給水タイム、どう思います?

オランダ

オランダ

2014・ブラジルワールドカップ・ベスト16、オランダVSメキシコ@カステロン・スタジアム。

【給水タイム】

FIFAがこの大会から導入を決めた制度。一定の条件に達した高温多湿下での試合で、前半と後半のそれぞれ30分前後に一度ずつ、約3分間試合を止めて選手に給水させる制度。

この大会で色々採用されているものの一つがこの給水タイム。これ、どうなんでしょう?。ゴールライン・テクノロジーは歓迎です。バニシングスプレーも問題ない。しかし、このバレーボールのタイムアウトのようなシステム。灼熱の地で、運動量が落ちてしまい退屈なゲームになることを危惧した?FIFAが導入したドーピング制度?。プレイヤーの身体のことを考えての導入なのだろうけれど。

熱き多感な青春時代を昭和の理不尽で暴力的な時代に過ごした僕としては、この給水タイム、なんだかなぁ〜って思います。ロベルト・バッジョもアメリカの灼熱に打ち勝ち、そして最後にあのドラマで悲劇のヒーロとなったわけですから(違うか)。

 

ドス・サントス

ドス・サントス

ゲームは後半、バルサのカンテラ出身のジオバンニ・ドス・サントスの豪快なドリブルシュートから先制されたオランダ。なかなか同点ゴール奪えないなか、策士ファン・ハールの終盤のファン・ペルシーを下げてフンテラールを投入する一手が結実しました。

 

スナイデル

スナイデル

ブラジル戦で当たりまくり、耳目集めたオチョアもただ見送るのみ。

右コーナーキックからフリーだったフンテラールが頭で折り返し、エリア中央に走り込んできたスナイデルが豪快に叩き込みました。

件の給水タイム。ファン・ハールは、このゲームでも右サイドでキレキレだったロッベンにボールを集めるように指示を出して、そして、そのロッベンが何度もエリア内で仕掛け、そして最後にゴールライン付近まで侵入してからの切り返しでペナルティを得て勝負を決めました。

 

ロッベン

ロッベン

『ロッベンは前半もPKを得るべきシーンがあった。あれがPKにならないと・・・』と語ったファン・ハール。

最後に取って貰えてネクスト・ラウンドへのチケットを手にしました。

 

ファン・ハール

『選手たちは信じ続けた。そうでなければこの逆転は起こせない。フィジカル的にもそうだ。大きな賞讃に値する』

『メキシコはこの環境にもっと慣れていると私は予想していたが、我々の方がフィットしていたように見えた。最後は給水タイムがあって良かったよ。そこでプランBに移せ、実際それに救われた。プランBが上手く機能したエストニア戦と同じだ。今回はボールをロッベンに集めようとベンチで話していた。彼の所までは楽に届けられていたからね』

試合前から給水タイムの採用をコメントし、実際の試合でも有効に使った策士。勝つべくして勝ったのでしょうかね。

 

ロッベン

ロッベン

今大会、全てのゲームでキレキレです。

『PKの瞬間に接触を感じたから、レフェリーは正しいと思っているよ。ハーフタイム前のははっきりしていたね。相手はボールに触らなかった。だから、彼は担架で運ばれた。その前のシーンでは僕がダイブをした。それについては謝罪する。もうしてはいけないね 』

と前半のダイブを謝罪したロッベン。最後のシーンはペナルティでしたが、ダイブさえなければ本当に賞讃されていたことでしょうね。

そして、やっぱり給水タイム。ツイッター等概ね好意的なコメントが多かったと思いますが、僕はやっぱりなんだかなぁ〜と思わずにはいられないのでした。

今大会で初めて採用されたこのゲーム、皆さんはどう思いましたか?。

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撃ち合いを制しネクストラウンドへ

ロッベン

ファン・ペルシー

2014・ブラジルワールドカップ・グループB・第2戦、オランダVSオーストラリア@ベイラ・リオ・スタジアム。

楽しいゲームでしたね。

スペイン戦の前にライブで視聴しましたが、起きて観たかいがありました。キレキレのロッベン。このゲームでもセンターサークルを少し越えたあたりからショートカウンターからドリブルを開始し、エリア内で右にフリーでいたファン・ペルシーを使わず自ら切れ込み豪快にネットを揺らしました。

その1分後の21分にケイヒルに今大会一番のゴラッソで豪快にネットを揺らされたオランダ。後半には不運はハンドからペナルティを沈められ1-2とリードされましたが、今度はエースのファン・ペルシーがフリーでボールを受けて豪快にネットを揺らし追い付き、仕上げは途中出場のデバイ(20歳)が秀逸なミドルをゴール右隅に捩じ込んで勝負あり。

