第3節:10月20、21日

第4節:11月3、4日

第5節:11月24、25日

第6節:12月8、9日