やっぱチャンピオンズだよなぁ、Campion of “2016”

ロナウド

マドリー

隣の芝は青い。青すぎる。

2015-2016・チャンピオンズリーグ・ファイナル、マドリード・ダービー@サンシーロ。

クソ仕事のせいで更新が全くできなかった5月。ELのファイナルもコパのファイナルも色々記したいことがあったのに付いていかないフィジカルとメンタル(泣)。全てライブで観たのだけれど・・・。チャンピオンズのファイナルだけは何とか記録しておこう。

ウンデシマ、うんクソだ。

ラモスの先制ゴールは完璧にオフサイドだった。フットボールの女神はリッチに微笑む。自身の髪の毛のマネジメントは出来るクラッテンバーグは、このゲームをマネジメントしたフリをした。後半グリーズマンがPKをクロスバーに当ててマドリーが勝つのかよと悪態を付いたが、シメオネに率いられたロヒブランコは諦めていなかった。後半からピッチに立って、まったくダメで代えられかけていたカラスコがフアンフランのグラウンダーに合わせて追い付いたアトレティコ。そのゴールのほんの少し前にマドリーに2度完璧な決定機があってからのカウンターパンチ。正直、バルサのクレの僕もエキサイトせずにはいられなかった。ゲーム中にUEFAのカメラ?に何度も抜かれていた涙を流すアトレティ・サポの女の子に訪れた幸せな瞬間。

しかしフットボールは限りなく残酷だ。

1-1のまま迎えたフットボール・ロシアンルーレット。後攻めのアトレティコ。4人目のキッカーの(マドリーのカンテラ出身の)フアンフランが蹴ったボールが非情にも左ポストを叩いた瞬間にクソマドリーのウンデシマが決まってしまった。マドリーの5人目はCR7。このゲームでは全くもってクソだったが、このハンサムでリッチで世界で2番目のフットボーラーが外すワケはなかった。

2年前はあと4分耐えていれば・・・だったアトレティコ。

今回は120分まではイーブンだったが・・・、またしても何かが足りなかった。

ファイナルが『クラシコ』だったらと思わずにはいられない。シメオネは凄いと思うが、シメオネのフットボールは好きになれない。クソマドリーがまた一歩先に進んだ今シーズン。来シーズンは、再び愛しのバルサが一歩進む事を願わずにはいられない。

 

ラモス

15分のセルヒオ・ラモスの先制点。

2年前の魂のヘッドに続いてのファイナルでのゴールは、完璧にオフサイドだった。後半終了間際のインテンショナル・ファウルは一発レッドでもおかしくなかったが、このゲームではマン・オブ・ザ・マッチ。

フットボールは時としてクレイジーだ。

 

グリーズマン

打つ前から外しそうだったグリーズマンのPK。

 

カラスコ

後半からピッチに立って、そして代えられかけていたカラスコの同点弾。酷いマルセロの守備が齎してくれたゴールではあったが、フットボールは時には不思議なことが起こるものだ。

 

フアンフラン

PSV戦では勝利のPKを決めたフアンフランだったが・・・。

マドリーのカンテラ出身のアイロニー。フットボールでも人生でもまま訪れる不幸な悲劇。

 

フアンフラン

シメオネ

顔を上げて、前を向いて。男は、ただ労をねぎらうのみだ。

 

シメオネ

『誰も準優勝チームのことは覚えていない。決勝を2回落とすのは失敗だ』

『どの敗戦が一番つらいかは分からない。何よりも心が痛むのは、ここに来るためにお金を払った人たちが悲しんでいることだ。彼らが望むものを与えることができなかった。その責任を感じる』

と語った闘将シメオネ。足が止まっていたマドリーに120分間で止めを刺せなかったことが敗因なのだが、フットボールは時として運で勝敗が決してしまうものだ。シメオネの来シーズンは果たして?。

 

シダン

プレイヤーとマネージャーでビッグイヤーを掲げた4人目(アンチェロッティ、ライカールト、グアルディオラに続く)の人となったジズー。戦術は持っているとは思えないが、凄すぎたスキル以外に何かを持ってはいるのだろう。

 

