ファイナリストの意地

ディバラ

ユヴェントス

セカンドレグに望みを繋ぐ。

2015-2016・チャンピオンズリーグ・ベスト16・ファーストレグ、ユヴェントスVSバイエルン・ミュンヘン@ユヴェントス・スタジアム。

バルサの勝利に気分良く連続視聴したが、とても熱く面白い一戦だった。圧倒的にボールを持つドイツの雄とカウンターを窺うイタリアの雄。ゲームは徐々にミュンヘンのペースとなってユーヴェは自陣で耐えることを強いられる。10分過ぎにトーマス・ミュラーに決定機が訪れたが、ミュラーはバランスを崩し力ないボールがブッフォンの胸に収まった。サイドからサイドへ展開しロッベンとコスタでアタックを仕掛けるミュンヘン。耐えるユーヴェ。今年に入ってから1失点しか許していないユーヴェは、当然アウェイ・ゴールを許さない展開に持ち込みたいところ。しかし前半終了間際に失点してしまい無傷で折り返すことは叶わなかった。

 

ミュラー

43分。左サイドのコスタの折り返しをクリアしたところに何故かいるトーマス・ミュラーがゴールにパスを流し込み、ミュンヘンが先制して折り返し。

何故かソコに居るんだよなぁ(苦笑)。

ユーヴェにとっては当然、痛い失点だ。これ以上は許されないが、後半の早い時点で悪夢を見ることとなった。

 

ロッベン

ロッベン

55分。ミュンヘンのカウンターが炸裂。エリア手前中央でボールを受けたレヴァンドフスキが溜めて右サイドを駆け上がってきたロッベンへパスを捌き、パスは前へ流れたがロッベンが得意の型でドルブルを仕掛け、ゴールから遠ざかるように斜めに左足で持ち出し、最後はボールを美しくゴール左隅に突き刺した。分かってても止められないロッベン・スタイル。ユーヴェにとっては致命傷と成り兼ねない一撃だが、白と黒は諦めない。少し前はアッサリ敗退してたが、傷口を広げるリスクを負って攻めるユーヴェ。月日を重ね進化したユーヴェのソリッドな意思がゴールとなって結実した。

 

ディバラ

63分。右サイドからのクロスをキミッヒが処理を誤りボールがマンジュキッチのところに溢れ、マンジュキッチが右を走っていたディバラにパスを通し、売り出し中のディバラがクールにノイアーの壁を破って1-2とした。

セリエを観る余裕は無いが、ディバラはイイ。テクニックもスピードもある感じだ。この若者のゴールで息を吹き返したユーヴェは、とうとうゲームを振り出しに戻すことに成功する。

 

ストゥラーロ

76分。交代出場で入ったモラタとストゥラーロが結果を出した。左サイドでパスを受けたモラタがヘッドで中央へ折り返したボールに飛び込んできたストゥラーロが押し込み、ゲームはとうとう2-2となった。

マンジュキッチの献身性、クアドラードのスピード、ダイナミックなポグバ。リスクを取って前へ行くことが結果、セカンドレグに望み繋ぐことに成功した。

 

ディバラ

ディバラ

『すごく難しい試合になることは分かっていた。ハートとスピリットで戦い、僕たちは引き分けたんだ』

『前半は少しやられすぎたよ。スペースを与えすぎてしまったんだ。後半はかなり良くなったと思う。高い位置からのプレスがうまくいったね』

『(セカンドレグに向けては)とても難しいスタジアムでの試合が待っている。そこで勝てるチームは少ないね。でも後半に見せたようなハートとスピリットを持っていけば、僕たちはやれるはずさ』

と語ったアルゼンチン出身のパウロ・ディバラ(22歳)。アルゼンチンってホント才能あるアタッカーを輩出する。ディバラが灯した火がミュンヘンではどうなるだろうか。かなり難しいタスクだが、何となくゴール出来そうな予感もある。結果は3週間後。セカンドレグも刮目だ。

圧倒的火力というよりも

スコアボード

ガナーズが緩すぎました。

2015-2016・チャンピオンズリーグ・グループステージ・グループF第4節、バイエルン・ミュンヘンVSアーセナル@アリアンツ・アレーナ。

第3節にアーセナルが見せたインテンシティを期待したのですが、ミュンヘンでは借りてきた猫になってしまいました。

 

