ファイナルだぜ

クロップ

『嬉しくてしょうがない』

フットボールも人生も楽しんだモン勝ちだ。

2015-2016・ヨーロッパリーグ・セミファイナル・セカンドレグ、リヴァプールVSビジャレアル@アンフィールド。

勝負のアヤはキックオフ直後の10分間でした。最初の5分間にビジャレアルが2度決定機を迎え、レッズはフワッとしてましたかね。それでも失点せずに済み、その直後の7分にクラインの右からのクロスをキーパーが弾いて左のフィルミーノの所にボールが流れ、フィルミーノが更に折り返したボールはスタリッジには合いませんでしたがブルーノに当たってネットを揺らすことに成功しました。

先制したレッズ。その後もアクセルを緩めることなく、マルセリーノ曰く『規格外のインテンシティ』を見せてゴールに迫ります。最後の精度を欠いて前半のうちにアグリゲート・スコアで逆転することはできませんでしたが、アウェイゴールを恐れずガンガン前へ行く姿勢は観ていてとても気持ちのイイものでした。

そして、そのヘヴィ・メタル・フットボールは63分に結実しました。ビジャレアルのラインの押上げとすれ違うようにしてフィルミーノのパスがスタリッジに通り、スタリッジはクールにキーパーの股を狙って、ボールはキーパーの身体に当たってましたが右ポストで跳ね返りゴールラインを越えていきました。

アグリゲート・スコア2-1。

これで延長はなくなりノックアウトさせるかするかのみとなりました。普通はここでけっこう守備的になると思いますが、アクセルを緩めることなく機を見てはガンガン攻め上がるレッズ。CKの跳ね返りを拾ってからのカウンターには6人が相手陣にスプリントするというまさに規格外のインテンシティを見せてビジャレアルの心を折に掛かります。最高にゴキゲンです。ヨーロッパのトップに登り詰めかけたドルトムント時代を彷彿とさせるユルゲン・クロップ魂は、マージーサイドでも遺憾なく発揮されてますね。

そして美しいフィナーレが81分に訪れました。

左サイドを縦に蹂躙したフィルミーノの折り返しから、スタリッジはヒットさせることができませんでしたが、その溢れ球を前方にいたララーナが足首で上手く合わせゴールに流し込みゴキゲンなセミファイナルに幕を下ろしました。

アグリゲート・スコア3-1。

3つとも美しいゴールではありませんでしたが、レッズをファイナルへ導くには十分な魂の籠ったゴールでした。レッズ・サポは誇りを感じていることでしょう。90分間全てを忘れゲームに没頭できる素晴らしいフットボールだったと思います。

レッズサポを羨ましく思った金曜の朝。

心揺さぶられる朝となりました。

 

オウンゴール

1点目。

 

スタリッジ

2点目。

 

ララーナ

3点目。

 

クロップ

グレイト・ゲーム!

『パワー、パフォーマンス、準備の姿勢、モチベーション、感情・・・すべてが優れていた。我々は5万、6万、7万いや10万人のリヴァプールの人を連れてバーゼルへ行く。スタジアムではなく街にね。再び雰囲気をつくり、またベストを出したい。みんなに相応しい結果だ。私は本当に嬉しくてたまらないよ』

とコメントした愛すべきユルゲン・クロップ。

『全力を尽くしたが、プレーのいくつかの局面で相手の方が上回っていた。彼らを祝福したいと思う。リヴァプールのインテンシティは規格外だったよ』

と語ったのは背中姿が物悲しいマルセリーノ・トラル。テクニック溢れるビジャレアルでしたが、レッズの奏でるヘヴィ・メタルに呑み込まれてしまいましたかね。

レッズの相手は3連覇を目論むアンダルシアの雄セビージャ。クロップの喜怒哀楽とともにELファイナルを存分に楽しみたいと思います。

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フットボールには全てを忘れさせてくれる夜がある

ロブレン

クロップ

年に何回かだけ、そういうゲームを観ることができる。

凄いゲームだった。

2015-2016・ヨーロッパリーグ・クォーターファイナル・セカンドレグ、リヴァプールVSドルトムント@アンフィールド。

開始10分も経たずに、ドルトムントにショート・カウンターから2発見舞われた。普通ならこれでノックアウトだろう。リヴァプールが勝ち抜けするためには、3発返す必要ができたのだから。ましてや相手は、マドリーを沈めたこともあるヨーロッパでもトップクラスの鋭利なカウンターを持つドルトムント。前掛かりになればその裏をオバメヤンに、ロイスに、ムヒタリャンに突かれることとなる。実際、危ないシーンが前半終了間際に起こった。まったく期待できないキーパー・ミュニョレが、奇跡的に折り返しを指で触れて首の皮一枚サヴァイブした。

