夢から醒めた夢?

シンプソン

ダニー・シンプソンの酷すぎる2枚目のイエローが、歴史的なシーズンを台無しにしたかもしれない。

2015-2016・プレミアリーグ第26節、アーセナルVSレスター@エミレーツ。

攻めるガナーズと守るレスター。開始1分も経たずにレスター・ゴールを襲ったアーセナルのこのゲームに賭ける意気込みとインテンシティが伝わってきたキックオフ直後。徐々に落ち着きカウンターを見舞おうとするレスター。期待が持てる雰囲気に満ちたゲームにテンションが上がる僕。0-0の緊迫した鍔迫り合いで進む前半だったが、ヴァーディがヘッドを枠内に飛ばし最初にゴールに近づいたのはレスターだった。単に守るだけじゃないレスター。そして前半終了間際にそのヴァーディがモンレアルを誘いPKを得た。ここまでプレミア得点王のジェイミー・ヴァーディが自ら得たPKを豪快に右に蹴り込み、レスターが先制に成功した。

ふう、ハーフタイムの間の一服がとても心地よい。

そして後半が始まる。このまま終わる訳には行かないホームのアーセナル。前半以上の更なる圧力でゴールをうかがう。このまま敗れれば(僕は敗れなくても)ヴェンゲルは代えた方がよかったが、54分に運命の分かれ道、愚か者の愚か過ぎるファウルでヴェンゲルは命を拾い、ラニエリは頭を抱える(もちろんそんな素振りはなかったが)こととなった。

ここからスピード豊かなウォルコットを投入し門を抉じ開けようとするアーセナル。耐えるレスター。しかし、レスターにとって(アーセナルにとってもだが)はあまりにも多くの時間が残っていた。繰り返されるサイドチェンジと両ウイング両ラテラルの突破に疲弊するレスター。とうとう74分にベジェリンのクロスをジルーが頭で落とし、そこに飛び込んできたウォルコットがきっちりとネットを揺らし1-1となった。

まだアディショナル・タイムを入れて20分はあったし、レスターが勝ち点をロストするのは明白だった。フレッシュなプレイヤーを入れてなんとか凌ごうとするラニエリだったが、如何せん攻撃することが叶わない。ヴェンゲルは10ヶ月ぶりにカムバックしてきたウェルベックを投入し最後の攻勢を掛ける。左でアレクシス・サンチェスとモンレアルが、右でウォルコットとベジェリンが何度も何度も仕掛け、中央でジルーやラムジーがゴールを抉じ開けようとした。

そして劇的な瞬間がアディショナル・タイムの94分に訪れた。ここまで40分近く耐えるという以上に戦っていたレスター。しかし、あと1分というところまで漕ぎ着けながら最後の最後でエジルのFKをウェルベックに頭で合わされ、ゲームはアーセナルがものにすることとなった。

両チームとも2度とアトキンソンのジャッジは見たくない・・・やら、後半のガナーズの攻める姿勢は「12年ぶりの戴冠」の資格がある・・・やらとミラーオンラインに書かれていましたが、アーセナルは優勝することができるだろうか?。レスターの夢は醒めてしまったのだろうか?。一人の愚か者の2枚のイエローカードで終わってしまうのはあまりにも悲しすぎる。まだ勝ち点差は2ポイントあるのだ。

レスターのバウンス・バックを期待せずにはいられない。

 

ヴァーディ

理想的な前半だったのだけれど・・・。

 

ウォルコット

ウェルベック

Mrヴェンゲルが放った2本の矢、ウォルコットとウェルベックのゴール。

 

モンレアル

救われたモンレアル。

 

シンプソン

度し難い愚か者のダニー・シンプソン。

 

カンテ

クロード・マケレレになれる逸材のカンテは攻守に獅子奮迅。

 

レスター

まだ終わっちゃいない。

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ジョー・ハートの股の先

ジルー

そこにあるのはゴールなのだ。

2015-2016・プレミアリーグ第17節、アーセナルVSマン・シティ@エミレーツ。

マンデー・ナイトのビッグ・マッチ。もちろん5時に起きてライブ視聴。ボールを持って攻める両チームに期待して観ましたが、なかなかの好ゲームだったと思います。ガナーズが持つ時間、シティが持つ時間と鍔迫り合いが続き、どちらかというとマン・シティが押していた中、33分のデ・ブライネの右サイドからの左ポストを掠めるかというシュートの直後にウォルコットの美しい一撃が炸裂しゲームが動きました。

