マン・シティに落胆

ベイル

ベイル

ベイル

走らないマン・シティ、当然のゴー・ホーム。付き合うマドリー、ラッキーでファイナルへ。ヨーロッパの頂点へ進むゲームとしては、明らかに凡戦だった。

2015-2016・チャンピオンズリーグ・セミファイナル・セカンドレグ、レアル・マドリードVSマンチェスター・シティ@サンティアゴ・ベルナベウ。

ガラス細工のヴァンサン・コンパニ。時代遅れのヤヤ・トゥレ。孤立無援のセルヒオ・アグエロ。ほぼ消えたケビン・デ・ブライネ。拙いクロス供給マシーンのヘスス・ナバス。攻撃のビルドアップが出来ないダブル・ボランチ。攻守がこんな内容では、勝てるゲームでも勝てない(引き分けには出来たハズだが)。ダビド・シルバ不在の影響だろうか、ネットを揺らす気配が皆無だった。加えて、ファイナルに行くんだというソリッドなインテンシティが見られなかった(少なくとも僕には)。マドリーは全然良くなかったというのに。これならパリが勝ち上がった試合を観たかった。図らずも、辛口ご意見番のロイ・キーンが言っていた『シティに信念がないのであれば、マドリッドに行く意味はない』を具現化してしまったのだ。

ゲームは、20分にベイルのシュート(グロスだったと思うけど)がフェルナンドに当たってコースが変わりそのままゴールに吸い込まれていった1点のみ(オフィシャル・スコアはOG)。両チームのサポーター以外はなんだかなぁな退屈なゲームだった。ライブ視聴していたのだが、眠気を振り払うのにホント苦労したゲームだった。

危惧してたとおりのマドリード・ダービー@サンシーロとなってしまったわけだが、シメオネがいる限り、このゲームのように退屈することはあるまい。

 

コンパニ

コンパニ、怪我しすぎ。ドリブルからパスを出した瞬間に右太腿が壊れた。

ヤヤ・トゥレはメッシのように走らず、メッシのような決定的な仕事もしなかった。

 

ペジェグリーニ

どうしようもなかったペジェグリーニ。辛酸を舐め尽くした地にカウンター・パンチを見舞うことは叶わなかった。

 

ロナウド

オイオイ(笑)。個人的最大の見せ場だったCR7のスラムダンク(笑)。ネットを揺らすことに懸ける貪欲さは間違いなく世界一だ。結局ゴールはなかったが、ファイナルへ行くんだという気迫を一番見せていたCR7。

 

デ・ブライネ

『まだ準備が出来ていなかった』では済まされないハズだ。

ペップはこのマン・シティをどう変えるだろう?。

“James Night” with manita

ハメス・ロドリゲス

ハメス・ロドリゲス

ハメス・ロドリゲス

何故かエントリーが消えてしまったので再エントリー(コピペ)。

アシストに豪快すぎるFKと美しいオーバーヘッド。バルサのゲームから連続ライブ視聴しましたが、開幕戦を外された鬱憤を晴らすかのようなハメス・ロドリゲスのスペシャルな活躍。マニータのおまけ。

2015-2016・リーガ・エスパニョーラ第2節、レアル・マドリードVSベティス@サンティアゴ・ベルナベウ。

(決まらなかったけど)セルヒオ・ラモスが見せたオーバーヘッドの方が強烈でしたが、それでもスーパーなプレイでネットを揺らしたハメス・ロドリゲス。ベンゼマのヘッドやベイルの豪快なミドル等、開幕戦のスコアレス・ドローの失態を払拭するマドリーの攻撃陣が爆発した一戦でした。

ベティスがヘボ過ぎて致し方なしですが、これでマドリーが上昇気流に乗るのが鬱陶しい。CR7は二戦不発ですが、BBC揃い踏みとなれば(当たり前だけど)かなり脅威です。

MSN対BBC。ここまで波乱含みのリーガですが、やっぱり2強かなぁ。インターナショナル・マッチ・ウィークが開けると、何かが見えてくるかもしれません。

ベニテスには死んで欲しかったんだけどなぁ。

 

ベンゼマ

マドリーの真ん中はやはりベンゼマですね。

フリーのロナウドにパスを出さずシュートをセーブされたシーンがありましたけど、やっぱりしっくりきます。

 

ベイル

ベイル

開始2分にハメスの絶妙なクロスに飛び込んで、ヘッドを沈めたベイル。それで気を良くしたのか、後半にドリブル・ミドルを豪快に捩じ込みました。

 

マドリー

あとはロナウドだけとなった白い巨人。

このままロナウドには眠っていて欲しいけど・・・、覚醒は時間の問題でしょう。

バルサも早く目を覚まさないとね。

厄介ですな。

スコアレスドロー

ベイル

オブラク

『(マドリーにとって)最低の中では最高の結果』

『アトレティコ・マドリーの守備は、世界最高レベルだ。オブラクは偉大な仕事をしたね』

2014-2015・チャンピオンズリーグ・クォーターファイナル・ファーストレグ、アトレティコVSマドリー@ビセンテ・カルデロン。

眠い目を擦りつつライブ視聴。前半はマドリーペースだったと思いますが、ベイル・・・あの決定機(一対一)は決めないとまた叩かれるかな。アトレティコはゴール出来る感じは皆無でした。セルヒオ・ラモスの不用意なパスを引っ掛けてからのグリーズマンのチャンス一度だったでしょうか。

マドリーにとっては、

『0-0以上のスコアに値したと思う。特に前半はね。前半のレアル・マドリーはファンタスティックで、意思の強さとともに素晴らしいプレーを見せた』

『後半は異なる内容になった。相手のプレッシャーがきつくなり、ボールを保持することが難しくなったからだ。この結果は良いものではない。だが、チームが示したプレーに対して自信も得ている』

勝敗はディテールに左右される。

『本当に些細なことだ。我々はチャンスを掴んで、全員が攻撃面で素晴らしい働きをした。だが、フィニッシュがうまくいかなかったんだ。次の水曜日のベルナベウでは、今日のような試合を繰り返さなければいけない』

アンチェロッティの思い描くようなセカンドレグとなるでしょうか。

 

シメオネ

『選手たちは素晴らしいリアクションを見せた。後半にはとても満足しているよ。通常であれば、前半に優位に立たれれば、後半にも相手に譲歩してしまうものだ。だが、この試合ではそうならなかった。我々は球際の争いでインテンシティーを持ち、ゴールを決める状況を生み出した。オブラクの出番は少なくなったね』

『(望んでいた結果か?の問いに)このような結果を手にしたというだけだ。我々は強大なライバルと対峙し、私は後半に見せたチームの変化を評価している』

『本命?。我々は期待と落ち着きでもって、重要な一戦に臨む。すべてがオープンなままだ。今日のような前半を過ごさないためには、もっとインテンシティーを高めなくてはならない』

とコメントしたシメオネ。

オープンなままでセカンドレグへ。突破の可能性は50%。だが、アトレティコにとって1ゴールがネクストラウンドへのチケットを手繰り寄せることとなる。マドリーはどんどん攻めてくるだろう。『聖』イケルの壁を破れるかは自分たち次第。

僕は、その可能性は少なからずあると思っています。