ファイナリストの意地

ディバラ

ユヴェントス

セカンドレグに望みを繋ぐ。

2015-2016・チャンピオンズリーグ・ベスト16・ファーストレグ、ユヴェントスVSバイエルン・ミュンヘン@ユヴェントス・スタジアム。

バルサの勝利に気分良く連続視聴したが、とても熱く面白い一戦だった。圧倒的にボールを持つドイツの雄とカウンターを窺うイタリアの雄。ゲームは徐々にミュンヘンのペースとなってユーヴェは自陣で耐えることを強いられる。10分過ぎにトーマス・ミュラーに決定機が訪れたが、ミュラーはバランスを崩し力ないボールがブッフォンの胸に収まった。サイドからサイドへ展開しロッベンとコスタでアタックを仕掛けるミュンヘン。耐えるユーヴェ。今年に入ってから1失点しか許していないユーヴェは、当然アウェイ・ゴールを許さない展開に持ち込みたいところ。しかし前半終了間際に失点してしまい無傷で折り返すことは叶わなかった。

 

ミュラー

43分。左サイドのコスタの折り返しをクリアしたところに何故かいるトーマス・ミュラーがゴールにパスを流し込み、ミュンヘンが先制して折り返し。

何故かソコに居るんだよなぁ(苦笑)。

ユーヴェにとっては当然、痛い失点だ。これ以上は許されないが、後半の早い時点で悪夢を見ることとなった。

 

ロッベン

ロッベン

55分。ミュンヘンのカウンターが炸裂。エリア手前中央でボールを受けたレヴァンドフスキが溜めて右サイドを駆け上がってきたロッベンへパスを捌き、パスは前へ流れたがロッベンが得意の型でドルブルを仕掛け、ゴールから遠ざかるように斜めに左足で持ち出し、最後はボールを美しくゴール左隅に突き刺した。分かってても止められないロッベン・スタイル。ユーヴェにとっては致命傷と成り兼ねない一撃だが、白と黒は諦めない。少し前はアッサリ敗退してたが、傷口を広げるリスクを負って攻めるユーヴェ。月日を重ね進化したユーヴェのソリッドな意思がゴールとなって結実した。

 

ディバラ

63分。右サイドからのクロスをキミッヒが処理を誤りボールがマンジュキッチのところに溢れ、マンジュキッチが右を走っていたディバラにパスを通し、売り出し中のディバラがクールにノイアーの壁を破って1-2とした。

セリエを観る余裕は無いが、ディバラはイイ。テクニックもスピードもある感じだ。この若者のゴールで息を吹き返したユーヴェは、とうとうゲームを振り出しに戻すことに成功する。

 

ストゥラーロ

76分。交代出場で入ったモラタとストゥラーロが結果を出した。左サイドでパスを受けたモラタがヘッドで中央へ折り返したボールに飛び込んできたストゥラーロが押し込み、ゲームはとうとう2-2となった。

マンジュキッチの献身性、クアドラードのスピード、ダイナミックなポグバ。リスクを取って前へ行くことが結果、セカンドレグに望み繋ぐことに成功した。

 

ディバラ

ディバラ

『すごく難しい試合になることは分かっていた。ハートとスピリットで戦い、僕たちは引き分けたんだ』

『前半は少しやられすぎたよ。スペースを与えすぎてしまったんだ。後半はかなり良くなったと思う。高い位置からのプレスがうまくいったね』

『(セカンドレグに向けては)とても難しいスタジアムでの試合が待っている。そこで勝てるチームは少ないね。でも後半に見せたようなハートとスピリットを持っていけば、僕たちはやれるはずさ』

と語ったアルゼンチン出身のパウロ・ディバラ(22歳)。アルゼンチンってホント才能あるアタッカーを輩出する。ディバラが灯した火がミュンヘンではどうなるだろうか。かなり難しいタスクだが、何となくゴール出来そうな予感もある。結果は3週間後。セカンドレグも刮目だ。

