さようならの手紙

ヴァルデス

ヴァルデス

◆ヴィクトール・ヴァルデスからの手紙◆

みなさんにさようならを言うお別れの瞬間となりました。

残念ながら、望んでいたように、ピッチに立ってフットボールをしながらお別れをすることはかないませんでしたが、人生とは時にそういうものです。その意味で、今年は僕にとって残酷な年となりました。

自分はどこから来て、どうなったのかを振り返る時間がありました。そこには、ここまで私を助けてくれたたくさんの人たちへの思いのみが浮かびます。その皆さんにこの手紙を捧げます。 

オリオル・トルト、ホセ・アントニオ・ポサンコ、フアン・マヌエル・アセンシ、ウルシシニオ・ロペス、アルベルト・ベナイジェス、アントニオ・オルモ、フアン・カルロス・ペレス・ロホ、ペップ・セグラ、キケ・コスタス、ジョアン・ビラ、ジョルディ・カステル・・・僕がなりたいと夢見ていたスポーツマンに育ててくれた先輩方。10歳の子供の時から、僕がカンプノウのゴールを守るGKにまで成長させてくれた人々。

全ての人達に感謝します。 

 

ヴァルデス

ルイス・フアンハールにありがとう。

彼の目だけがその才能を見抜き、僕に賭けるのに十分な勇気を見せてくれた。歴史的なバルサの建築の最初から関われたこの栄誉に僕は恵まれたのです。心から感謝しています。

 

ヴァルデス

フランク・ライカールトにありがとう。

僕に必要な信頼を与えてくれ、僕の手でパリの欧州杯に触れることができるその栄光まで到達させてくれた。どこにいても、僕の人生は永遠にあなたへの借りがあることでしょう、監督。

 

ヴァルデス

ペップにありがとう。

僕の知らないプレーへの扉を開いてくれ、成功を探し続けるための道への案内役となってくれた。一緒にその道を見つけられたよね?常に道はそこに残るよ、監督。それから、信じて、それは永遠に続くから。

 

ヴァルデス

ティトにありがとう。

どこにあなたがいても、チームとして勝ち続ける道だけでなく、人生に立ち向かっていくための力とその人としての道を教えてくれたことに感謝します。

 

ヴァルデス

毎日、このクラブ章旗を胸に、一緒に仕事を共有する光栄を手にし、この数年の間、作ってきたグループの中で、僕を重要な存在だと感じさせてくれたチームメートに感謝します。なぜなら、全ては彼らにたどり着くからです。ここに、今いるのは僕らなのだから。

みんなどうもありがとう。

そしてもちろん、この12年間、プロとしてこのユニフォームを来た僕にとって最も大切な人達のことを忘れたくはありません。僕の忠実なサポーターの人達。何が起きてもそこにいて、戦う僕に必要な力をいつも与え続けてくれた、毎回、祝う度に僕のことを誇りに思ってくれた、毎試合ごとに応援してくれた、僕にいつもそのポジティブなエネルギーを感じ続けさせてくれた、そしてこの何年もの間、僕に翼を与えてくれた人達。それなしでは、僕は一人ではやり遂げることができなかったことでしょう。 

ありがとう、ありがとう、本当に心からありがとう。

どうか、これからも僕のことを支え続けてくれるよう、お願いします。

いつまでも、永遠に FORÇA BARÇA!

ヴィクトール・ヴァルデス・アリバス

 

ヴァルデス

ヴァルデス

早く怪我から復帰することを祈念いたします。

またいつかどこかで。

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ティトに捧ぐ

バルサ

2013-2014・リーガ・エスパニョーラ第35節、ビジャ・レアルVSバルセロナ@エル・マドリガル。

ブスケツとマスチェラーの涙が印象的でした。

2失点から2つのオウンゴールで追い付き、最後はブスケツの浮きパスをセスクが頭で繋いでエリア中央に走り込んできたメッシがネットを揺らして辛くも勝利。

これだけでいいでしょう。

 

メッシ

メッシ

バルサ

マスチェラーノ

フットボールについて話すのは不適当。

このような状況ではフットボールは取るに足らないものだ的なことを語ったマルティーノ。しかし、この試合で不適切で深刻な出来事が起こったことは記しておきたいと思います。

 

アウヴェス

75分。

コーナーキックを蹴ろうとしたアウヴェスの元にバナナが投げ込まれました。人種差別の激しいヨーロッパでは起こり得ることではありますが、なんともクダラナイ行為でしたね。そして、アウヴェスは見事にそのバナナを食べて、何事も無かったように振る舞いました。