簡単に失点してしまった点は反省ですが、アタッカー陣は今大会一好調です。あと、前半はスペイン戦で採用した『5-3-2』が全く機能せず苦戦しましたが、後半はお得意の『4-3-3』で見事に修正したファン・ハールの采配も冴えていましたかね。

このあとにスペインがチリに0-2で敗れてグループ・リーグ突破を決めたオランダ。あとはチリに勝利し1位通過でブラジルとの対戦は避けたいところでしょうか。それとも早い段階で当たって(消耗する前に)勝ち切る戦略はあるでしょうか?。

どのみちカップを掲げるには避けて通れない相手。カウンターに特化したオランイェ。前回大会のファイナリスト、侮れないですね。

 

オランダ代表

お家芸の内紛はなさそうな今大会。

悲願はなるでしょうか?。

 

ロッベン

ロッベン

速過ぎるロッベン。

ベイルよりも速いし決定力も申し分ないですね。

 

ロッベン

このままの調子で行けばあるいは?。

そして、最後はここまでで一番の1発を残しておきたいと思います。

 

ケイヒル

ケイヒル

ロングクロスを豪快にダイレクトで振り抜いたケイヒルの1発。

マン・ユナイテッドでのファン・ペルシーの1発(コチラ)のようでした。

大満足。

“ティキ・タカ”は2度死んだ

ファン・ペルシー

ファン・ペルシー

カシージャス

バルサの凋落とともに沈む”ラ・ロハ”。

2014・ブラジルワールドカップ・グループB・第1戦、スペインVSオランダ@アレーナ・フォンチ・ノヴァ・スタジアム。

ボールは持てどゴールを脅かすシーンはほぼ皆無。前半のポゼッションは70%に。5人で引いて守るオランダ相手に、ワントップに入ったジエゴ・コスタにボールが収まらず、横パスや安全なパスに終止。それでもラッキーなペナルティ(ジエゴ・コスタの切り返しから得た)で先制した。2点目を取っていれば勝ち点3は得たであろう。ダビド・シルバに決定機が訪れたが決め切れず、その直後の44分にファン・ペルシーのスーパーなダイビングループヘッドで追い付かれて前半を終えた。

それでもまだ同点だった。

後半に攻めれば問題ないはずだ。

しかし、前回の南アフリカワールドカップ・ファイナルでは散々だったミュンヘンの快速ウイングがキレキレで、ピケとラモスでは止めることが叶わず53分にリードを許してしまい、そこから為す術なく怒濤の失点を重ねてしまった。

後半は前半以上に良いところがなく、『聖』イケルの度し難いミスも重なり、まさかの大敗(1-5)を喫したスペイン。

グループリーグでゴー・ホームの危機に。アレクシス・サンチェスが絶好調なチリにもあっけなく敗れるかもしれない。バルサがカウンターに屈し無冠に終わった今シーズン。世界を魅了した“ティキ・タカ”は、ここブラジルの地でも瀕死の重傷を負ってしまった。

恐らく復活はしないだろう。恐ろしいまでの僥倖に巡り合わなければゴールは生まれないであろう(ラモスが意地のヘッドを見せるかもしれないが)。

衰えた『聖』イケルはダビド・デヘアに、シャビはコケに変えよう。セスクをゼロトップに据えて2列目からの飛び出しを狙う必要もあるかもしれない。そして、2枚のセントラル、ピケとラモスのコンビネーションが悪過ぎる問題もどうするか。

手負いの“ラ・ロハ”。

前回も初戦でスイスに0-1で敗れてからのバウンス・バックで見事優勝を飾ったが、第2戦のチリ戦まで時間はそう多くは残されていない。

 

ロッベン

ロッベン

キレキレだったロッベン。

左サイドバックのブリントからのロングフィードを秀逸なトラップからピケを難なく躱してラモスも振り切って決めきり、前回大会の汚名を見事返上した。

 

ロッベン

圧巻だったスプリント。

スナイデルのスペースに出したパスに、ラモスよりあとから駆け出したが難なくチギって追い付き、カシージャスとの一対一を制しスペインを殺した。

 

ロッベン

オランダ

ファン・ペルシーのダイビングヘッドが今大会のハイライトの一つになるだろうが、この試合はロッベンが主役だった。

 

イニエスタ

カシージャス

酷すぎた『聖』イケル。

 

シャビ

『すべてが悪かった。後半は散々だったし、僕たちは派手な形でミスを犯してしまった。悪かったすべてのことを改善しなくてはならない。チームは簡単に相手のカウンターを許してしまった』

『僕たちはもう水曜を迎えることを望んでいる。素早くリアクションを見せ、このチームが偉業を成し遂げられるチームであることを示したい。ポジティブにならなくてはならない』と語ったマエストロ・シャビ。

復活できるだろうか?