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圧倒的火力というよりも

スコアボード

ガナーズが緩すぎました。

2015-2016・チャンピオンズリーグ・グループステージ・グループF第4節、バイエルン・ミュンヘンVSアーセナル@アリアンツ・アレーナ。

第3節にアーセナルが見せたインテンシティを期待したのですが、ミュンヘンでは借りてきた猫になってしまいました。

 

レヴァンドフスキ

10分。

左サイドからチアゴが入れたクロスにレヴァンドフスキに頭で合わせられて早々に失点。チアゴへの寄せもなくオフサイドも失敗。あっけなく失点してしまいました。

 

ミュラー

29分。

右サイドからのラームのクロスのこぼれ球をクセ者、トーマス・ミュラーに押し込まれ2失点目。この失点の前に鋭いカウンターからエジルがネットを揺らしていたんですがね(ハンドだった)。

前からガツガツとプレッシャーを掛けて欲しかったところですが、このゲームでは引いてしまい自由にパスを回される始末。ウォルコットやベジェリンが居ないので素早いカウンターが出せないと思ったかヴェンゲル。亀のように閉じこもり抉じ開けられてしまいました。

 

アラバ

アラバ

44分。

この日一番の、前半がもう終わると思ったところでのアラバに豪快なミドルを決められ3失点目。名手チェフも届かない一撃がゴール右上隅に突き刺さりました。

このシーンでもドリブルで上がってくるアラバをフリーにしすぎでしたね。誰も身体をぶつけにも行かない。やれやれ・・・。

 

ロッベン

55分。

途中出場で帰ってきたロッベンがアラバのグラウンダーに合わせられて4失点目。

この後、69分にジルーが胸トラップからのボレーを沈めましたが時すでに遅すぎし。

 

ミュラー

89分にはカウンターからミュラーにドッペル・バックを許してあえなく5失点。

 

アーセナル

エミレーツで見せた気迫は何処へ?。

何もしないままミュンヘンの地に沈んだガナーズ。グループ・ステージ突破の可能性はまだ残されてますが、もうちょっと何とかできなかったかなぁ。

 

ヴェンゲル

『バイエルンのクオリティーを考慮しなければいけないが、そうだとしても、我々は相手に簡単にやらせすぎた。こちらの守備は酷かった』

『(グループ・ステージ突破に向けて残り2連勝が最低条件の中)まだチャンスはある。それはごくわずかなものかもしれないが、可能性はある』

と語ったプロフェッサー・ヴェンゲル。

エミレーツで見せたインテンシティを発揮できなかった点が問題だろう。このまま沈めばまたまた繰り返しなるガナーズの失速。突破は叶うだろうか。ヴェンゲルの顔に、更なる皺が増えんことを。

 

ミュンヘン

怪我人が復帰してきて、順調なミュンヘン。

ロッベンの右からのカットインはやはり脅威だなぁ。分かってても止められない。バルサのゲームをライブ視聴してから連続で録画で観ましたが、眠気を吹っ飛ぶゴール・ラッシュ。効果的なサイドチェンジ。献身的なランニング。鋭い両ウイングのドリブル突破。ボールを持つこと、捌くことに長けた中盤。世界一のゴール・キーパー。

例年通り、ミュンヘンは上までいくことを確信したゲームでもありましたね。

“deloitte report” 2013-2014

毎年恒例のビッグクラブの収入ランキングが今年も発表されました。個人的興味からまたまた備忘録です。前回からはミランが圏外(12位)に去って、リヴァプールがカムバック(12位→9位)。贔屓のドルトムントはチャンピオンズで安定した成績を残すも前回同様11位(2億6,150万ユーロ)でした。その他、圏外ではスパーズが22%の収入増加で13位(2億1,580万ユーロ)にランクイン。トップ10入りを目指すなら悲願のチャンピオンズ出場がマストですかね。

では以下、キープレイヤーと共に。

 