スペインでは『人種差別に対する最高の返答』と讃えられ、ネイマールやバロテッリはじめ多くのプレイヤー達がツイッター等でバナナを食べている画像をアップしました。

『(人種差別行為には)あのような行動を取ってやらなければならない。このようなことはもう、僕たちに変えられはしないんだ。11年前からスペインにいるが、ずっと同じであり続けている。馬鹿な奴らは笑ってやらないといけない』とゲーム後に語ったダニエウ・アウヴェス。

チャンピオンズリーグ等でも見られる“no to racism”のバナー。差別は無くならないと思いますが、それを許さない行為が重要なんだと改めて思いました。

 

教会

バルセロナ大聖堂でのお別れ。

 

バルサ

メッシ

アウヴェス&ネイマール

シャビ

カンテラ・カルテッド

お別れの時の画像数点。

ゲーム後シャビは、『ティトへの称賛として勝利を捧げたかった。勝利を彼と彼の家族に捧げるため、最後まで全力を尽くしたよ。身体の状態は悪く、最も難しい試合の一つだった。ティトという人物はとても重要であり、僕たちは模範的存在を失った。彼は僕たちの人生において、ずっと模範であり続ける』と語りました。

 

ビラノバ家

ティトのご家族。

ご冥福をお祈りいたします。

Ánimo! Valdés!! 2

ヴァルデス

前十字靭帯の断裂で最低6ヶ月は離脱することとなったヴァルデス。

今シーズン限りでバルサを退団すると言われていましたが、バルトメウ会長が、『ヴィクトールには、クラブには彼を助ける準備があると伝えた。ヴィクトール・ヴァルデスがここに残ってくれるのであれば、我々としてはうれしいことだ』と語った通り、セルタ戦がラストゲームでは余りにも切ないです。

バルサ特有のボールポゼッションは彼からのパスで始まります。度し難いミスに落胆させられたり、神掛かったスーパーセーブに歓喜したり、何度も一喜一憂させていただきました。時には×××××××と悪態を吐いたこともありますが、世界が驚嘆し模倣を目指したバルサのポルテーロは間違いなく貴方でした。

ワールドカップも出場不可能となって想像を絶する落胆があると思いますが、リハビリが上手くいくことを願って止みません。

バルサを去るにしても、今一度、必ず復活することを祈念してV・Vの思い出ギャラリーに浸りたいと思います。

 

ヴァルデス

ヴァルデス

若かりし頃の『クラシコ』でのヴァルデス。

ファン・ニステルローイをシャットアウト。

 

ヴァルデス

ヴァルデス

ロンゲ・メッシとの2枚。

兄貴っぽくてカッコいいですね。

 

ヴァルデス

ドン・アンドレスと。

若いなぁ〜。微笑ましいです。

 

ヴァルデス

『ラ・マシア』の先輩&後輩と共に。

復活しかありませんよ、Ánimo! V V!!。

そして、次はカタルーニャ・ダービー。バルサも前へ進むのみです。ランチタイム・キックオフが心配だなぁ〜。

Ánimo! Valdés!!

ヴァルデス

ヴァルデス

ヴァルデス

2013-2014・リーガ・エスパニョーラ第30節、バルセロナVSセルタ@カンプ・ノウ。

まずは謝ります、リーガ連覇を逃したと書いて。

このゲームの後でマドリーがサンチェス・ピスファンで敗れ、リーガはバルサ次第の状況(アトレティコが首位で1ポイント差)となりました。

そして、ゲームは6分に動きました。綺麗な崩しからネイマールがアレクシスの折り返しをゴールに流し込み先制し、30分にはイニエスタのスルーパスに走り込んだメッシがキーパーを躱し右足でゴールに蹴り込みゲームを有利に運びます。この2つのゴールで“クラシコ・ウィルス”からは解放されましたかね。

メッシのゴールの前にヴァルデスが負傷退場し(かなりヤバい雰囲気/ゲーム後、前十字靭帯の損傷で最低でも6ヶ月程度の離脱と報じられました)騒然とした中での2点目がバルサに、リーガでバウンスバックするチャンスを与えましたね。

67分には、またまたアレクシスのフィードに反応したネイマールが単騎ドリブルでエリア内に侵入し、この日2点目となるゴールを決めて試合を殺しました。

バルサにとって、カンプ・ノウでリーガ通算1000勝を上げることとなった記念すべきこのゲーム。ヴァルデスの長期離脱(もう今シーズンは戻って来れませんので、バルサを去ると表明していたヴァルデスにとっては最後のゲームとなったかもしれませんし、この負傷で移籍話しが頓挫するかもしれません)は、これからのビッグマッチに向けて不安要素となりますが言い訳は出来ません。

マルティーノがゲーム後に、『非常に大きな痛手だ。だが、このチームはずっとそういうことに耐えてきた。我々は前進する。シーズンのこの段階で、すでにあったことがまた起きるとは思わなかった。チームは今季、何度もこういうことを経験してきたんだ。この痛みは別にして、私はそれを言い訳にするつもりはない』語ったように、バルサのゴールマウスを長きに渡って守ってきたヴァルデスに捧げる勝利をこれからも得るのみです。