マドリー

重要なので繰り返すが、ラモスの先制点は完璧なオフサイドだった。クソッ。

さてと、来月はEUROが待っている。フットボール・シーズンはまだ終わらない。

要塞カルデロン

カルデロン

シメオネ

とシメオネ・アトレティ、ミュンヘンを呑み込む。

2015-2016・チャンピオンズリーグ・セミファイナル・ファーストレグ、アトレティコ・マドリードVSバイエルン・ミュンヘン@ビセンテ・カルデロン。

乾いたピッチ、ノイジーなスタジアム、エモーショナルなマネージャーにインテンシティ溢れるイレブン。これだけの要素が揃えば世界のトップ3にも勝つことが可能だと再び証明したシメオネ・アトレティ。

お見事と言うしかあるまい。

アラバのミドルがバーを叩き、マルティネスのヘッドは正面で、ビダルの豪快な一発はオブラクが弾き出した。ミュンヘンがゴールしてもおかしくないシーンも3つあったが、要塞カルデロンはそれを許さなかった。

相方はアトレティコを応援していたが、僕はパス・フットボールに殉じているのでもちろんミュンヘンだ。しかし、バルサに続いてミュンヘンを下し2シーズンぶりのファイナルに大きく前進したアトレティコにネガティブな感情は湧いてこなかった。サウールがメッシばりのドリブルからディフェンダーを躱してゴール左隅に蹴りこんだ一発にはただただ驚くばかりだった。

虎の子の1点を悠々と守りきって(少なくとも僕にはそう見えた)、残り90分。このまま簡単にはいかないとは思うが、シメオネ・アトレティはまた大きなことを成し遂げるように思えてならない。そんな90分だった。

 

サウール

サウール

サウール

サウール

サウール

11分にサウールが沈めたレオ・メッシばりの一発。鬼神マヌエル・ノイアーも届かなかった秀逸な一発。でも、ミュンヘンの守備も緩かったけどね(言い訳)。

 

グアルディオラ

マドリー、バルサに続いてアトレティコにも敗れ、スペインの地を離れてからスペインの地で勝てない『賢人』ペップ・グアルディオラの反撃は見られるだろうか。

リベリーとミュラーをスタメンで使わなかったことを疑問視され、カルデロンの重すぎる乾いたピッチに手を焼いて、3シーズン連続でセミファイナルでゴー・ホームすることは許されない。パス・フットボールが何より優れていることを、パス・フットボールが勝利に一番近いことを、パス・フットボールの矜持を見せてもらいたいとパス・フットボール殉教者の僕は心から願う。

『我々のボール回しは遅かった。ピッチが助けとならなかったからだ。芝は非常に乾いた状態だった。そういう状態にされることは分かっていたけれどね』と言い訳をしている場合ではないぜ。

残り90分。マン・シティ含め『ペップ・ダービー』のファイナルにならんことを祈念して(たぶんマドリード・ダービーだろうけど)。

強い意思がゲートを開く

チチャリート

チチャリート

チチャリート

その瞬間は、アディショナルタイムに突入しようかという88分にやってきました。

2014-2015・チャンピオンズリーグ・クォーターファイナル・セカンドレグ、レアル・マドリードVSアトレティコ・マドリード@サンティアゴ・ベルナベウ。

チチャリートことハビエル・エルナンデス。カガワくんと同様に、ファン・ハールに必要とされずマドリーへローンで出された(マドリーへ行けること自体が彼の凄さを現していると思うのだけれど)苦労人が、ベンゼマもベイルもモドリッチも居ないマドリーを救う値千金のゴールを沈め、ネクスト・ラウンド進出のチケットをマドリーへ齎しました。

エリア手前右サイドで仕掛けたハメス・ロドリゲスが、そのエリア内前に入ってきたCR7にパスを通し、CR7がドリブルでディフェンダーとキーパーを引き付け、中央でフリーで待っていたチチャリートが無人のゴールにボールを蹴り込み試合を決めました。

互いに良いところを潰しあい、リスクを冒さない退屈なゲームでしたが、それでも4〜5度はチャンスがあったと思います。なかなか決めきれないなか最後の最後で大仕事をやってのけた可愛い顔をしたメキシコ人ストライカー。BBCが君臨するマドリー(MSNが君臨するバルサにおけるペドロのよう)で、ただただ訪れるかどうかも分からない出番に備え日々黙々と準備をしてきたであろうと思うと、(憎きマドリーではありますが)ゴールの瞬間はなんとも言えない思いが去来しました。