【第10位】ユヴェントス(セリエA):2億7,940万ユーロ。

ポグバ

前回の9位(2億7,240万ユーロ)から微増も10位に後退した黒の貴婦人。カルチョの国ではトップもヨーロッパでも躍進したいところ。ドルトムントとのノックアウト・ラウンドは見物です。

 

【第9位】リヴァプール(プレミアリーグ):3億0,590万ユーロ。

ジェラード

圏外(12位:2億4,060万ユーロ)から大幅増でトップ10に返り咲いたレッズ。しかし、ついにジェラードは戴冠することなく今シーズンでプレミアを去ることとなりました(泣)。

寂しいですね。昨シーズンの、まさかのスリップからの失点ゲームが忘れられません。

 

【第8位】アーセナル(プレミアリーグ):3億5,930万ユーロ。

サンチェス

前回同様の順位をキープしたガナーズ。昨シーズンはFAカップを制し、収入は大幅増(2億8,430万ユーロから)となりました。しかし、今シーズンもプレミア制覇は難しく、代わり映えしないのが如何とも・・・。何とかチャンピオンズで躍進を果たし、サポーターに報いたいところですかね。

 

【第7位】チェルシー(プレミアリーグ):3億8,790万ユーロ。

アザール

こちらも前回と順位は変わらずも25%増(3億0,340万ユーロから)の収入を得たチェルシー。

プレミアでは快調に首位をキープし、ハッピー・ワン帰還から2年目の今シーズンは、まさに飛躍のシーズンとなる予感。チャンピオンズで(2シーズン連続で対戦する)パリとのリマッチも注目です。

 

【第6位】マンチェスター・シティ(プレミアリーグ):4億1,440万ユーロ。

アグエロ

またまた前回同様ですがおよそ1億ユーロも収入を増した(3億1,620万ユーロからの大幅増)マン・シティ。

プレミアではここ2節の取り零しで2位ですが、まだまだ連覇が可能な位置に付けています。そして、チャンピオンズでまたまたバルサとの決戦が決まり、(個人的には勘弁して欲しいですが)そろそろ勝ち上がりたいところ。アグエロが爆発するしかないかなぁ?。

 

【第5位】パリ・サンジェルマン(リーグアン):4億7,420万ユーロ。

イブラヒモビッチ

2シーズン連続で5位をキープした異色の傭兵軍団。収入も着実に増加させ、チャンピオンズでもそろそろネクストステージへ進みたい。かつてのボスに恩返しを果たすか?ズラタン王。いつまでパリに居るか分かりませんし、ラストチャンスかもしれませんね。

 

【第4位】バルセロナ(リーガ・エスパニョーラ):4億8,460万ユーロ。

メッシ

5年間維持した2位からとうとう陥落した愛しのバルサ。昨シーズンは無冠で、(前回は4億8,260万ユーロ)栄華を極めたバルサ王朝も崩壊しました。あの煌びやかだったパス・フットボールは、トリデンテの“個”にモデルチェンジし復権となるでしょうか?。

『神』メッシが楽しく、やる気に満ち溢れていればまたビッグイヤーを戴冠出来ると思うのだけれど・・・。最初のハードルは再びマン・シティ。刮目です。

 

【第3位】バイエルン・ミュンヘン(ブンデスリーガ):4億8,750万ユーロ。

ロッベン

クラブ史上最高収入を記録するも順位は3位のままのミュンヘン。『賢人』ペップ・グアルディオラ2シーズン目もブンデスでは無双です。それ故に、マイスターシャーレより2シーズンぶりにベルリンでのビッグイヤー戴冠がクラブに課せられた重要過ぎるミッションでしょうか。ハイブリッド・パス・フットボールの極致は、マドリーを上回るのか。

楽しみです。そして、なんと2位はあの・・・(笑)。

 