 

ファン・ペルシー

2代目フライング・ダッチマン。

それにしても凄いダイビングヘッド(それもループで)だったなぁ〜。

いよいよ明日は我らが日本。

マスト・ウィン!!

DFBポカール・ファイナル(2013-2014)

優勝カップ

ドルトムント・サポ

2013-2014・DFBポカール・ファイナル、ドルトムントVSバイエルン・ミュンヘン@オリンピック・スタディオン・ベルリン。

ライブでは観れませんでしたが、ドイツの祭典を観ました。

失意のチャンピンズとなったドルトムントとバイエルン・ミュンヘン。カウンターとポゼッションの縮図、昨シーズンのチャンピオンズ・ファイナルのような熱いファイナルを期待しましたが、やはりこの2チームのマッチ・アップは面白いです。

前半開始早々にミュンヘンがアタックを仕掛け、2度のチャンスを作りました。ドルトムントは重かったですね。しかし、何とか凌ぎ0-0で後半へ。

 

ドルトムント

ドルトムント

ドルトムント

後半64分。

フンメルスのヘッド(オフサイドだったかな)がゴールラインを越えていましたが、ゴールは認められず。決まってれば・・・。

その後も撃ち合う両チーム。

しかし、ネットは揺らせず延長へ。そして、またしてもこの男がゲームを決めました。

 

ロッベン

ロッベン

107分。

なんてことない右サイドからのクロスがキーパーとラインの抜けてきて、最後はロッベンがゴールに流し込みました。

ディフェンスが疲弊していたかな。ボール・ウォッチャーとなってしまい痛過ぎる失点となりました。

終了間際にはトーマス・ミュラーが止めをさして(いつもミュラーですね)ゲームは0-2でミュンヘンがものにしました。

ふう。

 

クロップ

怒ってたなぁ、クロップ(笑)。

2シーズン連続の無冠となってしまいましたが、よくやっていると思います。レヴァンドフスキが去ってしまいますが、来シーズンもゴキゲンなカウンターを披露してもらいたいものです。

『前半は期待していたようなフットボールを見せることができなかった。みんな疲れている感じだったし、動きに余裕がなかった。後半に入り、ペースをつかみ始めたところでゴールを決めたが、主審がそれを認めなかった。ゴールと判定されていれば、流れは変わったと思う』

それもフットボールの一部だもんなぁ〜。

お疲れさまでした。

 

ペップ

ペップ

今シーズンは2冠で終了。

3冠のチームを引き継ぎ、チャンピオンズでは躓きましたが(かなり批判されましたもんね)まずまずのシーズンでしたでしょう。

『ブンデスリーガの優勝トロフィーが一番大事で、それを獲得したら良いシーズンを過ごしたということになる。でも、ポカールも優勝できたことはもちろんとても幸せだ』

来シーズンも新しいパス・フットボールを披露してもらいたいものです。

60秒あまりの天国と地獄

エブラ

エブラ

2013-2014・チャンピオンズリーグ・クォーターファイナル・セカンドレグ、バイエルン・ミュンヘンVSマンチェスター・ユナイテッド@アリアンツ。

前半45分は良く耐えていた。

オフサイドだったが、カウンターからバレンシアがネットを揺らすシーンもあった。

モイーズの『弱者』の戦術、嵌っていた。そして、後半57分に我慢が結実した。

バレンシアが右サイドからロビングのクロスを中央へ入れて、エリア中央を越えてきて、左サイドから駆け上がってきたパトリス・エブラが豪快にゴール右上に蹴り込んで先制に成功した。

今シーズンのチャンピオンズで一番の素晴らしい1発だった。

このまま、守り切れれば・・・。しかし、地獄は60秒を少し過ぎたあとにあっけなく訪れる。

 

マンジュキッチ

マンジュキッチ

『小さな少年でも、得点直後に失点してはいけないと教わるはずだが、我々はそれを犯してしまった。5分か10分はしっかり守るべきだったが、相手は攻めに出て得点した。リードを守るという面で、ピッチでの経験が不足していた。全体的なパフォーマンスには本当に満足している。しかし、最終的には少しのミスが高くついた』と語ったモイーズ。

