そこにいるトーマス・ミュラー

トーマス・ミュラー

トーマス・ミュラー

起死回生。

九死一生。

一昨シーズンのファイナルでのセルヒオ・ラモスの一発を思い出すトーマス・ミュラーの値千金の一発が、バイエルンを(ペップ・グアルディオラを)救うこととなった。まぁバイエルンの自作自演と言ってもいいかもしれないが・・・ね。

2015-2016・チャンピオンズリーグ・ベスト16・セカンドレグ、バイエルン・ミュンヘンVSユヴェントス@アリアンツ・アレーナ。

敵地のファーストレグを2-2で終えていたバイエルン。勝ち切れなかったが貴重なアウェイ・ゴール2発をトリノから持ち帰り、この日はホーム。ほとんどの人が勝ち抜けを予想していたと思うが、フットボールはそう簡単にはいかない(改めて・・・)。

5分に単純なロビングボールの処理をノイアーとアラバの連携が上手くいかずリヒトシュタイナーに引っ掛けられて流れたところをポグバに蹴り込まれ、あっさり失点してしまう。声を荒げるノイアー。何かしら不安げでバタつく(そう見える)最終ライン。

28分にはモラタに自陣から50メートル以上の独走を許し(ベナティアの対応が緩くキミッヒがあっさり躱された)、最後は右サイドを並走してきたクアドラードに(ラームのスライディングを秀逸に躱す)美しい切り返しからニアをブチ抜かれ0-2とされた。前半30分も経たずにアウェイ・ゴール2発のアドバンテージを吐き出し、逆に2点以上取らなければならなくなった。

しかし、モラタをトップに置いてそのすぐ下に(横に?)ポグバを配し、残りが綺麗な2列を形成したユヴェントスをなかなか崩せないなか前半を終えることとなる。ピッチをワイドに使い相手ディフェンスを広げさせてウイングの突破から得点を上げるミュンヘンだが、白と黒の壁の素早い寄せにほとんどチャンスらしいチャンスもないままだった。縦への突破を完全にシャットアウトされ、シャビ・アロンソの楔は入るが、その後はノッキングしなかなかエリア内に入っていけなかった。

後半、『賢人』ペップ・グアルディオラは策を敢行。全くダメだったベナティアをベルナトに代えてアラバを中央にしてカウンター対策を取りつつ、左右のウイング、ドウグラス・コスタとリベリーの位置も変えた。利き足と同じ位置に入った両ウイングの縦深部への突破からゴールを窺うバイエルン。しかし状況は変わらず時間だけが過ぎて行った。

次なる『賢人』の策は60分、キングスレー・コマンをシャビ・アロンソに代えて投入しサイドでの起点、更なる縦への突破を目指した。徐々に疲弊するユーヴェの両サイドと下がりはじめるバックライン。左右からクロスの雨を降らせるバイエルン。何とか跳ね返すユヴェントスだがボールをキープ出来ず耐えるのみとなっていった。右のコマン、左のリベリー、抉じ開けようとするバイエルン。ケディラをストゥラーロ、モラタをマンジュキッチに代えて耐えていたがついにバイエルンが抉じ開ける。

 

レヴァンドフスキ

レヴァンドフスキ

73分。右サイドでボールを残したコマンのパスをドウグラス・コスタがクロスを入れる。そのクロスにピンポイントで合わせたレヴァンドフスキ。

あと1点。残り時間は、アディショナル・タイムを入れて20分。十分に時間が残されていた。ユヴェントスに前へ行く力は残されておらず、あとは1点を守りきるのみだった。バイエルンのハーフコート・オフェンス。

 

トーマス・ミュラー

そして、劇的な冒頭の画像の一発はアディショナル・タイムの90分+1に訪れた。エブラが不用意にボールロストはしたが、そのボールを奪ってからのショートカウンター。右サイド深部からコマンが入れた秀逸なクロス。レヴァンドフスキの1点目と同様の強烈なトーマス・ミュラーの強烈なヘッド一閃。そこにいるトーマス・ミュラーの値千金の一発でゲームはエクストラ・ラウンドへ進むこととなった。