肝心の攻めでは、手数は見せたがクリーンヒットすることはなかった。6ラウンドを終えての採点は、ドルトムントが圧倒的にリードしていた。そして7ラウンド目のゴング。後半開始早々の48分に一発返すことに成功する。ドルトムントのお株を奪うようなショート・カウンター。裏に抜け出たオリギがトゥキックでヴァイデンフェラーの股を抜いて、ゲームは活気付いた。

しかし、その9分後にまたまた綺麗な一発を喰らいリング中央でダウン。最終ラインからドリブルで持ち上がったフンメルスのスルーパスに抜け出したロイスに、ダイレクトで美しい一発をゴール右隅に突き刺され1-3とされた。

アグリゲート・スコア2-4。

カウント・セブンくらいで立ち上がっただろうか。勝ち抜けにはまたまたあと3発必要となったが、レッズの目は死んでなかった。ハーフタイムでクロップが語りかけた言葉、『子孫に代々語り継げるような瞬間を作り出そう。ファンのために特別な夜を作り出そう』を信じ、誰一人欠けることなく全員が団結した。

怖れず、怯まず、自分たちを信じ攻める。アンフィールドを埋め尽くした12人目の選手たちの思いに応えるために、懸命にピッチを走った。66分。中盤で自由を得たコウチーニョがエリア手前中央にいたミルナーに預けワンツーからのボールを美しく強烈にゴール右に蹴り込みドルトムントからダウンを奪う。俄然勢い付くレッズ。交代で(カガワくんが引っ込んだのだが)何とかしようとしたドルトムント。しかしこのクリンチも効果はなく、その交代後すぐにCKからサコーがヘッドでネットを揺らし、ゲームはカオスへ突入することとなった。

残りは時間は、10分とアディショナル・タイム。

ラウンド11。ドルトムントは足にきていた。フンメルスは『3-1とした後、これで決まりだと思ってしまったんだ。アグレッシブな守備がなくなった。3-2とされてフットボールができなくなった。怖くなってしまったようだ』とコメントしていたが、完全に飲み込まれたと思う。そんななか、それでも90分まできた。フラフラになりながらも判定で勝ち上がるとこまであとちょっとだった。しかし、ゲームはこのままでは終わらなかった。

最終ラウンドの91分。右サイドで得たFKを直接放り込むことはせずに、ガラ空きの右サイド前に走り込んだスタリッジにボールを出して、スタリッジが秀逸なヒールからディフェンダーの股を抜いてフリーで走り込んできたミルナーに繋ぎ、ミルナーが丁寧に上げたクロスをファーサイドで待ち構えていたロブレンがヘッドを突き刺し、テンカウントを数えることとなった(ラストプレイでギュンンドアンがFKを決めそうにはなったが枠を僅かに捉えることができなかった)。

ユルゲン・クロップは、

『ドルトムントのカウンターは守れない時がある。4分、9分と決められた。それで試合終了ということもフットボールでは少なくない。だが、ここでは(アンフィールド)、このリヴァプールというチームとの試合では、そうじゃない』

『(3点目を決められてから)選手たちは闘志を見せた。素晴らしかったね。最上級の質を持つチームを相手に、こういう試合で挽回するには運も少し必要だ。だが、試合を見た人なら最終的に(勝利は)妥当だったと言うだろう』

『(アンフィールドは)見事な雰囲気だった。我々が一緒に成長していくために、こういう経験は必要なんだ。これで我々は一つの節目となるような試合をした。本当に良いことだ』

とコメントした。

『この試合は、自分たちが相手に譲ってしまったようなものだ。もちろん、巻き返す力も一つのクオリティーだけど、3-1になった後も集中していたら、彼らの挽回はなかったはずだ』と語ったフンメルス。