 

イニエスタ&メッシ

ネイマール&イニエスタ&メッシ

マルティーノが見つけたリーガ連覇、ビッグイヤー&コパ獲得の“解”。

イニエスタが(大事を取ったと思いたい)前半だけで交代しましたが、来週のミッドウィークはアトレティコとのチャンピオンズリーグ・ファーストレグも控えここからがシーズンの正念場です。

 

ネイマール

wowow解説の都並さんが、右のエストレーモの方がフィットしている的なことをおっしゃってましたが、メッシを真ん中に左にイニエスタ、右にネーマールがベスト布陣かもしれません。メッシが完全復活した中で、これから勝ち上がるにはネイマールの活躍はマストで鬼に金棒。コンディションを上げて行ってもらいたいものです。

 

ヴァルデス

挫けないでリハビリ頑張って欲しい。

出来るだけ早い回復を祈念して今一度、Ánimo! V V!!

緩過ぎたプレイとメッシのためにという遊びで自滅

バルセロナ

2013-2014・リーガ・エスパニョーラ第22節、バルセロナVSバレンシア@カンプ・ノウ。

酷過ぎたヴァルデスを久々に観た。2枚のセントラル、ピケとマスチェラーノも低調だった。スピード豊なアルバも失点の起点になって、フラストレーションによる1枚目のイエローも不要だったし、結局は2枚目を甘受するドブレ・アマリージャでゲームは終わってしまった。

開始早々の7分にサンチェスのラッキーなゴールで先制したにも係わらず、2点目のチャンスも少なからずあったが決めてゲームを殺さないと痛過ぎるツケを払うこととなる。バレンシアのデキは全く良くなかったにも係わらず、前半終了間際に守備がもたつきカウンターからパレホに綺麗に決められてしまった。

完璧にボールは持っていていつものバルサだったが、失点するサマもいつもの悪いバルサだった。

解説の安永くんも言っていたが、何かメッシに決めさせようとしていたフシが見受けられ(安永くんが言ったからではない)、遊んではいないだろうが、遊んでいると言われても仕方ない。

後半。立て直さないといけなかったが、ヴァスデスが目測を誤り、アウヴェスが自分よりも小柄なピアッティに競り負けふわりと浮いたヘッドがゴールラインを割ってしまって、負わなくてもいいビハインドを負ってしまった。

54分にラッキーなハンドで得たペナルティを蹴り込んで追い付いたが、その5分後にあっさり失点し、シャビを下げてイニエスタを入れて前への活性化を図ったマルティーノだったが、アルバが退場し痛過ぎる勝ち点3のロスト。マドリードの2チームが好調なだけに、直接対決までは失う勝ち点はない。

『厳しい結果だ。優勝の可能性が削がれたわけではない。が、これまでとは完全に違うリーグ戦が、これから始まることになる』と語ったマルティーノだが、この試合からそうだっただろう?

後半に修正しなければならなかった。繰り返す、もう敗れることは許されない。

 

ヴァルデス

目測を謝るシーンが2度もあったヴァルデス。

反省だ。

 

バルセロナ

キックオフの前に、2月1日に亡くなった偉大な“ラ・ロハ”の父、ルイス・アラゴネスに黙祷を捧げるバルセロナの面々。アトレティコでの指揮が結果も出て有名だが、バルサでも対戦相手のバレンシアでも指揮を執ったアラゴネス。

 

 

このゲームには苦言を呈し、雲の上で眉を顰めていたかもしれない。

反省だ。

 

メッシ

まだ本調子とはいかない『神』。

決めていておかしくなかったシーンが2度はあった。チームメイトに取らせてもらう必要はない。自身の自信あるプレイで次節は流れからのゴールを観せてくれるはずだろう。

ラージョは賞讃に値したが

ヴァルデス

ヴァルデスも褒めるべきだろう!?

2013ー2014・リーガ・エスパニョーラ第5節、ラージョ・バジェカーノVSバルセロナ@バジェカス

ポゼッションを棄てたバルサ。敢えてかどうかは素人には分からない。ホームのラージョは、スタジアムの特性も活かし躍動した。

この試合、317試合ぶりにポゼッション率が相手を下回った(49%)バルサ。

ラージョは果敢に前からプレスを掛けてボールを奪い、奪ったボールは時にはカウンターを、時には丁寧に繋ぎ、バルサを苦しめた。

ペドロのダイレクトシュートで先制された後のペナルティを決めていればゲームはもっと盛り上がっただろう。

バルサは自陣で何とか凌ぐのがやっとだった。そこから繋いで前へいくことは叶わず、ペップが仕上げた華麗なまでのトライアングルはとうとう観られず、大きく蹴り出すシーンが頻繁に映し出された。

