フットボールには全てを忘れさせてくれる夜がある

ロブレン

クロップ

年に何回かだけ、そういうゲームを観ることができる。

凄いゲームだった。

2015-2016・ヨーロッパリーグ・クォーターファイナル・セカンドレグ、リヴァプールVSドルトムント@アンフィールド。

開始10分も経たずに、ドルトムントにショート・カウンターから2発見舞われた。普通ならこれでノックアウトだろう。リヴァプールが勝ち抜けするためには、3発返す必要ができたのだから。ましてや相手は、マドリーを沈めたこともあるヨーロッパでもトップクラスの鋭利なカウンターを持つドルトムント。前掛かりになればその裏をオバメヤンに、ロイスに、ムヒタリャンに突かれることとなる。実際、危ないシーンが前半終了間際に起こった。まったく期待できないキーパー・ミュニョレが、奇跡的に折り返しを指で触れて首の皮一枚サヴァイブした。

肝心の攻めでは、手数は見せたがクリーンヒットすることはなかった。6ラウンドを終えての採点は、ドルトムントが圧倒的にリードしていた。そして7ラウンド目のゴング。後半開始早々の48分に一発返すことに成功する。ドルトムントのお株を奪うようなショート・カウンター。裏に抜け出たオリギがトゥキックでヴァイデンフェラーの股を抜いて、ゲームは活気付いた。

しかし、その9分後にまたまた綺麗な一発を喰らいリング中央でダウン。最終ラインからドリブルで持ち上がったフンメルスのスルーパスに抜け出したロイスに、ダイレクトで美しい一発をゴール右隅に突き刺され1-3とされた。

アグリゲート・スコア2-4。

カウント・セブンくらいで立ち上がっただろうか。勝ち抜けにはまたまたあと3発必要となったが、レッズの目は死んでなかった。ハーフタイムでクロップが語りかけた言葉、『子孫に代々語り継げるような瞬間を作り出そう。ファンのために特別な夜を作り出そう』を信じ、誰一人欠けることなく全員が団結した。

怖れず、怯まず、自分たちを信じ攻める。アンフィールドを埋め尽くした12人目の選手たちの思いに応えるために、懸命にピッチを走った。66分。中盤で自由を得たコウチーニョがエリア手前中央にいたミルナーに預けワンツーからのボールを美しく強烈にゴール右に蹴り込みドルトムントからダウンを奪う。俄然勢い付くレッズ。交代で(カガワくんが引っ込んだのだが)何とかしようとしたドルトムント。しかしこのクリンチも効果はなく、その交代後すぐにCKからサコーがヘッドでネットを揺らし、ゲームはカオスへ突入することとなった。

残りは時間は、10分とアディショナル・タイム。

ラウンド11。ドルトムントは足にきていた。フンメルスは『3-1とした後、これで決まりだと思ってしまったんだ。アグレッシブな守備がなくなった。3-2とされてフットボールができなくなった。怖くなってしまったようだ』とコメントしていたが、完全に飲み込まれたと思う。そんななか、それでも90分まできた。フラフラになりながらも判定で勝ち上がるとこまであとちょっとだった。しかし、ゲームはこのままでは終わらなかった。

最終ラウンドの91分。右サイドで得たFKを直接放り込むことはせずに、ガラ空きの右サイド前に走り込んだスタリッジにボールを出して、スタリッジが秀逸なヒールからディフェンダーの股を抜いてフリーで走り込んできたミルナーに繋ぎ、ミルナーが丁寧に上げたクロスをファーサイドで待ち構えていたロブレンがヘッドを突き刺し、テンカウントを数えることとなった(ラストプレイでギュンンドアンがFKを決めそうにはなったが枠を僅かに捉えることができなかった)。

ユルゲン・クロップは、

『ドルトムントのカウンターは守れない時がある。4分、9分と決められた。それで試合終了ということもフットボールでは少なくない。だが、ここでは(アンフィールド)、このリヴァプールというチームとの試合では、そうじゃない』

『(3点目を決められてから)選手たちは闘志を見せた。素晴らしかったね。最上級の質を持つチームを相手に、こういう試合で挽回するには運も少し必要だ。だが、試合を見た人なら最終的に(勝利は)妥当だったと言うだろう』

『(アンフィールドは)見事な雰囲気だった。我々が一緒に成長していくために、こういう経験は必要なんだ。これで我々は一つの節目となるような試合をした。本当に良いことだ』

