La Decima!! Campion of “2014”

マドリー

マドリー

2013-2014・チャンピオンズリーグ・ファイナル、マドリード・ダービー@エスタディオ・ダ・ルス/リスボン。

“個”対“集団”。

それも圧倒的な“個”に対峙する闘う“集団”と形容されたファイナル。ここまで素晴らしいシーズンを送っているロヒ・ブランコ。このゲームも開始から激しく、バランス良く白い巨人に何もさせなかった。

36分に『聖』イケルのミスからゴディンの力ないヘッドがゴールラインを越えてもそれは変わらず、ほぼ完璧だった(ゲームとしてはけっこう退屈だったが)と思う。

そしてそれは90分間続いた(65分過ぎから徐々に足が止まってきてはいた)が、あと5分で栄光のビッグイヤーを手にするところだったのに、『愛すべきクソったれ』の起死回生のヘッド(それは一昨シーズンのドログバのソレのように劇的だった)でテンションが切れてしまった。

この日キレ過ぎていたディ・マリアのシュートの溢れ球を1億ユーロの男が頭で押し込み、後半途中出場した攻撃には秀でるセレソンの左サイドバックが豪快に蹴り込み、最後はこの日ほぼ見せ場が無かったCR7がペナルティを決めてフィナーレを迎えることとなった。

アトレティコは“賞讃されるべき敗者”となり、昨シーズンのドルトムントと同様の結果に、ニュートラルな立場の僕は寂しさを禁じ得なかった。

93分までリードしていたのに。

5分のアディショナルタイムは長ぇーよ。

フットボールではよくあることだが、今シーズンはロヒ・ブランコのシーズンで良かったじゃん!!と思えて仕方なかった。

フットボールの女神は余程お金持ちが好きらしい。

最後はマドリーが、投資資金に見合う果実を手にし偉大なデシマで幕が降りた。

 

シメオネ

『悲しさは感じない。自分の目標を達することができなかったことに対するビターな気持ちが残っている。レアル・マドリーは後半、より良くなった。我々は全員疲れていたが、相手は少し良くなった』と語ったシメオネ。長過ぎるアディショナルタイムに対しては、『レフェリーが望むときに試合は終わる。私が言うことはない』と相変わらず渋過ぎるコメントを残しました。

クロップのようなユーモアはないけれど、カッコいいですね。

 

ゴディン

運もあったが・・・。

早すぎた先制点だったのかなぁ〜。

 

カシージャス

カシージャス

不用意な飛び出しで頭を越されてしまった『聖』イケル。

ラ・ロハの僚友に救われました。ペナルティキック合戦となって、クルトゥワとのマッチアップが観たくもありました。

 

セルヒオ・ラモス

まさに起死回生。

ヤンチャなアンチャンが大きな仕事を成し遂げました。

『僕のキャリアで一番重要なゴールだ。最後まで戦い抜き、ファンに信じられないほどの喜びを与えることができた。これは僕のゴールではなく、最後まで僕たちを後押ししてくれたマドリディスタ、家族、みんなのものだ。長い間待ち続けた。僕たちは優勝にふさわしい』

『ゴールについては、どんな感覚か説明できないよ。すさまじいスピードで、理解できなかった。僕たちは偉大すぎるライバルを相手に、歴史をつくった。フットボールを愛するすべての人とこのチャンピオンズリーグを祝いたい』

 

ラモス&カシージャス

そして、僚友カシージャスに対してはこう言ったみたいです。

『今日の抱擁は、数年前に交わさなければいけなかった。ゴールを決めたときは『君は愛すべきクソったれだ』って言ったよ』

 

ベイル

ベイル

3度あった決定機は逃しましたが、最後に美味しいところを持っていきました。

信じて走っていたかいがありましたね。

『今シーズン、ここまでアトレティコと4回対戦したけど、どれも厳しい接戦だった。彼らに先制されると、守備を崩すのは困難になる。幸運なことに、アディショナルタイムで追いつくことができた』

『僕は逃したチャンスのことを忘れて行き続ける。それを過去の経験から学んだ。そうすれば、また機会がくることがある。うれしいことに、僕は決定的なゴールを決めることができた。それがラスト10分の勢いになった。チャンピオンズリーグ優勝は全てのフットボーラーの夢だ』