【第2位】マンチェスター・ユナイテッド(プレミアリーグ):5億1,800万ユーロ。

ルーニー

モイーズ・・・(笑)。

前回より24%増の収入を得た赤い悪魔。7位に沈んだ『チョーズン・ワン』の蹉跌。トップ10で唯一チャンピオンズに出ていないマン・ユナイテッドは、ただ今ファン・ハール体制で復活を試行錯誤中。チャンピオンズ復帰が現実的な目標は寂しい限りですが、憎たらしいまでに勝ち切っていたファーガソン時代に戻れるか?。

それにしても、人気があるんですね。

 

【第1位】レアル・マドリード(リーガ・エスパニョーラ):5億4,950万ユーロ。

ロナウド

10年連続での1位の『白い巨人』。

デシマ達成で前回の5億1,890万ユーロから着実に収入を増やし、今シーズンも大本命です。絶好調過ぎるCR7はメッシが持つリーガのゴール記録(50ゴール)を破ることでょう。

チャンピオンズ連覇を果たすと(果たさなくても)11年連続の1位は確実ですね。

個人的にはミュンヘンとのビッグマッチをセミ・ファイナルあたりで観たいと夢想しております。

以上、備忘録でした~。

“Ballon d’Or” 2014

バロンドール

ロナウド

2年連続のwinner、クリスティアーノ・ロナウド。

2014年のバロンドールは大方の予想どおりの結果となりましたね(個人的にはノイアーが良かったんですけれど)。先日、引退を発表したアンリが『ザ・ウィナー イズ・・・』とロナウドの名を読み上げました。昨年のような涙はなく、ロナウドは余裕の笑顔で(4度受賞のメッシに追い付きたいとジョークも飛ばしましたし)した。

2013-2014シーズン、リーガでは31ゴール、チャンピオンズリーグでは17ゴール(どちらも得点王)を記録し、2年連続3回目の受賞。クライフ、プラティニ、ファン・バステンと並ぶ記録で残るは4回受賞のレオ・メッシのみです。

おめでとう。

『僕に投票してくれた人々、チームメート、監督、会長、レアル・マドリーのすべての人々の感謝をしたい。僕にとって、これは夢だ。同様に、自分が最高の選手となるために後押ししてくれた代表チーム、すべてのポルトガル人と、全員に感謝をするよ』

『このような重要な賞を勝ち取れるなんて、考えられなかった。唯一無二だよ。とても感動的だし今後も同じ姿勢で働き、チーム&個人でタイトルを獲得するモチベーションを与えてくれる。忘れることなどできない瞬間だ』

『僕は止まることはないよ。メッシに追いつきたい。自分を夢から目覚めさせることなどできないし、それは僕に期待を与えるものだ。これまでに何度も言ってきたはずだよ。サッカー史に最高の選手として刻まれたいとね』

貪欲です(笑)。

ちなみに、メッシと比較ではロナウドが60ゴール・21アシスト、メッシは58ゴール・21アシストでした。やっぱ、2人とも別の惑星から来ていますかね(笑)。

しかし、ホント前線のプレイヤーしかいませんね。ディフェンダーとキーパーが受賞することはこの先もないでしょう(カンナバーロとヤシンしか受賞してません)。これでは、バロンドールには興味がないという意見も分かります。

何か方法はないのかなぁ。

 

バロンドール候補者

最終候補者の3名(ノイアー、メッシ、ロナウド)。

 

メッシ

メッシ

レオ・メッシはお馴染みのアントネッラさんと。デル・ピエロが来てましたね。

 

ロナウド

ロナウドのガール・フレンド、イリーナ・シェイクが居ないのをいいことに、女子最優秀選手候補者のマルタがパシャリ(笑)。

 

メッシ

昨年はイリーナ・シェイクがいたんだけれど・・・。

 

イリーナ・シェイク

レッドカーペットにはスーパー・モデルさんが必要ですので、ビューティフルなイリーナ・シェイクの1枚を(笑)。→どうでもいいですが、破局したという記事がありました(追記)。サラもシュバインシュタイガーと別れたし、モデルさんもフットボーラーも大変ですね。