とコメントした。

『この試合は、自分たちが相手に譲ってしまったようなものだ。もちろん、巻き返す力も一つのクオリティーだけど、3-1になった後も集中していたら、彼らの挽回はなかったはずだ』と語ったフンメルス。

ゲーム前に2点は獲る。獲りに行かなければならないと語っていたトゥヘルが、

『言葉にするのは難しい。後半は大敗してしまった。後半だけで4失点したんだからね。もちろん、自分たちに求めるレベルに達することができなかったということだ。何としてでも次に進みたかったのだが、今日はそれを実現できなかった』

『長時間にわたって我々にとって良い流れのようだったが、終盤に何も失うものがない相手に敗れることとなった。相手を軽視?、それはない。ただ、3点目を決めてからももっと前を向いて、勇敢にプレーしなければいけなかった。特に自分たちがボールを持っているときにね』と総括した壮絶な殴り合いとなった一戦は、リヴァプールで長く語り継がれるであろう素晴らしい打ち合いとなった一戦だった。

 

ムヒタリャン

オバメヤン

カガワくんも絡んだムヒタリャンの1点目とロイスのスルーパスに抜け出したオバメヤンの2点目。

 

ロイス

ロイスが決めた美しい3点目。

ドルトムントはまだヨーロッパのトップのクオリティを秘めていることを改めて実感したゲームだったが・・・。

 

ドルトムント

ドルトムント

このゲームではグッド・ルーザーとなった。

 

オリギ

クロップの期待に見事なゴールで応えたオリギ。

 

コウチーニョ

反撃の狼煙を上げたコウチーニョの美しい一発。

 

サコー

本職のディフェンスではイマイチだったサコーの同点弾。

 

ロブレン

リヴァプール

最後の奇跡の一発は、アンフィールドを埋め尽くしたサポーターに捧げられた魂のヘッドだった。

 

クロップ

ユルゲン・クロップとレッズが奏でるヘヴィ・メタルの調は、僕にとってはなんとも心地よく響く。次の相手は、スペインのイエロー・サブマリン。このままELを制して、来シーズンはCLにカムバックして欲しいと心から願う。

完璧な午後

オーバ&マルコ

素早い出足、これぞゲーゲンプレス。浴びせたシュート31本、受けたシュート3本、“ルール・ダービー”はシュバルツ・ゲルベンが圧倒。バッドマン&ロビンでセレブレーションでした。

2014-2015・ブンデスリーガ第23節、ドルトムントVSシャルケ@ジグナル・イドゥナ・パルク。

なかなか決まらなかったけれど、この試合28本目の、78分のオバメヤンのシュートがキーパーに当たりながらもゴールに転がって、ジグナル・イドゥナ・パルクに歓喜が訪れました。

ふう。

もっと早く決めてくれよなぁ。

そこから、1分後にはショートカウンターからギュンドアンのクロスにムヒタリャンが詰めてネットを揺らし、締めはロイスがキーパーからボールを攫って3-0。

シャルケのロー・パフォーマンスも勝利の要因だが、危ないシーンは皆無(ヴァイデンフェラーはこの日一度もボールをセーブしなかったそうです)でシーズン初の4連勝。ロイスは公式戦5戦連発でオバメヤンはリーガ4戦連発。カガワくんのゴールがないのが相変わらずですが、ムヒタリャンが今シーズン初ゴールを上げて今日はパーティでイイんじゃないでしょうかね。

奇跡のトップ4まで勝ち点差8(4位レヴァークーゼンが勝ち点36、10位ドルトムントが勝ち点26/2015・03・01時点)。このまま連勝記録を延ばして欲しい。そして、ホームでユーベに逆転して欲しい。

シュバルツ・ゲルベンから目が離せません。

 

オーバメヤン

前半のカガワくんからのスルーパスを決めてくれよぉ〜。

 

ムヒタリャン

ウッチーのデキが酷かったですが・・・(泣)。

『チームの全員が(ムヒタリャン)彼に飛び乗るつもりかと思ったよ。今日は本当によくやってくれた』

『ドルトムントに加入して以来、守備面では最高のパフォーマンスだったと思う。彼が全体のリズムをコントロールし、ボールを落ち着かせてくれた。チームのだれもが彼のゴールを待ち望んでいたんだ。まるでダムが決壊したようだったね』

と称したクロップ。

 

ドルトムント

裸パーティ(笑)。

でもムヒタリャンが居ない。そしてカガワくん、真ん中(笑)。

 