マドリーがサヴァイブすることとなった貴重なゴールは、とにかくゴールするという、どれだけ外しても最後は決めるという強い意思が結実した美しいシーンだったと思います。

この結果、バルサ・ミュンヘン・マドリー・ユベントス(アウェイのモナコで0-0で勝ち抜けた)と戦前の予想通りとなったセミ・ファイナル。明後日の抽選会で決まるマッチ・アップは、どのようなマッチ・アップとなっても楽しめるビッグ・マッチとなりますね。

個人的にはバルサVSユベントス、ミュンヘンVSマドリーとなって、6月のファイナルは、ユーロ『クラシコ』となることを期待したいと思います。

 

アンチェロッティ

戦術と戦術のチェス・マッチを(怪我人だらけの中で)何とか凌いだMrアンチェロッティ。

『我々は(チチャリート)彼を祝福しなければいけないね。あまりプレーできず、難しい1年を過ごしていた。それでも、彼はいつだって一生懸命練習に励み、戦い、そして苦しんだ。今日のゴールは彼に相応しい。我々にとって重要な選手だ。難しい時期を過ごしてもくさることなく、今日のゴールはその褒賞になった』

昨シーズンの『クラシコ』で失策と共に批判されたセルヒオ・ラモスのアンカー起用については、

『モドリッチが負傷した数分後に決めたことだ。セルヒオは私に自信を与えてくれるし、チームの高さを引き上げる。セットプレーの守備でそこまで苦しまずに済む保証となってくれた。彼をボランチで起用するという決定は、今日の試合のためだけだ。セットプレー時の問題を避けるために必要な決定だと彼は理解し、チームのために尽くしてくれた』

『あの「クラシコ」の後、非難されまくったね。ただ、もう一度非難されまくることも考えながら彼をボランチで起用するために取り組み、今日の私はまだ生きている。ラモスがいれば、セットプレーやCKでやりやすい。彼にはそこでプレーするためのクオリティーがあり、チームのために身を削ってくれた。このポジションでもチームを引っ張ってくれるという確信があったんだ』

と語りました。

 

シメオネ

一方、昨シーズンのファイナルのリベンジが叶わなかったシメオネは、

『私はこのチームを率いることができて幸せだ。インテンシティーとしっかりと仕事に取り組む姿勢を有し、90分にわたって努力を振り絞ったこのチームをね。このチームの仕事ぶりは、私のアイデンティティーと完全に一致するものだ。ネガティブな感覚など一切ない』

『アトレティコはクラブとして力をつけているし、再び欧州最高の8チームに入った。我々は最大限のレベルで競争に励み少しずつ成長してきたんだ。子供の頃、広場で遊んでいた私は、もしフットボールで負けても、全力を尽くしていれば満足することができた。アトレティコのファンは、このチームの選手たちに誇りを感じている』

勝負の綾となったアルダ・トゥランのドブレ・アマリージャについては、

『それまでは良い形で試合に取り組めていた。私からはそれだけ言わせてもらう』

と語ってくれました。

ビッグ・マッチで一人少なくなってはミッション・インポッシブル。いつものように、ディテールが勝敗を分けたヨーロッパのホーム&アウェイ。余計なお世話ですが、シメオネがクロップのようにならないことを願わずにはいられません。

 

チチャリート

マドリー

『全員の勝利だ。ゴールを決めたのは僕だったけど、みんなでつかんだゴールだね。チーム、そしてファンのゴールだった』

『出場機会が少なくても、僕は落ち着いていた。チームメートや家族は僕のことを信じてくれた。だから、このゴールは彼らのものなんだ。監督には準備しておけと言われていた。これまでのようなプレーを見せろ、とね』

あの時、あのポジションにいることで訪れた美しい歓喜の瞬間に拍手。そしてまた、フットボールの週末がやってきます。

スコアレスドロー

ベイル

オブラク

『(マドリーにとって)最低の中では最高の結果』

『アトレティコ・マドリーの守備は、世界最高レベルだ。オブラクは偉大な仕事をしたね』

2014-2015・チャンピオンズリーグ・クォーターファイナル・ファーストレグ、アトレティコVSマドリー@ビセンテ・カルデロン。

眠い目を擦りつつライブ視聴。前半はマドリーペースだったと思いますが、ベイル・・・あの決定機(一対一)は決めないとまた叩かれるかな。アトレティコはゴール出来る感じは皆無でした。セルヒオ・ラモスの不用意なパスを引っ掛けてからのグリーズマンのチャンス一度だったでしょうか。