もうユヴェントスに攻めるチカラは残されていなかった。

 

チアゴ

108分。ミュラーとのワンツーを完成させたチアゴ・アルカンタラ。

 

コマン

コマン

ポグバを潰して自陣からカウンターを完結させたキングスレー・コマンの美しくも残酷なトドメの一発。

ボール・ポゼッション69%対31%。

アテンプト26対16。

ショット・オン・ターゲット8対11。

アグリゲート・スコア6-4。

 

グアルディオラ

『ハーフタイムで、これ以上失点するわけにはいかないが、とにかく1点を返せばどんなことでも起こり得ると選手たちに言った。特にドイツ人魂を発揮すればね。そしてリベリーとコスタを中心にもっとサイドを抉るように指示した。後半開始後はユーベがいくつかチャンスをつくったが、その後はゲームを支配できた。それがフットボールというものだ。ほんの1分前までまるでダメだったものが、見違えるように良くなったりする』

『ユヴェントスは本当に強いチームだ。序盤、我々は非常にナーバスになっていた。3点目を奪われていたら、どうなっていただろうか。しかし、次のゴールは我々が奪い主導権を握ることができた。特に延長戦は、バイエルンが一方的に攻める展開になった』

ほとんど死にかけていたが、歴史的逆転勝利でサヴァイブしたペップ・バイエルン。ボール・ポゼッションの矜持を示すコメントが、らしい。

 

トーマス・ミュラー

『プランどおりじゃなかった。ちょっとクレージーなゲームだった。スコアのことじゃなくて、僕にとってものすごく変な試合だったと思う。ユーヴェの守備はほぼマンマークで、僕はあまり試合に入り込めていなかったからね』

『相手に2点を奪われれば、試合は違ったものになる。メンタル面も含めてね。ホームでの試合だし後半には2点取れると信じていたよ。もちろん簡単だとは思わなかったけどね。僕らにとって大事だったのは焦らなかったこと。3点目を許せば敗退が決まっていたわけだからね』

と語ってくれた、往年のフィリッポ・インザーギのようにソコにいるトーマス・ミュラー。

侮れない。

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圧倒的火力というよりも

スコアボード

ガナーズが緩すぎました。

2015-2016・チャンピオンズリーグ・グループステージ・グループF第4節、バイエルン・ミュンヘンVSアーセナル@アリアンツ・アレーナ。

第3節にアーセナルが見せたインテンシティを期待したのですが、ミュンヘンでは借りてきた猫になってしまいました。

 

レヴァンドフスキ

10分。

左サイドからチアゴが入れたクロスにレヴァンドフスキに頭で合わせられて早々に失点。チアゴへの寄せもなくオフサイドも失敗。あっけなく失点してしまいました。

 

ミュラー

29分。

右サイドからのラームのクロスのこぼれ球をクセ者、トーマス・ミュラーに押し込まれ2失点目。この失点の前に鋭いカウンターからエジルがネットを揺らしていたんですがね(ハンドだった)。

前からガツガツとプレッシャーを掛けて欲しかったところですが、このゲームでは引いてしまい自由にパスを回される始末。ウォルコットやベジェリンが居ないので素早いカウンターが出せないと思ったかヴェンゲル。亀のように閉じこもり抉じ開けられてしまいました。

 

アラバ

アラバ

44分。

この日一番の、前半がもう終わると思ったところでのアラバに豪快なミドルを決められ3失点目。名手チェフも届かない一撃がゴール右上隅に突き刺さりました。

このシーンでもドリブルで上がってくるアラバをフリーにしすぎでしたね。誰も身体をぶつけにも行かない。やれやれ・・・。

 

ロッベン

55分。

途中出場で帰ってきたロッベンがアラバのグラウンダーに合わせられて4失点目。

この後、69分にジルーが胸トラップからのボレーを沈めましたが時すでに遅すぎし。

 

ミュラー

89分にはカウンターからミュラーにドッペル・バックを許してあえなく5失点。

 

アーセナル

エミレーツで見せた気迫は何処へ?。

何もしないままミュンヘンの地に沈んだガナーズ。グループ・ステージ突破の可能性はまだ残されてますが、もうちょっと何とかできなかったかなぁ。

 

