決着

コスタ

コスタ2

『最初から最後まで試合をコントロールしたと思う』(ローラン・ブラン)は言い過ぎだと思うが・・・。

2015-2016・チャンピオンズリーグ・ベスト16・セカンドレグ、チェルシーVSパリ・サンジェルマン@スタンフォード・ブリッジ。

ファーストレグで貴重なアウェイ・ゴールを手にしていたチェルシーだったが、パリとの力の差は歴然としていた。(アウェイ・ゴールを許さず)1-0で勝利するのが現実的なプランだったブルーズ。しかし、左ラテラルに起用されたケネディの守備力は致命的だったし、2枚のセントラル(ケイヒルとイヴァノビッチ)も老朽化、アスピリクエタは左ラテラルが本職だ。脆い最終ライン。早過ぎた16分の失点は、(解説していた粕谷さんも懸念してた)その左サイドをズラタン王にイージーに攻められてのものだった。何故あれほどスペースを与えてしまったのか。何故あれほどフリーだったのか。

早過ぎるゲーム・プランの崩壊。それでも前へのインテンシティ、カウンターへの意欲は見てとれた。そしてそれは結実する。失点から11分が過ぎた27分。ペドロがセンターサークル付近でボールを引っ掛け、その隣に居たウィリアンがそのボールを拾って前へ進み、エリア手前でペドロとのワンツーから前方のジエゴ・コスタへボールを預け、エリア内に入るや否や野獣ジエゴ・コスタは完璧な切り返しからチアゴ・シウヴァのマークを半歩外し左足を振り抜いた。

その秀逸で美しい一撃はスタンフォード・ブリッジに歓喜を齎し、イケる雰囲気を作り出す。勝ち上がりにはあと2発必要だったにせよ、もう一発見舞うと振り出しに戻せるところまで早い時間帯で漕ぎ着け、カウンターの勢いとゴールへ向かうインテンシティが増した。しかしパリも老獪だった。力がある証左だが、前シーズンまで2シーズン連続でクォーターファイナルの舞台を経験している傭兵集団は、慌てずこのまま1-1で前半を終えた。

ニュートラルなフットボール・ファンにとって『とても面白い前半だった』と思う。

チェルシーの失点のシーンでは朝一から思わず大声で『(失点)早ぇーよ』と叫んでしまったが、ジエゴ・コスタのゴールで息を吹き返し、残り45分で2点を奪うことも可能に思えたし夢想してしまった(実際チャンスはあった)。しかし、その淡く儚い想いも60分までのモノだった。前線で気を吐いていた唯一の希望の野獣ジエゴ・コスタがピッチに座り込んでしまったのだ。ゴールの匂いを醸し出していた(実際にネットを揺らしもした)男の終焉は、即ちブルーズの終焉をも意味していた。アザールやアスピリクエタやウィリアンにもチャンスが無くは無かったが、ブルーズがネクスト・ラウンドへ進むには野獣が必要だった。そして実際の終焉が67分に訪れることとなった。

左サイドでのディ・マリアのマクスウェルへの横パスが中央へ流れたところをダイレクトで拾ったチアゴ・モッタがスペースに抜け出したディ・マリアへ出して、ディ・マリアが上げたクロスを中央へ走り込んできたズラタン王がダイレクトでネットを揺らし、このロンドン公演に文字通り終止符を打った。

ゲームはこのまま何事もなく終えて、アグリゲート・スコア2-4。今のチェルシーには残酷なまでの現在地。今シーズン当初の不調からは、よくバウンス・バックしてきたとは思う。しかし、戦えるコマがビッグクラブのソレでは無かった。プレミアをトップ4でフィニッシュすることも現実的には難しく(不可能だ)、昨シーズンのマン・ユナイテッド同様CLの舞台から離れることが確実となった物哀しいミッドウィークのロンドン。新しいマネージャー(コンテ?)と共に一年の雌伏でヨーロッパの舞台へカムバックすることは叶うだろうか。