クロップ

『単純に、我々には完璧な午後だった。チームは適切ないいパフォーマンスを見せてくれた。試合開始から最後の瞬間まで、ボールで雄弁に表現した。良いスペースを見つけ、高い位置で相手にプレスを掛けた。前半だけで数多くの決定機を作った。残念ながらそのチャンスを生かせなかったが、イライラしなかったことが重要だった。ついに後半32分に我々にふさわしいゴールで報われた』

『4連勝をしたけれど、まだ降格圏まで勝ち点5差しか離れていない。このことが自分たちがどんな泥沼に足を踏み入れてしまったかを証明している。もう一度転倒することは許されない』

そして、当然と言えば当然ですが、バッドマン・セレブレーションには苦言を呈したクロップでした。

『自分も何も知らなかったので驚いたが、オーバがゴールを決めるという自信をもって(試合に)入るのは良いことだね』

『でも、あれはイエローカードになる。だから当然、私は好まない。もうマスクはひととおり使っただろう。彼にやるなと言うのは気が重いけど、あれはいけない』

 

カガワくんとウッチー

『うまく3バックの裏を狙ったり、セカンドボールへの速さだったり、今日は本当に集中して、連動して相手より一歩速く動けていた。ああいう戦いができればいいんじゃないかなと思う』

『前半に1、2点決めたかったけど、良いサッカーをしていた。後半はすごく難しい戦いになるんじゃないかなと思っていたけど、チームとしてやることを徹底して、ああいうゴールにつながったと思うので、本当によかったと思う』

『高い位置からのプレッシャーだったり、取ったあとの攻撃の質だったり、みんなが連動して戦えているなと感じた。欲を言えば前半で1、2点取れれば、もっと試合を楽に進められたのかなと思うけど、その中でも後半しっかりと取れてよかったと思う』

と語ったカガワくん。もういい加減飽きてきたが、あとはゴールのみですよ。

『もう前半からシンジには大分やられていましたし、シュート数も大分あったし、ラッキーの部分もあったから、点取られるのは時間の問題かなっていうのは感じてましたけどね』

『オレらも、点取れそうで取れなくて負けているっていう試合はあったからね。そこを狙っていたんだけどね。そこをしっかり点を取って勝つっていうのはね、ドルトムント、いいですね』

と語ったウッチー。

チャンピオンズの疲労もあるかな。頑張って欲しいものですね。

 

ドルトムント・サポ

大満足のドルトムント・サポ。

これからも信じて応援し続けるのみだ。

なんとか首位通過

インモービレ

クロップ

2014-2015・チャンピオンズリーグ・グループステージ・グループD最終節、ドルトムントVSアンデルレヒト@ジグナル・イドゥナ・パルク。

『チーロは真のフォワードだ。彼は前半にも大きなチャンスが1、2回あった。それを決められなくても、彼は下を向かない。常にゴールを脅かす存在としてプレーを続ける。ボールが回ってこないと、多少下がりすぎて、前線での受け手でなくなることもある。でも、彼がファイターであることは疑いない。良い形で成長しているよ』

前半早々のカガワくんのパス受けての1発を決めていればね。58分にネットを揺らし結果は残しましたが・・・。1点じゃやはり何が起るか分かりません。終了間際に簡単にネットを揺らされ1-1でゲームを終えました。

毎度のことながら、結構あった決定機を逃し続けるとこうなります。

 

ムヒタリャン

逃し続けた(6本のシュートを放った)一人、ムヒタリャン。リーガでもチャンピオンズでも変わりません。

そして、カガワくんのことが好きじゃないのかなぁ。折り返して欲しいなぁってとこがあったんだけど・・・。縦への推進力はあるんだけど、カガワくんとは相性が悪いですかね。

『彼は非常にたくさんの仕事をこなし、今日も素晴らしいプレーを見せてくれた。かなり良い好機を逃しており、だから彼をサポートし続けなければいけない。彼はゴールを狙える状況を自らつくり 続けている。良い調子なら、彼は我々にとって非常に重要な選手だよ』

ケチャップの口が開けば圧倒的な感じになるのだけれど・・・。我慢かなぁ。

 

カガワくん

問題のカガワくん。

力み過ぎじゃ?。チャンスは2、3度有ったけれど・・・。焦ってもいるかな(泣)。ボールが持てず下がってきて、インモービレも同じことをしてしまい前半はバランスを欠いてしまいました。