マドリーにとっては、

『0-0以上のスコアに値したと思う。特に前半はね。前半のレアル・マドリーはファンタスティックで、意思の強さとともに素晴らしいプレーを見せた』

『後半は異なる内容になった。相手のプレッシャーがきつくなり、ボールを保持することが難しくなったからだ。この結果は良いものではない。だが、チームが示したプレーに対して自信も得ている』

勝敗はディテールに左右される。

『本当に些細なことだ。我々はチャンスを掴んで、全員が攻撃面で素晴らしい働きをした。だが、フィニッシュがうまくいかなかったんだ。次の水曜日のベルナベウでは、今日のような試合を繰り返さなければいけない』

アンチェロッティの思い描くようなセカンドレグとなるでしょうか。

 

シメオネ

『選手たちは素晴らしいリアクションを見せた。後半にはとても満足しているよ。通常であれば、前半に優位に立たれれば、後半にも相手に譲歩してしまうものだ。だが、この試合ではそうならなかった。我々は球際の争いでインテンシティーを持ち、ゴールを決める状況を生み出した。オブラクの出番は少なくなったね』

『(望んでいた結果か?の問いに)このような結果を手にしたというだけだ。我々は強大なライバルと対峙し、私は後半に見せたチームの変化を評価している』

『本命?。我々は期待と落ち着きでもって、重要な一戦に臨む。すべてがオープンなままだ。今日のような前半を過ごさないためには、もっとインテンシティーを高めなくてはならない』

とコメントしたシメオネ。

オープンなままでセカンドレグへ。突破の可能性は50%。だが、アトレティコにとって1ゴールがネクストラウンドへのチケットを手繰り寄せることとなる。マドリーはどんどん攻めてくるだろう。『聖』イケルの壁を破れるかは自分たち次第。

僕は、その可能性は少なからずあると思っています。

ここまでとは・・・予想外でした

マドリー

2014-2015・リーガ・エスパニョーラ第22節、マドリード・ダービー@ビセンテ・カルデロン。

全く動けず、全く繋げず、全くフィニッシュまで行けなかったエル・ブランコ。若い2人のセントラル(ヴァランとナチョ)は強烈な課題を突き付けられ、(個人的にはどうでもイイけど)猛省が必要となったゲームだった。

 

カシージャス

14分。

右サイドをフアンフランに崩され、そのクロスをフリーのマンジュキッチがエリア中央手前にパスを出し、そのボールをチアゴ・メンデスが低く抑えたシュートを放った。ディフェンス(ヴァランだったかな?)の股を抜けたボールはカシージャスの右手下をコロコロと抜けて先制ゴールを許した。

カシージャスは『ミスではない』と語ったが、鬼神であれば難なく防げた1発だった。

 

サウール

サウール

その4分後の18分。

左サイドをシケイラに突破され、ゴールラインギリギリまで侵入を許し、フワりとしたクロスをサウールにアクロバティックにバイシクル・シュートを沈められ2-0とされた。

沸き上がる要塞カルデロン。

4-4-2を選択した(ベンゼマとロナウドの2トップ)アンチェロッティだったが、チームは全く機能せず(シメオネの準備が勝ったか?)無駄に時間が過ぎていくばかりだった。ベイルも含めほとんどボールを持てず(4-3-3にトランスフォームしてからやっとベイルが突破をしたりしたが・・・)、特にフアンフランがCR7をシャットアウトした。

 

グリーズマン

2点のリードでシメオネ・アトレティは余裕の展開。カウンターの人数も3人とかできっちり守って逃げ切り図るのみ。そんなアトレティコがマドリー陣内へ押し込み、試合を殺した。

67分。エリア手前右サイドからアルダがクロスを上げて、左サイドから上がってきたこの日大活躍(ハムストリングを痛めたコケに代って途中出場した)のサウールがヘッドで折り返したボールをグリーズマンが押し込み3-0に。

ヴァランはまったくもって何をやっているのか・・・という拙い対応だった。

 

マンジュキッチ

締めは終了間際の89分。

右サイドを突破したフェルナンド・トーレスの折り返しを、マンジュキッチにいとも簡単に頭で合わされ4-0となった。

 