(安くても)アザールを売り飛ばそう。老朽化したセントラルの入れ替えとトップクラスのFWも必要だ(コスタ一人では・・・)。リーガやブンデスとは違うタフなプレミアで、(マン・ユナイテッドを見ても分かるとおり)トップ4への返り咲きは簡単なことではない。一つの『決着』を見たこのホーム&アウェイで、一から出直しが必要なチェルシーの未来に幸があらんことを願わずにはいられない。

 

ラビオ

16分のラビオの先制点。

ズラタンのクロスは秀逸だったが、ケネディの守備が酷すぎたと思う。

 

コスタ11

コスタ1

27分の夢を繋いだ秀逸なコスタの切り返しからの一発。

1-1としてまだ分からない状況としたが、怪我による退場が痛すぎた。

 

イブラヒモビッチ

イブラヒモビッチ1

イブラヒモビッチ

リマッチに幕を降ろしたズラタン王、1G1Aの活躍でロンドンに爪痕を残す。

 

ベッカム

スタンフォード・ブリッジを訪れていたディビッド・ベッカムも満足したことだろう。

 

アザール

コンディションが上がらず、このゲームでも自ら負傷交代を申し出てまたまた男を下げたエデン・アザール。ハーフタイム時にディ・マリアとユニフォーム交換したこともスタンフォード・ブリッジのサポーターのカンに触った。

 

パリ

『今日は良いプレーができた。この先もハードワークを続けて自分たちのベストを尽くす。どこが僕たちの終わりになるのかは分からない。今は勝ち抜いたけれど満足はしていないから、これからも続けていけるさ』

と語ったズラタン王。

悲願のCL制覇は果たして。

一触即発

モウリーニョ

2015-2016・プレミアリーグ第14節、トットナムVSチェルシー@ホワイト・ハート・レーン。

更迭、解任報道もひと段落した感がある(僕はステージ4だと思っていたのだけれど)チェルシーとそのボス、ジョゼ・モウリーニョ。週末のスパーズとの一戦を観たのですが、なかなかにしてスリリングなシーンがダイレクトに写しだされて、ゲーム自体の退屈さを忘れさせてくれる一戦となりましたね。

その問題のシーンは、終了間際に起こりました。

 

ジエゴ・コスタ

まったくコンディションが上がってこない「太りすぎた野獣」ジエゴ・コスタですが、この日はベンチ・スタート。アザールのゼロトップで臨んだモウリーニョ。ゲームは、どちらも退屈なまでに決め手を欠いてズルズルとスコアレスのまま時間だけが過ぎていきました。

なかなか交代カードを切らないモウリーニョは、結局ジエゴ・コスタを使わずゲームを終えるのですが、それに不満しかない「野獣」がベンチに戻るや否やピンクのビブスを脱ぎ捨てモウリーニョに投げ付けたのでした。

恐ぇぇぇ(笑)。

まぁ、『使わねぇならアップさせんじゃねーよ』ってことなのですが、なかなかできることではありません。

ジエゴ・コスタ、恐るベシ。

 

モウリーニョ

当然の如くゲーム後に質問が飛びましたが、

『(コスタ)彼が私を傷つけたかったのなら、(投げるのは)ビブスではなかっただろう。私は彼と良い関係にある。問題はないよ』

とジョークで記者たちに乾いた笑いを提供したモウリーニョでした。

しかし、ロッカー・ルームではどうだったのだろう?、また腹の底ではどうだったのだろう?と思わずにはいられません。決定力のある9番が居たなら、今後一切プレイすることはないんじゃないかなぁ・・・と思わずにはいられません。

『(コスタは特権を手にしていると語ったモウリーニョ)ベンチに座ったのは最後だったからだ。キャプテンもイバノビッチもイングランド代表副主将のケイヒルも、セスクも、ペドロも、昨季の最優秀選手であるアザールも、オスカルも、全員がベンチに座った』