悪循環。

『やっぱり、目に見える結果が欲しい。何事も信頼を得るには、結果を奪いとること。やはり、『自分で切り開く』しかないですし。チロ(インモービレ)が今日は点を獲ったようにね』

『あまり試合に絡めていないのに、彼は結果を出しました。彼の貪欲さというのをすごく感じた試合ですし、それは自分にも必要です』

ドイツ紙では最低の評価(妥当かなぁ)もあって、苦しい状況は続きます。

『こんなに厳しい状況になるとはちょっと想像していなかった。ただ、それはホントに試されているものですし。ここで投げ出したら、僕は下まで落ちる一方やと思っているんで。ここで、しっかりと結果を残していけるように頑張りたいです』

『簡単に結果が出る世界ではないですし。1試合良ければいいというわけではない。今の自分に言えることは、毎試合全力で戦った中で、結果を残していく作業をするだけ』

『ミスをしてもミスをしても、前に進む力、前を目指す力というのが何よりも自分にとっては大事ですから。そこを、折れずにやっていきたいと思います』

1月はアジアカップでドルトムントでの出場が叶わないカガワくん。ホント苦しい。

 

ドルトムント

なんとかグループ・ステージを首位で突破したシュバルツゲルベン。ヌリ・シャヒンも戻ってきて、あとはロイスを待つのみですが、ゲーゲン・プレスが失われてしまったのが気になりまが、相手によっては復活するでしょうかね。

これからは怪我人を出さずに新しい年を迎えてもらいたいものです。

ゲーゲンプレス発動、永久保存版

ドルトムント

インモービレ

2014-2015・チャンピオンズリーグ・グループステージ・グループD第1節、ドルトムントVSアーセナル@ジグナル・イドゥナ・パルク。

奏でるヘヴィメタルの調べ。

キックオフ直後からガナーズを圧倒したシュバルツ・ゲルベン。

カガワくんは先発(結局このゲームはお休み)しませんでしたが、お得意のゲーゲンプレスが完璧に炸裂し、いつネットを揺らすか!?という前半でしたね。

待望の先制点は、ウェルベックがアーセナル最初のシュートを放った前半終了間際の2〜3分後に生まれました。

45分、自陣からのクリア(だったと思いますが)をセンターサークル手前でインモービレが拾ってそのまま中央をドリブルし、やや右に流れてコシェルニーとギブスを背負いながら抜け出し、絶妙なタイミングでクールにゴール左隅に流し込みました。

秀逸な、切り返すようなフェイクとダブルタッチ(結果的にそうなった感満載でしたが)でネットを揺らした元セリアA得点王。

ようやく結果を残しました。

完全に、圧倒的に攻めまくった前半。ウェルベックの1発で沈んでいてもおかしくなかった前半。

アテンプト15-1。

ショット・オン・ターゲット4-0。

ゴール出来て良かったです。そして、後半開始早々に追加点を奪いゲームを楽にしました。

 

オーバメヤン

アーセナルが前掛かりになった後半のキックオフ直後の48分。

またもや自陣からのクリアをセンターサークル中央でオーバメヤンが受けて、右に居たグロスクロイツに叩き、そのグロスクロイツが少しタメて中央を走っていたオーバメヤンに浮きパスを通し、裏を取ったオーバメヤンが飛び出してきたシュシェスニーに躱して躓きながらも粘ってゴールに流し込みました。

2発目とも圧倒的な速さでネットを揺らした、お得意のカウンターアタック。本当に素晴らしいです。

試合はそのまま2-0でゲームを締めたドルトムント。ほぼ完璧なスタートを切りました。

リーガでは失点が多くディフェンスが心配でしたが、シュメルツアーが復帰してきて、クリーンシートで終えたのは大きいです。あとはフンメルスの帰還を待つのみ。

 

ムヒタリャン

少し心配なのはムヒタリャン。

この試合でもかなりのチャンスが有りましたが、吹かすことが多く枠を捉えられずネットを揺らせません。

1本決めてればパーフェクトだったんですがね。昨シーズンのマドリー戦(コチラ)のようにならないことを今後は期待したいと思います。

 

クロップ

カガワくんはお休みでもほぼ完璧な結果を残したクロップ・ドルトムント。そしていつものように素敵なコメントを残してくれました。

『今日は“プレッシング・マシーン”としてプレーしたかった。それを完璧に近い形で表現できたと思う。プレスや“ゲーゲンプレッシング”をかけたいくつかの場面を、私は長く覚えているだろう。私が好むフットボールができた』