『ティキ・タカの奴隷だった』と先日コメントしたのは、この世に生まれた瞬間からバルサのクレのセントラルだったが、少なくともこの試合は『ティキ・タカ』から解放されていた。

世界の頂点に立って5年。

世界はバルサを目指し、バルサ打倒を掲げ対策を講じてきた。ミュンヘンで無惨に散った昨シーズンからの立て直しが急務だが、まずは無意味に繋ぐ、安全に繋ぐことを放棄するのかもしれない。

縦へ速く。

ネイマールという弾丸を手にし、よりその意識を持つのかもしれない。開幕から好調なバルサの4番は、縦への飛び出しとタメが抜群に上手い。パスも1級品だ。マルティネスの掲げる『ニューバルサ』に恐ろしくマッチしているのだろう。試合を決める4点目も決めた。

メッシとネイマールもショートカウンターは母国では十八番だ。優秀なアタッカーもいる。ドルトムントのような、マドリーのカウンターとバルサのプレスを融合させたスタイルでヨーロッパをアッと言わせた例もある。

リベリーとロッベンの両翼を抱えるペップもバルサのようなトライアングルではなく、どちらかというとオランダ的ウインガー『4ー3ー3』で新しいモダン・フットボールを構築していくのだろう。

フットボールの最前線は、新しいパラダイムを生み出そうとしている変革期なのかもしれない。

そして、バルサの変化はこのゲームだけだろうか?

シャビとイニエスタはどう思っているだろう?

クライフはきっと噛み付くだろう。それが老害というものだ。

エレガントかつ史上最強だった時代を振り払うことは出来るのだろうか?アルゼンチンから来た指揮官と共に、バルサはまた黄金期を築けるだろうか?

懐疑的なカタルーニャの人達のように、僕もまた懐疑的だ。

バルサは美しく繋いでネットを揺らす。

それがハンドボールのように退屈であろうと批判されても。これだけは忘れないでもらいたいと、極東の片隅から祈らずにはいられない日曜の未明だった。

 

ペドロ

メッシからのアシストを受けた1点目。

 

ペドロ

ペドロ

セスクの左からのグラウンダーのクロスを合わせた2点目。

 

ペドロ

ネイマールの優しいラスト・パスをゴールへパスしハットトリック完成。

前線の3枚は速くて上手い。

暫くはショートカウンターが多くなるのかな?

 

セスク

アシストと得点で絶好調!!っていうか、今のシステムにハマり過ぎだ。

『ドン・アンドレスよりファブレガスか?』って。

もちろんどちらも必要だ。

 

ヴァルデス

今日はこのオコト。

今シーズン限りでフリーでカタルーニャを去るのは惜し過ぎるが、自らの不断の努力で己の価値を上げまくり。

もういい加減、度し難いミスを忘れてあげようかな。

メッシ・メッシ・メッシ

メッシ

メッシ

メッシ

2013-2014・リーガ・エスパニョーラ第3節、バレンシアVSバルセロナ@メスタージャ。

まだまだメッシ頼みは否めませんでした。

スーペル・コパでのスコアレス・ドロー(アウェイゴールで勝つには勝ったが)、第2節のマラガ戦での苦戦。この試合はどうなるかな?と思ってましたが、前半でのメッシのハット・トリックで何とか開幕3連勝(前半終了間際にポスティガに2発返される失態はいただけません)となりました。

 

セスク

開幕から好調のセスク。

メッシへのスルーパスは完璧でした。今シーズンはビッグ・マッチでも結果を出して欲しいですね。

 

バルサ

3点目はエリア内左でネイマールが仕掛け、中央を走り込んできたメッシがダイレクトで合わせる見事なゴールでしたが、まだまだ充分にフィットしているとは言い難いですね。

ドリブルは引っ掛かるし、アルバやイニエスタとのコンビネーションもまだまだなネイマール。もう少し時間が必要かな?

そして、もう一つの懸念のセントラル。前半にポスティガに2発返され冷や汗ものでした。ヴァルデスが好調で事なきを得ましたが、2失点目のコーナーからの失点はマークが上手くいってませんでした。

今シーズンからセットプレイはマンマークで守るシステムを摂っているバルサですが、グラン・カピタンの早い復帰が望まれます。

 

メッシ&ネイマール

メッシ

メッシ&ヴァルデス

メッシの3点目は、ネイマールとの歴史的コラボの瞬間ではあったけど、クライフの指摘が懸念が解消されたとは言えませんよね。

しかし、例年低調なシーズン序盤を3連勝出来たことはリーガ連覇に向けては好材料。インターナショナル・マッチ・ウィーク開けからはチャンピオンズ始まります。まずは、怪我せず無事にバルセロナに戻って来てもらいたいものですね。