ヴェンゲル

『バイエルンのクオリティーを考慮しなければいけないが、そうだとしても、我々は相手に簡単にやらせすぎた。こちらの守備は酷かった』

『(グループ・ステージ突破に向けて残り2連勝が最低条件の中)まだチャンスはある。それはごくわずかなものかもしれないが、可能性はある』

と語ったプロフェッサー・ヴェンゲル。

エミレーツで見せたインテンシティを発揮できなかった点が問題だろう。このまま沈めばまたまた繰り返しなるガナーズの失速。突破は叶うだろうか。ヴェンゲルの顔に、更なる皺が増えんことを。

 

ミュンヘン

怪我人が復帰してきて、順調なミュンヘン。

ロッベンの右からのカットインはやはり脅威だなぁ。分かってても止められない。バルサのゲームをライブ視聴してから連続で録画で観ましたが、眠気を吹っ飛ぶゴール・ラッシュ。効果的なサイドチェンジ。献身的なランニング。鋭い両ウイングのドリブル突破。ボールを持つこと、捌くことに長けた中盤。世界一のゴール・キーパー。

例年通り、ミュンヘンは上までいくことを確信したゲームでもありましたね。

チェックメイト

ドルトムント

フットボールの女神はクロップに味方した。

2014-2015・DFBポカール・セミファイナル、バイエルン・ミュンヘンVSドルトムント@アリアンツ・アレーナ。

ドルトムントに残された最後のタイトル。

クロップが退任を発表して臨む最後(かどうかは分からないが)のナショナル・ダービー。しかし、前半のドルトムントは良くなかった(いつも通りか)。

『前半はバイエルンの方が完全に上回っていた。もっと勇敢にプレーできることを望んでいたよ。でも、我々にとって良い場面から、あの失点が生まれてしまった。カウンターで4対3という状況を作ったが、(カガワくんの)パスが届かなかったんだ。前に行っていたから、仕方ないが』とクロップがゲーム後に語ったが、カガワくんのパスが通らず(判断が遅かったと思う)カットされてからの、縦パス1本のカウンター。オープン過ぎた左サイドを駆け上がったレヴァンドフスキに、最後は粘られもったいない失点を喫した。

『ハーフタイムで選手たちに、ここで負けるにしても堂々と戦うようにと話したんだ。全員がすべてを出し切り、クレイジーなゴールを決めてくれた』

75分。カガワくんと交代したムヒタリャンが左サイドから入れた、グラウンダーのクロスに何とか追い付いたオーバメヤンが捩じ込み1-1となったが、その前に終わっていてもおかしく無かったシュメルツァーのハンド。このゲームでの一つ目のラッキーがドルトムントを救ったシーン。あれは完全にペナルティだった。あの時2-0になっていたら間違いなく終わっていた。

ドルトムントが追い付いてからは、オープンな殴り合いとなった。ミュンヘンが6でドルトムントが4のスリリングな殴り合い。両者に少なくないチャンスとピンチが訪れ、しかし両者は結局はネットを揺らせず(ノイアーとランゲラクが当たっていた)フットボール・ロシアン・ルーレットで生き残りを賭けることとなった。

結果だけ記せばミュンヘンは全てを失敗し、ドルトムントが2-0で勝利することなる。そしてここで、このゲームの二、三度目のラッキーがドルトムントに訪れた。ミュンヘンの一番手のラームと二番手のアロンソがキックと同時に滑ってしまう有り得ない僥倖。チャンピオンズでのジョン・テリー以来の久しぶりに観た痛恨のスリップ。三人目のゲッツェの置きに行ったキックをランゲラクが止めて、ドルトムントの勝利が確定したと思いきや、ノイアーがドルトムントの三人目のフンメルスのキックを止めて、ここからもしかしたら?っと慌てさせられ、最後はそのノイアーが(まさかのここで登場)クロスバーに当ててドルトムントがファイナルのチケットを手にすることとなった。

生き残ったドルトムント。

クレイジーな展開だった。PK戦では、(相手が)2人も足を滑らしたけど、ピッチに問題があったのかどうか正直訳が分からない。いずれにしても、こういう結果となった。我々が決勝に進出したことは、それはそれでOKだろう』