『スペースを見つけ、それを利用した。我々は相手にとって嫌な相手となり、決心を持ちながらプレーしたんだ。すべてを出し切る姿勢で挑んだよ。それらすべてに満足している。今日のゲームは、私にとって永久保存版としてとって置きたい試合だ』

ドルトムント移籍後初ゴールを上げたインモビーレについて

『先週代表でゴールを決めてから、チーロは気持ちを入れ替えたようだね。誰かにリラックスするように言われたのかもしれない。通常、ドルトムントの新しいストライカーは馴染むまでに時間がかかるとね。彼は明確に前進したと思うよ』

『彼は週末の試合で数分間しかプレーしていないから、疲れもなかった。そして、先制点をどうしても決めようと思っていたようだね』

と賞讃し以下のようにゲームを総括してくれました。

『アーセナルがプレーを組み立てようとするときに、チーロとオーバが見せたプレーが、この試合を決定づけたね。コシールニーやメルテザッカーらに、後ろからパスを出させていない。ウィルシャーやアルテタも封じたため、彼らのプランどおりにプレーさせなかった』

カガワくんについては、

『フライブルク戦のあと、我々がシンジを欠くことはできないと思っていた人もいたかもしれない。彼の良いプレーには、もちろん喜んでいる。でも、彼が出場できなくても、我々が良い試合を見せられることにも喜んでいるんだ』

 

ドルトムント

とにかく素晴らしいゲームで初戦をモノにしたシュバルツゲルベン。

『今日は良い形でCLに入ることができた。アーセナルは簡単に勝てる相手ではない。だが我々は、その彼らを相手に全力で戦い、妥当な勝利を手にしたよ』

DFL Super Cup2014

ドルトムント

『舐めるなよ、俺たちは今シーズンもヤルぜ!!』

DFL SuperCup2014、バイエルン・ミュンヘンVSドルトムント@ジグナル・イドゥナ・パルク。

控え組のミュンヘンを相手に圧倒し、ムヒタリャンとオバメヤンのゴールで2連覇を成し遂げた愛すべきシュバルツ・ゲルベン。

 

ムヒタリャン

オバメヤン

プレシーズンだし、ベストメンバーじゃないチャンピオンに勝っても自慢はできないが、お家芸のゲーゲン・プレスとショートカウンターは健在。『3-4-3』から『4-4-2』へトランスフォームから、相手エリア内に多くの人数を掛けてなだれ込んだりとかなり意欲的だったと思います。

『現在の仕上がり具合を考えても、本当に素晴らしいプレーを見せてくれたね。間違いなく勝利に値する内容だったし、これで我々がスーパーカップの優勝回数でトップに立った。リヴァプール戦から、どれだけ立ち直れているのかが試されるゲームでもあった。あの試合では大いに不満が残り、内容も我々がやりたいサッカーとはかけ離れていたからね。今日は自分たちのフットボールを取り戻せていた』

『中盤をダイヤモンド型にし、ホッフィ(ホフマン)に背番号10の役割を与えた。ミュンヘンのスタイルを考えると、守備時には両ストライカーがサイドへ開き、10番が前に出てプレッシャーを掛けなければならない。選手たちはそれを非常にうまくやり遂げてくれた』

『ボールを奪われたあとの対応が素晴らしく、勇気をもって高い位置から守備ができていた。集中してプレッシャーを掛け続けたからこそ、何度もチャンスをつくることができていたね。力づくで1点目を奪ったあと、見事な組み立てからのフィニッシュで2点目を挙げた。ミュンヘンとの試合では、相手にチャンスをつくらせないことが一番の難題になる。我々は長時間にわたってそれができていたし、非常にうまく守ることができた。その点については本当に満足しているよ』

と語ったユルゲン・クロップ。

『まぁ、お互いコンディションはピークにないけどね。疲れているシーンもあった。だがスーパーカップが懸かってたんだ。妥当な勝利で、そのタイトルを獲得すること出来て本当にハッピーだね』といったところでしょう。

ゴキゲンなショートカウンターを今シーズンも披露してもらいたいものです。

 

クロップ&ラーム

クロップ&ラーム

『ブラジル、おめでとう。そして代表引退、お疲れさん

『ところで、いつもいつもウチからソッチにばかり行くのもなんだし、2〜3年後あたりでいいからウチに来ないか?。ゴールキーパー以外の全てのポジション空けとくよ』

 