『(トロフィーを掲げることは)信じがたい感覚だった。説明できないね。ずっと記憶に残るよ』

 

マルセロ

マルセロ

容赦ないシュートを放ち3点目を奪ったマルセロ。

攻めなくてもいいのに(笑)。

 

ロナウド

足が縺れてましたがね。

17ゴールは見事という他ありません。

 

アンチェロッティ

モウのオヤジやペップよりも凄い成績を残す名将のアンチェロッティ。

調整型の中間管理職。

3度のチャンピオンズ制覇には脱帽です。

 

マドリー

くっそーーーー。

おめでとうございました。

 

ジエゴ・コスタ

わずか9分での交代。

前線でボールが収まらず、この怪我がやっぱり痛すぎましたね。しかし、素晴らしいシーズンでした。

お疲れさまでした。

日はまた昇るハズ

シメオネ

シメオネ

道を見失わなければ。

2013-2014・リーガ・エスパニョーラ最終節、バルセロナVSアトレティコ・マドリード@カンプ・ノウ。

インテンシティは見せた。

何かと批判された、置物になってしまったメッシでさえディフェンスするシーンが観られた。

前へのソリッドな意思とゴールを奪うというタフなミッションを、アレクシス・サンチェスの豪快なゴラッソ(34分にまさに炸裂した)が結実させかけた。しかし、シメオネに導かれたロヒ・ブランコは、残り45分がスタートした瞬間からペースを奪い、周到に用意したであろうセットプレイで49分にゲームを振り出しに戻すことに成功した。

エンパテではリーガはアトレティコのものとなる。

沈むことなくゴールへ向かう姿勢は見せてくれたバルサだったが、ネットを揺らすことは叶わなかった。

前半終了間際から押し込まれていたバルサ。ハーフタイムで息を付いて復活するどころか、完全に押し込まれ決壊。幾度となく指摘されていた弱点のセットプレイ。栄華を極めたペップ・バルサならネットを揺らす術を持っていたが、マルティーノ・バルサはとうとう見付けられず無冠でシーズンを終えることとなった。

『アトレティコこそ正しい王者だ。彼らを祝福しなければ』とイニエスタは語ったが、『バルサは道を見失ってしまった。自らを戒めなければ』ならない。

まずは熱い屈強なセントラルの補強だ。ダヴィド・ルイスが本命視されているが、必ず新戦力を補強しなければならない。

シュテーゲンの入団は確実だろうが、ポルテーロからビルドアップするバルサに順応しなければならない。

アウヴェスが残留するかどうかは不透明だが、凡庸で無意味なクロスを上げ続けるならモントーヤでいいだろう。

この日、素晴らしいゴールを上げたアレクシス・サンチェスは何を置いても残留させなければならない。

ベイルに遅れをとった、ピッチを転げ回るだけのブラジルの至宝はボールを持ち過ぎる。

先日、世界一のサラリーで契約更新に合意したと言われる『神』メッシをヤル気にさせる指揮官が必要だ。

ルイス・エンリケに出来るだろうか。

やってもらうしかないのだけれど・・・。

サイクルの終焉と騒がれるが、ミュンヘンに惨敗した昨シーズンから転げ堕ちている。

あの美しかったバルサはもういないが、また新しく世界が模倣を試みるプレイスタイルを築けるハズだ。全ては確固たる熱い意思と明確な戦術と方法論を持つマネージャーに懸かっている。

日はまた昇る。

ワールドカップが終わればまたすぐに新しいシーズンがやってくる。

 

カンプ・ノウ

カンプ・ノウの雰囲気は最高だったけれど・・・。

 

サンチェス

ゴラッソ!!!。

しかし、このシュートがゴール右上隅を駆け抜けた時にも優勝出来る感じがしなかった。それが問題だろう・・・。

 

ゴディン

アトレティコ

繰り返す過ち。

なんてことないコーナーキックに何も手を打てなかったことも問題だろう。

 

ネプチューン広場

お祭り騒ぎのネプチューン広場。

羨ましい。

 