 

ベスト・イレブン

ベスト・イレブン

続いてFIFAベストイレブン。

パリのルイスとシウバは欠席だったでしょうか。ディ・マリアよりマスチェラーノが相応しいと思いましたが、皆さんはどうでしたか?。

 

バロンドール

監督賞の最終候補者(シメオネ、レーヴ、アンチェロッティ)。

 

ヨアヒム・レーヴ

ウィナーは母国ドイツをワールドカップ優勝に導いたヨアヒム・レーヴ。

(個人的はシメオネですが)妥当かな。

 

ハメス・ロドリゲス

ベストゴール(フェレンツ・プスカシュ)賞はやはりブラジル・ワールドカップでのハメス・ロドリゲスの1発(個人的にも1位)でしたね。

 

イニエスタ

バルサからベスト・イレブンに選出されたドン・アンドレスも出席(昨年は怪我で欠席でした)。

 

ケイト・アブド

なにか寂しいので、授賞式の司会進行を務めた美人マルチリンガル(英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語を話せるそうです)キャスター、ケイト・アブド(イングランド)さんを。

語学が出来る人って尊敬します。

そして最後にまたまた気になるコメントを・・・。

 

メッシ

『バルセロナ、その後にニューウェルズでプレーしてキャリアを終えたいと言い続けてきた。でもフットボールの世界では、何が起こるかを知ることはない。来季に自分がどこにいるのかも分からないよ』

『クリスティアーノが話したように、フットボールは多くのどんでん返しがあり、どのようなことでも起こり得るんだ』

と語ったレオ・メッシ。

オイオイ・・・。先日と違うじゃん。オヤジさんに怒られでもしたかな(笑)。そして、この後バルサTVで『未来は分からないと言っただけ』とまた語りましたが・・・どうなってんでしょうか。

『クリスティアーノは素晴らしいことを成し遂げた。コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグを勝ち取り、得点記録(チャンピオンズリーグ)を更新した。素晴らしかったね。彼と一緒にプレー?、難しいだろうが良い感じでプレーできると思うよ』

 

メッシ&ロナウド

メッシ

バルサで現役を終えることを願います。

×◯◯×△×××××←今ココ

クロップ

2014-2015・ブンデスリーガ第10節、バイエルン・ミュンヘンVSドルトムント@アリアンツ・アレーナ。

自身喪失してますかね。ドルトムントの現在地はかなり厳しい状況です。昨シーズンまでは、ミュンヘンが相手でもマドリーが相手でもガンガン攻めて、獰猛なまでにボール・ホルダーに襲い掛かっていたのですが・・・。それでも前半はそこそこ前への意欲もあり、悪くは無かったと思います。

31分にはセンターサークル付近でカガワくんがオーバメヤンを走らすスルーパスを通し、オーバメヤンが右サイドを抉ってクロスを放り込み、ロイスが頭で合わせ先制に成功しました。

でも、守りに入っては・・・。

ロッベンがキレキレで、美しい崩しを披露され、このままで終わる感じは皆無でした。

もう1点、取りに行かなきゃ・・・。

後半に、カガワくんの素晴らしいターン(ワールドクラス)からのシュートシーンがありましたが、ボールはゴール右に大きく逸れて追加点は奪えません(決まっていればジダンクラスだった)。

頼みのロイスもノッキングを起こし、やはりレヴァンドフスキの抜けた穴は大きいです。ボールが収まりませんもんね。

そして、カガワくんが引っ込んだ後、そのレヴァンドフスキにエリア手前に溢れてきたボールを豪快にダイレクトで蹴り込まれ決壊。

72分まで、よく持ち堪えたと言うべきだったでしょうか。

最後はリベリーの突破をエリア内で倒してしまいジ・エンド。フンメルスだったら(負傷でスポティッチと交代していた)防げたかなぁ。どちらにしてもスピードで置き去りにされていたかなぁ。