『だから、ジエゴは特権を手にしていたと思う。これまで彼をチームにとどめてきた(試合に出場していた)からね。そして今日は、こういう形でプレーするのがベストの戦略だと考えた。我々はその選択に満足している』

このゲームについては、

『こういうプレー(失点をしない?)をしていれば、これからの10試合を無敗で乗り切っても私は驚かないだろう。我々にとって望んだ結果ではない。だが、パフォーマンスは良かった』

と語り、

『我々は熱意をもって12月に臨めると思う。私は、12月末には我々が今と違う順位におり、近いうちにトップチームたちとの差を縮められると確信しているよ』

と強弁もしてくれました。

昨シーズンのトラウマがあったかどうかわかりませんが、退屈すぎるチェルシーはトップ4に辿り着くことはあるのでしょうか(無理にベットしています)。

リーグ戦は、残り3分の2を切ったところです。

914日ぶりの、まずは1冠

モウリーニョ

モウリーニョ

2014-2015・キャピタルワン・カップ、ファイナル、チェルシーVSトットナム@ウェンブリー・スタジアム。

“モウリーニョ・レッスン”。

1発勝負のファイナル。

やはり“スペシャル・ワン”は退屈なまでに“スペシャル・ワン”だった。

マティッチを欠く中盤にズマを起用する守備的プラン。元日に5発沈められた過ちを繰り返すはずもなく、守備的戦術で機を窺う。スパーズもまずまずのゲームの入りだったと思うが、如何せん守備的戦術に特化した“スペシャル・ワン”チェルシーの牙城を崩す術は抑えられ、エリクセンのFKがバーを叩いたくらい しか見せ場はなかった。

それでも前半をスコアレスで折り返せていればノーチャンスではなかっただろうが、セットプレイからの溢れ球を闘将ジョン・テリーがゴールに蹴り込み(ディフェンダーに当たってコースが変わった)ほぼ勝負が決したと思った。

そして、試合を殺すチェルシー。56分にセスクのパスをエリア内左で受けたジエゴ・コスタが縦へ侵入し振り抜いた左脚。こちらもディフェンダーに当たってゴールに吸い込まれ、チェルシーの勝利が確定した。

アザールのプレイは観ていてとても楽しいが、チェルシーのフットボールはツマラナイ(チェルシー・サポの皆さん、ゴメンナサイ)。

『モウリーニョは仕事をするためにやって来て、チームは実際にそれを成し遂げた。彼らは守らなければならないから守るのではなく、守ることが大好きで、楽しんでいるんだ』

『彼らは守るために生きている。毎回の試合でそれが分かる。だからこそ彼らは決勝戦を戦うたびに、ほとんどいつも勝つことができるんだ』

とティエリ・アンリはコメントしていたが、ヴェンゲルもペジェグリーニも“スペシャル・ワン”には敵わないのだから、これも致し方なしか。

『私の選手たちは、戦術的に見事だった。ファイナルには特定のコンセプトがある。もちろん、毎回決勝で勝つことはできないがね』

『我々に問題はなかった。その中で彼らは2、3のチャンスをつくっている。(クリスティアン・エリクセンの)FKはバーに当たったが、そのほかはうまくコントロールできていたと思う。カウンターで危険になるかもしれないと分かっていたが、決勝でやらなければいけないプレーをした』

と語った戦術の達人、ジョゼ・モウリーニョ。昨シーズンは無冠に終わったが、やはり2年目には完璧に仕事を遂行する。真のプロフェッショナルなのだ。

このままプレミアも手中に収めるだろう。マン・シティもガナーズも、ましてやロングボール・ユナイテッドも絶対に届かない。

ポチェッティーノやロジャーズ、クーマン等が奮闘はしているが、やはりマネーとヴァリュー、そして何かしらの非情さが足りないか。そういう意味では(紛れは多く観られるが)プレミアもリーガと変わらないのかもしれない。

兎にも角にも、今シーズンはジョゼ“ハッピー・ワン”モウリーニョのシーズンとなることが決まった週末だった。

 