確かに、何てことないクロスからの失点。エブラが寄せきれなかった痛過ぎる失態だった。

その後は戦術の達人、ポゼッション・フットボールの権化、『賢人』グアルディオラの真骨頂。ゲッツェを下げてラフィーニャを入れてラームを中盤の底に上げる布陣にトランスフォームし、貴重な追加点を上げた。

 

ロッベン

仕上げはこの試合キレキレだったロッベンが得意の右サイドから中央へドリブルで切れ上がって、いつものようにネットを揺らし勝負を決めた。

 

グアルディオラ

『ユナイテッドは、彼らのホームゲームのときと同じだった。相手はデ・ヘアと8人の選手で守っていたから、ほとんどスペースはなかった。それでもアリエン・ロッベンが90分間で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたよ。特に後半は見事だった』

『バルセロナの監督をしていたとき、何度かイングランドのチームと対戦した経験がある。だから、簡単な試合にならないことは分かっていた。彼らはカウンターが得意で、非常に速いんだ』

『パトリス・エブラのゴールは美しかった。我々は我慢したが、1分で追いつけたのは少し運があったかもしれない。最終的には準決勝に進めて幸せだよ。選手たちを誇りに思っている』と語ったペップ。

セミファイナルに進むに相応しいパフォーマンスだった。

連覇へあと3試合。アトレティコかチェルシーとのマッチ・アップでどう守備網を崩すか観たいものだ。

 

ゲッツェ&カガワくん

このゲームは二人とも先発だったカガワくんとゲッツェ。決定的な仕事はどちらもできずだったが、カガワくんのパフォーマンスは良かったと思う。

 

カガワくん

『賢人』に、『カガワはカウンター向きではない』と言われたみたいだが、そうとは言えないハズだ。

モイーズの信頼が上がったかどうかは神のみぞ知るだが、プレミアの残りのゲームで先発出来るだろうと思う。

プレゼンスを発揮して良いカタチでシーズンを終えてもらいたいものだ。

個人的ベストゴール5選(2013)

昨年も記した個人的ベストゴール(コチラ)。今年も大掃除を終えてあとは温泉へ行くだけとなりましたので、1年を振り返りながら選んでみました。

今年は思い入れの有るゴールがたくさん有って、3選に出来ませんでしたので5選となってしまいました。

異論しかないと思いますがご容赦を。では。

 

【第5位】

バセリーナ

2013ー2014・リーガ第10節、『クラシコ』@カンプ・ノウでのアレクシス・サンチェスの美しいバセリーナ。

『クラシコ』の勝利を決定付けた、打った瞬間に入ったと思った1発。今シーズンは好調なアレクシス、チャンピオンズでも存在感を出してもらいたいですね。

 

【第4位】

ファン・ペルシー

2012ー2013・プレミアリーグ第34節、アストンヴィラ戦@オールド・トラッフォードでのファン・ペルシーの1発。

サー・ファーガソンのオールド・トラッフォード最後の1戦で素晴らしいハットトリックを決めたファン・ペルシーの2点目が第4位です。

『グレイトでファンタスティック』とのサーのコメントがこの1発を象徴していますね。

 

【第3位】の前に番外編。

ロッベン

2012ー2013シーズンのチャンピオンズ・ファイナル@ウェンブリーでのロッベンのコロコロ決勝ゴール。

南斗水鳥拳のようなポーズが笑えました。では気を取り直して、

 

【第3位】

カガワくん

ネイマールの美しいフリーキックやボレーを抑えてのランク・イン(笑)。コンフェデレーションズカップ2013のイタリア戦でのカガワくんの1発。

2ー0にした価値ある1発だったんですけど、その後イタリアにゴールを奪われ結局は3ー4で負けました。

モイーズに変わってまだマン・ユナイテッドでゴールを上げていない(アシストすらもない)カガワくん。やはり移籍するほうがイイんじゃないでしょうか?

アトレティコって噂もありますが、リーガに移籍しないかなぁ。無いかな。

 

【第2位】

レヴァンドフスキ

2013ー2014・チャンピオンズリーグ・アーセナル戦@エミレーツでのレヴァンドフスキの1発。

センターサークル付近からの怒濤のカウンターアタックの締めのダイレクトボレーでした。

『死の組』を首位で突破した愛すべきシュバルツゲルベン。リーガは不調で4位と順位を落としていますが、チャンピオンズでは昨シーズン同様にゴキゲンです。

今シーズンは果たして何処まで行けるでしょうか?目が離せません。

 

【第1位】

メッシ

今年はコレしかありません。

2012-2013・チャンピオンズリーグ・ミラン戦@カンプ・ノウでのメッシの凄過ぎる1発。

ファースト・レグを0ー2で落としていたバルサにとって息を吹き返すに十分な秀逸過ぎる前半早々のゴールでした。

観ていてコレは行ける!!!ってなりましたもんね〜。

今年もたくさんゲームを観て、一喜一憂した1年でした。来年はブラジルワールドカップもあります。全ての愛すべきフットボーラー達に感謝。

来年もよろしくお願いします。

テストに合格?!