アトレティコ・サポ

アトレティコ・サポ

おめでとうございました。

『ファンの姿、マドリッドがロヒブランコに染まるのを見たくてたまらないよ。ただ今日は歴史を築くことができたものの、まだ土曜に試合が控えている。我々はその試合のための準備を始めなくてはならない』と語ったシメオネもさぞや喜んでいるだろうなぁ〜。

そして、週末はチャンピオンズ・ファイナル。こうなれば2冠達成しかないだろうね。マドリード・ダービー@リスボン。

観ませんよ、まったく(ウソです)。

悲喜交々

ジェラード

今週は色々ありました。

ライブで観ることは出来ませんでしたが、リヴァプールがクリスタル・パレスに3-0から追い付かれ痛過ぎるドロー。

これでプレミア制覇は難しくなってしまいました。悲し過ぎましたが、これがフットボールというものでしょう。楽勝な感じだったのになぁ〜。

 

アトレティコ

ジエゴ・コスタ

リーガでも@シウター・デ・バレンシアでアトレティコがレバンテに0-2でまさかの敗戦。

残り2試合を全部勝てばリーガを制する状況は変わりませんが、最終節は@カンプ・ノウです。文字通り、ファイナルからファイナルへ。シメオネに、アトレティに女神は微笑むでしょうか。

最終節のバルサとの一戦で雌雄を決する状況になって否応なしに盛り上がりたいものです。

 

ロナウド

ミッドウィークでマドリーがまさかのエンパテ。マドリーは脱落で(たぶん)愛しのバルサは千載一遇のチャンスが巡ってきました。

 

バルサ

メッシ

なんだかなぁ〜な三つ巴の展開でしたが、最後(何回目?)のビッグチャンス。勝つしかありませんよ、ホントに。

メッシ、何とか復活してもらいたいものです。

 

シメオネ

『我々の眼前には、エモーショナルかつ、純粋にフットボールだけが存在する3週間が存在している』

『現在のリーガはとても面白い』

熱いゼ!!

再び史上初のファイナルへ

モウリーニョ

2013-2014・チャンピオンズリーグ・セミファナル・セカンドレグ、チェルシーVSアトレティコ・マドリード@スタンフォード・ブリッジ。

『やはりそう上手くは行かなかったな』というのが僕の率直な感想だ。36分にアトレティコのカンテラ育ち、フェルナンド・“ニーニョ”・トーレスがいささかラッキーなカタチでゴールを上げてもその気持ちは揺るがなかった。

案の定、10分も経たずに前半終了間際に追い付かれてしまう。守備的戦術の達人率いるブルーズが、あと数分で終わるハズだった44分に失点してしまったのだ。後半もアトレティコに勢いがあった。アウェイゴールで精神的にも優位に立っていただろう。ジョン・テリーのヘッドがヒットしたがクルトゥワがセーブし、その数分後にペネルティを献上し、リスボンがチャンピオンズリーグ史上初となるホームタウンが同じチーム通しのダービ・マッチとなることが確定した瞬間になった。

『ディテールが勝敗の分かれ目となる』とはいつものモウのオヤジのコメントだが、まだよく分からないのだが、この試合もまさにその“ディテール”が勝敗を決したのかもしれない。

ブルーズもロヒ・ブランコも攻めていた。ゴールを決めて、リスボンへ行くんだというインテンシティがあった。しかし、1点ではやはり駄目なのだ。10分足らずで追い付かれてモウのオヤジの戦略は破綻してしまった。

細かいの守備の綻びもあったが、やはりシメオネが見事というほかないだろう。昨シーズンのコパ・デル・レイ・ファイナルでマドリード・ダービを制してからの自信のようなものが、チームをより団結させ勝利に結び付いているように思えてならない。リーガでも見事に首位を走り、2冠の可能性が現実味を帯びてきた(マドリーが勝っても2冠だな)。

昨シーズンのドイツ・ダービーに続く、今シーズンはマドリード・ダービーとなったファイナル。フットボールの女神は粋な計らいをするものだ。

そして僕は、アトレティコが勝利するにベットしたいと思う。昨シーズンのような熱い、面白いファイナルにならんことを祈念して。

 