シメオネ

半世紀位前に記録した屈辱の4失点。

アンチェロッティは間違え呆然と立ち尽くし、シメオネはカルデロンを煽り痛快に嗤った。

『この結果、この一戦もリーガにおけるただの1試合であると考えている。我々は同じことを言い続けるよ。このチームの哲学は“試合から試合へ”と進むことであり、それ以上先を考えるべきではない。そうすれば、自分たちの仕事への集中を欠くことになる』

お決まりのパルティード・ア・パルティード。

『選手たちこそ、この勝利の重要な要因であるという至極単純な理解がある。ピッチ上のチームは望んでいたように試合を展開した。選手たちによる素晴らしい試合の解釈と、それを実践するキャパシティーによってね』

『今日は、連係、スピード、試合の巧みな運び方などが求められた。選手たちはそれを完璧に理解していたよ。我々は、何にも満足することなく、日々厳しい練習に励む素晴らしいグループに恵まれた。だからこそ、練習の段階で後に実践するパフォーマンスを見せられるんだ』

『私の立場からは、今日のような午後を過ごさせてくれた選手たちに感謝をするだけだ。彼らはとても明確かつ真剣なプレーを見せた』

『すべての監督が数え切れない程のアイデアを有しており、力量差などほんのわずかだ。重要なのは指示を実践するのが誰かということであり、我々には伝えられることを素晴らしい形で解釈する選手たちがいてくれる』

『シケイラは攻守両面において、ここに到着してから最も素晴らしいプレーを見せた。彼はとても忠実な選手であり、今日のようなプレーを見せることを意識して仕事に励んでいる。彼はグリーズマンがそうであったように、時間の経過とともに良くなっている』

『サウールはアトレティコの将来のために重要な選手だ。彼自身にも何度もそう言い聞かせたよ。だからこそ私は残留することを望んだが、彼は同時に落ち着きも保たなければならない』

一方の敗軍の将は、

『すべてにおいてミスを犯した。良いプレーをした選手など一人もいなかった。試合に臨む姿勢を変えなければならない』

『頭を冷やさなければならないね。責任は自分が背負うよ。私がここに到着してから、最も酷い試合となった』

『この試合を解読するのは、とても簡単だ。アトレティコが勝利を収めたのは、すべての面で勝っていたからだ。競争心、プレーのクオリティー、規律とね。我々は良質なパス回しもプレッシングも持ち得なかった。ボール際の争いに勝てず、カウンターを仕掛ける可能性も得られなかったんだ。今日のチームには何もなかった。プレーに臨む姿勢を変える必要があるし、何より二度と今日のようなことが起こってはならない』

『我々の動きは遅く、ボール際や空中戦とすべての争いに敗れている。誰一人として、良いプレーはしていなかった。一方、アトレティコは値する勝利を手にしている。彼らはすべてにおいてレアル・マドリーより優れ、我々はすべてで劣っていた』

と語り捲土重来を期した。

対アトレティコ戦で勝ち点を得ることなく2分4敗のエル・ブランコ。チャンピオンズで対戦することが無ければ屈辱のままシーズンを終えることとなる。

未明のバルサにとっては勝ち点差を詰める絶好のチャンス。刮目して難敵アスレティックに勝つのみだ。

それにしても・・・マドリーは酷すぎた。

ブレない男とアトが無い男の物語

シメオネ

シメオネ

シメオネ・インタヴュー。

−ポゼッションについて−

『すべての監督がそうすることを望むが、私はそこまででもない。ポゼッションは、相手を快適にするためのものだと思っているからね。ポゼッションが相手に打撃を与えるものならば歓迎するよ。このテーマについては、アクション映画か恋愛映画かという話で、私はアクション映画を好んでいる』

(クロップもそうですが)シメオネは表現が秀逸すぎます。

『我々は他のチームの選手たちよりも劣っていることを自覚している。自分たちのことを理解していることは長所であり、他よりも優れていると考えれば4失点を許してしまうだろう』

『一方で、私の選手たちが決勝という舞台に強いことは分かっている。決勝は死ぬ覚悟で臨むものであり、彼らは死を恐れていない』

『監督を最高の存在とするのは、選手たちにほかならない。監督の違いは経験だけだよ。グアルディオラからは、『ボールを扱うことを好む選手たちに恵まれた私の幸運を、君は分かっていないよ』と言われたことがあるね』