テリー

チェルシー

見事に、フリーにテリーの元に溢れてきたなぁ。ゴールに捩じ込む気迫みたいなものがあったし、実際貴重な先制点となった。

 

コスタ

やはりシュートは撃つべきなんだなぁ。普通なら絶対入らないが、ディフェンダーに当たってネットに吸い込まれるもんなぁ。

やれやれ。

 

モウリーニョ

モウリーニョ

『私にとって重要なのは、少年の気持ちのままでいること。今回のファイナルの前、私は何年も昔に初めてファイナルに臨んだときと同じ気持ちでいた。その時と同じように勝利を喜べることが大事なんだ。52歳にして、子供の気持ちでいることがね』

ゲーム中にカメラにペットボトルの水を掛けてたもんなぁ。2-0で余裕があったからでしょうけど・・・。キャリア21個目のタイトルは、またまた(悔しいが)お見事と言わざるを得ないモウのオヤジらしい勝利だった 。

でもビッグイヤー含めてのトレブルは無いよ、絶対に(フットボールに絶対はないのだけれど・・・)。

2強譲らず

ジエゴ・コスタ

チェルシー

2014-2015・プレミアリーグ第18節、チェルシーVSウエスト・ハム@スタンフォード・ブリッジ。

 

マン・シティ

マン・シティ

2014-2015・プレミアリーグ第18節、ウエスト・ブロムウィッチVSマン・シティ@ホーソンズ。

プレミアは偉大ですね。

各国リーグ戦がクリスマス・ヴァケーションの中、ボクシングデーも休まずゲーム。それどころか中1日でまたゲームでそれから元日もまたゲーム。

尊敬しています。

チェルシーからマン・シティのゲームを連続視聴しましたが、2強とも抜け目なく2-0(テリーとコスタのゴール)、1-3(フェルナンド・ヤヤ(PK)・シルヴァのゴール)でモノにしました。

コスタの秀逸な切り返しからのゴールとシルヴァの右45°からの股抜きゴールが美しかったですね

 

モウリーニョ

因縁のアラダイス親分とモウのオヤジ(笑)。

『我々はこの結果に値した。非常に難しい相手との好ゲームだった。我々は良いスタートを切った。もっと早く先制することもできただろう。ゴールを奪ったとき、我々は試合をコントロールしていたね』

『相手は後半にリアクションした。だが、2点目を奪い、すて順調だった。我々のプレーにとても満足している。非常に難しい守備をする相手に対して、それを抉じ開けるのに十分な創造性があった。守備ではストークのような直接的な攻撃を抑え、アンディ・キャロルをうまくコントロールした』

と語ったモウのオヤジ。アラダイス親分の皮肉を聞けなかったのは残念ですが、チェルシーは確かにボールを持って、ゴールを抉じ開けました。

一方のペジェグリーニは、

『非常に重要な勝利だ。ボクシングデーの試合は簡単じゃないからね。こうやって今週の3試合を始めることは大事なことだった。我々は連勝を目指しているが、チェルシーのことは考えていない』

『まだ20試合が残っているんだ。シーズン後半戦でどちらのチームがよりうまくやるかを見ていこう。私は、タイトルレースにいるのは2チームだけではないと思っている』

と語りました。

怪我人を多く抱えているマン・シティがより厳しいけれど、シーズン終盤までマッチレースを期待したいものです。

 

クラッテンバーグ

ウエスト・ブロムとマン・シティのゲームを裁いたクラッテンバーグさん。前半の雨から後半の雪、一番大変だったですかね。

ご苦労様でした。

もうビッグ・ロンドンダービーと言うのは止めにしよう

セスク

サッカーを愛する全ての皆様、ご機嫌如何かですか?。

退屈でしたよね、ビッグ・ロンドンダービー。眠りそうでしたよ・・・僕は。まぁリアル・リアリスト、ジョゼ・モウリーニョとプロフェッサー“策なし”ベンゲルの一戦ですからそれも致し方なしでしょうか。