ホンダくん&ウッチー

まずは、謝ります。『ザッケローニは更迭だ!』って言った(今でも揺るぎなく思ってますが)こと。

2013/11/16・インターナショナル・フレンドリー・マッチ、オランダVS日本@ベルギー・ゲンク、クリスタル・アレナ。

『いいようにヤられるだろう』とベラルーシ戦(コチラ)での敗戦時に書きましたが、結果は2ー2のドロー。コンフェデの惨敗から今までと何が違って、何が同じだったのか?。

 

ロッベン

ウッチーのミスからファン・デル・ファールトにボールを奪われ失点し、ロッベンのゴラッソで2点目を失ってテレビの電源を切りかけた前半終了間際まではいつもと同じような展開でした。

ミスからの失点と、追い付けない中の追加の失点。しかし、最悪のピッチ・コンディションの中でもオランダ相手にプレス(それはドルトムントのようだった)を掛けて、奪い取れば素早くゴールを目指す。前線から中盤まで意思統一がされていて、フィジカルもそれに付いて行っていたと思います。

そして、前半終了間際の大迫くんの、ボールを奪ってからの長谷部キャプテンの絶妙なタイミングでのスルーパスをダイレクトでゴール左隅に蹴り込んだ一発は、僕も日本代表も息を吹き返すには充分過ぎる値千金の一発でした。

イイ形でアタッキングサードまで行ってましたが、フィニッシュの精度が恐ろしく低くてイライラが募って、また駄目かなぁ〜と落胆していた矢先の大迫くんのゴール。

対オランダで日本が上げた初めての歴史的ゴールとなりました。

そして、残り45分。

日本は清武くんに代わってカガワくん、長谷部キャプテンに代わって遠藤くんがピッチに。コレがまた見事にハマりました。

特にカガワくんは左サイドで、中央でと縦横無尽に、遠藤くんは効果的なサイドチェンジとオランダを徐々に圧倒して行きます。ピボーテでかなり効いていたデ・ヨングが居なくなったオランダは、ディフェンス陣から前へ繋ぐ事が出来ずボールを失っていました。

そして、待望のゴールが、秀逸過ぎるワンタッチプレイの連続で生まれました(これもドルトムントでしたね)。

本田くんからウッチー、大迫くんとダイレクトでパス交換し、最後も本田くんがダイレクトでフィニッシュ。美しいゴールでした!!

しかし、その後がイケマセン。カガワくんがドリブルでエリア内を切り裂きシュートを放ちましたが、キーパーのセーブ。中央からカガワくんのスルーパスに抜け出した柿谷くんがフリーでシュートを放つもボールは虚しくポスト右を通過して行きネットを揺らす事が出来ませんでした。

試合後、ファン・ファールが『日本は3ー2に値した』と言いましたが、ホントその通り、この試合は勝ち切らないとダメでしたね(この辺はホントいつまで経っても変わりません)。

いつものディフェンスのミス(今回はウッチー)を無くさないと勝ち点3は遠いです。オフェンス陣に光明が見えてきたので、ディフェンス陣の奮起を切望します。

 

カガワくん

『10月の経験をどうつなげるかっていうのはみんなで話しましたし、いい時間帯もチャンスも沢山あったんで、10月の経験は必要なことだったと思ってます。ただ、それを生かす意味でも今回はアウェーで勝ちきりたかった。2-2で終わるのと2-3で終わるのでは全然違う。そこは悔しいですね』

『正直、このくらいのレベルの相手といったらヘンだけど、相手もベストのチームじゃなかったし、プレッシャーもなかったんで、感覚的に僕らが勝たないといけない試合だった。みんなもやれて当たり前だと思ってる。だからこそ、ベルギー戦で継続していい試合をしないといけないし、次こそ勝ちきりたい。勝つために11人がもっとまとまってやることが大事だと思ってます』

と語ったカガワくんですが、コンディションは確実に上がっています。

次はベルギー。

プレミアにキラ星の如く選手を輩出しているスター軍団に今日のようなプレッシングとコレクティブなアタックが出来ればイイ試合になるかもしれません。最低限、ディフェンスのミスが無いことが前提ですが。

でも、『水曜の朝を楽しみに待ちたいと思います』って言ったら裏切られるんだよなぁ〜。

ニッポン!!ニッポン!!