ゲーム前に2点は獲る。獲りに行かなければならないと語っていたトゥヘルが、

『言葉にするのは難しい。後半は大敗してしまった。後半だけで4失点したんだからね。もちろん、自分たちに求めるレベルに達することができなかったということだ。何としてでも次に進みたかったのだが、今日はそれを実現できなかった』

『長時間にわたって我々にとって良い流れのようだったが、終盤に何も失うものがない相手に敗れることとなった。相手を軽視?、それはない。ただ、3点目を決めてからももっと前を向いて、勇敢にプレーしなければいけなかった。特に自分たちがボールを持っているときにね』と総括した壮絶な殴り合いとなった一戦は、リヴァプールで長く語り継がれるであろう素晴らしい打ち合いとなった一戦だった。

 

ムヒタリャン

オバメヤン

カガワくんも絡んだムヒタリャンの1点目とロイスのスルーパスに抜け出したオバメヤンの2点目。

 

ロイス

ロイスが決めた美しい3点目。

ドルトムントはまだヨーロッパのトップのクオリティを秘めていることを改めて実感したゲームだったが・・・。

 

ドルトムント

ドルトムント

このゲームではグッド・ルーザーとなった。

 

オリギ

クロップの期待に見事なゴールで応えたオリギ。

 

コウチーニョ

反撃の狼煙を上げたコウチーニョの美しい一発。

 

サコー

本職のディフェンスではイマイチだったサコーの同点弾。

 

ロブレン

リヴァプール

最後の奇跡の一発は、アンフィールドを埋め尽くしたサポーターに捧げられた魂のヘッドだった。

 

クロップ

ユルゲン・クロップとレッズが奏でるヘヴィ・メタルの調は、僕にとってはなんとも心地よく響く。次の相手は、スペインのイエロー・サブマリン。このままELを制して、来シーズンはCLにカムバックして欲しいと心から願う。

EL KLOPPICO

クロップ

クロップ

ユルゲン・クロップ凱旋。

2015-2016・ヨーロッパリーグ・クォーターファイナル・ファーストレグ、ドルトムントVSリヴァプール@ジグナル・イドゥナ・パルク。

ゲーゲン・プレスで一世を風靡したドルトムントのホーム、ジグナル・イドゥナ・パルクに帰還したユルゲン・クロップ。ゲーム前には、ロッカールームを間違えないようにとユーモアある張り紙が話題となっていましたが、クロップが古巣相手にどんなフットボールを披露するか興味津々でライブ視聴しました。

 

クロップ

しかし、本当にキャラの立つ指揮官ですね。36分のオリギのシュートがネットを揺らした時のガッツポーズ、古巣相手でもお構いなし。元カノより今の彼女ってところがイイですね(当たり前か)。後半48分にCKからフンメルスにヘッドを許し追い付かれたのはいただけませんが、ネクスト・ラウンド進出へはフィフティ・フィフティです。

『プランを実行できたか?。そうすれば勝っていたはずだ。ドルトムントはすべてにおいてズバ抜けて高いクオリティーを持っている。だが、彼らに対して良い守備ができると信じていたよ』

『こちらにも良い時間帯があったね。リードを奪った時間もあるし、後半はロマンが手を痛くするほどシュートを打ち続けたときもあった』

『1-1という結果はもちろん悪くない。今シーズン、ドルトムントで1-1と引き分けることができるチームが3万チームもあるわけではないからね。勝利とはいかなかったが、結構良いスコアだ』

と語った愛すべきクロップ。

コウチーニョがシュートの雨を降らせましたが勝ち越しゴールを奪えず。セットプレイからの失点という課題も継続していますが、セカンドレグ@アンフィールドは異様な盛り上がりをみせることでしょう。

 

オリギ

先制点を決め切ったオリギ。

 

フンメルス

ドンピシャのフンメルスのヘッド。

ゲームは1-1で終了し、舞台をアンフィールドに移すことなりました。それにしても、ゲーゲン・プレスが割と緩かったと思いましたが作戦でしょうか。ドルトムントのポゼッションが60%に達しようかという数字からも、取り敢えず持たせとけってことでしょうかね。