賢人とはスタイルが違うが、やっぱりイイですね。

 

ルイス・エンリケ

ルイス・エンリケ

−フィクション−

『我々はボールを持つことを好み、またそれを可能にするだけの選手が揃っている。有効なボール・ポゼッションは相手に確実にダメージを与える。的確なポジショニングとフリーランニング、イマジネーションとインテンシティ溢れるプレイがそれを可能にするんだ』

『我々はまだ3〜4年前のトップだったクオリティを秘めている。(ロッカールームで何があろうとも)クラブのフィロソフィに殉じ、クレに報いなければならない』

『そして、もちろん私は恋愛映画を好むね』

『週末は、4失点しても5得点を上げるために最後まで死ぬ気でプレイすることを約束しよう。クレは、カンプ・ノウに駆け付け見届けてハッピーになって欲しい。そしてそれを可能にするイレブンを、私は迷い無くピッチに送り出す』

くらいは言って欲しいものだ。

ルイス・エンリケのラストゲームとなるのか。

ガバナンスに失敗した(というかメッシが突き抜けすぎているのだけれど)アトが無い男の決戦を刮目したいと思います。

 

バルサ

バルサ

ここにもある、危機?

ロナウド

ロナウド

2014-2015・コパ・デル・レイ・ベスト16・ファーストレグ、マドリード・ダービー@ビセンテ・カルデロン。

『危機と話すのは大袈裟だよ。アトレティコとの対戦はまだ90分残されている。次戦進出の可能性は高くはないが、我々は全力でそれを試みる』

冬のチャンピオン、マドリーですが、リーガに続きダービーでも0-2で敗れ失速。メッシ同様ロナウドも先発せず。ゲーム開始当初はインテンシティに溢れ、ボールを持ってまずまずだったと思いましたが・・・。

『チームは彼らの(ラモスが不用意だった)PKまで試合をコントロールしていた。だが、我々には奥行きのあるプレーが欠けていたんだ。アトレティとの対戦はとても難しい。我々はもっと縦に早いプレーを必要としている』

ポゼッションはやっぱ向いてないか。ベイルはセルフィッシュに空回りし、ベンゼマとハメス・ロドリゲスはエアーだった。クロースは疲労感満載で(この日先発した)ケディラは右往左往するのみ。マルセロとイスコは奮闘していたが、右サイドバックのアルベロアは(いつもの如く)無視された。

ネットを揺らす感じが皆無だった(アトレティコがソリッドだったが)。

セルヒオ・ラモスは、

『僕たちはプレミアリーグから多くを学ぶべきだ。PKの際に、ファウルとされるアクションがあったとは思わない。プレミアはたくさんのファンが見て楽しんでいる。だから、そう言っているんだ。負けた時にジャッジについて話すのは簡単だ。だから、強調することはしないよ』

と語りましたが、苦しい言い訳だ(完全にペナルティだった)。

ハメス・ロドリゲスは、

『プレーは彼がジャッジするのだけれど、常に疑いを持っていた。彼は疑い、疑い続け、いつもアトレティコのために笛を吹いていた』

負けがこむとやはりこうなるね。

 

アトレティコ

シメオネ

シメオネ、勝つことに際しては素晴らしいの一言だ。

『マドリーの方が良い形で試合をスタートさせた。だが選手たちは良いリアクションを見せたね。前半に少しずつリズムを手にして、時間とともに競争的なチームとなっていた。後半はとても素晴らしく、規律が取れ、懸命に働いていたよ』

『争いに臨むという以外のプレー方法は理解できない。そして外部との競争に臨むためには、内部での競争が必要不可欠なんだよ。3つのコンペティションに臨むためには、20~21選手が必要となる。このチームは競争的であり、どのようなコンペティションも争っていく』

ゴールが決まった時のボールボーイを務めた息子さんとのセレブレーションが強烈に良かったですね。

 

フェルナンド・トーレス

スウィート・ホームに帰還したエル・ニーニョ、トーレス。

まだまだですけれど、このゲームで見せていたインテンシティとシメオネがいれば復活するかもです。

それにしても・・・大したフットボールじゃないんだけどなぁ(負け惜しみ)。さぁ、次は未明なバルサ。どうなるか。もちろんライブ視聴です。

おやすみなさい。