各チームがドルトムント対策をしっかり練ってきているというのもあるだろうけど、なんかバタバタして、バランスを欠いて、集中力が切れて、体力が無くなって・・・。

チャンピオンズのテンションとラッキーが欲しい。

もう、ベルリンで戴冠する以外ありません。流石に残留はするだろうけれど・・・。

クロップは、

『前半は良かったと思う。何を目指しているのか、何ができるのかを見せられたからだ。フレキシブルに組み立て、数多くの良い状況をつくり出せたし、速攻で先制することができた。もう少し勇気を出せていたら、さらに有利なスコアにできていたかもしれない』

『後半は、すべてにおいてプレーの質が落ちた。前に行かなくなり、ロングボールを多用しすぎてしまったよ。その1本が相手のカウンターになり、同点にされた。後半はボールを持っているときもそれを生かすことができなかったんだ。さらに、それが相手のプレッシャーと失点に結びついてしまった』

『前半と同じ決意を保つことができていれば、相手が作戦を修正してきても、これほどの効果はなかっただろう。前半だけだったら、我々は勝ち点にふさわしかった。だが、後半はふさわしくなかったね』

と語りました。

ロングボールを収めてくれるプレイヤーが居ないことが全てかな。インモビーレもラモスもレヴァンドフスキみたいにプレイ出来ません。

反転攻勢のきっかけにならなかったナショナル・ダービー。

バルサの失態と併せて、とても寂しい日曜未明となってしまいました。

 

ドルトムント

綺麗なカウンターを成就させた3人(カガワくん・ロイス・オーバメヤン)でしたが・・・。

 

カガワくん

『前半はシャビ・アロンソに対してどんどんプレッシャーをかけて、それがうまくハマっていたところもあった。それによって(自分たちの)裏のスペースが空く分、相手にそこを使われることもあったけど、比較的、自由にやらせてはいなかったと思う』

『後半、相手が2センターバック気味になって、なかなか守備で(プレッシャーの)行きどころが見つからなくて苦労した』

『相手がチャンスをつくりながら外していたので、自分たちに流れが来ているのかなと思ったけど・・・。相手もすごく多くのチャンスをつくっていたし、最後に仕留めてきたなと思った』

前線からの守備で高採点だったのでは、カガワくんのフェアリー・テイル第2章はバッド・エンドで終わるでしょうね。

 

レヴァンドフスキ

古巣に強烈な恩返し。

ゲッツェにレヴァンドフスキ・・・。そして来シーズンはロイスか(泣)。ミュンヘンも節操がないですね。

 

ロッベン

このゲームでも右サイドでキレキレだったロッベン。

ヤバイですね。

 

グアルディオラ

『非常に満足している。我々のこの4年間、ホームでこの素晴らしい相手に勝つことができなかったんだ。前半、我々はドルトムントの観客のようだった。相手は世界最高かもしれないカウンターを仕掛けるチームだ。アグレッシブにかからなければいけないね』

『プレースタイルに関しては、後半からいつもどおりに自分たちの姿を取り戻すことができた。後半に入って5分経ったあたりで、急に変わりだしたね。ここ数か月のチームに戻った。だから、チームを称賛したい』

『賢人』、盤石です。

 

クロップ

なんとかなんないかな(泣)。

先制点が入ったときのガッツポーズ・・・良かったんだけどなぁ〜。すぐにミッドウィークがやって来ますが、チャンピオンズは好調なんだよなぁ〜。

ガンバレ!!。

ブラジル・ワールドカップ、大会ベストイレブン

ベストゴール3選に続いて大会ベストイレブンを選考してみました。難航したのが左サイドバックですかね。攻撃的なブラジルのマルセロ(レアル・マドリー)が好みではあるのですが、クロアチア戦でのオウンゴールとミネイロンの惨劇で選考外に。フォーメーションは『4-3-3』です。

では、まずはゴール・キーパーから。

 