クロップの言うとおりクレイジーだったが、とにかくファイナルに進んだドルトムント。クロップのラストダンスをファイナルで観れる幸せを、フットボールの女神に心から感謝したいと思う。

 

レヴァンドフスキ

29分、古巣に一撃を見舞ったレヴァンドフスキ。

 

シュメルツァー

それ以上でもそれ以下でもないハンドを見逃してもらったドルトムント。

 

オーバメヤン

ノイアーが懸命に弾き出したが、今シーズンはちゃんとゴールと認められた(昨シーズンのポカール・ファイナル)。

そして有り得ない出来事2連発。

 

ラーム

アロンソ

名手2人の有り得ないまさかの連続スリップ。

ホーム、アリアンツで何故???。

 

ノイアー

最後はノイアーが自ら幕を下した。

 

グアルディオラ

『良いプレーをした。このチームをとても誇りに思っているよ。批判の余地はない。ドルトムントにはおめでとうと言いたい。そして、決勝に向けて彼らの幸運を祈るよ』

『2点目を決めきれなかったのが大きかった。彼らはムヒタリャンを送り込んでから、システムを変えてきた。我々はそこから問題を抱えたんだ』

シュメルツァーのハンドについてのコメントがないのが、あざとくもペップらいしといえばらしい(それとも質問が出なかったのか)。

 

ドルトムント

ファイナルで負けたら、僕は間違いなく涙するだろう。

それだけは絶対に避けてもらいたい。カガワくんの出番はないかもしれないが、それは問題ない。

ファイナルは5月31日。

とにかく、絶対に勝ってくれ!!!。

指揮官のパンツが破れるほどの

アタック。

 

チアゴ

勇気を与え1点目(14分のチアゴ・アルカンタラのヘッド)。

 

ボアテング

勝ち上がりを確信した2点目(22分、コーナーキックからの流れでのボアテングのヘッド)。

 

レヴァンドフスキ

美しく繋いだ3点目(27分、ラームのダイレクトのクロスをミュラーもダイレクトで中央へ。レヴァンドフスキもヘッドでゴール右へ沈めた)。

 

ミュラー

もう何をやってもゴールに吸い込まれた4点目(36分、トーマス・ミュラーが狙ったミドルはディフェンダーに当たってゴールへ転がって行った)

 

レヴァンドフスキ

誘って股を抜いた5点目(40分、お馴染みのゴール・セレブレーションでこの日2点目を沈めたレヴァンドフスキ)

 

ペップ

前半だけで(5発)指揮官のパンツが破れるほどのインテンシティとパフォーマンスを披露したミュンヘンは素晴らしかったが、ポルトのロペテギも間違えた。アウェイで引いて守っても、90分間耐えることなど不可能なのだ。

2014-2015・チャンピオンズリーグ・クォーターファイナル・セカンドレグ、バイエルン・ミュンヘンVSポルト@アリアンツ・アレーナ。

ファーストレグを1-3で落としていたミュンヘン。2点のビハインド。攻めるタスク。ロッベンもリベリーもいない前線で、『賢人』ペップ・グアルディオラはラームを右ウイングに配し、左にゲッツェ、真ん中で自由に動き回るトーマス・ミュラーとチアゴ・アルカンタラ、ワントップにレヴァンドフスキの布陣でゴールへ襲い掛った。

ポルトがファーストレグのように前から圧力を掛けていれば違っていたと思うが、ミュンヘンは自由にボールを回すことが出来ていた。前日に『リスクを冒さなければ』と語った『賢人』だったが、リスクを冒さなくても前に行けていた。左サイドからベルナトの単純なクロスをチアゴがヘッドを沈め、前半早々にタフなミッションがイージー・モードに切り替わり、その後はゴールとビールでお祭りとなった。

繰り返すが、ポルトは間違えたのだ。

2点差を守るには余りにも多くの時間が残されていた。

ポルトは後半に戦術を代えて何とか1点を返したが、終了間際の88分にシャビ・アロンソに美しいFKを沈められて、6-1でセカンドレグが終わった。ファーストレグ同様、前からプレッシャーを掛けていればと思う。守ることが大好きなチェルシーですら守り切れないヨーロッパの舞台。