しかし、セカンドレグはガツガツ行くハズです。次週を楽しみに待ちたいと思います。

 

カガワくん

カガワくんとも熱い抱擁。

しかし、なんで出番ないかなぁ(怒)。今日のカストロくらいのデキなら十分こなせるハズですけどね。週末のシャルケとのダービーに温存?。ホントかな。厳しいシーズンを送ってますが、カガワくんには何とかキレずに頑張って欲しいものです。いっそ、ゲッツェとともにレッズに移籍しないかなぁ。

8年ぶりの奇跡とクロップの眼鏡と様式美

クロップ

クロップ

俺たちは、決して諦めない。

This is Heavy Metal。

2015-2016・プレミアリーグ第23節、ノリッジ・シティVSリヴァプール@キャロウ・ロード。

解説していた川勝さんが締めの言葉に窮したゲームだったが、壮絶な殴り合いだったこのゲームは、95分にララーナが叩き付けてリヴァプールが5-4で勝ち点3を持ち帰ることに(けっして誉められないが)成功した。

バック4(それとセントラルMFか)が致命的なレッズ。フィルミーノのゴールで先制したにもかかわらず、前半だけで(どちらもいいゴールだったが)2発返されビハインドを背負う。後半もアルベルト・モレーノの愚かな突っ掛けでPKを献上し、3-1とされダメかと思った刹那の1分後に綺麗な右サイドからの崩しのゴールで1点返し、息を吹き返した。

ここからゲームはカオスへ突入。

クロップがララーナを投入し、ゲームはリヴァプールのペースとなる。ミルナーからララーナ、フィルミーノへとダイレクトで繋いだ同点ゴール(この試合6ゴール目)は奇跡的に美しかった。3-3に戻したリバプールは、相手ディフェンダーのバックパスをミルナーが掻っ攫い冷静にネットを揺らし、ついにスコアをひっくり返す。相手ディフェンダーの有り得ないミスをゴールに繋げ、これで勝ち点3を得たかに思えたリヴァプールだったが、このゴールは更なるカオスへの序章に過ぎなかった。

アディショナルタイム。ノリッジの単純な放り込みにバタバタする赤い壁。案の定、溢れ球を豪快に蹴り込まれクロップはただ茫然とするばかりだった。

しかし、諦めない。ホィッスルが吹かれるまで決して諦めない。アディショナルタイムはまだ3分ある。その思いと勢いがノリッジを飲み込み、途中出場で効いていたララーナがこのクレイジーな殴り合いに終止符を打った。

ふう。

バルサのゲーム前にライヴ視聴の前座ゲームだったが、バルサのゲームよりもちろんエキサイティングだった。

2008-2009シーズンのマン・シティ戦以来のアウェイでの2点ビハインドからの逆転勝利はポジティブだが、『セットプレイからの失点が多すぎる』レッズ。絶対に諦めないクロップ・リヴァプールの様式美は観ていてとてもエモーショナルだが、サヨナラゴールのセレブレーションで壊されたクロップの眼鏡と同様に、早急に作り直さなければならないだろう。

諦めないタフなハートに加えるものは、ソリッドでクレバーなディフェンダーだ。

でもそんなヤツはいない。

 

フィルミーノ

ララーナ

このゲームのMOM、フィルミーノとララーナ。

 

クロップ

眼鏡のないクロップはクロップじゃない。

『普段から(眼鏡を)もう1つ持っているが、見つけられなかった。眼鏡なしで眼鏡を探すのは本当に難しいね』

『初めてバイエルン・ミュンヘンに勝ったとき、ヌリ・シャヒンに眼鏡を壊された。今日はアダムにやられたね(ベンテケじゃね?)』

『我々は今日4失点した。一般的に見て良いことではない。セットプレーからの失点が多すぎる。それは本当に改善すべきだ。CKからの失点が特に多いが、今回はセカンドボールからだった。とにかく試合に勝つことができたね』

改善は果たして?。

Boxing Dayまとめ

Boxing Day(ボクシングデー)・・・クリスマスの翌日で、元々は、教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱(box)を開ける日であったことからBoxing Dayと呼ばれる。この日はプレミア・リーグでは全10試合が同時開催される。