レヴァンドフスキ

10分。

左サイドからチアゴが入れたクロスにレヴァンドフスキに頭で合わせられて早々に失点。チアゴへの寄せもなくオフサイドも失敗。あっけなく失点してしまいました。

 

ミュラー

29分。

右サイドからのラームのクロスのこぼれ球をクセ者、トーマス・ミュラーに押し込まれ2失点目。この失点の前に鋭いカウンターからエジルがネットを揺らしていたんですがね(ハンドだった)。

前からガツガツとプレッシャーを掛けて欲しかったところですが、このゲームでは引いてしまい自由にパスを回される始末。ウォルコットやベジェリンが居ないので素早いカウンターが出せないと思ったかヴェンゲル。亀のように閉じこもり抉じ開けられてしまいました。

 

アラバ

アラバ

44分。

この日一番の、前半がもう終わると思ったところでのアラバに豪快なミドルを決められ3失点目。名手チェフも届かない一撃がゴール右上隅に突き刺さりました。

このシーンでもドリブルで上がってくるアラバをフリーにしすぎでしたね。誰も身体をぶつけにも行かない。やれやれ・・・。

 

ロッベン

55分。

途中出場で帰ってきたロッベンがアラバのグラウンダーに合わせられて4失点目。

この後、69分にジルーが胸トラップからのボレーを沈めましたが時すでに遅すぎし。

 

ミュラー

89分にはカウンターからミュラーにドッペル・バックを許してあえなく5失点。

 

アーセナル

エミレーツで見せた気迫は何処へ?。

何もしないままミュンヘンの地に沈んだガナーズ。グループ・ステージ突破の可能性はまだ残されてますが、もうちょっと何とかできなかったかなぁ。

 

ヴェンゲル

『バイエルンのクオリティーを考慮しなければいけないが、そうだとしても、我々は相手に簡単にやらせすぎた。こちらの守備は酷かった』

『(グループ・ステージ突破に向けて残り2連勝が最低条件の中)まだチャンスはある。それはごくわずかなものかもしれないが、可能性はある』

と語ったプロフェッサー・ヴェンゲル。

エミレーツで見せたインテンシティを発揮できなかった点が問題だろう。このまま沈めばまたまた繰り返しなるガナーズの失速。突破は叶うだろうか。ヴェンゲルの顔に、更なる皺が増えんことを。

 

ミュンヘン

怪我人が復帰してきて、順調なミュンヘン。

ロッベンの右からのカットインはやはり脅威だなぁ。分かってても止められない。バルサのゲームをライブ視聴してから連続で録画で観ましたが、眠気を吹っ飛ぶゴール・ラッシュ。効果的なサイドチェンジ。献身的なランニング。鋭い両ウイングのドリブル突破。ボールを持つこと、捌くことに長けた中盤。世界一のゴール・キーパー。

例年通り、ミュンヘンは上までいくことを確信したゲームでもありましたね。

“deloitte report” 2013-2014

毎年恒例のビッグクラブの収入ランキングが今年も発表されました。個人的興味からまたまた備忘録です。前回からはミランが圏外(12位)に去って、リヴァプールがカムバック(12位→9位)。贔屓のドルトムントはチャンピオンズで安定した成績を残すも前回同様11位(2億6,150万ユーロ)でした。その他、圏外ではスパーズが22%の収入増加で13位(2億1,580万ユーロ)にランクイン。トップ10入りを目指すなら悲願のチャンピオンズ出場がマストですかね。

では以下、キープレイヤーと共に。

 

【第10位】ユヴェントス(セリエA):2億7,940万ユーロ。

ポグバ

前回の9位(2億7,240万ユーロ)から微増も10位に後退した黒の貴婦人。カルチョの国ではトップもヨーロッパでも躍進したいところ。ドルトムントとのノックアウト・ラウンドは見物です。

 

【第9位】リヴァプール(プレミアリーグ):3億0,590万ユーロ。

ジェラード

圏外(12位:2億4,060万ユーロ)から大幅増でトップ10に返り咲いたレッズ。しかし、ついにジェラードは戴冠することなく今シーズンでプレミアを去ることとなりました(泣)。

寂しいですね。昨シーズンの、まさかのスリップからの失点ゲームが忘れられません。

 