クロップ&ゲッツェ

『久しぶりだな、元気かい?。今日は出るのかい?。あっ・・・そうそう、ファイナルでのボレー、俺が教えたとおりで完璧だったな(笑)』

 

グアルディオラ

『ユルゲン・クロップと彼のチームにおめでとうと言いたい。うちは最初の15分はいいフットボールをしていたが、その後はいくつか問題が出てきてしまった。後半は深く引きすぎていた(まぁシーズンまでに修正していくよ)』

歴史的な夜に成り損ねた夜

ムヒタリャン&クロップ

『最高の去り方だ。我々の方が優れていた。問題は2-0でしか勝てなかったことだ。しかしこれも人生だ』

ムヒタリャンにあったビッグチャンスは3度だったと思う。特に後半にあった2度を決めていれば・・・。

『この夜は、長い間忘れることができないだろう。3点目を決めるチャンスは何度もあった。もし3点目が決まっていたら、フットボールの歴史に残る最大の奇跡に入る一戦になっていたかもしれない。だがそれは起きなかった。僕たちの力を証明できた“ただの”素晴らしい夜になってしまった』とゲーム後に語ったフンメルス。

惜しかったなぁ〜。

2013-2014・チャンピオンズリーグ・クォーターファイナル・セカンドレグ、ドルトムントVSレアル・マドリード@ジグナル・イドゥナ・パルク。

ファーストレグを0-3で落としていましたので早い時間で1点を返せれば少しは希望が出てくるのですが、逆に目を覆いたくなる失態が起りました。

 

ヴァイデンフェラー

16分にコエントランの何気ないクロスが手に当たってハンドでペナルティ。コレをヴァイデンフェラーが止めて、ここから試合の流れが変わりました。

得意のゲーゲンプレスはそれほど威力を発揮していたとは思いませんでしたが、24分。ペペのヘッドでのバックパスをロイスが搔っ攫い冷静にエリア外近くまで飛び出してきたカシージャスを躱し、エリア内でラモスの股を抜いて1点を返す。

あと、最低2点。そして次の得点は37分に生まれました。

今度はイジャラメンディの不用意なバックパスをまたまたロイスが搔っ攫いドリブルでエリア内に侵入し、左を駆け上がってきたレヴァンドフスキにパスを通す。レバンドフスキのシュートはカシージャスが手に掛けてポスト右に当たりましたが、その跳ね返りをロイスが冷静に蹴り込んで2-0としました。アグリゲートスコアは2-3。無失点であと1点取れば延長も見えてきます。後半に期待せずには居られませんでした。

 

ロイス

ロイス

ロイス

ロイス

1点目の連続画像。

素晴らしい活躍だったマルコ・ロイス。完璧な決定力でした。

後半はマドリーも攻めへの意識(カウンター)を少し取り戻した感はありましたが、65分に決定的な瞬間がドルトムントに訪れました。

 

ムヒタリャン

ムヒタリャン

センター付近でレヴァンドフスキの胸パスからロイスが抜け出し、ドリブルでマドリーディフェンスを引き付けムヒタリャンへのスルーパスを通し、ムヒタリャンは『聖』イケルを躱してあとは無人のゴールへ流し込むだけでしたが、左足から放たれたボールは無情にも左ポストに当たりゴールはなりませんでした。

コレが決まっていればなぁ〜・・・。

その後にもエリア内でフリーで放ったシュートがあったムヒタリャン。カシージャスが難なく弾き出して3点目を奪えませんでした。

試合はこのままホイッスルが吹かれ、マドリーはからくも昨シーズンの雪辱を果たし、愛すべきシュバルツゲルベンの今シーズンは幕が下りることとなりました。

ファーストレグでアウェイゴールが取れていればなぁ〜。今日あったもう一つのゲーム(チェルシーVSパリ)がまさにソレだっただけに惜しまれますね。

今シーズンは怪我人が多すぎて、今日のスタメンもホント苦しい陣容でした。来シーズンのチャンピオンズ出場権確保とミュンヘンとの一戦、あとポカールで何とかタイトルを取りたいドルトムント。残りのシーズンは怪我人を出さず終えて欲しいものです。

お疲れさまでした。

素晴らしいゲームをありがとう!!。

 

カシージャス

しかし、やっぱカシージャスは凄ぇーわ。

マドリーのチャンピオンズリーグ・4シーズン連続のセミファイナル進出の立役者は間違いなく『聖』イケルです。ここは是非ともセミファイナルでモウリーニョ・チェルシーと当たってもらいたいものです。

抽選会が楽しみだ。