なんて偉大なんだろう。

クロップ流に言えばクレイジーだが、フットボール・ラバーには堪らない12月26日。そんな素敵な一日に、お腹一杯にフットボールを堪能した極東の片隅の備忘録。

 

ベンテケ

クロップ

2015-2016・プレミアリーグ第18節、リヴァプールVSレスター・シティ@アンフィールド。

上位に強いクロップ・リヴァプールだが、この日まで連敗を喫していてどうなるかと思われた首位レスターとの一戦。

プレスが効いていた。ここまでアメイジングな進撃を続けるレスターにほぼ何もさせなかった。ワンダフルなアンフィールドで奮闘するレッズにフットボールの女神も微笑んだ。63分に左サイドに持ち込んだフィルミーノの折り返しをベンテケが押し込んで虎の子の1ゴールを守りきる。首位レスターに今シーズン初めてゴールを許さず、9月のガナーズ戦以来の黒星を付けたクロップ・リヴァプール。5試合ぶりの白星を手に巻き返しを図る。

 

岡崎くん

69分までピッチに立っていたオカちゃん。

まったく何も出来なかった(泣)。

 

ファン・ハール

2015-2016・プレミアリーグ第18節、ストークVSマン・ユナイテッド@ブリタニア・スタジアム。

ご苦労さまでした。

これ程酷いマン・ユナイテッドはあっただろうか。メンフィス・デパイのヘッドのバックパスを奪われボージャンに先制点を許す。そのボージャンのFKから、壁に当たって跳ね返ったボールを豪快に蹴り込まれ2失点。ここまで26分。その後、ゴールに迫るシーンが2度あったがもちろんネットを揺らせず、要塞ブルタニアに難なく沈んだ。

ファン・ハールは年内で更迭となるだろう。

モイーズよりお金を使ってモイーズより酷い(順位はまだ上だが・・・)。ベンチにずっと置物のように座っていてはさもありなんだ。

 

ボージャン

ボージャン

バルサを出てから流転のボージャンだが・・・。

元気そうで何より(笑)。

 

モウリーニョ

ここは是非ともジョゼの招聘を。

 

マン・シティ

デ・ブライネ

2015-2016・プレミアリーグ第18節、マン・シティVSサンダーランド@エティハド・スタジアム。

ガナーズ戦での敗北を払拭するゴール・ラッシュ(4-1で勝利)。まぁなんてことないフットボールでしたが、ネットを揺らせば問題ない。上位との勝ち点差を詰めることが出来て良かった。

このまま中一日で首位レスターとの年内最後のシックス・ポインター。勝てば定位置へ返り咲くことも可能だ。チェルシーやマン・ユナイテッドの騒がしいマネージャー人事を他所に、プレミアを制して『賢人』へバトンを渡すのか。ペジェグリーニの胸中やいかに?(そもそもそういう契約なの?)。

 

グアルディオラ

『賢人』ペップ・グアルディオラ獲得レースのポール・ポジションにいるといわれるマン・シティ。

プレミアでもポディウムの真ん中に立つことができるか。目が離せない。

 

アーセナル

ヴェンゲル

2015-2016・プレミアリーグ第18節、サウサンプトンVSアーセナル@セント・メリーズ・スタジアム。

レスターが敗れたため勝てば首位だったが・・・。こちらも難所セント・メリーズで派手に敗れたガナーズ(4失点)。

『サウサンプトンは非常にフィジカルな試合をした。我々は多くの勝負で敗れた。それが敗因だ。だがそれは一つの側面でしかない。その点は彼らがうまくやった。2つ目の側面は、我々にとって最初の3ゴールがジャッジに関して非常にアンラッキーだったということだ』

『1点目はオフサイドだった。2点目は(ゴールが決まる前に)ファウルがあった。(CKから生まれた)3点目はゴールキックになるはずだった。平均を下回るプレーでそこに判定も加わっては、さらに難しい。その上で、サウサンプトンは上手くやったと言っておく』

