914日ぶりの、まずは1冠

モウリーニョ

モウリーニョ

2014-2015・キャピタルワン・カップ、ファイナル、チェルシーVSトットナム@ウェンブリー・スタジアム。

“モウリーニョ・レッスン”。

1発勝負のファイナル。

やはり“スペシャル・ワン”は退屈なまでに“スペシャル・ワン”だった。

マティッチを欠く中盤にズマを起用する守備的プラン。元日に5発沈められた過ちを繰り返すはずもなく、守備的戦術で機を窺う。スパーズもまずまずのゲームの入りだったと思うが、如何せん守備的戦術に特化した“スペシャル・ワン”チェルシーの牙城を崩す術は抑えられ、エリクセンのFKがバーを叩いたくらい しか見せ場はなかった。

それでも前半をスコアレスで折り返せていればノーチャンスではなかっただろうが、セットプレイからの溢れ球を闘将ジョン・テリーがゴールに蹴り込み(ディフェンダーに当たってコースが変わった)ほぼ勝負が決したと思った。

そして、試合を殺すチェルシー。56分にセスクのパスをエリア内左で受けたジエゴ・コスタが縦へ侵入し振り抜いた左脚。こちらもディフェンダーに当たってゴールに吸い込まれ、チェルシーの勝利が確定した。

アザールのプレイは観ていてとても楽しいが、チェルシーのフットボールはツマラナイ(チェルシー・サポの皆さん、ゴメンナサイ)。

『モウリーニョは仕事をするためにやって来て、チームは実際にそれを成し遂げた。彼らは守らなければならないから守るのではなく、守ることが大好きで、楽しんでいるんだ』

『彼らは守るために生きている。毎回の試合でそれが分かる。だからこそ彼らは決勝戦を戦うたびに、ほとんどいつも勝つことができるんだ』

とティエリ・アンリはコメントしていたが、ヴェンゲルもペジェグリーニも“スペシャル・ワン”には敵わないのだから、これも致し方なしか。

『私の選手たちは、戦術的に見事だった。ファイナルには特定のコンセプトがある。もちろん、毎回決勝で勝つことはできないがね』

『我々に問題はなかった。その中で彼らは2、3のチャンスをつくっている。(クリスティアン・エリクセンの)FKはバーに当たったが、そのほかはうまくコントロールできていたと思う。カウンターで危険になるかもしれないと分かっていたが、決勝でやらなければいけないプレーをした』

と語った戦術の達人、ジョゼ・モウリーニョ。昨シーズンは無冠に終わったが、やはり2年目には完璧に仕事を遂行する。真のプロフェッショナルなのだ。

このままプレミアも手中に収めるだろう。マン・シティもガナーズも、ましてやロングボール・ユナイテッドも絶対に届かない。

ポチェッティーノやロジャーズ、クーマン等が奮闘はしているが、やはりマネーとヴァリュー、そして何かしらの非情さが足りないか。そういう意味では(紛れは多く観られるが)プレミアもリーガと変わらないのかもしれない。

兎にも角にも、今シーズンはジョゼ“ハッピー・ワン”モウリーニョのシーズンとなることが決まった週末だった。

 

テリー

チェルシー

見事に、フリーにテリーの元に溢れてきたなぁ。ゴールに捩じ込む気迫みたいなものがあったし、実際貴重な先制点となった。

 

コスタ

やはりシュートは撃つべきなんだなぁ。普通なら絶対入らないが、ディフェンダーに当たってネットに吸い込まれるもんなぁ。

やれやれ。

 

モウリーニョ

モウリーニョ

『私にとって重要なのは、少年の気持ちのままでいること。今回のファイナルの前、私は何年も昔に初めてファイナルに臨んだときと同じ気持ちでいた。その時と同じように勝利を喜べることが大事なんだ。52歳にして、子供の気持ちでいることがね』

ゲーム中にカメラにペットボトルの水を掛けてたもんなぁ。2-0で余裕があったからでしょうけど・・・。キャリア21個目のタイトルは、またまた(悔しいが)お見事と言わざるを得ないモウのオヤジらしい勝利だった 。

でもビッグイヤー含めてのトレブルは無いよ、絶対に(フットボールに絶対はないのだけれど・・・)。