理想と現実の狭間

AVB

スパーズがAVBを解任しました。

リヴァプールに0ー5で敗れ堪忍袋の尾が切れたのでしょうか。マン・シティにも0ー6で惨敗していましたし、昨シーズンからのもう一段上を目指すチームとしては現状の7位は我慢ならないのかもしれません。

結構好きだったんだけどなぁ〜。

モウリーニョの弟子ってレッテルを打ち破ろうとし過ぎたのかもしれません。フットボールの経験が全くない青年監督。攻撃的なチームを模索していたと思いますが(スパーズの試合はあまり観てませんが)、ウェールズが誇るアタッカーをマドリーへ出した痛手。100億をドブに捨てた補強、ソルダードは全く持ち味を発揮出来ず右往左往しペナルティを蹴るのみ。ディフェンスラインを無駄に高く設定し、ネットを揺らされ続けた代償は高くつきました。

もっと引いてカウンターならもう少し上手くヤレたのでは?と思いますが、青年の理想がソレを許さなかったのでしょう。

新しい“何か”をプレミアに刻むことは叶いませんでした。

チェルシーでの蹉跌を、スパーズ1年目に昇華させたはずでしたがね。スパーズ史上最高の勝ち点を得た昨シーズンからの期待を胸に臨んだ今シーズン。

結局のところ、フットボールはホワイトボードでするのではないのだ、ということなんだろうと思います。一部を除いて、生身の人間が行う泥臭いスポーツなのだと。削ってナンボ、走ってナンボのプレミアリーグ。理想高き青年監督の夢想は無惨にも散ってしまいました。

寂し過ぎる“結果が全て”。

グッバイ、アンドレ。

僕は貴方を忘れません。我が家にある相方に買ってもらった『ヴィラス・ボアス・ストライプ』のネクタイとともに。

 

AVB

モウリーニョ&AVB

もうプレミアで指揮することはないだろうなぁ〜。ホワイト・ハート・レーンでのド派手なガッツポーズ、結構好きでした。

寂しくなりますね。次はリーガのミドルチームあたりがいいんじゃないでしょうか?

次が有るかは知りませんが・・・。