アグリゲート・スコアは7-4。

使い古された『攻撃は最大の防御』の重要性を改めて目の当たりにすることとなった一戦は、フットボールの難しさが凝縮された一戦でもあった。

まずはバルサとミュンヘンがセミ・ファイナルのチケットを手に入れた、素晴らしいミッドウィークの朝となった。

オープンなマドリード・ダービーの行方はどうなるだろう?。アトレティコがコレクティブに前からプレッシャーを掛けることに成功すれば昨シーズンのリベンジを果たすことができると思う。

明日もきっと素晴らしい一日になることだろう。

 

ペップ

『前半は非常に良いプレーで、後半はまずまずだった。準決勝進出だ。すべてはこの素晴らしい選手たちのおかげだよ。彼らに感謝するしかない。これほど素晴らしい選手たちの監督をやれるのだからね』

『非常に厳しい日程を過ごしてきた。それでも今日、このようなプレーができたんだ。ファーストレグの結果もあり、余裕はなかった。後半になって、ジャクソン・マルティネスがシャビ・アロンソのマークをするとは思っていなかったよ。相手が戦術を変えてきたこともあり、我々にも問題があったが、選手が持つクオリティーのおかげですべてを乗り越えられた』

と語ったペップ・グアルディオラ。明日、マドリーが勝ち上がって、マドリーとのリマッチが観たいと思います。バルサはユーベがいいかな。

 

グアルディオラ

くだらないパンツの質問には

『大したことじゃない。次の試合で別のズボンを履けばいいことさ』

まぁそうだけど(笑)。

敗戦に値しなかった

グアルディオラ

10人にも係わらず、(ペップ・グアルディオラ)この人のチームって、ホント凄いです。

2014-2015・チャンピオンズリーグ・グループステージ・グループE第5節、マンチェスター・シティVSバイエルン・ミュンヘン@エティハド・スタジアム。

ライブ視聴したのにメモするの忘れてました。スゲェ〜なぁと思ったので、遅ればせながら・・・。

1発レッド10人となって、アグエロにペナルティを決められビハインド。しかし、ダンチを入れてスリーバックにトランスフォームし高いライン設定から諦めずゴールを狙う。

1点リードしたマン・シティが引いたってのもあったと思いますが、『本当に一人少ないの?』って感じでパスを回すペップ・バイエルン。

 

シャビ・アロンソ

レヴァンドフスキ

40分。シャビ・アロンソが、自らのバースデイを祝うFKをグラウンダーで沈め、45分には右サイドからのクロスをレヴァンドフスキが肩あたりでしぶとくネットを揺らし、前半のうちにゲームをひっくり返したミュンヘン。

マン・シティがだらしないと言えばそれまでですが、ネットを揺らす術を持っています。

ゲーム自体は、85分のシャビ・アロンソと91分のボアテングのミスから、アグエロの秀逸でクールな個人技によってひっくり返され3-2で敗れましたが、悪く言ってドローが妥当でしたかね。

『選手たちは敗戦に値しなかった。これが今日で良かったよ。我々にとっても教訓になる』

『だが、決勝トーナメントで同じようなことが起きたら、敗退になってしまう。それでも、私はチームをすごく誇りに思っているよ』

と語った『賢人』。

2つのミスで負けはしましたが、僕は改めて感心してしまいました。偉大過ぎる『パス・フットボール』。今のバルサはこうは出来ないでしょう。

寂しい。

 

アグエロ

アグエロ

アグエロ

終盤の秀逸過ぎる2発でハットトリックを決めたアグエロ。

相手がノイアーでも冷静に一対一に勝利し、マン・シティのグループリーグ突破の可能性を最終節まで残しました。ローマとの直接対決はやはり視聴スケジュールに入れないとです。

 