言い訳は見苦しいぞ、Mrヴェンゲル。

『4点目については?』とクーマンに皮肉られたのも頷ける。

ここまで無風のガナーズ。時折見せる素晴らしいフットボールも継続出来ない。今シーズンは天敵モウリーニョが去って、2003-2004シーズン以来のトロフィーを掲げるビッグ・チャンスだと思うのだが・・・。

 

チェルシー

チェルシー

チェルシー?、お腹一杯で観てません。

ボクシングデー、バンザーイ!。

フットボーラーだって人間だもの

クロップ

クロップ

情熱的でユーモアがあって人情味溢れる指揮官のもと、信頼されて快適で結果が出てくれば自信も取り戻す。

2015-2016・プレミアリーグ第13節、マン・シティVSリヴァプール@エティハド・スタジアム。

『クラシコ』のあとに連続で録画視聴しましたが、ユルゲン・クロップは数多のマネージャーたちに無い何かを持っているのでしょう。『完璧にはほど遠いが、とても、とても良かった』と語ったように、まだまだ改善の余地(特にフィニッシュ)があるレッズでしたが、走る走る走る。

run and run、more run。

それもプレミア仕様に、ドルトムント時代よりメリハリが効いていたと思います。ネイマールとタメのコウチーニョが完全復活し、ララーナがガス欠せずにピッチを駆け回る。ミルナーに至っては、何かに取り憑かれたかのようなアップ&ダウン。正直、世界最高峰の華麗なフットボールではありませんが、観る者に訴えかけるエモーショナルに溢れていました。

そんなクロップ・レッズにフットボールの女神も微笑み、ラッキーなオウンゴールで先制(コウチーニョが必死戻ってディフェンスしボールを奪ってからのゴールだった)したこのゲーム。コウチーニョの秀逸な股抜きの一撃(フィルミーニョが必死に走って繋いだゴールだった)で加点し、オフサイドぎりぎりで3点目をゲット(チャンの秀逸なヒールに抜け出したコウチーニョのアシストからのゴールだった)した前半。終了間際にアグエロの美し過ぎるゴラッソで1点返されましたが、後半も泥臭く粘って(バックパスをスターリングに掻っ攫われアグエロにシュートを撃たれたが懸命に戻ってきて必死でスライディングしたりと)耐え凌ぎ、コーナーキックからの溢れ球を蹴り込みマンチェスターから勝ち点3を持って帰還しました。

(陳腐ですが)素晴らしいの一言。

スタンフォード・ブリッジに続きエティハドからも勝ち点3を持ち帰り、勝ち点を20としたレッズ。4位のガナーズとは勝ち点差6。3分の1が終わっただけのリーグ戦。もちろん、トップ4で終える可能性もあるし、過酷なマッチ・スケジュールだけに脱落していく可能性もありますが、観る者を熱くするゲームに、ニュートラルな僕でさえ期待せずにはいられません。

クロップが志向するヘヴィ・メタル・フットボールは、レッズにこれから何かを齎すでしょう。ロジャースが3年間掛けても成し得なかった、対トップ4のアウェイでの二つ目の勝ち点3を早くも成し遂げた愛すべきユルゲン・クロップ。

格上に滅法強いアンダー・ドッグの逆襲が痛快なユルゲン・クロップのフットボールから目が離せなくなってきました。

 

Manchester-City-vs-Liverpool

団結。

俺たちはテロに屈しない。

 

コウチーニョ

フィルミーノ

シュクルテル

ネットを揺らし始めたレッズ。

あとは引いて守る格下相手にどうするかです。

 

アグエロ

イニエスタのゴラッソに続いてアグエロの美しい一発も観れた日曜の幸せ。

フットボールって素晴らしい!!。

 

クロップ

『資金的には、誰もバイエルン・ミュンヘンに対抗することはできなかった。だがピッチ上ではもちろん対抗することもできた。それこそがフットボールに関して私の最も大好きなことだ。どれだけ出費するかが重要なわけではない。何をしたいかだけが重要なんだ』

『だから当然ながら我々もシティと戦うことができるし、もちろん倒すこともできる。ドルトムントでもシティに勝ったことはあるし、アウェーでは引き分けた。彼らの方が金は持っていたが、それは成功の一部でしかない。残りは努力することだ』

とゲーム前に秀逸なコメントをしていたユルゲン・クロップ。粕谷さんですら絶賛する愛すべきユルゲン・クロップ。

 