 

ウォルコット

ウォルコット

左エリア手前でエジルからのパスを受けて、サニャが寄せてくる前にやや中央斜めに持ち出してからの一閃。怪我で離脱しているアレクシスのサイドで完璧な仕事をしました。

そして、前半終了間際にタイトルのゴールが生まれました。

 

ハート

エジルが今度はジルーにアシスト。ジルーのシュートは抑えたスピードのあるものでしたが、角度がなくここしかないところを抜かれた感は否めないです。

『閉じて欲しかった』の一言に尽きます。反対側にいるチェフならとか、デ・ヘアなら、ノイアーなら、ブラヴォなら、様々な思いが胸に去来しました。

後半はなかなかゴールが生まれませんでした。アーセナルが一度美しいパス交換からラムジーにビッグチャンスがありましたが、それはジョーが顔面でセーブ(笑)。

一方のマン・シティは、スターリングとヘスス・ナバスが入って縦に速くなりましたが、中央を固めるガナーズの壁を突破できません。しかし、82分に凄いゴールが生まれました。

 

トゥレ

トゥレ

サニャのパスにダイレクトで左足を振り抜いたヤヤ・トゥレの一撃。ボールは美しい弧を描いてゴール左隅上に吸い込まれていきました。

しかし、ゲームはこのままタイム・アップ。プレミアの頂上決戦ファースト・ラウンドはガナーズに軍配が上がりました。

 

ヴェンゲル

『両者が全力を尽くし、とても激しいゲームをした。我々は、スピリットや組織、輝きを見せたと思う。それらすべてで勝ち点3を手にした。勝利は常に自信を深めてくれる。こういうビッグ・マッチではなおさらだ。ただ、我々が気にするのはパフォーマンスやスピリットだよ。我々は向上への良い意欲を維持しており、こういう試合で勝つ力を手にしなければいけない』

『我々の自信は深まっている。とても、とても若いチームでたくさんの試合をこなしてきたが、今はより成熟している。こういう試合でそれが分かるね』

『我々は非常に野心的だ。このリーグはとても難しいから、しっかりと慎重にならなければ。チームに自信を与えてくれる(勝利だ)が、同時に我々は道のりがまだとても長いと分かっている。すべての試合がバトルだ。少しでも努力を怠れば、このリーグではノーチャンスとなる』

勝って兜の尾を締めたMrヴェンゲル。

 

ペジェグリーニ

一方の敗軍の将。

『過去ではなく未来を見ている。あと21試合残っている。我々は首位と2位に勝ち点6差、勝ち点4差だが試合はたくさん残っている』

『2点目が決定的だったと思う。我々はアーセナルより良いプレーをしたが、彼らは最初のシュートでゴールを決めた。それまでに我々はチャンスを作ったが、決められなかった。そういうときは失点するものだ。私は2点目が非常に重要だったと思う。我々のミスから(前半の)終盤に決まったゴールだったからね』

繰り返しますが、ハートの股です。

『我々はよりポゼッションし、より多くのシュートを放ち、よりトライした。だが勝つことができなかった。後半はよりリスクを背負い、少なくとも引き分けるチャンスはあった。こういう重要な試合では、ミスをしてはいけない』

そう、ハートの股。

 

デ・ブライネ

アグエロの美しいダイレクトから抜け出したデ・ブライネの一発が決まっていれば・・・。タラ、レバはダメですがね。

 

エジル

結果を出しまくる天才・エジル。

後半、守備固めでお役御免に不満顔(笑)。

忘年会シーズンで、飲みまくっての朝5時起きはかなり辛いですが、なんとか起きて観たゲームとしては観たかいがあったマンデー・ナイト・フットボール。

プレミアはクリスマス・ヴァケーションがありません。すぐに次のゲームがやってきます。

 

アーセナル

後輩とこのゲームを肴に一杯デス。

まぁでも、やっぱハートの股だよなぁ。