ミュンヘン

ラームもアラバも居ないけれど、このゲームを観ると、今シーズンのチャンピオンズはマドリーとミュンヘンが抜け出ていますね。

果たして、ビッグイヤーの行方は?。ノックアウト・ラウンドが待遠しいです。

×◯◯×△×××××←今ココ

クロップ

2014-2015・ブンデスリーガ第10節、バイエルン・ミュンヘンVSドルトムント@アリアンツ・アレーナ。

自身喪失してますかね。ドルトムントの現在地はかなり厳しい状況です。昨シーズンまでは、ミュンヘンが相手でもマドリーが相手でもガンガン攻めて、獰猛なまでにボール・ホルダーに襲い掛かっていたのですが・・・。それでも前半はそこそこ前への意欲もあり、悪くは無かったと思います。

31分にはセンターサークル付近でカガワくんがオーバメヤンを走らすスルーパスを通し、オーバメヤンが右サイドを抉ってクロスを放り込み、ロイスが頭で合わせ先制に成功しました。

でも、守りに入っては・・・。

ロッベンがキレキレで、美しい崩しを披露され、このままで終わる感じは皆無でした。

もう1点、取りに行かなきゃ・・・。

後半に、カガワくんの素晴らしいターン(ワールドクラス)からのシュートシーンがありましたが、ボールはゴール右に大きく逸れて追加点は奪えません(決まっていればジダンクラスだった)。

頼みのロイスもノッキングを起こし、やはりレヴァンドフスキの抜けた穴は大きいです。ボールが収まりませんもんね。

そして、カガワくんが引っ込んだ後、そのレヴァンドフスキにエリア手前に溢れてきたボールを豪快にダイレクトで蹴り込まれ決壊。

72分まで、よく持ち堪えたと言うべきだったでしょうか。

最後はリベリーの突破をエリア内で倒してしまいジ・エンド。フンメルスだったら(負傷でスポティッチと交代していた)防げたかなぁ。どちらにしてもスピードで置き去りにされていたかなぁ。

各チームがドルトムント対策をしっかり練ってきているというのもあるだろうけど、なんかバタバタして、バランスを欠いて、集中力が切れて、体力が無くなって・・・。

チャンピオンズのテンションとラッキーが欲しい。

もう、ベルリンで戴冠する以外ありません。流石に残留はするだろうけれど・・・。

クロップは、

『前半は良かったと思う。何を目指しているのか、何ができるのかを見せられたからだ。フレキシブルに組み立て、数多くの良い状況をつくり出せたし、速攻で先制することができた。もう少し勇気を出せていたら、さらに有利なスコアにできていたかもしれない』

『後半は、すべてにおいてプレーの質が落ちた。前に行かなくなり、ロングボールを多用しすぎてしまったよ。その1本が相手のカウンターになり、同点にされた。後半はボールを持っているときもそれを生かすことができなかったんだ。さらに、それが相手のプレッシャーと失点に結びついてしまった』

『前半と同じ決意を保つことができていれば、相手が作戦を修正してきても、これほどの効果はなかっただろう。前半だけだったら、我々は勝ち点にふさわしかった。だが、後半はふさわしくなかったね』

と語りました。

ロングボールを収めてくれるプレイヤーが居ないことが全てかな。インモビーレもラモスもレヴァンドフスキみたいにプレイ出来ません。

反転攻勢のきっかけにならなかったナショナル・ダービー。

バルサの失態と併せて、とても寂しい日曜未明となってしまいました。

 

ドルトムント

綺麗なカウンターを成就させた3人(カガワくん・ロイス・オーバメヤン)でしたが・・・。

 

カガワくん

『前半はシャビ・アロンソに対してどんどんプレッシャーをかけて、それがうまくハマっていたところもあった。それによって(自分たちの)裏のスペースが空く分、相手にそこを使われることもあったけど、比較的、自由にやらせてはいなかったと思う』

『後半、相手が2センターバック気味になって、なかなか守備で(プレッシャーの)行きどころが見つからなくて苦労した』

『相手がチャンスをつくりながら外していたので、自分たちに流れが来ているのかなと思ったけど・・・。相手もすごく多くのチャンスをつくっていたし、最後に仕留めてきたなと思った』

前線からの守備で高採点だったのでは、カガワくんのフェアリー・テイル第2章はバッド・エンドで終わるでしょうね。

 