クロップ

ドルトムント時代に仕事する可能性があったデ・ブライネとゲーム前に談笑。

 

クロップ

ゲーム後には、必ずピッチに入って敵にはシェイク・ハンド、味方にはハグ。

人間味溢れるところも魅力的だ。

Stage 4

モウリーニョ

年末まで持つだろうか?。

2015-2016・プレミアリーグ第11節、チェルシーVSリヴァプール@スタンフォード・ブリッジ。

開始早々の4分に先制したにもかかわらず・・・。前半アディショナル・タイムに緩すぎる守備からコウチーニョにゴラッソを沈められ1-1で折り返し。笛吹けど踊らずか。

60分を過ぎたあたりでベンテケが入って高さと強さを得たレッズ。この采配が完璧に機能し、ブルーズはベンテケに手を焼いていた。そして74分、ベンテケの落としからボールを受けたコウチーニョがこの日2発目を今度は右足で沈め(テリーのお腹に当たってコースが変わったけれど)完全に意気消沈してしまった。

ジエゴ・コスタは豚のようにノロマで、アザール(後半早々に替えられた)は孤立しオスカル(後半は盛り返したが)は消えていた。ウィリアン一人奮闘していたが、一人では不可能だ。ラミレスは先制点を上げただけで、ミケルは論外。替わって入ったセスクもほとんど流れを変えられず。そして最も悲惨だったのが2枚のセントラル。テリーとケイヒルにスピードもパワーもガッツも見られなかった。

82分には、さして速くもないカウンターもどきから簡単にベンテケにゴールを許してしまいジ・エンド。リヴァプールが良かったとは到底思えないこの試合で、いとも簡単に失点してしまう。自信を失い、ズルズル後退し、脆くも決壊する。

ゲーム中、何度も『ジョゼ・モウリーニョ』チャントが響き渡っていたが、モウリーニョを擁護するよりはチームを鼓舞した方がイイと思うのだれど・・・。プレイするのはプレイヤーだ。モウリーニョを擁護しても始まらない。

11試合で6敗目を喫したモウリーニョ・チェルシー。解任されないのが不思議な惨状となってきたが、果たしてハッピー・ワンのセカンド・シーズンはどのような結末を迎えるだろうか。

冒頭のクラッテンバーグのジャッジを嘲笑するかのようなパフォーマンス画。2枚目のイエローを要求するより、自軍のパフォーマンスを省みた方がイイと思うのだけれど・・・。

 

ラミレス

左サイド深部を突破してきたアスピリクエタの丁寧なクロスを頭で沈めたまでは良かったが・・・。

如何せん4分の出来事だ、残り90分以上を完璧に熟すメンタルとフィジカルが今のチェルシーにはない。

 

モウリーニョ

自己顕示欲の塊がここに。

 

コウチーニョ

指揮官がこのまま1-0で折り返せるだろうと、ロッカールームに引き上げるところを嘲笑うコウチーニョのゴラッソ。一人躱されたあと、誰も詰めていかず難なく左足を振り抜かれあえなく失点。

うん、指揮官のあの態度はやはり問題だ。まだホイッスルは吹かれてなかったのだから。

 

コウチーニョ

無情にもゴールに吸い込まれていった2失点目。

解説の川勝さんが、あと一歩が・・・とおっしゃっていたが、まさにその通りだった。

 

チェルシー

手の施しようがないか。

自信喪失、疑心暗鬼、右往左往、迷走失意。今後のチェルシーの復活はあるだろうか。自らは絶対に辞めないモウリーニョ。どうなるか注目だ。

 

クロップ

プレミア初勝利を手にしたクロップ・リヴァプール。

チェルシー・サポとの口論をカメラに抜かれてたが、やっぱりアツいゼ、ユルゲン・クロップ(笑)。

まだまだだアクセル全開、ヘヴィ・メタル・フットボールにはほど遠いが、ベンテケはイイ。ドルトムント時代のレヴァンドフスキのような収めることができるワン・トップの可能性が見えた。

このまま流れに乗って、上位にも勝てればもしかするのだけれど。こちらは期待して見守って行きたいと思う。