2014-2015・プレミアリーグ第8節、チェルシーVSアーセナル@スタンフォード・ブリッジ。

 

ペナルティ

27分。

まぁ〜完全にペナルティでした。

 

アザール

アザール

クールにコントロールしたアザール。

この日も(は?)左サイドでキレてましたね。

 

ジエゴ・コスタ

ジエゴ・コスタ

78分。

秀逸なバセリーナを沈めたゴール・ハンター、ジエゴ・コスタ。

ゲームは“ハッピー・ワン”率いるブルーズが2-0で勝利しました。ヴェンゲルは勝てませんねぇ。呪われてさえいるかのようですが、ガナーズ自体ボールは持てど決定機はほとんどありませんでした。カソルラは結構効いていたのに交代させて、全く消えていたエジルを残す迷走ぶり・・・、モウリーニョ相手に我を失って、枠内シュート0ではさもありなん。

そして、セスク・ファブレガス。

ジエゴ・コスタへのロビングでのアシストを決めて結果を残し、ロンドンでの父であったプロフェッサー・ヴェンゲルに強烈な恩返しとスタンフォード・ブリッジに祝祭を齎しました。

モウのオヤジとウマが合うのかしら。

まぁバルサの時もコレくらいはやってましたが、チェルシーにとっても本人にとっても良い移籍となりましたかね。

そしてこのゲームのハイライトを記しておきましょう(笑)。

ピッチサイドでの場外戦。アレクシス・サンチェスにケイヒルが危険なタックルをお見舞いしたシーン(前半半ばだったと思いますが)で、事は起こりました。

 

ヴェンゲルとモウ

ヴェンゲルとモウ

カーム・ダウン(笑)。

『私はAからBへ行こうとし、そこに誰かが立ちはだかっただけだ。Bはアレクシスだ。彼の状態を確認したかった』とプロフェッサーらしく数式を語るように事の顛末を述べたプロフェッサー・ヴェンゲル。

セスク移籍の前に獲得した『天才』エジルが、このゲームでは(開幕からずっと?)完全に消えてしまって、教え子にプレゼンスを発揮されてしまいました。トホホ・・・。

『セスクに対する敵意はないよ。彼の健闘を祈っている。彼は私が好きな選手であり好きな人間だ。でもアーセナルを去れば、もうわれわれから去ったということだ。われわれはプロなのだから、こういうことを受け入れる必要がある。だが彼がキャリアを振り返ったとき、アーセナルと私は彼にとって大切な存在となるだろう。それは間違いないね』

一方の“誰かである”モウのオヤジは、

『私としては終わったことだ。ただ、テクニカルエリアは非常にはっきりしている。私には私のところがあり、彼には彼のところがある。そして、彼は私のところにくることができない。特に、私の選手にレッドカードを出すよう、審判に圧力をかけるようなことがあってはならないことだ』

『私が彼に言ったことは、私のテクニカルエリアから出てもうこないでくれ、ということだった』と静かに(どのお口が)述べました(笑)。

しかし、

『アーセナルは8人で試合を終える可能性があった。コシェルニーはレッドカードで、チェンバースはイエローカード2枚、ウェルベックは明らかにレッドカードだ』

『ただ、私はウェルベックにレッドカードが出なかったことを受け入れる。もう試合は終わっていた。彼は良い若者で、攻撃的ではない。ちょっとしたフラストレーションからきたのだろう』

と言いたいことはキッチリと(笑)。

場外戦も舌戦もプレミアの醍醐味ですが、ピッチでのスペクタクルも観たいものです。繰り返しますが、ガナーズの枠内ショート0・・・首を左右に振るしかありません。

ビッグ・ロンドンダービー、皆様はどうでしたか?。

悲喜交々

ジェラード

今週は色々ありました。

ライブで観ることは出来ませんでしたが、リヴァプールがクリスタル・パレスに3-0から追い付かれ痛過ぎるドロー。

これでプレミア制覇は難しくなってしまいました。悲し過ぎましたが、これがフットボールというものでしょう。楽勝な感じだったのになぁ〜。

 