レヴァンドフスキ

古巣に強烈な恩返し。

ゲッツェにレヴァンドフスキ・・・。そして来シーズンはロイスか(泣)。ミュンヘンも節操がないですね。

 

ロッベン

このゲームでも右サイドでキレキレだったロッベン。

ヤバイですね。

 

グアルディオラ

『非常に満足している。我々のこの4年間、ホームでこの素晴らしい相手に勝つことができなかったんだ。前半、我々はドルトムントの観客のようだった。相手は世界最高かもしれないカウンターを仕掛けるチームだ。アグレッシブにかからなければいけないね』

『プレースタイルに関しては、後半からいつもどおりに自分たちの姿を取り戻すことができた。後半に入って5分経ったあたりで、急に変わりだしたね。ここ数か月のチームに戻った。だから、チームを称賛したい』

『賢人』、盤石です。

 

クロップ

なんとかなんないかな(泣)。

先制点が入ったときのガッツポーズ・・・良かったんだけどなぁ〜。すぐにミッドウィークがやって来ますが、チャンピオンズは好調なんだよなぁ〜。

ガンバレ!!。

馴染む男と苦しむ男

セスク

レヴァンドフスキ

新天地へ移籍した男たちの物語が気になる今日この頃。

2014-2015・チャンピオンズリーグ・グループステージ・グループG第1節、チェルシーVSシャルケ@スタンフォード・ブリッジ。

2014-2015・チャンピオンズリーグ・グループステージ・グループE第1節、バイエルン・ミュンヘンVSマンチェスター・シティ@アリアンツ・アレナ。

バルサのゲームをライブで観たあとに、録画で連続視聴しました。

セスク、馴染んでたなぁ。

アザールの秀逸なパスをエリア内左で受けてのゴール。ポジション取りが良かった。しかし、フンテラールのゴールとなったシーンでは、中盤でボールロストして失点のきっかけとなりました。でもプレミアでも(4試合で)6アシストと絶好調でチームにフィットしてます。

一方のレヴァンドフスキは、ちょっと苦しんでるか。

いいボールがなかなか来ないし(そもそもクロスをヘッドではない)、賢人のパス・フットボールにまだフィットしてない。

 

ミュンヘン

ゲームはボアテングの豪快な1発でなんとか勝ったミュンヘン。あまりというか、上手く行ってませんでしたが貴重な勝ち点3を得ましたかね。一方のチェルシーは、1-1のドロー。

 

チェルシー

モウリーニョ

『同点とされる前、同点とされてからも、追加点を奪うチャンスを十分につくったと思う。だが、勝つことができなかった。それでも、勝ち点1だ。負けなかった。最高の結果ではないが、勝ち点1だ』

『追加点を奪う大きなチャンスがあったと思う。前半にファブレガスに、後半にディディエにあった。2-0になれば試合は終わっていた。3点目、4点目もあったかもしれない。だが、我々は決められなかった。それがフットボールだ。後半は彼らが得点し、我々は良いリアクションをした。だから、選手たちに対して文句はまったくない』

試合を殺せなかった代償を払いましたね。

 

グアルディオラ

『このタイトな初戦に勝つことができたのはうれしい。シティを相手に多くのチャンスをつくり、最終的には勝ち点3を獲得することができた。CL初戦では特にプレッシャーが大きいものだが、良いスタートを切れたと思う』

とコメントしたペップですが、チャンスはそんなに多くは無かった。あとチャック開いてね?(笑)。

『だが、このグループでどのチームが突破し、どのチームが敗退するかの決着がつくのは最終節まで待たねばならないと思う。我々に関しても、決勝トーナメントに進めるかどうかが決まるのは最後のCSKAモスクワ戦だろう』

ローマがチェスカに5得点で快勝し油断出来ませんね。

 

ボアテング

『うぜぇ』

ゴールしたボアテングに喜びのハング(笑)。

 

セスク

セスク

モウのオヤジと合うのかな。

チェルシーに完全にフィットしているセスクでした。ラキティッチよりやっぱセスクだよなぁ〜(泣)。

何はともあれ寝不足ウィーク一週目を終えました(笑)。

また2週間後。