【第8位】アーセナル(プレミアリーグ):3億5,930万ユーロ。

サンチェス

前回同様の順位をキープしたガナーズ。昨シーズンはFAカップを制し、収入は大幅増(2億8,430万ユーロから)となりました。しかし、今シーズンもプレミア制覇は難しく、代わり映えしないのが如何とも・・・。何とかチャンピオンズで躍進を果たし、サポーターに報いたいところですかね。

 

【第7位】チェルシー(プレミアリーグ):3億8,790万ユーロ。

アザール

こちらも前回と順位は変わらずも25%増(3億0,340万ユーロから)の収入を得たチェルシー。

プレミアでは快調に首位をキープし、ハッピー・ワン帰還から2年目の今シーズンは、まさに飛躍のシーズンとなる予感。チャンピオンズで(2シーズン連続で対戦する)パリとのリマッチも注目です。

 

【第6位】マンチェスター・シティ(プレミアリーグ):4億1,440万ユーロ。

アグエロ

またまた前回同様ですがおよそ1億ユーロも収入を増した(3億1,620万ユーロからの大幅増)マン・シティ。

プレミアではここ2節の取り零しで2位ですが、まだまだ連覇が可能な位置に付けています。そして、チャンピオンズでまたまたバルサとの決戦が決まり、(個人的には勘弁して欲しいですが)そろそろ勝ち上がりたいところ。アグエロが爆発するしかないかなぁ?。

 

【第5位】パリ・サンジェルマン(リーグアン):4億7,420万ユーロ。

イブラヒモビッチ

2シーズン連続で5位をキープした異色の傭兵軍団。収入も着実に増加させ、チャンピオンズでもそろそろネクストステージへ進みたい。かつてのボスに恩返しを果たすか?ズラタン王。いつまでパリに居るか分かりませんし、ラストチャンスかもしれませんね。

 

【第4位】バルセロナ(リーガ・エスパニョーラ):4億8,460万ユーロ。

メッシ

5年間維持した2位からとうとう陥落した愛しのバルサ。昨シーズンは無冠で、(前回は4億8,260万ユーロ)栄華を極めたバルサ王朝も崩壊しました。あの煌びやかだったパス・フットボールは、トリデンテの“個”にモデルチェンジし復権となるでしょうか?。

『神』メッシが楽しく、やる気に満ち溢れていればまたビッグイヤーを戴冠出来ると思うのだけれど・・・。最初のハードルは再びマン・シティ。刮目です。

 

【第3位】バイエルン・ミュンヘン(ブンデスリーガ):4億8,750万ユーロ。

ロッベン

クラブ史上最高収入を記録するも順位は3位のままのミュンヘン。『賢人』ペップ・グアルディオラ2シーズン目もブンデスでは無双です。それ故に、マイスターシャーレより2シーズンぶりにベルリンでのビッグイヤー戴冠がクラブに課せられた重要過ぎるミッションでしょうか。ハイブリッド・パス・フットボールの極致は、マドリーを上回るのか。

楽しみです。そして、なんと2位はあの・・・(笑)。

 

【第2位】マンチェスター・ユナイテッド(プレミアリーグ):5億1,800万ユーロ。

ルーニー

モイーズ・・・(笑)。

前回より24%増の収入を得た赤い悪魔。7位に沈んだ『チョーズン・ワン』の蹉跌。トップ10で唯一チャンピオンズに出ていないマン・ユナイテッドは、ただ今ファン・ハール体制で復活を試行錯誤中。チャンピオンズ復帰が現実的な目標は寂しい限りですが、憎たらしいまでに勝ち切っていたファーガソン時代に戻れるか?。

それにしても、人気があるんですね。

 

【第1位】レアル・マドリード(リーガ・エスパニョーラ):5億4,950万ユーロ。

ロナウド

10年連続での1位の『白い巨人』。

デシマ達成で前回の5億1,890万ユーロから着実に収入を増やし、今シーズンも大本命です。絶好調過ぎるCR7はメッシが持つリーガのゴール記録(50ゴール)を破ることでょう。

チャンピオンズ連覇を果たすと(果たさなくても)11年連続の1位は確実ですね。

個人的にはミュンヘンとのビッグマッチをセミ・ファイナルあたりで観たいと夢想しております。

以上、備忘録でした~。