アトレティコ

ジエゴ・コスタ

リーガでも@シウター・デ・バレンシアでアトレティコがレバンテに0-2でまさかの敗戦。

残り2試合を全部勝てばリーガを制する状況は変わりませんが、最終節は@カンプ・ノウです。文字通り、ファイナルからファイナルへ。シメオネに、アトレティに女神は微笑むでしょうか。

最終節のバルサとの一戦で雌雄を決する状況になって否応なしに盛り上がりたいものです。

 

ロナウド

ミッドウィークでマドリーがまさかのエンパテ。マドリーは脱落で(たぶん)愛しのバルサは千載一遇のチャンスが巡ってきました。

 

バルサ

メッシ

なんだかなぁ〜な三つ巴の展開でしたが、最後(何回目?)のビッグチャンス。勝つしかありませんよ、ホントに。

メッシ、何とか復活してもらいたいものです。

 

シメオネ

『我々の眼前には、エモーショナルかつ、純粋にフットボールだけが存在する3週間が存在している』

『現在のリーガはとても面白い』

熱いゼ!!

ネクストラウンド進出への可能性は50%

バルサ&アトレティ

2013-2014・チャンピオンズリーグ・クォーターファイナル・ファーストレグ、バルセロナVSアトレテイコ・マドリード@カンプ・ノウ。

やっぱフットボールって面白い。

バルサのポゼッションに対してアトレティコのカウンター。組み合わせが決まった時に少し注目(コチラ)を書いてみましたが、ポイントが色々あったゲームとなりました。

いつも思うのですが、アウェイ・ゴールを手にした方が圧倒的に有利となるホーム&アウェイ方式のノックアウト・ラウンド。故にアトレティコはカウンター時には人数を掛けて1発を狙い、バルサは不用意なボールロストは避けなければなりません。ゲーム開始直後はアトレティコがグイグイとバルサにプレスを掛けてきました。

ピントがボールを持った時の半端ないプレス。

なかなか搔い潜れないバルサは、何度かピンチを招きました。加えて、12分にジエゴ・コスタと競り合ったピケが負傷でピッチをあとにすることとなってしまいました。

暗雲立ち込める感じでしたが、交代したバルトラはピッチに立ってからホイッスルが吹かれる最後の瞬間まで完璧だったと思います。

一方のアトレティコの方も27分にジエゴ・コスタがハムストリングを痛めて交代を余儀なくされて、バルサにとっては頭痛の種が一つ減ることとなって有利な状況に立ったと思いましたが、分からないものです。

お互い攻めて守って、どちらかというとアトレティコペースで前半はスコアレスで折り返し。そして後半ゲームが動きました。

 

ジエゴ

56分。

ジエゴ・コスタに代ってピッチに立ったジエゴが、今シーズンのチャンピオンズで最も美しいミドルシュートをゴール右隅上に突き刺しました。

貴重過ぎるアウェイ・ゴール。マエストロ・シャビが寄せ切れずってことはあったかと思いますが、豪快に振り抜いた右足。まさにゴラッソ中のゴラッソでした。

ここから亀のように閉じ篭るアトレティコ。リーガの下位チームよりソリッドでタフなディフェンス。サイドをある程度捨てて中央を固く閉じるディフェンスに、バルサはブスケツが強烈なミドルのボレーを放ちますがクルトゥワのファインセーブでネットを揺らすことができません。

なかなか動かないマルティーノですが、このゲームでは70分辺りでセスクに代えてアレクシス・サンチェスを投入し、右エストレーモで先発したネイマールを左に回してイニエスタをインテリオールへとトランスフォームしました。

コレが結果、功を奏すこととなりました。

 