ノイアー

マヌエル・ノイアー(ドイツ/バイエルン・ミュンヘン)。

手を使えるリベロと称されました。今大会はキーパーが目立った大会でもありましたが(オチョアやケイラー・ナバス、ハワードやクルトゥワもいいゴール・キーパーですが)、やはり総合力No1で文句なしでしょう。

続いてDF。

 

ラーム

フィリップ・ラーム(ドイツ/バイエルン・ミュンヘン)。

 

フラール

ロン・フラール(オランダ/アストンヴィラ)。

 

フンメルス

マッツ・フンメルス(ドイツ/ドルトムント)。

 

ダニー・ブリント

ダレイ・ブリント(オランダ/アヤックス)。

フラールとブリントには異論があると思いますが、まぁスルーでお願いします。左サイドバックが全く思いつきませんでした。フラールはスピードこそありませんが、プレミアで揉まれた屈強さを前面に結構完璧にプレイしていたと思います。メッシも抑えてましたしね。

そしてMF。

 

マスチェラーノ

ハビエル・マスチェラーノ(アルゼンチン/バルセロナ)。

 

トニ・クロース

トニ・クロース(ドイツ/バイエルン・ミュンヘン)。

 

ハメス・ロドリゲス

ハメス・ロドリゲス(コロンビア/ASモナコ)。

この3人も文句ないでしょう。アンカーのマスチェラーノは獅子奮迅の活躍でした。クロースはクライフに『パーフェクト』と賞讃され、ブレイクしたロドリゲスと共にマドリーへの移籍が噂されています。

バルサっぽいんだけれどなぁ。

シャビの後継者はクロースだったハズなのにマドリーって。シャビ・アロンソの後継者になるのかしら。展開力も備えるマスチェラーノとクロース、一瞬の閃きとテクニックに溢れる天才ロドリゲス。

文句なし。

では最後にFW。

 

ミュラー

トーマス・ミュラー(ドイツ/バイエルン・ミュンヘン)。

 

メッシ

レオ・メッシ(アルゼンチン/バルセロナ)。

 

ロッベン

アリエン・ロッベン(オランダ/バイエルン・ミュンヘン)。

なんかミュンヘンのプレイヤーばかりとなってしまいましたが、ロッベンもキレキレだったし、曲者ミュラーは外せません。敢えて外すならメッシですが、真ん中は誰だろう?。結局はどの国もリアル・センターFWに人材が居ません。怪物を輩出してきたブラジルでさえフレッジという状況でしたもんね。スペインの凋落と共にゼロ・トップも廃れていく運命かもしれませんが、ロシア大会はリアル・センターFWの台頭に期待したいと思います。

あっ・・・、メッシを外してこの人でもいいですが、怪我をしたのでサブということで。

 

ディ・マリア

ディ・マリア(アルゼンチン/レアル・マドリード)。

ファイナルに出場していたらまた違った結果になったでしょうか?。そして、もう一人残念な結果になった方をあげておしまいにしたいと思います。

 

ネイマール

ネイマール(ブラジル/バルセロナ)。

ネイマールが出場していてもミネイロンの惨劇は回避出来なかったでしょうね。早く怪我を治してメッシ、スアレスと共にスペクタクルを観せてもらいたいものです。

潰し合い、退屈

オランダVSアルゼンチン

シュレッセン

オランダの悲願はまたしても成らなかった。

そして、アルゼンチンはこのままでは優勝出来ないだろう。

2014・ブラジルワールドカップ・セミファイナル、オランダVSアルゼンチン@アレーナ・コリンチャンス・スタジアム。

昨日のセレソンの敗戦(悪夢)が歴史的惨敗として記憶されるなら、このゲームは退屈の極地として記憶しておきたいと思う。

オランダは『5-3-2』、アルゼンチンは『4-3-1(メッシ)-2』だったと思うが、オランダは全く攻めることが出来なかった。オランダはメッシにデ・ヨングをマンマークで付け、アルゼンチンは必ず2枚の数的優位でロッベンとファン・ペルシーをケアした。ここまで強烈な“個”の力で勝ち上がってきた両国だったが、“個”を潰し合い、退屈極まりないゲームだった。