トーレス

右サイドからのグラウンダーの折り返しを見事にヒットさせ(ディフェンダーに当たってコースが変わったが)ネットを揺らしたフェルナンド・トーレス。

やはり、ゴール・セレブレーションは行いませんでしたね。いつも非情なゴールを上げるイメージがありますが、この日は自身にとって久しぶりのゴールを古巣相手に上げましたが、アトレティコ・サポを喜ばせただけに終わりました。

 

シメオネ

もう何度も述べましたが、お見事と言う以外ありません。

『満足している。(1点を追う状況での)1点目が重要だったし、後半の立ち上がりが素晴らしかった。攻撃ではマリオからチアゴ、その後にサイドと、素早くボールを繋ぐ必要があった。それができれば、チェルシーの守備を破ることができるからね。逆転してからは試合に支配者になることができた』

『(失点後の)チームのリアクションは、みんなの記憶に残るものだ。CLで偉大な歴史を築いた強大なチームを相手に、我々はピッチを支配した。そこに満足している』

『美しく重要な瞬間ではあるが、ここにくるためにお金を使った人たちのために背負った、決勝進出をという責任を果たせて満足している。我々は常に苦労を強いられるチームで、今のような突出した状況をかみしめる余裕はない。レバンテ戦に向けて、回復に努めなければいけない』

とゲーム後に語ったシメオネ、シブ過ぎます。

『決勝進出のためにすべてを出した。レアル・マドリーも同じように、その舞台にふさわしい。PKは中央に飛んだけど、良い感じで蹴ることができたよ』と語った“野獣”ですが、この言葉が全てですね。

おめでとうございました。少し羨ましいですね。

ファイナルへの布石はバス横付け

モウリーニョ

2013-2014・チャンピオンズリーグ・セミファイナル・ファーストレグ、アトレティコ・マドリードVSチェルシー@ビセンテ・カルデロン。

リアリストの本懐、退屈。

ニュートラルな極東のフットボール・ラバーにとっては、まったくもって退屈でした。『勝利を意識した先発メンバー』とゲーム前に語った“ハッピー・ワン”。ランパードとミケル、ダビド・ルイスのトリボーテにウィリアンとトーレスにラミレスが先発した『4-3-3』の布陣でバス横付け。

泣けました。

カウンターが得意なアトレティコにボールを持たせ、専守防衛よろしく自陣に引き蘢ったチェルシー。ゴールが生まれる気配は微塵もなく、アトレティコにもゴールを許さずミッション・コンプリート。

90分の前半をスコアレスで終えて、残り90分。スタンフォード・ブリッジで1-0で勝てばイイんだろうけど、果たしてそう上手くいくかな?。

アウェイゴールを許すと状況は一変します。どのみちホームでは引き蘢れなハズです。

チェフ(肩を負傷した)とテリー(足首を捻った)を欠くセカンドレグ。週末のリヴァプール戦は捨てるような報道もありましたがどうなるでしょうか?。

シメオネ・アトレティの魂が“ハッピー・ワン”を凌駕するに1票を投じたいと思います。

『モウリーニョのフットボールは退屈だ♪』

 

シメオネ

『とても難しかった。準決勝という舞台におけるクラシックな試合だった。試合に勝つためのゴールを見つけることができなかった』と語った“チョロ”シメオネ。

『それぞれが最高と考えるプランを選択する。相手の監督が、ベストと思うプランを選択するのは当たり前のことだろう。それがフットボールなんだ。最終的に、(チェルシーは)彼らはポジティブな結果を手にした』

『(決勝進出の)パーセンテージは分からない。セカンドレグはチェルシーのピッチ、観客、雰囲気で争われるものだ。彼らにとって快適だろう。しかし、我々は謙虚な気持ちで戦う』と締め括り、週末のリーガへ向かいました。

優勝が掛かり尚且つセカンドレグの決戦が控える月末です。タフ過ぎますね。でも乗り越えて栄冠を勝ち取るんじゃないかと思えます。アトレティコ・サポが羨ましい今日この頃でした。

そして、明日未明は『矛』『矛』のビッグマッチ。スペクタクルを望むことは可能なハズです。

ライブ視聴を楽しみにしたいと思います。