ネイマール

ネイマール

71分。

エリア手前でボールを持ったイニエスタから左サイドに居たネイマールへの美しいスルーパスが放たれ、ネイマールは身体を開きながらダイレクトで右足を振り抜きゴール右隅に突き刺しました。

いつものバルサならメッシがこのようなスルーパスを出すのですが、今回はドン・アンドレス。

アトレティコはこの失点の直前にビジャを下げてより守備的に臨んだ直後の失点。フットボールは何が起きるかわかりませんね。

この後も攻勢に出たバルサ。ホームを勝利で終わりたいところでしたが、結局はこのまま1-1で前半が終わったという感じです。

この日マン・オブ・ザ・マッチのドン・アンドレスは、『とても激しい一戦となった。キックオフから試合終了まで、凄まじいプレーリズムだったね。準々決勝にふさわしい試合だったし、アトレティコはとても強かった。ただ、この対戦はまだ開かれたままだ』

『バルサが突破する可能性が何%なのかは分からない。だけど次戦は完璧な試合だ。このような競争、挑戦に臨むことは素晴らしいね』

と語り、完璧なセーブを披露したクルトゥワやアトレティコを『クルトゥワがいなければ、僕たちが勝利を収めていただろう。同点弾は僕たちの士気を上げるものだったね。アトレティコ相手にライン間にパスを通すことは難しい。彼らはカバーリングが素晴らしく、見事な堅守を見せる』と讃えました。

この試合では左エストレーモで先発し、いつものようなプレイを出せず苦しんで(アトレティコのファウル覚悟のインテンシティに)いましたが結果を出しました。

アウェイ・ゴールを決められアトレティコが若干有利というのがファーストレグ後の予想だと思いますが、バルサは結局は攻めるしか出来ないハズです。1週間後の要塞カルデロンでもゴールを抉じ開けるのみです。

 

ネイマール

ネイマール

ネイマール

強烈な同点弾を決めたネイマール。

慣れ親しんだ左エストレーモに戻って水を得た魚のようでした。多くの方がネイマールは左がベストだと言うと思いますが、僕は今日の先発の布陣(左からイニエスタ・メッシ・ネイマール)がベストだと思います。

セカンドレグはどうなるでしょうか?。セカンドレグでもネットを揺らせば獲得に見合ったお金だったと言えるかもしれませんね。

 

ピケ

競り合いの中、背中(腰)からピッチに落ちてしまったピケ。

打撲程度では済まず、腰骨にヒビが入って1ヶ月程度の離脱となりました。カピタン・プジョルが居ないなか、リーガもありますし、セントラルがやはりエマージェンシーです。

マスチェラーノとバルトラで最後までは無理だろうなぁ〜。ブスケツかソングを使うことになるのかな。この夏は絶対にセントラルの補強がマストですね。

 

ジエゴ・コスタ

もともとこのゲームに出場するのはクエッショナブルと言われていた“野獣”。

先発メンバーに名を列ね、シメオネの会見はマインドゲームだったのかと思いましたが、やはり痛めていたようです。セカンドレグの出場はどうなるか分かりませんが(難しい?)、ソリッドに門に鍵を掛けるのは目に見えています。

バルサはゴールへの“解”を見つけなければなりませんね。

 

メッシ

このゲームではプレゼンスを発揮できなかった『神』メッシ。セカンドレグはやはりメッシがゴールを抉じ開けるしかないかもしれません。

『この結果は我々を彼らの下に位置させるものだ。しかしながら、チームのパフォーマンスは私に落ち着きを与えてくれる。今日のようなプレーを繰り返すことができれば、セカンドレグで突破の可能性を手にできる』

『これまでで最も勝利の可能性があったアトレティコ戦(この試合を入れて今シーズンは4戦全てドロー)だ。チームの継続的なインテンシティー、攻撃の展開は私の好むものだった。ドローはセカンドレグでの得点を義務づけたが、我々の士気を下げるものではない。あちらで1点を決めればいいんだよ』と語ったマルティーノ。

刮目あるのみです。