ブラジルの敗戦を目の当たりにして、より守備的に臨む羽目になったオランダとアルゼンチン。

そう、僕はワールドカップが嫌いだったんだ。勝ち上がることに固執し、リスクを取らないゲームが多すぎた暗黒の時代を思い出してしまった。自国のサポーター以外なんら感情移入できない。玄人好みの、守備的なゲーム。ふむ、しかし、穴熊だけで振り飛車が欠けていた。欠伸が出てしまう。

リスクを取らないところに勝利は訪れない。

オランダと言えば、タイトルは取れないが魅力的なアタックで観る者を大いに楽しませてくれる素敵な国だったのに、前回のサウス・アフリカ大会から現実路線(退屈路線)に転換し、今大会も攻撃的フットボールの急先鋒だったファン・ハールが5バック(変形3バックでもあるが)を採用しカウンターを見舞う。そして、ここまでは来れた。スペインやメキシコを沈め、シンデレラ・チームも退けた。大会を見渡しても、攻撃的なイタリアは2大会連続でグループステージでゴー・ホームだ。いいだろう、悲願のカップを掲げるのなら。しかし2試合続けてネットを揺らせず、また、自ら読んだコースに飛んできたボールを外に弾き出せないゴールキーパーでは、フットボール・ロシアン・ルーレットからは生還出来ない。

ファン・ハールは何故ペナルティ・キック合戦になると思わなかったのだろう?。ノリノリであろうクルルを投入すべく、結果論は承知だが、交代枠は残しておくべきだったのだ。120分でネットを揺らせる雰囲気は皆無だったのだから。

策士のベットは最後に外れ、無一文となってしまった。

一方のアルゼンチン。

僕のフットボール・ディオス、メッシがファイナルまで到達できたのは誠に喜ばしいことではあるが、このままでは充実一途のドイツにあっけなく踏み潰されるであろう。昨年のコンフェデ・ファイナルでもそうだったが、一日違うコンディションは大いにハンディキャップとなるだろう(まして120分間も戦ったのだから)。ブラジル国民は喜ぶかもしれないが、南米の2強が2度も歴史的敗北を喫する訳にはいくまい。

唯一無二の希望はやはり『神』メッシ。

ノイアーよりも走行距離が少ないと揶揄されるメッシだ。

動かない、守備をしない(しては駄目だと言われているのではないか)“戦術”メッシは、果たしてモダン・フットボール(ハイブリット・パス・フットボール)の極地に上り詰めようとするドイツに、果たして有効な何かを刻み付けることは出来るだろうか。

難しいと言わざるを得ない。『神』の一撃を見舞うスペースは全くないだろうから・・・。

 

ロッベン

ロッベン

このゲームの唯一の得点機。

スナイデルとのパス交換でエリア内にフリーで侵入してきたロッベンだったが・・・。マスチェラーノの魂のブロックが、アルゼンチンを救うこととなった。

 

ファン・ハール

最後に間違えた策士ファン・ハール。

ファン・ペルシーは残して(全く動けなかったのだけれど)、シュレッセンをクルルと代えるべきだった。クルルで負けたことの方が、プライドが許さなかったのかもしれないが・・・。

シュレッセンは酷すぎた。

 

オランダ

トータル・フットボール発祥の国の、2大会連続の現実路線での蹉跌。攻めても守っても、未だワールドカップを掲げることは叶っていない。なら、ポゼッションのオランダに、ウインガーを多用しスリートップで攻撃的に攻めるオランダに戻ろう。2-3、3-4で美しく敗れ去ろう。

0-0はオレンジには似合わないのだから。

 

メッシ

今のままではマラドーナを超えることは出来ない。

どうする?。ディ・マリアの奇跡を期待するだけでは寂し過ぎるよ。